さむあっぷ!!

さむあっぷ!!

出発



今日が給料日という事もあり、銀行へ寄り、4万円を下ろす。

諭吉2枚に、漱石又は野口さん20枚だ。フェスは特に細かい金のほうが便利だからだ。

マツキヨで、日焼け止めクリーム、虫除け、目薬等を買い、いざ目指すは平和島。友達の職場までは自分の車で行き、そこから友達の車に乗り換える為。

7月最後の週末金曜日という事もあり、交通量はかなり多い。

柏インターから乗るが、早くも首都高箱崎付近渋滞の表示。

いつも渋滞が起きてる浅草を難なく過ぎ、問題の箱崎。やはり混んでいる。

しかし、それは新宿、池袋方面の話。羽田線を目指す俺は、ちょっとの渋滞で済んだ。

9時半には、平和島へ到着。友達の職場は、下りてすぐ。

4月に新車で購入したばかりのアルファードに乗り換える。同級生で車のグレードが違いすぎっ!勝者と敗者の差は歴然だ。

友達を拾いながら、いざ苗場へ。


関越道所沢インターから乗る頃は午前1時を回っていた。

途中、上里PAに寄る。

明らかなフジロッカー達が、所々に休んでいる。くそ上がる。

皆仕事上がりと言う事もありゆっくりしながら、午前3時ちょい前には、月夜野インターに到着。ちょっち早い。

下りた所に走っている、国道17号線を苗場方面にひた走れば会場だ。

途中、目的地までにある最後のセブンイレブンで時間を潰す。

フジを目指すバイカーが5,6人駐車場で寝ている。

月夜野ICから苗場を目指すフジロッカー、

苗場から買出しに降りて来るフジロッカーが、

入れ代わり立ち代わりするセブンは、とても山奥の深夜のコンビニとは思えないほど活気がある。そしてまたくそ上がる。

しばらくして、出発。山道をくねくね登る。目にする車のナンバーは、様々だ。

午前4時ちょい前に、目的地苗場スキー場へ到着。

様々な格好をしたフジロッカー達が道を歩いている。

ナイロンパーカーに長靴の人もいれば、ランニングにショーパンにサンダルの人もいる。

夏場の、ましてや深夜のスキー場とは思えない程活気がある。

フジロックだ!!

3年前初参加した時と何も変わっていない風景が歓迎してくれる。

ただ唯一変わったのは、彼女がいるかいないかだ。。。

前売り駐車券を購入していない俺らは、まずは会場の様子を見に、会場まで車を走らせる。

まず、苗場プリンスの裏の山はキャンプサイトの為、山の斜面に一面に広がるテントの数々が目に飛び込んでくる。

フジロッカー、警備員、車。凄い数だ。

ちょっと会場を通り過ぎ、山の上から会場を覗いてみた。

重低音のノリノリのリズムと人がいっぱいいるのが見える。

明日俺らはあの中にいる。そう考えると同時に、体が震え、一気にテンション更にうなぎのぼり。

駐車場は、3年前と同じ場所を選ぶ。何も変わっていない。

3年前の時は、そこで池内孝之を見た。(GTOの村井君)

午前12時から丸一日で2000円だ。駐車場の前にある、本陣という24時間日帰り温泉の割引チケットが貰える。

駐車場の中は、単なる空き地に、1000台以上入るのだろうか。

午前4時過ぎで8割方埋まっている。

車の中では、2日目に備え皆寝ているみたい。

俺らも30分ほど、苗場を探検してから本番に備え、眠りに就いた。

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