Qちゃん先生の子育てのヒント

3)学力アップ必勝法!

船津先生の学力アップ必勝法!


船津先生の講演の冒頭は、教育全般と、小学校英語必修化のお話でした。
くしくも受験シーズンまっただなか。
ヒートアップする中学受験。
私立中学校を受験する小学生が確実に増えてきています。


その原因の一つが2002年に導入された「ゆとり教育」。
ゆるゆるカリキュラムの公立中学校には、まかせられないということでしょう。
公立中学校での5教科(国・数・英・社・理)は週16コマ。
一方、私立中学校は27コマ。
約1.5倍の差があります。
勉強を良くする子としない子の差が大きく開き、二極化が進んでいることを
指摘されました。


小学校では6年間に国語が
224 時間削られ、算数は 142 時間削られました。
おかげで学力低下が深刻です。
政府は、「ゆとり教育の見直し」を検討していますね。
今日の新聞にも見直しに関する最新ニュースが載っていました。
もうご覧になりましたか?
※読売オンライン 1月19日付
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070119it01.htm


夏休みを短くして授業時間を増やそうかとの案も。
「夏休みを削る~~~!!??」船津先生は怒っていらっしゃいました。
(まあ、私たち母親はうれしい?んですけれどね。ハハ)
平日(月~金)の授業時間を増やせばいいだけなのにと。


「小学校に英語を入れる前に、国語力をつけよ。」
小学校英語必修化に警笛を鳴らす意見も多々あります。
伊吹文部科学相の例の発言にも、がく然とした、と船津先生。
国語力が下がったのは、明らかに『ゆとり教育』のせい。
「どうして国語と英語を横並べしないといけないのか。
同じ土俵で考えてはだめ。『分ける=分かる』ということです。」
全くその通りだと思いました。


英語であなたの子どもが変わる! 」(金森強著)には、近年日本よりも
学力レベルが高いフィンランドについてこう記してあります。
外国語の時間が相当占めるフィンランドの子どもたちの読解力が
世界でトップレベルであると考えると、外国語を小学校のうちから
学ぶと母語がおかしくなるとか読解力が落ちるとかいう懸念は
まったく見当たりそうにありません。

フィンランドでは日本で言う小学1年生から英語の授業があるそうです。


「みなさん、書き留めておいて。効果的な学習法とは...」と船津先生。
学力アップ必勝法を伝授くださるというのです。
一瞬会場の雰囲気が変わり、みんないっせいにペンを走らせます。
この3つが大事です。
1)
読解力
2)
漢字
3)
計算


1)の読解力を伸ばすには、「
読書 」しかない。学年の推薦図書を
かたっぱしから読ますこと。2)漢字は「
漢検 」を取らせてください。
中学卒業までに、できれば3級を取れていればよい。3)算数を伸ばすには
計算の
反復練習 が大事。文章問題は国語の読解力があれば大丈夫だから。


教育に関する貴重なお話でした。
さて明日は「かけ流し」につして。
みなさんはどのように「かけ流し」をされていますか?
1日のかけ流す時間は?
音量は?


船津先生から「かけ流し」の常識を変えるようなお話が聞けました。
講演後に個人的に聞いたお話ですので、私一人だけの秘密です♪
私もこの話を伺ってから、自宅でのかけ流し方法を変えました!
今まで何が間違っていたのか...(間違っていたのです!!)
特別にみなさんにだけ、お伝えしたいと思います♪





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