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その扉を、開けてはダメ。『コララインとボタンの魔女 3D』監督・脚本・・・ヘンリー・セリック 原作・・・ニール・ゲイマン コンセプトアート・・・上杉忠弘 声の出演(日本語吹き替え)・・・榮倉奈々 、 劇団ひとり 、 戸田恵子 他 【解説】『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の鬼才、ヘンリー・セリック監督が手掛けるダークで幻想的なアニメーション。世界中で愛されている同名のファンタジー小説を映画化し、パラレルワールドに迷い込むヒロインの冒険と成長を生き生きと描く。ちょっと生意気な主人公の声を担当するのは名子役、ダコタ・ファニング。1コマごとに人形やセットを動かしつつ撮影するストップモーションアニメを、さらに3Dにした驚異の映像を目に焼き付けたい。 【STORY】11歳のコララインは両親と新しい街のピンク色の古いアパートに引っ越して来た。しかし、二人とも仕事が忙しくてちっとも自分にかまってくれない。近所に住む少年ワイビーとの出会いは最悪だったし、ママの食事は手抜き料理ばかり。。。コララインは退屈しのぎに築150年のアパートの探検を始め、その最中にレンガで封印された小さなドアを発見する。その扉をくぐると、“別の”ママとパパがコララインを待っていた。ママは優しくて料理上手。パパは愉快で願い事はかない放題。ただし、奇妙なことにママの目はボタンだった…。何かがおかしいこの世界。見せかけの世界で本当の両親を救おうとコララインの冒険が始まる――。『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』が大好きです。冒頭、ボタンの目の人形を作り替えるシーンからワクワク~~。音楽もこれから何が起きるんだろう?とドキドキするような雰囲気。主人公のコララインは、チラシなどで見ていたら可愛くない?って思ったけどこれがスクリーンの中で動き出すともの凄く表情豊か。ひとコマひとコマ人形を動かしているんだ・・その作業を考えると気が遠くなる。全体的にトーンは暗いのだけど、時々目を奪われる鮮やかなシーンが!!特に“あちらの世界”で“別のパパ”が作り上げる、コラライン仕様のお庭が凄い! そういえば・・・『コープス・ブライド』の時もそうだったけど現実世界の色合いは暗いのに、別の世界は暖かな色彩。誰もが、あっちの世界はいいな~~って思えるように出来ている。けれど・・・ご用心。うまい話には、落とし穴がちゃ~~んとあるのです。どんな時も冷静で、さり気なくコララインを導いてくれる黒猫さんが素敵。(右目と左目色が違うって、今気づいたわ。汗)コラライン一家は普通なのだけど~他の登場人物たちは、みんな印象的。大家の孫、ワイビーやピンクパレス・アパートの半地下に住む元女優の2人・・・彼女たちが一番インパクトあるかな? 見た目も性格も・・・飼っていたわんこを死後全部剥製にしちゃって並べてある(このへん、怖かったし~)そうそう、アパートの2階のボビンスキーさんも凄かったんだった。あの身のこなしはただもんじゃないよ~。実際にはトビネズミ訓練は成功してはいない???これはあちらの世界の素晴らしいトビネズミのショー ドールハウスやミニチュア模型やジオラマや~小さな世界が好き。ストップモーションアニメ。出来ることなら・・・こういう仕事に携わってみたかった。精巧に出来た小さな小さな世界で人形を少しづつ動かしてゆく。。。やってみた~~い。この作品のメイキングも見てみたいわぁ。こちらでは吹き替えしかやってなかった。。。ダコタちゃんの声、評判がいいらしい~聞いてみたいなぁ。実は、私 栄倉奈々ちゃんが苦手だったんです。なんでかよく分からなかったんだけど~この映画で分かった!コラライン役の彼女はとってもよかったのです。独り言をつぶやいていたり、道を歩きながら即興で作った歌を歌っていたりそれがとっても自然で~そのへんの子供たちまんま!彼女って見た目より声が子供っぽいんだわ~~。だからこの役はぴったりでした。新しい発見でした。戸田さんは、さすが!!両方のママの声、魔女の声、全部彼女ですが~聞いてて安心。劇団ひとりは、黒猫ちゃんだったんだけど結局最後まで分からなかった。後で知った・・・(でもその方がよかったわ)コンセプトアーティストは日本人イラストレーターの上杉忠弘さん。彼が書いたこういうイラストを元に作られた世界観。素晴らしいですね~~~♪幻想的で不思議な世界・・・好き好き♪ただね・・・この作品、3Dにする必要ってあったのかな?元々、立体的な人形・・・十分だと思うのだけど~~~。3Dを感じるシーンって、そんなに多くなかった気もします。◇ コララインのびっくり! ◇※ コララインの表情は、なんと20万7336通り。(ナイトメアのジャックの表情は15通り)最多で35秒間に16の表情を披露するので、注目。※ コララインの人形を1体仕上げるのにかかった時間は、スタッフ10人がかりで3~4週間。それを28体作ったというから大変だ。※ 1分14秒の映像を作るのにかかった期間は、52のステージに300人以上のスタッフで1週間!!マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★+半
2010年02月25日
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怪物と闘う者は自らが怪物と化さぬように心せよ。 お前が深淵を覗き込む時、深淵もまたお前を覗き込んでいるのだ。 フリードリヒー・ニーチェ 「善悪の彼岸」より『悪魔を見た』監督・・・キム・ジウン 出演・・・イ・ビョンホン、チェ・ミンシク、オ・サナ、チョン・グクァン、チョン・ホジン 他 【解説】『甘い人生』『グッド・バッド・ウィアード』などの韓国の異才、キム・ジウン監督を務め、人間の内なる悪魔を凄惨(せいさん)に描いたサイコ・サスペンス。婚約者を殺された男が、血も涙もない卑劣なシリアル・キラーを執拗(しつよう)に追い詰める様子を映し出す。『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』『G.I.ジョー』などで国際的に活躍するイ・ビョンホンと『オールド・ボーイ』の名優チェ・ミンシクが熱演し、息の詰まるような攻防を展開。善悪を超越した人間の執念と、驚がくのラストシーンに背筋が凍る。 【STORY】 国家情報院捜査官スヒョン(イ・ビョンホン)の婚約者の死体の一部が発見される事件が発生。極秘で捜査に乗り出したスヒョンは、真犯人の連続殺人鬼ギョンチョル(チェ・ミンシク)を捕まえ、体の中にマイク付きのGPSチップの入ったカプセルを飲ませ解放する。そしてギョンチョルが犯行に及ぼうとするたびに現れ、アキレス腱(けん)を切るなどの残虐な制裁を加えていき……。最近の鑑賞で、まだ書いてない作品を書こうと思ったら・・・こちらの『悪魔を見た』 と 『アンチクライスト』 どちらを書くのも、もかなり苦しいことに気付く(苦笑)結局、少し時間も置いて印象が鮮明でなくなった方を選びました。←弱気な私。コレは凄かった・・・最初から最後まで、怖いのに目が離せない・・・そして、こんなにも“痛み”を感じる映画って初めてかも・・・心も身体も痛くて痛くて・・・しばらく引きずっていて、その日の夜夢みてしまいました(正真正銘の悪夢)たくさん起きる犯罪。様々な事件が報道されて、私たちは後で活字を読んだり、ニュースを耳で聞いたりするだけで実際の被害者達は、本当は想像を絶する苦しい思いをしているのだ。そう考えると、全身が痛んだ。気絶させられて、まだ生きているのに生きながら残酷な目に・・・これは映画と思っても、“痛み”を感じて苦しかった・・・。実際の猟奇殺人犯は、ここまでではないかもしれないけれど本人に罪の意識はおそらく・・あまり、ない。人間の心の奥底に秘められた悪。それが形になった時 こんなに恐ろしいことはない。罪を感じていたら、猟奇的殺人なんて出来る訳もない。映画冒頭、可愛い女性が襲われるシーン。心臓がドキドキして、なんとか逃げ切って!とお話なのに真剣に祈ってしまった。やがて殺害され、切り刻まれ・・・塾の送迎車って、人を油断させるかも~。幼稚園バスの運転手さんや、スイミングクラブの運転手さんとか・・・なんか安心感が。先入観って怖い。スクリーンいっぱいに映し出される凄惨なシーンの数々。大量な血液もリアル。復讐が始まって、危害を加える方が逆転して~顔面潰されても、アキレス腱切られたりしてあんなに普通に動けまわれる筈がない。そういうツッコミどころはあるものの・・・痛みを感じない人間っているのかもしれない。そう思わせるチェ・ミンシクの迫真の演技。 私の中でお初の彼が、もう殺人鬼としてインプットされて~これから韓国映画を観て彼を見るたびに身震いしそうな気さえします。本当に凄かった・・・クールな2枚目、ビョンホン・・・彼の演技は何度か観てますが・・・慟哭する姿に胸きゅんでした。TVドラマ『アイリス』での彼もよかったけど、愛する者を奪われ自ら悪魔に魂を売り渡したような彼の気迫が凄かった。あんな殺人犯を野放しにしたばっかりに、被害者が増えるのは素人の私でも想像付くことだけど復讐しか見えなくなったら・・・同じことしてしまうかもしれない。常々、私は“目には目を歯には歯を”に賛成なので~昔の“あだ討ち”も大好きですし(大好き?笑)復讐した後に、どんな虚しい思いをしようとも~やり遂げることに意味はあるという考えです。じゃないと辛すぎる・・・この映画の結末にも両極の意見があると思うけど私は、ホッとしました。ただ復讐の連鎖はあるだろうな・・・あの犯人の息子が今度は・・・という姿が見えるようです。。。哀グロいシーンはそんなでもなかったけど、あの下剤を飲んでのシーン・・・正視出来なかった。吐き気が・・・そうそう、どうしても気になったのは~警察が遅すぎること。TVとかだと、すぐ向かってくれっとか言うと、すぐ到着するのに~時間かかりすぎて変。マリー的お気に入り度 ・・・ ★8個(凄く惹きこまれたけど。やはり好きなジャンルではなかった・・・)
2011年03月10日
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それでも、人間を守るのか。『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』監督・・・本木克英 原作・・・水木しげる 出演・・・ウエンツ瑛士、北乃きい、田中麗奈、大泉洋、田の中勇、間寛平、寺島しのぶ、佐野史郎、笹野高史、萩原聖人、室井滋、緒形拳、ソ・ジソブ、中川翔子 他 【STORY】雨のそぼ降る丑三つ時に“かごめ歌”を聞いた若い女性が失踪、現場には必ず“銀の鱗”が残されているという怪事件が続発していた。その事件に巻き込まれた女子高生・楓(北乃きい)と共に、謎の解明に乗り出した鬼太郎(ウエンツ瑛士)たちは、その原因が千年の時を経て蘇った悪霊の仕業であることを知る。悪霊の呪いを封印するために必要な古の“楽器”を求め、古地図に記された「天」「地」「海」の場所へ旅立つ一行。だが、この事件の裏側には、かつて許されざる境を越え、無残にも引き裂かれてしまった妖怪と人間の悲しい恋物語があった・・・。 【解説】漫画家・水木しげるの同名コミックを、ウエンツ瑛士を主演に迎え実写映画化した『ゲゲゲの鬼太郎』の続編。若い女性の失踪(しっそう)事件と、1000年前に起きた妖怪と人間の許されざる恋を絡め、エモーショナルなドラマが展開。主要キャストが前作から続投するほか、ヒロインを北乃きい、人気妖怪ぬらりひょんを緒形拳が演じる。大規模なロケで実現した壮大なスケールの鬼太郎ワールドに期待。前売り券も購入してあったので、公開初日に~チビと行って来ました。(今頃の感想ですが・・・)今回は鬼太郎の生い立ちや、どれだけ全力で人間を助けても、感謝されないという鬼太郎の哀しみなども描いてあって、前作よりダークなものになっていました。前作がオールキャスト的に、たくさんの妖怪が出てきたのに対し、今作は~主要メンバーがほとんどで・・・その分、鬼太郎ファミリーとしての団結力が見れました。でも~ストーリー的には、前作を超えられなかったような気はしたな。。。面白いは面白いんだけど・・・なんか足りない?1を観た時の“ときめき”が、なかったかも・・・もっと怖いのかと思ったら、拍子抜けだったの。鬼太郎も結構クヨクヨしてるし、ヒロインの少女の“想い”も伝わりにくかった。助かりたいのか、助かりたくないのか~鬼太郎に対しても心を開いていないような・・・。マーチングバンドでのトランペット演奏で「心が入ってないよ。譜面をなぞるだけじゃダメ。」とか言われていたこと。せっかくのエピソード。後半でもっと生かして欲しかった。(あの笛の演奏で極めたものを見せるとか?) ウエンツくんは、鬼太郎にぴったり!になりました。男前すぎるので、登場する女の子がみんな惚れちゃうようなカンジなんだけど。それはそれでいいかな?片目でのアクションは大変なのに、前よりスケールアップしてました。頑張った!田中麗奈ちゃんは、相変わらずキュートで“猫”になり切り・・・(笑)鬼太郎への、ほのかな想いがいじらしかった。まだまだミニスカートいけそうだわ。。。目玉おやじは永遠のキャラ。声優の田の中さん、かなりお歳なのですが~どうか、ずっとずっと演じて欲しい。大泉さん~ねずみ男・・自分のものにしてますね~。要領よく立ち回り、味方なのか敵なのか、いつもちょっと卑怯な雰囲気を漂わせ~でも最終的には仲間として存在してる。漫画と実写・・一番合ってる人じゃないかな~。今回の砂かけ婆と子泣き爺は、夫婦漫才のよう・・・室井滋&間寛平。2人で旅して、かけあい漫才してるんだもん。“お笑い”はこの2人にまかせておけば安心かな?(笑)2人とも、1よりも大活躍~!ぬらりひょんは、なんと! 緒形拳。ものすご~~い存在感でした。妖怪の中でも、総大将ともいわれる大物妖怪。台詞回しも重々しく、大変似合っておりました。今回のキーを握る、濡れ女(なみ)役は寺島しのぶ。演技のしっかりとした方なので~迫力ありました。彼女と恋仲になるのは萩原聖人。誠実なカンジがよかったです。夜叉。台詞がひとつもないのは何故~?と思っていたら、韓国の俳優さんソ・ジソブでした。兵役後初の出演だそうで~なかなかステキで、アクションも素晴らしかった。ゲスト出演のしょこたんも可愛くてよかった。最後までずっと分からなかった妖怪さとり=上地雄輔。鹿妖怪なのかな、角つけてて~糞を投げる。投げる(爆)臭くなる鬼太郎・・・ちょっと笑えた。 コレ・・・上地くん。そんな中、一番気に入ったのは佐野史郎さん演じる蛇骨婆かもしれない。“しゃ~しゃっしゃっ”の笑い声が耳から離れない~~~(笑)砂かけ婆とライバルらしく、首に蛇巻いて激闘してました。実はこの方も、最後に名前見るまでわかんなかったの。。。主題歌の中村中さんの唄、時々耳にしますね。「風立ちぬ」と~~ってもいいです♪ステキな唄!!マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★☆☆ (ちょっとオマケ)マリー的涙度数 ・・・ ★★★☆☆
2008年07月16日
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彼の名はウォーリー 地球型ゴミ処理ロボット。 700年もの間、人間のゴミを片付け続ける どんな時も、たったひとりで。 『WALL・E/ウォーリー』監督・・・アンドリュー・スタントン バート 音楽: トーマス・ニューマン 製作総指揮: ジョン・ラセター / ピーター・ドクター 【解説】アカデミー賞長編アニメーション賞に輝いた『ファインディング・ニモ』のアンドリュー・スタントン監督がピクサーの総力を結集して放つ、この壮大なSF冒険ファンタジー、根底にあるのはラブストーリーだ。じっと見つめあったり、そっと触れあって感じるときめきをロボットのウォーリーたちが見せてくれる。 【STORY】29世紀の荒れ果てた地球で、たったひとり黙々と働き続けるゴミ処理ロボット、ウォーリー。宇宙へ脱出した人間たちに置き去りにされて700年、大好きなミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』のビデオで男女が手を握るロマンチックなシーンを見ては,人恋しさを募らせていた。そんなある日、真っ白に輝くロボット、イヴが現れ、ウォーリーはたちまち恋に落ちる。ところが、巨大な宇宙船がイヴを連れ去ってしまい…。楽しみにしていたこの作品、すぐに行って来ました~~~。なのになかなかアップ出来なかった(汗)とにかく、ウォーリーが可愛かった!ただの四角いロボットなのに、こんなに感情表現が豊かだなんて~。嬉しい顔、哀しい顔、困った顔、どんな顔もキュートで、ホント可愛い~~~。それはイヴも一緒で~感情が分かるのは“目”だけなのに~その青い部分だけで、感情が伝わってくるの。好奇心旺盛で、ちょっぴりロマンチスト?な、ウォーリーと攻撃的な(動くモノに過剰反応)イヴの恋が微笑ましかった。誰かと手を繋ぎたい・・・そんな小さな夢を叶える、冒険の旅。いじらしいウォーリー。最初の方は、台詞が一つもなくて~字幕を選んで来たけど、これなら吹替えでもよかったかな?と 思えるぐらい台詞ナシ。ビルとビルの間にビルよりも高くそびえ立つゴミの山。その間をかいくぐって、小さなロボット、ウォーリーが1人で仕事に励む。ところどころに、人間がいたという“証”を見せながら・・・ウォーリーが集める宝物の数々が面白い。なつかしのルービックキューブや指輪ケース(中の指輪は捨てる)そして先割れスプーン。宝物を種類別・形別で可動式の棚にキチンと収納しているウォーリー。先割れスプーンはフォークの棚か、スプーンの棚か、悩んでる姿が可愛い~♪自分のことは全部自分で。太陽光で充電して、汚れたキャタピラは外して干して。ダメになった部品は自分で交換。なんかすご~~~くエライんだ。けなげ・・・このへんまではゆっくりお話は進むのだけど、2人が出会ってからは急展開。ウォーリーが大切なお宝=植物を見せてからは・・・フリーズしてしまったイヴを愛しげに見つめるウォーリー、動かないイヴと並んでるシーン思わず胸きゅん。。。涙が出ちゃった。 ↓ 宇宙へ飛び出してからが凄い。宇宙空間のシーンもキレイだったなぁ・・・そして美しい宇宙に浮かんでいる巨大宇宙船に暮らす“人間”この“人間”が一番怖かった。やはり、どんな状態になっても~誰かと直接触れ合うということは大切だな~。自分の手と足で、自分の力で行動するということがどんなに重要かってこの作品は教えてくれる。結構メッセージ性が強い映画です。でも、全然押し付けがましいカンジはなくて・・・子供でも、“何か”を感じ取ってくれる気がする。あっ!お話に関してあまり触れていませんが・・・こちらは、うん・・最近多いストーリーかも?しれない。ネタバレになるので書けないけど、「えっ?また・・・?」と思ってしまったとだけ言っておきます(笑)楽しかったことは、まだまだあります。たくさん出てくるロボットたち、ユニークなロボちゃんばかり。中でも、どこでも大人気~微生物除去機“モー” 汚れを見つけると、執拗に追いかけお掃除、お掃除。汚し屋さんが多い、我が家に絶対必要な(爆)ロボットちゃん。このモーちゃん、最後の最後まで大活躍で、エンドロールでもみんな席を立たなかったよ~。 左の子が“モー”ちゃんラストでは思わず涙、のシーンもあります。大人も子供も楽しめる素敵な作品だったと思います。そういえば、ウォーリーの地球での唯一のお友達が“ゴキブリ”ちゃん。(ゴキ嫌いの私は、スクリーンに現れた彼がゴキではありませんように・・・って祈ってました。コオロギだと思い込もうとまでした 笑)700年たっても彼は絶滅しないのね?さすが、太古から生き続けるゴキちゃん。おそるべし・・・マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★+半マリー的涙度数 ・・・ ★★★☆☆
2008年12月13日
閲覧総数 95
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