Qちゃん先生の子育てのヒント

ぬりえ



ぬりえ

子どもが不器用かどうか確かめるいい方法があります。
「ぬりえ」です。


年中になって、はみ出さないとぬれない子、丁寧さがない子、すぐにやめようとする子は、不器用ぎみだということです。
はみ出さずに塗るのは、子どもにとってかなり大変なようです。
手首の回転がよくないと、上手にぬることができないからです。


2歳くらいになれば、クレヨンを持たせ、ぬりえを始めるといいでしょう。
指先や手首を鍛えるいい訓練になります。
文字を書くには、
運筆力 が必要です。
運筆力とは、自分の思う通りに書ける力のことです。


それには、握力や筆圧がしっかりしていないといけません。
年長で筆圧が弱く、ふにゃふにゃの字しか書けないようであれば、
その後の学力に大きな差が生じると思います。
入学後あせって問題に取り組んでも、あとの祭り。
お子さんにつらい思いをさせないよう、幼いころからの働きかけが大切ですね。


さて、ぬりえを上手に仕上げるにはコツがあります。
まずは、お母さんがそのコツを知ることです。
そして子どもが理解できるように、
わかりやすく伝えること(言葉掛け) が大事です。


娘(当時年中)が通った塾のカリスマ先生から伝授してもらったぬりえのコツ。
大公開です!

はみださない 「線の中だけ上手にぬれるかな?」
ぬり残しがない 「白いところがないようにね。」
雑にぬらない  「手をゆっくり動かしてね。」
丸い箇所は、左から右に円を描くようにぬる  「くるくるぬるのよ。」
2歳になったらはじめよう!ぬりえドリル
創作ぬりえ
娘(当時4歳)のために購入したのは、あそびのおうさまBOOKシリーズの ぬるほん
中身はこんな感じ。 (紙上で激しく怪獣ごっこをしていました...コワイ。)

ぬるほん

ぬるほん
は、ぬりえブックではなく、「創作お絵かき」ドリルです。
「さかなにもようをかこう。」「カレーをかけよう。」「ラッパのおとをかこう。」
など想像力を伸ばす興味深いテーマがたくさん。
「ふうせんにいろをぬろう。」「ぶどうをぬろう。」などの色塗りのページもあります。
フェルトペン、クーピー、色えんぴつを用意して、自由に描かせました。
娘はとても気に入って、毎晩見開き1ページずつ取り組みました。



リニューアル版の ぬって(あそびのおうさまBOOK) です(↓)



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