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安倍首相の増税先送りでアベノミクスのリベンジが始まる
●もともと安倍首相は政権獲得前から消費税には消極的であった。 民主政権から自民公明の連立政権になったときには、すでに三党合意で付則付きの社会保障と消費税一体改革として引き継ぐことになった。 それから 2 年の今年 4 月に最初の 5% が約束通り実施したがこれが想定外の反動の GDP の 4-6 大幅減、そして必死の日銀黒田バズーカ砲を今年の初めとこの秋になってぶっ放したが結局は 7-9 も水面には出なかった。 本来であれば付則条項を適応して先延ばしで解散まですることはなかったはずだ。 いまも識者のなかにはこのやり方に理解しがたいという人も多い。 どうやらこの付則条項を無視してもそのまま押し切ることにつよく圧力をかけた財政規律を唱える財務省との確執がこの中央突破の解散へと急速展開したのである。 そのことで安倍首相が麻生財務大臣と隠密裏に深く協力を依頼しただろう。 それまでも財務省は首相のつよい抵抗に有識者会議も昨日のきのうまでギリギリの世論対策に奔走したが、どうやら安倍首相の政治主導による剛腕にねじ伏せられた。 財務省はそれだけでなく、いままでとんと蟄居していた民主の昔の愛弟子にも裏から声かけて、反増税延期の掛け声をあげさせたりもしたのだ。 しかし増税に大義なしの声は国民大衆からはお前こそ戦犯者とすげなく相手にならなかった。 その挙句に民主党が延期賛成を発表して恥の上塗りのまたまたの落ち目の三度笠の下手な役回りでとどめをさされた。 本音のところ政権を引き継いだ安倍首相からすればことしの 4 月の 3% の増税前まではまさにアベノミクスの第 1 矢はほとんど的を離さず幸先はよかったが、 4 月の増税後怖れていたリセッションが襲い掛かり、株価もほぼ半年ほどはもみあいで折角の景気浮揚の勢いの鼻をし折られた。
やはりこの消費税のもともとの設計に誤りがあったのだ。 はなから 2 年ほど遅らせて実施であれば違った局面があったはずである。
財務省のいうところの財政規律云々はじつに片腹痛い言い草だ。 いつも己らは財政の放漫を限りなく行政の中で野放図にしながらいかにも外面ばかりに拘って行政改革に自ら邪魔はすれども自ら規律奪還に勤しんだ形跡は目に見えない。 安倍首相はアベノミクスの 2 段目の財政出動まではともかくとしても 3 段目以後の不発と言ってもいいほどの結果には思うところがあったのでは ?
つまり口とはうらはらにいつも改革のスカートの裾を踏みつけているのは実は身内と思っている奴のまさかのうしろからの鉄砲なのだ。 それに安倍首相の確信的な考えを知った財務省は今度は自民党内の各派閥にも手をまわして、アベノミクスの失敗を声高に合掌する隠微なことを最近になってはじめている。 これは民主にも手が回っていて枝野なんかが安倍首相に左翼からの献金を突かれて息巻いてこの策謀の片棒も担がされているようだ。
安倍首相はとにもかくにも北京で 2 年半ぶりの日中会見を自分の思うペースで曲がりながらも収めた安心と自信をもつてきのう早速そのまま公明党の 50 周年のあいさつで帰国いちばんのセリフがリベンジ溢れるデフレ脱却のいちばんのチャンスが到来したと言い放った。 やっと安倍んちも本当の敵が見えたようだ。 敵は本能寺、足下にあり。 これに尽きるし、よくぞ財務省の黒子がはしなくも水面に苦しみの空気吸いにとうとう顔を出しのだ。 日本の特殊ムラ岩盤と古くなった配電盤をぶっ潰す、小泉先輩に倣ってどれからでもいい結果をあげれば止まりかけたアベノミクスも静かに動き出すのであります。
このことなくして何人が政を為しても腹の中の回虫をこやして国はやせ細るばかりであります。 国債暴落は財務省の為にする虚言戯言である。
アベノミクスはあらたな第 2 ラウンドにはいる。 長期政権を目指すな、やる地力をつければおのずとついてくる。
安倍高杉晋作の動乱に生きる男の出番は本日、今日からと思いたい。
そして勝海舟のことばを添えたい。
行蔵は我に存す。 毀誉は他人の主張 我に与らずと存候
右顧左眄しないでアベノミクスの貫徹を期して卑怯な国賊官僚を打ち払うべし。
もちろんいい人もいるが。 野卑な官僚はもう一度言うが打ち払うべし。