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ADAYのカウンターに座ると、正面にブランデーが並んでいて、イル・ド・レの姿もあったので、試してみました。凍らせてはいなかったのでロックで。 普通においしい。冷たいブランデーも悪くない。かなり濃厚に作られているのかもしれないな。 でもだんだん氷が解けてきたら、渋味が甘味を超えてしまって、香りもたたないし、いまいち。 凍らせたのを徐々に温度を上げながらまったり愉しむのはいいのかもしれませんが、ブランデーにはやっぱりロックや水割りはあわないような気がします。ウィスキーではそんなことないのに。単に慣れないせいでしょうか。
2006年08月31日
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今週は、家飲みに徹しようと、月曜日に心に誓った。誓っちゃうと、逆に飲みに出ずにはいられない欲求にかられるのはダイエットと同じか。 今夜は久しぶりに雲が薄く、西の空にはスイカをじゃぶじゃぶ食べたあとの皮の形の三日月まで出ているし、予想外に仕事が早く終わってしまったし、読みかけだった本も昨夜読み終わってしまったし・・・ そんな理由をいちいち並べなくてもいいのだが、結局白鯱号に乗って街に出かけた。 まずはADAYでバーテンダーのI氏と軽いおしゃべりをしながら一人で飲む。まだ9時。 そのあとどこへ行こうか迷ってしまったので、白鯱号にまかせて夏の終わりの空を翔け、ついたのはJazz Bar Lewis。 フライングシードさんがライブに行った前日以来。ここでも一人、まだ少し残っていたシグナトリーヴィンテージ1979のポートエレン。 ベースの振動をおしりに感じながら、ママとずーっと犬テーマのおしゃべりをした。 この今の気分をハン・ソロ状態に瞬間冷凍して持って帰りたい。壊れやすい記憶を抱いたまま細く急な階段をそっと降りる。月の沈んだ暗い夜に再び身をしずめる。冷たいプールに入るときのように。 凪、風もないのに涼しいね。ほろよい程度だが、妙に心がふわふわ浮いている。夢の中でスケッチブックを開けば、閉じ込めた時空間が解氷されるかもしれない。
2006年08月30日
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ブロ友のpepecatさんが、ブログをいったん終了すると聞き、とても寂しく思っています。いつか必ず再開してくれることを信じて、午前中、仕事の合間にコソコソ描いた「ナンセンス劇場」を贈ります。 もちろん、今夜BARナンセンスにいらしたお客様はpepecatさんと想定。猫客も陶酔するオリジナルカクテルをどうぞ。 3種類のお酒を使います。左から独ワインのカッツ、シングルモルトのクラインリーシュ(山猫が描いてある)、山ねこという焼酎(この間焼酎バーでみた)。究極のちゃんぽんで悪酔いは必須である。 まずこれを氷のはいったシェーカーにじょぼじょぼといれる。シェーカーをくわえてバックバーをよじ登る。 ちなみにバーテンダーは由緒正しく長靴をはくこと。 棚の最上段から、えい、やっ! 3回転を描くテクニックがないのかって?早すぎて目にもとまらないからあえて描く必要もないのだ。 最後にまたたびエキスをひとしずく垂らせば完成。 どうぞ、『キャットメロメロ』です(良い名前が浮かばなかったので、どなたかステキなネーミングを考えてやってください)。もちろん飾りは猫じゃらしである。 pepecatさんもご満足されているようだ。ちょっと太めに描いてしまったが他意はない。 最後にブログ再開を祈ってもひとつエールを贈りたい。 エールといえばビールでしょ。 エールといえばフレッフレッでしょ。 フレーッ、フレーッ、pepecat! はい、みんなで一斉にプシューッ! またのご来店をお待ちしておりまーす。
2006年08月29日
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昨日のセミナーの余韻を感じつつ、せっかくなので自分のハイランドパークへの想いを少し語ります。 これは1年くらい前に描いたHighland Park12。 蒸留所のあるオークニー諸島は、スコットランドの北で大西洋と北海に囲まれ、冬には連日立っていられないほどの強風がふき、海は多くの海流がぶつかりあう魔の海だそうです。 セミナーのスライドにも出てきましたが、海藻をえさとする野性の羊やたくさんのあざらしが棲んでいます。オークニーとはバイキングの言葉で「あざらしの島」を意味するらしいです。 あざらしで思い出すのは、以前紹介させていただいた「古城の幽霊ボガート」というスコットランドが舞台のファンタジーです。城の最後の住人のマクデボンさんの祖先はあざらしだったそうですし、幽霊ボガートはあざらしに変身したりあざらし語を理解します。 バイキングが侵略するずーっと昔、この島に住んでいた人々は、半分あざらしだったのではないでしょうか。あざらしの血が実際にまじっているかどうかはわかりませんが、人間もあざらしも同等に棲んでいたのではないかと思います。たまには喰ったかもしれませんが、喰うことでさらに同化していくみたいな。 ボトルにかかれたオークニーの海(夕焼けかなあ)やブロッガー環状立石をながめながらハイランドパークを飲んでいると、そんなわけのわからない妄想が湧いたり沈んだりするんです。 酔っぱらってるだけかもしれませんけどね。 この絵は、2年以上前にBARで飲んだときの初期作品です。ラベルにブロッガー環状立石が描かれているHighland Park18年。下のコメントが下手なコマーシャルっぽくて、ちょっと恥ずかしいですね。今飲む18年は、煙香は探すとふっといなくなるほどわずかなものですし、力強いというよりも複雑かつ微妙な感じで、とても交響曲的です。
2006年08月28日
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土屋守氏のHIGHLAND PARKセミナーに行ってきました。新宿までは、カクテルコンペの応援に行くバーテンダーや友人と一緒になり、色々話しているうちにあっというまでした。四ツ谷駅からぶらぶら歩きニューオータニに到着。 2時間あまりの会でしたが、いつも楽しい土屋さんのオークニー物語を聞き、ハイランドパーク5種をテイスティングしました。 12年、18年、25年、30年、1977バイセンテナリーです。30年なんてこんな機会でもないと口にできませんからね。オークニーへの憧憬を抱きつつ舐める18年も格別でした。 帰りは奮発してグリーン車。おみやげの12年のミニチュアボトルを早々と開けて、ちびちび舐めながら帰ってきました。 おみやげは、まずはハイランドパークミニチュアボトルセット。これは応募先着80名限定のおみやげ。フェイマス・グラウスとかマッカランとか合計6個のディスプレイ。キャンペーンのあまりって感じだけど、うちに飾っておいてもなかなかいいじゃん。 もう一つのボール箱を開けると、HIGHLAND PARKのロゴ入りショットグラス6個セットと12、18、25年の飲み比べ用グラス置きマット6枚。これは、もらって文句言うのもなんですが、店やってるわけでもないから、置き場に困るなあ。 そろそろ今年の夏も終わりに近づいてきました。夏の終わりはいつも寂しいです。
2006年08月27日
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自分のブログを開いて驚きました。帰宅後に更新したらしい。我ながらすごい執念だなあと感心します。なるほど、何時かわからなかったけど、2時頃帰ってきたんだ、ふーん・・・ 昨夜はまず焼酎バー『きっぴす』に行きました。2,3度行ったことはあるのですが、一人ではいるのは初めて。 焼酎が350種類くらい置いてあるそうですが、今夜はあまりコアな客はいないみたいです。左のオジサンは一升瓶のキープボトルを飲んでいらっしゃいます。右のオジサンは3日連続来ているそうですが、ビールを一杯飲んでまた明日といいながら帰っていきました。 「さつま軍鶏の焼き」を注文。歯ごたえと皮の脂とジビエっぽい凝縮した肉味で、まいうーです。辛みそもからしもどっちも合う。芋焼酎にも合うというので、 お勧めでだしてもらったのが、鹿児島県西酒造の「富乃宝山(とみのほうざん)」。芋は苦手と思っていたけど、意外とすんなりいける。香り華やかですが、初留の臭さはない。味わいあるウォッカの一種って感じですね。うまいです。ロックですが、たっぷりはいっていてかなりやばい。 カウンターの奥を見れば、他にも宝山と書いてある瓶が数本並んでいます。何が違うんだろうと思って聞いてみたら、麹が違うのだそうです。上は黄色麹。日本酒にも使うらしい。「麹が違うとワインでいったら赤と白ほど違いますよ」って、それはいくらなんでもおおげさでしょうが、そう言われたら試してみずにはいられません。黒麹(アスペルギルス・ニガー)を素でいただきます。 ラベルも黒い「吉兆宝山」。ほうっ、こっちはちょっとくせがあるけどとても香ばしい。芋なのに栗を焼いたような香ばしさがあって、Qu:sireやウエイツで飲んだカリラを思い出す。うまいじゃん、あっというまに苦手克服か? これだけでかなり酔ってましたが、このまま帰るのは寂しいからと『すごもり』→『LVSJ』の泥酔まっしぐらコース。さらにカラオケ行こうと誘われましたが、なんとか振り切り帰宅しました。 明日は夏の思い出づくりに、ニューオータニで土屋守氏のハイランドパークセミナーに参加する予定です。
2006年08月26日
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きっぴすで、Beer and 焼酎。巣ごもりで真夏ソルティと山崎12.LVSjでワイン&ボウモアの牡蠣。べrpべろっす。おしっこが焼酎の匂いなんですけどー。
2006年08月25日
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おみやげの軽井沢高原ビール2本目は、「seasonal」。シーズナルは各年ごとに違った味をお届けする企画物らしく、2006年は「Scottish Ale」。 ダークな色合いに、麦麦しい風味がとても強くて香ばしく、ピーティでもある。まるでシングルモルトを飲んでいるかのようです。実際に、使用している麦芽の一部はピートでいぶしているらしい。やるな、おぬし。 今は、もう一種類の「Wild forest」を飲みながら書いています。これは澄んだゴールドで、華やかな香りが立ち、シャープだが喉ごしはスムーズ、苦味ホップがぴしっと後味を引き締めています。 実は、以前ヨナヨナエールを飲んだとき、生々しすぎて苦手かなと思いました。今回違うバージョンを3本飲んですっかり軽井沢高原ビールを見直してしまったので、改めて飲むと印象が違うかもしれません。確かhiko1963さんや汪(ワン)さんも以前ナイスな印象を報告されていましたし、そのうちまたヨナヨナ飲んでみます。
2006年08月24日
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この間キャンプへ言ったとき、子供の工作教室というアトラクションがありました。竹とんぼや木の実を使ってペンダントなどを作るのですが、子供達に混じってこっそりコースターを作りました。 勝手にいつものBARの名前を借りました。薄く字を彫って、その上をマジックでなぞって、最後に紙ヤスリをかけただけ。ちゃちい夏休みの工作です。 先日お店に伺ったとき、使っていいかおそるおそる出しましたが、快く使用許諾。 えへ、えへ、僕だけみんなと違うオリジナルコースターずら、ちょっとうれしいずら。 この日はたまたま店の冷房が故障していましたが、こうして飲んでいると森の木陰の涼しい風を感じられるような気がします。 もう少し夏が続いて欲しいなあ。
2006年08月23日
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昨夜のことです。LVSJの扉を開けたら、いつものようにI氏とMちゃんがいつものようにワインを飲んでいました。二人の前には牡蠣の殻がいっぱい。な、な、何それ? 期間限定「牡蠣プレート」だって。期間限定って、いつまでなんでしょうか?期間を過ぎる前に急いで食わねば。早速注文しました。 気合が入りすぎて、おどろおどろしい絵になってしまいました。 解説すると、皿の上には秋田産の岩牡蠣が5種類乗っています。12時の位置から時計まわりに、 シャンパン蒸し 香草パン粉焼き 燻製 生のトマトジュレのせ エスカルゴ風の5種です。 生好きとしては、火を入れるのがもったいない気もしますが、どれもおいしかった。 まずはシャンパン蒸しからぱくっ。そのあとパン粉→エスカルゴをワインとともにいただき、続けてボウモア・シングルセレクトとともに生→燻製をやっつけました。できれば最後にもう1個生が欲しかったかな。 I氏とMちゃんは、2人とも生から手をつけたそうです。どの順番かで、牡蠣占い(性格判断)ができそうです。 今夜の夕食は鰻丼でした。なんだかムラムラします・・・
2006年08月22日
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1週間ぶり仕事したら疲れた。このままでは一週間乗りきれないなあ、そしたらLVSJしかないだろ。 今夜も牡蠣を5個食って、今季の岩牡蠣は10個めだ。 デジカメがみつからないから絵は明日ね。 帰りの白鯱号はいつのまにかパンクしてたから、曳いて帰ってきた。月は見えない。そんな夜だ。
2006年08月21日
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スタカ湖キャンプ場で、手ぶらでキャンプをしてきました。スタカ湖は、野沢温泉の温泉街からスキー場をどんどん登ったところにあります。 テントはすでに張ってあるし、テーブルも椅子も用意され、夜は材料配給のバーベキューで、火のついた炭まで持ってきてくれるという、いたれりつくせりのキャンプでした。楽チンでうれしいような、拍子抜けのような複雑な気持ちです。まあ、おかげで着いた早々からビールが開けられましたが。 夜は雨が降りましたが、風はなかったので安心。翌朝は鳥の声で目覚め、ラジオ体操をして、配給の朝ごはんを食べ、のんびりコーヒー。健康的過ぎて不安です。 野沢温泉を散策。おみやげ屋を覗いたり、御嶽神社にお参りしたり、温泉にははいらなかったのですが、せめて足湯。足湯は「あくと」と読むらしい。 野沢温泉にはたくさんの共同浴場があり、温泉ホッピングも楽しそうです。うちは犬連れなので無理ですが。 次の晩は奥志賀高原ホテルに宿泊しました。志賀高原には何度かスキーに来たことがありますが、まさか夏に来ることになるとは思っていませんでした。冬には高くて泊まれない奥志賀高原ホテルですが、夏は格安でラッキーです。 食事は子供にはうれしいビュッフェスタイル。せっかくですのでグラスワインを注文、オーストラリアのカベルネ&メルロ、バランスのよいフレッシュな赤でした。 カクテルラウンジがあるというので、当然偵察してきました。 広いラウンジで、中央に焚かれた火を囲んで語らうって感じ。テーブル席中心ですが、5,6人座れるカウンターもありました。 サイドカー、グレンリベット・アーカイブ21、ラガブーリン16をいただきました。僕のような一人客には快適とはいえませんでしたが、シングルモルトが20種類以上置いてあるのは意外でした。トバモリーとかブラドノックとかラガブーリン12カスクとか、ここでそんなもの頼む人がいるんでしょうか。バーテンダーもこだわりがあるようには見えないのですが。 さらにグレンモーレンジやラフロイグの10年が1000円で、ラガブーリン16は1100円。マッカランは12年が1000円で18年は1200だったか1300円という不思議な値段設定です。一番高いのが一杯1300円のグレンリベット・アーカイブ21でした。チャージもサービス料もなし。これなら冬にまた来てもいいな、って思いました。 翌日は鬼押出し、軽井沢経由で帰宅しました。 今日は夏休みの自由研究で、明日からは仕事に復帰です。 夏休み、終わってみればあっという間の1週間でした。 自分へのお土産は、軽井沢高原ビール。ヨナヨナエールの会社ですが、下はポーター。 実は去年この工場を見学したときに飲みました。久しぶりの再会です。コーヒー色で、味わいもコーヒーのように香り高く、複雑かつ飲みやすく、とてもおいしい。
2006年08月20日
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実家から1時間ちょっとの吹浦海岸にでかけました。 吹浦は、山形と秋田の県境にあります。海水浴場は、おだやかな遠浅の砂浜で、松林の中にキャンプ場もあるし、すぐそばには日帰り入浴施設もあるし、山形に住んでいたときはよく遊びに来ました。 高校のころ、友達とキャンプに来て、となりの女子高校生グループと仲良くビーチバレーをした思い出があります。 近くの三崎公園からの海景色。 公園といっても、トイレと小さなあづまやがあるだけで、人もいません。見渡す景色には人工物がまったくなく、ただ海が広がっています。ほんとは、ここから見る夕焼けが最高にロマンチックなのです。「二人の思い出の場所だねえ」と、妻に言ったところ、「さあ、私、ここに来たことないけど」あれ? 子供達はニヤニヤしているけど、ま、いいか。 駐車場では、へらでぺたぺた、ちょっとしゃりしゃりするアイスを売っていました。秋田では「ばばヘラ」と呼ぶらしい。1個150円。 海岸沿いの道を走っていると、海水浴場ではない近所の人の穴場みたいな小さな砂浜を見つけたので、降りてみました。 水着は持ってきていなかったのですが、膝まではいって水遊び。遠浅の砂浜で波も静か。 潤は怖がるかなあ、と思ったけど、すぐに慣れて大はしゃぎ、じゃぶじゃぶ走り回っていました。 腹が空いてきて、近くの道の駅に寄りました。お盆だけあって、かなり混雑してましたが、岩牡蠣の看板を見たら列に並ばずにはいられませんでした。 妻と子供達には、3個で1000円の「小」を、自分には1個700円の「大」を2個。 クリーミーで濃厚でこのほどよい磯臭さがたまらない。ウィスキーが欲しくなります。おみやげに地ビールを買おうとしたら売り切れでした。残念です。 明日からは長野へキャンプへ行きます。手ぶらでキャンプというツアーなのですが、ほんとに手ぶらでいいのか不安です。数日ブログをお休みしますが、帰ってきたらまた旅行記を載せますね。
2006年08月16日
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渋滞をものともせず、山形のいなかへ帰省してきました。まず、実家の前に広がる風景です。 今でこそ、そばの道路は舗装されて車がびゅんびゅん通りますが、ここに引っ越した30数年前は、草の生えた農道しかなく、冬は除雪車も入れず、2m近い雪の中を腰まで埋まりながら命がけで学校へ通ったこともありました。そんなイナカです。 ベランダの柵に絡みついた葡萄の木。 キャンベルという品種で、すでに30年以上たった老木です。もう数週間して真っ黒になれば、窓から手を出しプチッとつまみ食いできます。無農薬のビオディナミですから。ただ、めちゃめちゃ酸っぱくて一粒に種が5-6個入ってます。 下は、いわゆるおふくろの味、『からかい』です。 ご存知ない方も多いと思いますが、本体はエイです。棒ダラのようなものですが、うちの地方ではこっちの方が高級です。安いカラカイはアンモニア臭が強いのですが、良質のものはかすかなアンモニア臭が逆に良い風味となります。がちがちの乾物を一晩かけて水で戻したあと、ひれには棘がたくさんあるので、これを取り除き、一日かけて沸騰させないようにことこと煮ます。いったん冷まして味をしみ込ませ、またことこと。とても手間のかかる料理です。 翌日は焼肉。実は馬肉(さくら肉)です。これも当地の名物です。馬刺しにもできる肉なのですが、うちでは贅沢に焼肉にするのがおもてなし料理。 赤く脂肪の少ない肉なので、焼きすぎると硬くなりますから、表面を軽くあぶる程度でガブッ。最後に、確保していた肉をご飯に乗せて「馬肉丼」にしてみました。 朝は裏の家庭菜園で収穫も楽しいです。 気分はまったり、おなかはむっちりの、ごっつぁんライフを満喫してきました。 明日は、庄内浜(日本海)に遊びに行った様子をお送りする予定です。
2006年08月15日
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夏休み突入記念として、レイトショーでMI:3を観てきた。 0時過ぎにシアターを出て家の駐車場にそっと車を置く。幸いなことに曇り空で、月はない。闇に紛れ、音を立てぬように白鯱号にまたがり、アジトへ向かう。 つけられてはいないようだ。誰にも気づかれぬよう、扉の隙間からするりと身を滑らす。 奥の席に、ジビエハンターMr.Tが一人。軽く挨拶を交わし、ミッション『タリスカー18』に着手。熟成感のある甘さとチリチリするスパイス、そして喉の奥からバックドラフトする硝煙の匂い。 なんと、オードブルに牡蠣が出現。養殖から落ちて野性化した落ち牡蠣だという。隣には海ぶどう野郎達がにらみをきかせている。手ごわい相手だが、一気にしとめる。 すでに1時になろうとしている。まもなく爆発物担当のM氏が訪れるらしいが、待っている余裕はない。あまり遅くなると明日の朝に局長からどやされることになるだろうから。 さっさと次のミッションを遂行しなければなるまい。『カリラ12』は得意とする任務だが、油断は許されない。ショットグラスから漂う香ばしい香りは、過去にこなしたミッション『海辺のバーベキュー』を思い起こさせ、ついもう一杯の誘惑にかられる。 扉の開く音にハッと身構える。ワルサーP38じゃなくてワインをこよなく愛するT氏ではないか。このままでは左右をT & Tにはさまれ、身動きが取れなくなってしまう。仲間を裏切るのは本意ではないが、まだリスクをおかす時ではない。 そろそろ撤収するタイミングだ。残ったカリラをコンプリートする。バーテンダー兼通信係のガッチャンに、M氏が訪れたら渡して欲しいと、一見普通のコースターを渡す。裏には暗号化された絵が描かれているが、M氏ならすぐに解読できるはずだ。 尾行されていないことを確かめながら帰宅し、ようやく今、仲間達にミッション終了の報告をしている最中というわけだ。これからそっとベッドに戻り、明朝はなにくわぬ顔でおはようを言うつもりだが、局長にはバレバレかもしれない。 今夜の報告は以上、絵はない。 この記事は、5秒後に消滅する・・・わけないか。
2006年08月11日
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昨夜は、20時過ぎから飲みに出かけました。どこに行こうか色々迷いましたが、結局いつものLVSJの扉を開けてしまいました。 この時間だというのに、今日はじめてのお客さんだそうです。端っこの席に座り、月齢15.9日の大きな月を思い出しながらバンブーを飲みます。おなかも空いていたので、シェフ(しのさん)のコースをいただくことにしました。 前菜とスープとメインディッシュをそれぞれ3種類くらいから選びます。 前菜は、またしても、これにしてしまいました。 『岩牡蠣~完熟トマトのジュレを載せて』。牡蠣好きなんですってば。甘酸っぱいジュレがとっても良く合います。牡蠣にはシャブリをってことで、シャブリ・プルミエ・クリュ・ラフォレ2004。酸味と甘味がかわいらしい健康的なシャルドネ。マリアージュの成否はよくわかりませんが、どちらもおいしいです。 次は『空豆の冷製スープ』。 クラッシュアイスで冷やしてあります。メロン色が涼しげで、何で色をつけてるのか聞いたら、メロン氷シロップを薄めて使ってるんだって。そのままじゃん。試しに食べてみたら、確かにメロンのカキ氷でした。スープは滑らかな舌触り、空豆の香りたっぷりで、もちろんまいうーです。 メインディッシュに、少し時間がかかるというので、甘いラムをロックでいただくことにしました。パンペロ・アニベルサリオ。 メインは『牛フィレステーキおろしポン酢ソース』 ソースは単なるおろしポン酢ではないですね。思ったより濃厚なうまみとほどよい酸味にさらに食欲が増します。 コースはここまでで終了のはずなんですが、デザートをサービスしていただきました。 とってもかわいくて、男ひとりで食べるにはちょっともったい。 食事が済むまで1時間半くらいかかったでしょうか、ずーっとひとり貸切状態。なんというぜいたくでしょう。 そのあと、まるで外からのぞいていたかのようなタイミングで、I氏とMちゃん、Mさんが続々とご来店。 イマジン(I氏オリジナル:タンカレー10の+フレッシュしょうが汁)、コート・ド・ブルイ、ナパのメルロをご馳走になりました。 そして、なんとフライングシードさんが登場!約5ヶ月ぶりの再会です。建築の話、スケッチの話、しょーもないオヤジギャグ的話でおおいに盛り上がりました。そこからは、酔っぱらっていて記憶がかなりトビトビです。 帰宅後、この楽しさを残しておかなければと思い、メルトダウンの記事を書いた記憶があるのですが、何を書いたかは全く覚えていません。今日開いたら更新されていませんでした。きのせいだったのか、登録せずに終了したのか、まことに酔っぱらいらしい行動です。
2006年08月11日
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えー、ブログのお友達のエストレヤ☆さん が、バイクを購入したお祝いに。昼休みに急いで書きました。カクテル名は『ナイトライダー』 このカクテルは黒い皮ジャンで作ります。 でもって、二刀流です。 シェーカーはできれば中古のマフラーを使って作製してください。くちエンジンでぶろろろろとか言いながら振りますが、通常のシェイクが縦に振るのとは違い、グリップを回すように振らなければならないので、かなりの修練が必要です。 サーブするときは、ビルドで行います。 このときは、パララ、パララとか言って注いでください。レシピはサイドカーと一緒ですが、花火のデコレーションで、排気ガスを演出するのも一興かと思います。 ほんとはこんなことをしている閑はないのです。急いで仕事に戻らねば、 バウン、バウン、バウン、ブロロロロ・・・
2006年08月10日
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満月でしたねー。お月様の、「飲みに来い、飲みに来い」という熱烈なラブコールを振り切って帰宅した。 夕飯を食べながら、長男の宿題の風景画の話になる。途中まで描いた絵を見ると・・・へぼい。何がへぼいって、構図が一番へぼい。 そこで、水彩画の心得をいくつか伝授したところ、かみさんから、「それなら、そう修正してみてよ」と、ふられてしまった。口にするのは簡単だが、いったん出来上がった構図や、一部濃く色づけされたものを修正するのは非常に難しい。 まあ、夏休みの宿題なんて、さざえさんちだって親子共同作業が当たり前。たっぷり修正を加えてみた。しかし、大人の絵と子供の絵が交じり合って、とっても不自然に見える。 子供らしさを復活させるために、「あとは、この辺はもっと濃くべったりと、この辺はこうしてああしろ・・・」などと、指示を残して、今日のところは終了した。完成品はどんなものなるのやら。 そのあと、子供の絵の具を借りて描いた「今日のビール」。 つまみは、残った鯖の開きである。 んー、いまひとつ納得がいかない絵だ。やはりゲージツというものは、モチーフが大事なのだ。明日は、夜の街へ写生にでかけることにしよう。
2006年08月09日
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ブログを始めて半年ちょっと。以前の記事を見ると、その時の状況が思い浮かぶ。 でも、スケッチブックを紐解くと、もっと生々しく思い出せます。ある種のライブ映像だから。 ちなみに昨年の8月8日は、外では飲んでませんでした。おととしの8月8日も外には出かけていませんでした。 今年の8月8日は、駄洒落でハーパーのロックでも飲みに行こうかと思いましたが、結局うちでプレミアム・モルツを飲み、今は夏休みに北海道へ行った友人がおみやげに買って来てくれた「余市蒸留所限定10年カスク」をまったり飲んでいます。 妻と娘が夏休みの宿題の進行状況について討論している中、だらだらと晩酌。 焼き芋のような、勇気が湧くモルトです。若々しさもありますが、夏にはちょっと重いかな。でも暑いときには熱いものがおいしかったりもするし・・・ 今週がんばれば、週末から夏休みに突入。仕事を堂々と休めるというのが何よりの楽しみ。基本的には家族サービスという意識がつきまとうけれど、一晩くらい遠くのBARに出かけてみてもいいかなあ。そういえば去年の夏休みは、あのBARレモンハートに遊びに行ったっけ。気分はディズニーランド。 にしても、この余市のカスクはうまいよ。体があったまって、寝苦しそうだが。 あれ、まだ9時過ぎか。風呂にでもはいってから、読者の迷惑も顧みずにまただらだら書こうかなあ。 ということで、風呂あがりです。背中の皮が無限にむける。 常温モルトを飲み続けるのはさすがにつらく、カキ氷のコーヒーフロートで体を冷やしながら、ステラビアさんの新しい記事に目を通した。やっぱり楽しいことばかりじゃないのだな、当たり前だけど。スペインも非常に複雑な国のようだ。 そろそろドラマ「結婚できない男」が始まる。ストーリーも俳優もどうでもいいんだけれど、パグのケンちゃんが出てくるから見ている。うちの家族みんな、パグが出るシーンになると集中し、パグが消えると次のパグシーンまでいらいら。阿部寛なんかどうでもいいから、早くパグだせよってな感じ。さっきまで言い争っていた妻vs娘も、パグが出てくるとすぐ仲良しに戻る。我が家ではパグは平和の象徴である。 明日は8月9日だから、パグの日。おやつ多めにあげちゃおうかな。そろそろドラマに集中しますので、さようなら。
2006年08月08日
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イナダ氏がギターのチューニングをはじめ、いつのまにかメロディに変化します。細く骨ばった指が、非人間的に見えます。 軽やかなリズムのあとに、カンテのナス氏が登場。ギターの音を聞きながら手拍子をうち、気持ちが盛り上がったところで歌いだします。歌い手が歌い始めのタイミングを自分で決めるのです。 ナス氏はまだ30代半ばですが、歌っている姿は年老いたり若返ったり、何十歳も変化(へんげ)します。踊り子の表情が何十歳も変化するのと同じ。そして、歌っているときの舌使いがすごい。 心の奥深くのところを激しく揺さぶられ優しく揺さぶられました。絵でも文字でもこのときの気持ちをうまく表現できません。やっぱりフラメンコはライブだよっ! 終了後は、イナダ氏、ナス氏、ミナコさんを囲んで、みんなで飲み、いろんな楽しい話を聞けました。3人には、前回ライブの絵のコピーを渡しました。稚拙な絵で、ちょっと照れ臭かったですが、みんな喜んでくれてうれしかったです。 帰り道、月を眺めながら、「この気持ちをあのお月さんに乗せて、ステラビアさんのところまで届けたい」と思いました。 今酔い、スペインは水戸に移動しているらしい。hikoさん、続きをヨロシク。
2006年08月07日
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詳しくは明日以降に書くとして、 我慢できずに一言。 フィノ色の 月の中で 兎がフラメンコを 踊ってる 熱い夏の夜 パブデ・ピカソ もう、字数は無視!
2006年08月06日
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今日も猛暑、昼過ぎまでプールで遊び、そうめん食って昼ビール、ぐっしょり汗かいて昼寝して、シャワーを浴びて、いよいよ「すごもりフラメンコライブ!」に出かけます。 踊り手もギターも歌も同じ人らしいのですが、前回とは違った趣向をこらしているらしい。楽しみです。 記事は明日以降に。じゃ!
2006年08月06日
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昨夜も土用の鰻を食べたあと、かみさんの冷たい視線に見送られながらLVSJへ。いよいよ本物の猛暑、冷たい視線くらいでは涼しくなれません。冷たい一杯の酒で胃袋から冷やさねば。 おとといあたり「リースリングのような甘酸っぱい思い出」とかなんとか書きましたが、タイミングよく今日のグラスワインのリストにリースリングがあったので、早速注文。 オーストラリアのプランタジネット・リースリング2004、きゅうーっと酸っぱく、かわいく甘い、まるでシードルのよう。一気に涼しげな気分。 次はT氏から純米辛口大吟醸のような「酒」っぽいシャルドネ。そんな風に感じるのは樽香のせいかもしれません。 サンテミリオンのシャトー・ダッソー1997をT氏の勧めでブルゴーニュグラスでいただきました。 そのあと、T氏の妹さん、Iさん、Schlafmittel_DRCさんの弟さん、さらに遅れてT君も登場。 なにかスピリッツが欲しいなあと言ったらでてきたのがコレ。 ガイアというグラッパ。いかにもグラッパらしいビニールと華やかな桃系フルーツの融合。すっごく楽しいグラッパ。気に入りました。 オールドファッションド(銘柄忘れたブレンデッドウィスキー)を間にはさんで、チーズとともにコート・ド・ブライ(サンテミリオンの近く)のシャトー・レマルショー1999、ドルーアン・ラロースのジュブレイ・シャンベルタン1st cru 2002などが続き、最後にビオのぶどうジュース。 葡萄を堪能。払った金額の何倍も飲ませていただいて、いつもながらワイン好きの皆様に感謝、感謝の夜でした。記憶はかなり途切れがちで足元ふらふら、よく自転車こいで帰ってこれたものだ。
2006年08月05日
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暑くなれとは言ったけど、こんなに暑くならなくてもいいんじゃないの?限度ってものを考えて欲しいですね。 いやいや暑さで脳みそがメルトダウンしそうです。 昨日は『すごもり』で、『暴君ハバネロ』をかじりながら、バカルディ8年を飲んだ。 あれ、『BACARDI』の真ん中のAが抜けてますね。 『暴君ハバネロ』は、お客さんからの差し入れです。トウハトとコイケヤがタイアップして作った夏季限定スナックです。「あついぞ!熊谷」キャンペーンBOX。 めちゃめちゃ辛いっ、ラムに火がつきそう。これを食べてスピリッツを飲んだら口の中や食道が焼け爛れるんじゃないかと心配になりますが、意外にラムで口の痛さが和らぐ感じがします。 だんだん辛さにも慣れてきて、またつい手が出てしまうのも激辛スナックの魔力。このあとも、暴君をつまみながら白州とラフロイグクォーターカスクを飲みましたが、けっこういけました。チェイサーの水の減りも多かったですけど。 そういえば唐辛子いりのビールとかウォッカとかありますよね。飲んだことありませんが、もしかしたらおいしいマリアージュなのかも。飲んだ方がいらしたら、ご感想を聞かせてください。
2006年08月04日
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日中の暑さは、ようやく夏が来たとおもわせるけど、夜になればまだまだ本物ではないことに寂しさを感じる。 夏の思い出は、リースリングのように酸っぱくて鮮明だ。 海辺のキャンプ そのテントの中で飲んだビール 海の家の隣の部屋の会話 海中でのXXX 夏祭りのはやしと虫の音 浴衣とパジャマ 合宿の山小屋でみた流れ星たち 先輩が差し入れてくれた西瓜 泳いだあとのけだるさと 妙なムラムラ それを鎮め合ったあとのまどろみ 交じり合う汗がまるで一つの体のようだった タオルケットの触感 炎天下のテニスコート それにも負けない熱い闘争心とくやしさ 熱帯夜の金縛り アスファルトが夕立で濡れ始める匂い もっと、もっと、ずーっと忘れていたいろんな思い出が、酒の力を借りて鮮烈に蘇ってくる。もっと暑くなれ。
2006年08月03日
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家飲み3部作の最後を飾るのは・・・って、別に最後にしなくてもいいんですけど、今夜はキリン『まろやか酵母』にしました。 冷奴と肉じゃがと鮭おにぎりを食べながら。 喉越し柔らかスムーズ、穀物的甘さもホップも自然で切れ味も悪くない、なかなか美味です。 酵母の死骸が瓶の中に沈殿しています。『もやしもん』の沢木直保だったら、瓶の口からサッカロミセス・セレビシエが吹き出す様子が見えるかもしれません。 酵母は糖を代謝してアルコールを作り出しますが、アルコールを代謝するバクテリアというのは聞いたことがありません。そんなのがいたら、世の中の酒がどんどん食い尽くされてしまうでしょうから、きっと地球上には存在しないのでしょうね。アルコールをエネルギーにするのは人間だけというわけです。助かりました。 隕石に乗ってアルコールを食うバクテリアが攻撃をしかけてきたら、僕らの生活はどうなってしまうのでしょうか。酒飲みながら議論するには悪くないネタ。誰かそんなSF書いてくれないかなあ。
2006年08月02日
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うちに帰ったら、かみさんは出かけていて、台所には焼きそばの残骸がこびりついたフライパンと野菜くずが残っていて、すさんだ雰囲気。炊飯器にもご飯はない。飲みに出るチャンスか、と玄関に戻った途端に帰ってきた。 行ってきますと言おうと思ったのに、くちから出た言葉は、「ただいま」改めて家の中に戻る。 追加の焼きそばを作ってもらっている間、何を飲もうか冷蔵庫を漁る。スーパードライはかみさんに譲って、スミノフアイスドライにしよう。塩をスノウスタイルにして、焼きそばをつまみに。 デザートは桃だそうだが、まだ硬そうなので、皮が向きやすくなるまで数日放っておくことにしよう。 ちょっとものたりないから、切れてるチーズをかじりながらアードベックをちびちび。
2006年08月01日
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