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土曜日に山歩きをしたときのこと。 大霧山から定峰峠、そのあと白石峠を通って堂平山にたどりつく直前に、堂平山とほぼ同じ標高(867m)の剣が峰というピークがありました。 写真の右の階段を5分くらい登って行けば、でっかい電波塔のある剣が峰のピークをハントすることができるけど、これを登る意義はあるのかな、目の前にあるピークにそっぽを向いて通り過ぎる左の道を行こうかな、どっちにしようか迷いました。 どっちを選択するかは、今後の山歩き人生を占うもののように思われました。 ピークハンターとして生きる道、ピークにこだわらないヤマアルキストの道。さあ、自分はどっちの道を歩むのか。 結局、さほど興味のないピークに登らない道を選択しました。 しばらく歩いて振りかえると、同じように電波塔が建ってました。重大な選択のように思えたことがどうでもよかったように思われました。登りたいと思えば登ればいい、登らなくていいと思えば登らなくていい。 たいていの人生の分岐点は、そんなもんなんだろうな、と思いました。重大な選択も、実はたいしたことのない選択であって、真剣に考えるほどのことじゃない。 人生の中には様々な分岐点があるけれども、どの分岐点も戻って歩き直すことはできない。選んだ道をただ歩けばいい。そんな風に思ったら、また歩くのが楽しくなりました。ひとりで山を歩くって、ほんとに楽しいです。
2011年02月28日
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バランタイン&ウォーター。 この絵では、そうは見えないかもしれませんが、水割りの氷の模様がまるで国土地理院の地図に引かれた等高線のようだな、なんて思いました。 それは単なる印象ではなくて、氷表面にある微小な標高差だったのかもしれません。
2011年02月23日
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ギムレットと注文したつもりだったのに、スノースタイルにするものだから、いったい何が行われるのだろうかとドキドキしていたら、空耳アワーだったみたい。 雪国・・・音が似てなくもない?? バーテンダーは、ちょうど苗場に行って来たばかりだそうで。水分を吸った砂糖の結晶が、グラスのオーバーハングをつたって流れ落ちる様子は、まさに雪解けを連想させます。見事なカクテルだな・・・と改めて感心しました。 この一杯は会計には載らなかったようです。 今日は春らしい穏やかな日和でした。春が近づいてくると、キングスバレーも飲みたくなりますよね。雪国のチェリーと同じように、近づいてくるグリーンがリアルに想像されるせいでしょうか。
2011年02月23日
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山ガールのメッカと言えば、やはり高尾山でしょうか。テレビではときどき見ているけれど、一度は生で行ってみなけりゃと思い、あまり気乗りのしないかみさんを連れて行ってきました。 熊谷からは圏央道を通って登山口まで1時間半。 今回は途中までリフトを使います。12分座っているだけで、標高差の2/3を登ってしまいます。卑怯な手段に後ろめたさを感じます。 幼稚園の遠足でさえ、足で登っているというのに。 あの「天狗焼き」130円也を食べました。まわりは最中風で中は黒豆のあんがはいっています。 薬王院の仏舎利塔を見たり、いくつもの社殿にお参りしたり、100種類以上のお守りをどれにしようか選んだりしているうちに、いつのまにか残り1/3のうちの半分を登ってしまいます。 寺を過ぎて山道を登ること15分ほどで頂上広場に達しました。 あっけなさに失望しかけた時、あ、あれって、富士山じゃね? 意外に立派にそびえる富士山が見えて、登って来たかいがあったねーって気分に早変わりです。左の斜面は御殿場からのコースで右斜面は吉田口からのコースだろうか・・・。 猿園に寄りました。子猿とふれあえます。 こいつ、人の足やらトレッキングポールやらを登り、足や指を噛むんです。けっこう痛くて今も太股に噛み跡が残っています。係の人は、子猿が噛むのはあたりまえ、こんなんで怒っちゃだめだよ~、というおおらかな態度。猿山に入れば猿に従え。 ふもとで名物のそばを食って帰りました。そばは、たいしたことなかったな。
2011年02月22日
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週末に、両親と妹とその姪っこたちとかみさんと娘と合計8人で和銅鉱泉に行って来た。和銅鉱泉は、この辺の人達ならみんな知ってはいるけど、実際に風呂に入ったり泊まったりした人は少ないよね。 露天風呂付の部屋が14もあるらしいけど、うちは安いクーポンなので部屋はいまいちだった。 風呂はまあ、鉱泉の沸かし湯だから、それなり。 従業員のサービスは良かったよ。親切かつ丁寧かつしつこくないので好感が持てます。料理もまずまず。もっといいプランだったらより好印象だったに違いない。リピーターも多いらしく、まわりにめぼしい観光施設がないのに満室のようだった。 朝、早起きして和銅遺跡を目指して走った。北側に美の山があるせいで、日が差すのが遅い。 聖(ひじり)神社の石段を登ると、朝日でピンクに染まった武甲山が見えた。ああ、つい数日前にあれに登ったのだなあと思うと、感慨深かった。 和銅遺跡はたいしたことなかった。 息を切らしながらさらに坂道を登る。駅伝の山の神は誰だっけ、こんな坂道を走り続けるのは無理だね。立ち止まってはあはあ白い息を吐く。振り向けば両神山が輝いていた。あの山には秋に登ったのだ。あんな山に良く登れたもんだ。 神々しいってこういう光景を言うんだな。しばらく見とれていた。 もちろん、汗かいたあとの朝風呂も気持ち良かったよ。朝ごはんをおかわりしたのは久しぶりだった。
2011年02月15日
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るふるん♪ るふるん♪ 雪うさぎ~ るふるん♪ るふるん♪ 真っ白な~ 雪降る夜~は 雪うさぎ~ 真っ白真っ白 らりらりらりらり るふるん♪ るふるん♪ 雪うさぎ~ 雪降る夜のぱぐ~っ♪
2011年02月14日
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お久しぶりです。ぶりぶり、元気です。 秩父の武甲山に登ってきました。ご存知の方も多いと思いますが、武甲山は秩父の街のどこからでも見える秩父の代名詞的な山です。秩父市街から見る武甲山の北面は、石灰岩の採掘のために不気味な異形を呈しています。 東側の生川(うぶかわ)登山口へと車を走らせます。巨大な石灰プラントが並ぶ道は未来世紀ブラジル的です。 杉林の山道は見通しが悪く、約2時間の全長で山頂は望めません。始めの三分の一は沢伝いに、次の三分の一は山腹のつづら折り、最後の三分の一は広い尾根(といってもやはり杉森のため見通しはない)を登ります。 山頂の少し手前から右に見える稜線の先は、採石のために絶壁のはず。 昼過ぎに登頂。北に赤城、榛名、その向こうに谷川らしき山々が見えます。手前の低いピーク群のどれかが、秋に登った城峯山だと思われますが、どれなのかよくわかりません。 西北西には、死ぬ思いで登った両神山のギザギザが見えます。 眼下に秩父市街。そして、その手前には採石場の絶壁が白い肌をさらしています。もうこの山には神はいないのかもしれない、なんて思いました。 初めて、ストックを使いました。登りも楽だったけど、下りの安定感がまるで違います。もう手放せないね。 下山後、近くの日帰り温泉「武甲の湯」に寄りました。内風呂の広い窓から、武甲山頂が見えました。あの山頂にさっきまで居たのだ、と思うと山頂で感じたのと同じレベルの達成感が湧いてきました。 久しぶりの登山は、山頂1304mー登山口518m=標高差786m、明日は筋肉痛かもしれません。
2011年02月08日
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