■Think OF you■

優しい手。


ひとみが急に泣きながら、ぁたしのとこに走ってきた。
理由を聞いてもただ、ただ
「ぁたしなんていらないんだ」
そう言って泣くばかりだった。


ぁたしはずっとコトバを掛け続けた。
だけど、ぁたしが君を必要としてるって、この思いは
ひとみにはこれっぽっちも届いてないみたいで・・・。
君は泣きつづけた。

そして、「頭冷やしてくる」そういって君は走っていなくなっちゃった。





悲しくて悲しくて、
ぁたしまでも泣きながら、ひとみのこと探し回った。


もう泣かないって決めたのに。
泣いてばかりじゃ、大事な物守れないから。
なのに・・・・声は震えて、また涙が溢れそうになった。


センセーの近くを通った時、
センセーはぁたしの名前を呼んだ。
涙拭いて、ムリして笑ってみたのにやっぱりセンセーには全てわかってたみたいで。

「何があった?」センセーはそう言った。





全部、全部、全部話して
また泣いた。

1つのことを成功させたいって願っただけなのに
皆の気持ちは、いつになくバラバラになってしまっていった。
皆、泣いて
皆、怒って、感情ぶつけあって・・・。

本当に嫌だった。




そんな姿を思い出すたびに、また恐くなって
「どうして、こんな風になってしまったんだろう」って思ってた。ずっと。

泣いてた。恐くて、恐くて。








センセーはその大きな手で
ぁたしの頭を撫でてくれた。



その手は、とても大きくて優しくて・・・
ぁたしは安心した。




そして、肩を優しく叩いて
「大丈夫」
そう言ってくれた。

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