”TVで撮って観た映画”
記憶違いなどによる書き違えについてはご容赦ください。
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原題は ”Narrow Margin ”。
10年程前に、フジテレビのゴールデン洋画劇場で放映されたものです。解説は高島忠夫さんでした。
曰く、”追いつめられている人間の恐怖と絶望、観ごたえのある大人の心理劇 ”だそうです。
脚本 | ピーター・ハイアムズ |
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監督 | ピーター・ハイアムズ |
音楽 | ブルース・ブロートン |
俳 優 | 役 名 | |
ジーン・ハックマン | ロバート・コルフィールド | 地方検事局の検事補 |
アン・アーチャー | キャロル・ハニカット | 目撃者 |
レオワッツ | 暗黒街の顔役 | |
マイケル | レオワッツの顧問弁護士 | |
ベンティ | ロス市警の刑事 | |
ジェームズ・B・シッキング | ネルソン | 白靴の殺し屋 |
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暗黒街のボスを有罪にするには目撃者キャロルを法廷の証言台に立たせ、陪審員の前で殺人の証拠を突きつけるしかないと考えたコルフィールドは、彼女が隠れる山荘を突き止め、ロス市警のベンティ刑事と共にヘリをチャーターし、一路ロッキーへ向かう。
身の安全を約束するからとキャロルに協力を求めるコルフィールドとベンティの言葉に彼女は応じない。
とその時、自動ライフルを構えた男が、ヘリコプターに乗り空から攻撃を仕掛けてきた。
山荘は穴だらけになり、ベンティ刑事は帰らぬ人となる。乗ってきたヘリも撃墜され、木っ端微塵に。
隙を見て何とか外へ出て四駆に飛び乗った二人は一目散に山を下っていく。(山荘での襲撃シーンのイメージは、シュワちゃんの“コマンドー”に感じがよく似ていたので思い出してしまいました。何か良く似ていました)
必死に逃れようとする車と、逃すまいと追いかけるヘリ。
眼下を行く列車を目にしたコルフィールドは、車では逃げきれないと判断し、四駆を乗り捨てキャロルと共に列車に乗り込むのだが、そこにも追っ手の影が忍び寄る。
列車という、何処にも逃れようのない密室のなか、彼女の身を必死で守ろうとする警部補と、何としても命を奪おうとする殺し屋。追うものと追われる者の息迫る闘いが展開する。
彼女は無事殺し屋から逃れることができ、証言台に立ってくれるのでしょうか。
コンフィールド検事補 | 「なんでこんなに低く飛ぶんだ。」 |
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ベンティ刑事 | 「低かないですよ。山が高いんだ。」 |
コンフィールド検事補 | 「こんなとこで墜ちたら、俺達の骨拾ってくれるのはムースくらいだぞ。」 |
「誰か付けて来たら、パイロットの所から見えるかな。」 | |
ベンティ刑事 | 「誰かって?コンドル?。」 |
山荘 玄関の外 | ベンティ刑事とコンフィールド検事補が、ドア越しにキャロルに語りかけている。 |
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ベンティ刑事 | 「中で一杯飲ませてもらえませんか。」 |
キャロル | 「勤務中でしょ。あんた、本当に刑事なの?。」 |
ベンティ刑事 | 「あたしゃ、勤務中以外はやらないことにしているんだ。」 |
山荘 室内 | 入るなり、冷蔵庫の前に直行するベンティ刑事。 |
ベンティ刑事 | 「ビールないですか?。」 |
キャロル | 「アルコールは置いてません。」 |
勝手に冷蔵庫を開けるベンティ刑事。 | |
ベッティ刑事 | 「ほんとにビールないや。」 |
疾走する車 | 追っ手のヘリから逃れようと疾走する車を、 前方から ”蜘蛛の巣状にひび割れたフロント硝子” 越しに車内を映し出すシーン に続き、 車内から前方を写すシーン に切り替わると、”ワイパーの跡は有るが、無傷のフロント硝子”で運転しているシーンになり、 再び 外からの映像に戻る とまた”ひび割れたフロント硝子”になるという不思議技は編集ミス?それともちょっとした御遊び?。 |
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合間、合間に流れるメロディー | シーンとシーンの合間に流れるジングルの様なメロディは、サスペンス仕立てに更に拍車を掛けて、良い効果をかもし出しています。パニック・イン・スタジアムでも、同じ様に合間にメロディが流れていて、耳に残って好い感じでした。 |
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証人保護プログラム
この作品では、証人保護プログラムという言葉が
一度も出てきませんでした。でもきっとこの後
キャロルは、保護プログラムで守られのでしょうね、
きっと。(?)
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