トリミングルーム
１ 犬の健康状態をチェックする・・・いつもと様子が違う時、体調が悪そうな時はやめましょう！
☆どうしても汚れが気になる時は蒸しタオルやペット用ウェットティッシュ、ドライシャンプーなどを利用すると良いです。
２ 爪きり・・・犬の爪には血管が通っています。切り過ぎないように注意しましょう。
爪が黒くて血管が見えない子は少しづつ切っていきます。
また、お散歩などで、削れていて爪きりが必要ない子もいます。
☆切りすぎて、血が出てしまったら止血剤で止めます。
爪きり
止血剤
３ 耳掃除・・・耳の中に毛の生える犬種（マルチーズ・シーズー・プードル・シュナなど）はカンシを使い毛を抜きます。
耳の中は特に汚れがないようであれば掃除は必要ないです。
（必要以上にやると外耳炎などになる事があります。）
☆耳の中は綿棒・コットンなどを使いイヤーローションなどで拭き取ります。
カンシ
綿棒
イヤーローション
４ ブラッシング（毛玉取り）・・・ブラッシングをして死毛を取り除きます。耳の後ろ、脇の下など毛玉がないかチェックします。
毛玉がある場合は必ずシャンプー前に解いてコームが通るようにします。
☆毛玉を梳く時はスリッカーの強さに注意しましょう。
スリッカー
ラバーブラシ
コーム
５ 肛門腺絞り・・・自分で肛門腺を出してしまう子もいますが、肛門腺がたまりすぎて炎症などを起こしてしまう事もあるので、
しっかり絞ります。
☆１度だけでは完全に出きらない事があります。
６ シャンプー・・・始めに全身にお湯をかけます。 シャンプーのページへ
お湯はぬるま湯ぐらいで、後ろ足の下の方からかけていき、犬を驚かせないようにします。
顔にかける時はあごの下を持ち、上を向けて、シャワーを頭の後ろの方からかけていきます
☆嫌がる犬にはスポンジなどを使用します。
☆鼻にお湯が入らないようにする事！
シャンプー剤をつけます。顔は一番最後です。すすぎの時は顔からすすぎます。
水気を軽く絞りコンディショナー→すすぎをします。
すすぎ残しのないようにしてタオルで拭いてあげます。
７ ブロー・・・ドライヤーを使いしっかり乾かします。生乾きだと、皮膚病などの原因にもなります。
☆ドライヤーの温度に注意！
☆乾いたら全身にコームを通します。
ドライヤースタンド
８ カット
*足元のカット
1.肉球から出ている毛をバリカンを使って刈ります。（バリカンの刃は1ｍｍを使用）
☆バリカンの刃は刈る場所に対して平行にします。刃を立てて使うとバリカン負けや怪我の原因になります。
2.肉球の間の毛をバリカンで刈ります。（ 3 の写真のようにしっかり肉球の間を開きます。）
☆指の間が赤かったり、膿んでいたりする時は、バリカン負けなどして悪化する可能性があります。
3.コームで毛を下にさげ地面に着く毛を鋏でカットします。
☆鋏を使う時は刃先で切るようにします。
4.足元の踵側、爪側、両サイドをまっすぐに切ります。（四角になります。写真 4-6 ）
5.四角の角を切り丸く仕上げます。
*体のカット
*顔のカット
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