お水の裏街道

お水の裏街道

ゲロ子介抱の巻


ミニクラブでバイトしていたとき 

オーナーから渡されたお店の名刺に《フロアーマネジャー》と書いてある

「オーナーこのマネジャーってお手当てつくの?」

「・・・」

「こんな肩書きより時給UPがいいわぁ~!!」

ただ古たぬきだという事の肩書きの名前なんぞいらん@@;

でもオーナー留守の時は私が責任者

ってか面倒なことはすべてやらされていた

客からのクレーム処理や女の子の面接

そんな中 H美と言う子を面接し採用

面接でも一人でしゃべりまくっていたH美

水商売にかなりの自信があるようだった

「さぁ~お手並み拝見させていただくわぁ~」と心で思う

H美初日 開店30分前に来て やる気マンマンのようす

張り切りすぎたのか閉店のころには酔ってカウンターで寝てしまった

チーフと一緒に送って行くことになり

タクシーで

走り出して数分H美が「気持ちわぁ~るぅ~い~」と言い出した

タクシーの運ちゃんは「お客さん大丈夫ですか~?」

吐かれたらたまらないという顔でルームミラーから見ている

「ちょっとH美ちゃん大丈夫?吐かないでよ~!!」

「ダメみたいです~~~吐きそう・・・」

困った・・・袋みたいなのもないし

どうしよう!!

チーフ「運転手さんすみませんが車止めてくれませんか?」

運ちゃん「無理ですよぉ~」

車の外は渋滞だ

そんなぁ~~~いまにも吐きそうなH美

絶体絶命

ん?これに吐けばいいじゃん^^

H美の持っていたヴィトンのバック

チャック開けてそこに吐かせたp( ̄o ̄)q

そして静かにチャックをして

家まで送り届けたの~

その日が最初で最後 H美の姿は2度とみていない(-"-;)



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