プグリの小屋

プグリの小屋

旅立ち


ティムもクリーティアも皆寝ている朝4時から。
そんなミルラを見たラムゼイは《ミルラの分まで俺が頑張らなきゃな》…と
1人ベッドの上で考え込んでいたがまたすぐに寝てしまった。

 朝7時 ティムが迎えに来た。
「おはようミルラ。…今日も朝4時起き?」
「えぇ、まぁいつもの事だし…。」
ティムはちょっとゾッとしてから
「…あたしには無理だわ…。」
「そう?頑張れば出来るよ。 それより、ティムが迎えに来るなんて珍しいわね…。
 ダ・ウェルのほうが家は近いのに。」
「アイツは今日遅れてくるわ。旅立つ前に最後の仕事があるんだってさ。
 どうやら父親が五月蝿いらしくてね。」
「親子なのに性格は正反対だよねぇ、父親は強引なのに…」
「アイツは他の人の意見に賛成するだけだもんな。」
2人は少し笑った後、村長が居るクリスタル広場に向かった。
そこにはクリーティアが居てなにやら村長と話し込んでいるようだ。
ティムはそれを無視してクリスタルの後ろにミルラを強引に連れ込んだ。
「いい、アンタの性格だとこうなりそうだから言っておく。
 戦闘中、後ろ向きなことを考えるな。その通りになると思え。分かった?」
「…うん。頑張るよ。」
2人がクリスタル前に戻ってくるといきなり
「お前等旅立つ前なのに暗いぞ!!」
と、裁縫屋の方から言葉と同時に魚(!?)が飛んできた。
それが見事にティムの後頭部に命中した。
ティムがすごく怒った顔で振り向いた先には、漁師の1人息子『ダ・ウェル』が居た。
「あ、久しぶり!!案外は…」
「おい コラクソ餓鬼!!てめぇ朝っぱらから何投げつけてきてるんだよ!!!」
「……そういうお前も朝っぱらからテンション高いなぁ。」
「あぁ!!?」
2人が口喧嘩をやり始めたのでミルラが止めようとするが、2人は全然聞いていない様子…。
そこに村長とクリーティアが来たので2人は1時休戦する。そして
村長の無駄に長い話を聞いて皆は1度家に帰る。

ミルラの家には玄関に皆が立っていた。そして笑顔で迎えてくれた。
最後にラムゼイが
「任せとけ!!」
と言ってくれたのでミルラは安心して家を出れた。

ティムの家にも両親が玄関に立っていた。2人(両親)は真剣な顔で、しかし
優しい声でティムを迎えていた。

クリーティアの家では家族皆が家の中でクリーティアを待っていた。
そして最後に笑顔で迎えた。

ダ・ウェルの家では両親2人とも忙しそうだった。しかし
ダ・ウェルが家をでようとすると2人とも笑顔で迎えていた。

4人は皆に見送られながら村を出た。そして長い旅が幕を開けた。
                       続く…

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