路上駐車

NYのまぎらわしい標識 パーキング編
(11月23日の日記  より)

アメリカは日本に比べて車社会ですし、道幅や路線が多いので、道路の両脇に車が駐車してある通りが比較的多いです。多くの所はコインをいれるメーターがあるか、近くにある自動販売機で停める時間分のチケットを購入してフロントガラスの内側においたりしますが、何時から何時はOK,何曜日はコインをいれなくていいとか事細かく指定した表示があります。よくよく読まないと うっかり違反のチケットをとられます。

さて 今 住んでいるアパートは月ぎめで駐車場代が206ドル。マンハッタン島でもないのに高すぎる為、まだ駐車場のリースをしていません。週払いで駐車場に停めたり、路上駐車したりあの手この手で駐車場代を節約してます。昨晩も路上駐車をする事になり、違反チケットをとられない安全な駐車場所を探しました。そして見付けたうちの近所のある一角。駐車に関する標識が4枚もついている。(今 デジカメの充電池が切れてしまった為、持ち歩きできず、写真がとれなかったのが残念です)

  1番上の標識 ”午前8時ー8時半駐車禁止 日曜日は除く(道路の清掃車が来るから)”
  2番目の標識 ”午前8時半から午後7時まで 2時間迄の駐車 日曜日は除く”
  3番目の標識 ”駐車チケットはそこにある販売機で買ってください”
  4番目の標識  なんだったっけな? (度忘れ。。)


この標識を解読すると

●午前8時から8時半は清掃車が来るから駐車禁止 
●午前8時半から 午後7時までは駐車チケットを購入した上で、2時間を上限に駐車可能 

 但し両方 日曜日は除くなので、日曜日はチケットを購入しないで何時間でも停められる。

●午後7時から翌朝8時までは 駐車チケット購入せずに無料で駐車できる

となる。


     ところがですね。。。

その場所から30秒歩いて道路を1本渡ったところにある通りには標識は2枚だけ。
2番目の標識にご注目。

   1番上の標識 ”午前8時ー8時半駐車禁止 日曜日は除く(道路の清掃車が来るから)”
   2番目の標識 ”午前8時半から午後7時まで 2時間迄の駐車 日曜日も含む”

こっちの標識によると 


●午前8時から8時半は清掃車が来るから駐車禁止  

 日曜日は除くだから 日曜日はこの時間帯 駐車しておける

●午前8時半から 午後7時までは駐車チケットを購入した上で、2時間を上限に駐車可能 

 日曜日も含む だから 日曜日もチケットを購入しないといけない

hatena私と旦那は非常に悩みました。

なぜなら ボストンでは ”日曜日は路面駐車の場合 メーターにコインをいれなくていい!”というのは当たり前で、あそこの通りはいれなくちゃいけないけど、こっちの通りは無料なんてまぎらわしいことはありませんでした。まあ ボストン近郊の街によっては土曜日も駐車料金を払わなくていいところがあるので、どこでもそうだと信じて、土曜日に違反チケットをとられたりするおっちょこちょいさんもいますが。。(それは私。。)


なので なぜニューヨークは同じニューヨーク市が管理する 路上駐車の駐車料金を、なぜあっちの通りだと払わないといけなくて、こっちの通りは無料なんだろう?? それってすごい不公平じゃないか? もしかしてニューヨークでは ”駐車料金を払って2時間駐車可能 日曜日は除く”っていうのは、平日は2時間までだけど、日曜日は駐車料金を払えば2時間以上 駐車しておいてもいいってことなのかな?と勘ぐり、今朝は朝8時すぎに1人で起きて、その通りに偵察にいきました。(違反チケットは30ドル以上するそうなので、かなり真剣に偵察に行きました。ぷぷぷっ)

その”日曜日は除く”の表示がある通りは スペースにはずらーっと車が並んでいる。みんなは駐車チケットを購入してるのか?偵察して歩く。
  8時32分 どの車もチケットはってない  そして さらにうろうろし(怪しいって?)
  8時42分 相変わらず どの車もチケットなし
      通りを渡って 日曜日もチケットを買え!って表示がある道路はみんな駐車料金払ってる模様
  8時50分 最初の通りに戻るとやっぱり誰も買ってない。

 たぶん 日曜日は無料でとめておいていいと判断 
 アパートに戻る。

アパートのドアマンの人に 道路の標識について訊ねてみた。どうも 日曜日は除くって書いてあったらお金は払わなくてもいい模様。でも通りによって 日曜日を除く、含む と表現が違うのは公平じゃない!と私が訴えると、彼はそれは難しい問題だ。。前後の車はどうだった?と聞かれ さっきの時点では誰も払ってなかったっていったら、じゃあ大丈夫だろうっていう彼。ちょっと不安になり、また通りに戻る。時間は9時15分。しかし一台も駐車料金を払っていない。

  やっぱり今日は無料に違いない。。
  とっとと帰ってもうひと寝入りしようっと♪


日曜日に駐車料金を払うべきか? 無料か? それを確認する為に 8時ちょい過ぎから9時20分までうろうろしてお疲れだった私は昼過ぎまでぐっすり眠った事は言うまでもありません。。sleep


heart   おまけ   heart

ちなみに駐車料金ですが、30分で25セントです。1時間50セントなので、その辺にある民間の会社がやっている駐車場より破格なお値段です。

さらにアパートのドアマンのお話によると、マンハッタンでは場所によって 10分で25セントだそうです。1時間だと1.5ドル。地価も高いでしょうし、まあなるほど納得という感じではあるんですが。しかし マンハッタンでも そっちの通りは25セントで10分だけど、道路をわたった向こう側は25セントで30分だったりするそうです。そういう不公平な値段は どのような理由で決めてるのかちょっと興味深々です。 

なお数年前までは、ニューヨークの路上駐車チケットは、日曜日は無料だったそうです。ドアマンいわく、9.11の後から 財政を埋め合わせるために駐車料金も変わってきたんだとか。。


ちなみに アメリカでパーキングメーターって(メーターにコインをいれるタイプです)2時間分しかコインがはいりません。。(たぶんどこもそうですよね?) それは2時間を上限に駐車をしていいという事なので、2時間後 またコインを2時間分入れ足した場合、違反チケットをとられます。 コインを払っても ”上限の2時間を超えて駐車してるから”です。なので 車を動かして違うスペースに停めなおさないといけません。 

もし運悪く コインをもう一度いれて 違反チケットを取られた場合、その街の交通課に苦情をいいにいきます。そしていい訳は ”2時間上限だって知ってたから 1度車を動かして 違うスペースを探した! たまたまそこが明いてたから停めたんだ!”とあくまでも停めなおしたことを強調することで、違反チケットを取り消してもらったという知り合いがいます。ぷぷぷっ。。交渉してみるものですね。(時間があれば。。ですが。。)



home




© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: