さるすべり9722の介護日記

2011年03月23日
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カテゴリ: 旅行

五条坂の昆布やさん

ヨモギ餅で一息つき、「おおきに」奥さんの声を背に店を出た。

足の向くまま、歩いていると、五条阪にでた。

陶器屋さんが軒を連ねている。

そのなかに、昆布屋さんがあった。

間口の広い店の中は長い昆布そのままの長さで売っているケースもある。

なかから80絡みの奥さんが出てくる。

昆布を選んで、ふと顔を上げると大きな鏡が壁にある。

「昔は、広う見えるさかい鏡つける店多おした」

「そうですか、大きいですね、ではまた」

店を出ようとすると、かけ時計が4時を告げる。

澄んだ音色に目を向けると、時計の中の4人の小人が鐘をたたいて、メロディーを奏でている。

「珍しい時計」

「電気を消すと、音楽は鳴りまへん」

「まあ、賢い時計ですね」

「一度壊れたので、時計屋さんに出したら、今はもう作ってない時計いわれました」

店をでて、歩くと「五軒ういろ」の看板が見えた。

その店の2階で、五軒ういろを頂いた。






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最終更新日  2011年03月24日 03時10分31秒 コメント(6) | コメントを書く
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