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2007年02月18日
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 動的漢詩表現、それはなんのことかって~と、ワタクシが邪道ガンダム小説連載開始当初から使い始めて、それからここ1年くらい小説で使ってるみょ~な文章表現のコト。例を挙げると(以下 機動伝承ガンダムARK 第1話より)

  轟、粉砕、飛散。反射光、摩擦音、停。
 突然に、出口のガラス戸を蹴破って、一台のバギー車が突っ込んできた。まばらな人々を避けながら、僕達の前でスリップしながら急停止する。唖然。そう表現するしかなかった。

これの1行目。こんな感じ。つまりは文章でなく漢字の羅列を擬音語擬態語のかわりに使って描写を表現するって技法。描写は音とかに限らず、色とか心理描写(悪寒とか直感とか今まで使っただろーとやろうと思えばなんでもつっこめます。なお、動的漢詩表現って名前は、「これ漢詩っぽい」と言われたから最近つけた(笑)。勿論こんなヘンな(獏)表現技法、誰も使ってない完全オリジナル。ではもうちょっと詳しい説明。


その1;特徴、法則。
(1)使用時は文章に混ぜず改行し、通常の文と区別する為2字あけてから書き始める(パソだとスペース2つ)。終わった後も改行。
(2)基本は2字でひとまとまり。ただし熟語である必要はなし(例;突崩、天飛などなど)またひとまとまりも状況に応じて1~3程度に臨機応変で変わる。
(3)句読点で各描写を区切る。連続した描写は読点、描写が一旦終わる場合は句点。ただし短時間に連続した、もしくは密度の濃い描写を行う場合は読点で区切らない。

・例文(第2話より)
  飛翔、轟音。深、空、加速加速加速加速加速加速。
 低く飛び立った瞬間、視界が、水面に水滴を垂らしたように一瞬揺らいだ。直後に無重力感と、想像以上の速度で加速する周囲。起動したままの左腕から、何か強い力が出て、空気を引き裂いているみたいだ。一瞬で、敵機との距離が縮まる。


その2 この表現のメリット
(1)描写に簡単に法則性を持たせられる。(例えばある特定のものから発せられない音があったとしたら、その音はそれ以降も同じ動的漢詩表現をすると一発で判る)
(2)本文の描写表現を短縮する事が出来る。
(3)比較的簡単に、時間的な描写を行える(同じ動的漢詩表現を頭に使い、同じ瞬間の事柄を別々の人物の視点で描く、文章内での時間密度の変化を、簡単に読者に伝えられる、などなど)
(4)一人称視点の際でも、完全に客観的な描写を入れることが出来る。逆に、心理描写など主観的描写を織り交ぜ、状況変化による人物の心理変化をスピーディーに表現したりも可能。


その3 この表現のデメリット
(1)本文の描写自体は短縮できるが、描写が重複してしまうとくどい文になる。言い換えると後付けする捕捉描写を厳選しなければならない。
(2)ある程度描写で使う漢字に法則性を持たせておかないと、読者を混乱させる。

(4)1度でもこの表現を作中で使うと、混乱を避けるため使いつづけないといけない(爆)、普通の描写表現が使えない(獏)


 まとめるとこんな感じです。つーか完全暗中模索状態なのでまじで毎度毎度試行錯誤を繰り返さなきゃなんないのですよ。まーでも好きなんだけどこのやり方。特にメリット(4)。よく推理モノのマンガとかである「トリックのカギみたいなものを目立たないようにそっと場面の端に書いておく」的な表現とか、事実と、それを見た人物の感じ方の違い、つまり1人称と事実との食い違いとかもリアルタイム表現できちゃったりするんですよ。上手くいくと(苦笑)
 そもそも、この表現を使い始めたのはカンダムみたいななSF系の描写の派手になる作品では普通やんない(爆)完全1人称で文章を書きたくなり、そうするとどうしても3人称的描写表現が足らなくなる(爆発の音とか、コックピット中外の状況の違いとか)から、じゃーこんな方法で表現したら?と思いつきからなのですよ。後より詳細で感覚的な時間表現、空間表現、まあマンガとかドラマちっくな描写表現を小説でもやってみたいなと思って。あれ?でも描写放棄とか言われてる、逆じゃん(笑)
 まーともかくごーいんぐまいうぇいな表現である事は確か。これぞうさぎクオリティ(獏)





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最終更新日  2007年02月18日 13時27分24秒コメント(0) | コメントを書く
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