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走れ!ソーニャドール
少女ケールの夢を乗せて
『夢駆ける馬ドリーマー』
2005年 アメリカ
脚本・監督・・・ジョン・ゲイティンズ
製作・・・ブライアン・ロビンズ、マイケル・トーリン
出演・・・カート・ラッセル、ダコタ・ファ二ング、エリザベス・シュー、クリス・クリスファーソン他
【STORY】
競走馬を育てる伝説的人物だった父ポップ(クリス・クリストファーソン)から、厩舎を譲り受けた元騎手ベン(カート・ラッセル)は、資金繰りに苦しむ中、 有力馬主から頼まれた牝馬ソーニャドールに希望を託す。しかし、娘のケール(ダコタ・ファニング)と一緒に出向いたレースで、ソーニャドールは転倒し、骨折してしまう。馬主から殺すよう命じられるが、ベンは自分のギャラでソーニャドールを買い取ることを決意する。父と息子、夫と妻、父と娘 全ての関係がぎくしゃくしていたが その日から夢に向かって力を合わせ走り出す・・・
今年7本目の試写会鑑賞です~本当にあった感動の実話を映画化だそうで 泣く用意をして行きました。(笑)
足を骨折し安楽死させられそうになった競走馬が、みんなの夢をのせて走り出す。
周りを取り巻く人々は 夢をあきらめてしまった父、生まれた時から馬が大好きな少女、少女を優しく見守る母、息子に夢を託しながらも親子の関係は上手くいかず 馬を愛する孫が唯一の慰めという祖父 そして過去の落馬がトラウマの騎手や調教仲間・・・
スペイン語で“夢駆ける馬=ドリーマー”と名づけられたソーニャドールはみんなの夢を叶えられるのか・・・?
なんとなくストーリーもみえみえで 展開もそのまんまなのだけど
やっぱり 泣いた・・・ こういうお話にめちゃめちゃ弱いです。はっきり言って(笑)馬ってどうして あんなに優しい目をしているのでしょう?
そして走る姿の美しいこと!
今回ダコタちゃんは 控えめな演技です。前の『宇宙戦争』の時は泣いたり、叫んだり派手でしたが 今回はありふれた日常・・・ただ馬が大好きな少女を抑えて演じてます。
最初はう~~ん ダコタちゃんか・・と思ってしまったけど
とても可愛くて 子供らしくって(ここがポイント)よかったです。
カート・ラッセルはいい味出してます。まだ観ていない『ポセイドン』でも評判がよいようですが~この作品でも何気ない演技が 心に染みて・・・うまくいかない父との葛藤や娘に対する 不器用な愛情など・・・ 泣かせてくれました。祖父役のクリス・クリスファーソンとすごく顔が似ていると思ったのは私だけかなぁ??
最初 ちょっと地味な映画だろうな~どうしようかな~と思っていたけど観てよかったです~心があったかくなって 素直に涙がこぼれました。
***おまけ***
馬と人の再生を描く実話といえば思い出すのは 私のお気に入り『シービスケット』です。
こちらは時代設定も世界大恐慌の時代・・・視力(片目)を失った騎手、最愛の息子を失った馬主、行き場を失ったカウボーイ の3人が乱暴で扱いにくい馬シービスケットに才能を見出し
不可能を可能にして 当時のアメリカの人々に勇気を与えたお話。
トビー・マグワイヤがかなりの減量をして 騎手の特訓を受け実際に騎乗しています。
こちらもとっても感動作~~~
***もう一つおまけ***
『パイレーツ・オブ・カリビアン2』のロングバージョン予告がありました~
こんなに見せちゃっていいの~~???!!ってカンジでした!!タコ船長、デイヴィ・ジョーンズみたいのが、いっぱい出てきて びっくり!!期待が高まりすぎて~~毎日苦しいですぅ~~
この予告観たさに 又劇場に通う日々? 7月22日待ち遠しいなぁ~♪
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