徒然なる落書き帳。

徒然なる落書き帳。

人生時間。


私がはじめてその言葉を聴いたのは、専門学校を受験しようと思っていたころでした。
私たちの人生を、予定のない休日にたとえてみよう。
そんなお話です。

そう、まず私たちの人生っていったい何年くらいなんだろうか。
特に大きな病気をしないと仮定して、自分の意志で、自分の力で多少の不自由はあっても
健康でいられる歳。。。どうかな。ここではとりあえず80年くらいに仮定してみましょう。
80年を24時間に変換すると、大体1年が20分くらいかな?1時間で3歳の計算。


さて、予定のない休日、皆さんはいったい何時ごろ起きられますか?

前日に夜更かししたわけでもなく、特に疲れきっているわけでもないとき。
早い人なら6時ごろ?遅くても9時くらいには目が覚めるのではないでしょうか。

ここで人生時間出現です。

人生時間において、6時とは大体18歳。高校卒業くらいですね。9時でも27歳。
目が覚めてから、顔を洗って、朝ごはんを食べて、さて、予定のない1日の過ごし方を決め終えるのは
どんなに遅くても10時ごろじゃないですか?

買い物に行こうとか、友達と会おうとか。車を洗う?お昼ごはんは何にしよう。
このTV番組を見るためには何時には夕飯を終えなくちゃ。お風呂に入らなくちゃ。

そんな見通しがつくのではないでしょうか。
人生時間における10時とは、30歳。まぁ、のんびりさんで11時に決まる人がいるかもしれません。
それでも33歳。そんなころ、人生の見通しが立てらるようになればいいのじゃないでしょうか。


もちろん。人生の見通しが立つのと、自立することは別だと、私は考えるけれど。
このお話を聴いて私が思ったのは、社会に出たからって‘できない’なんていうことはほとんどないんじゃないかな。
それは‘できない’んじゃなくて、‘やらない’ってこと。結局その気(または勇気)がないってこと。
社会のせいにして逃げているんじゃないかって思ったの。

「もう20歳」「まだ20歳」「もう40歳」「まだ40歳」いろんな考え方があるけれど、
自分なりの人生を築いていけたら素敵だと思う。
あの人はあの人の。あなたはあなたの。父は父の。母は母の。姉は姉の。そして、私は私の。
同じ人はこの世に存在しないから、
たとえどんなにそっくりな双子だって、たとえどんなに似たような人生だって、
考え方や受け取り方、感じ方が違ってしまえば、まったく同じ人生が存在するはずがないから。
目標にする人の人生はあれど、同じ人生を歩めるわけではないのだから、
私の私なりの人生時間を豊かに過ごして生きたいと思ったのです。


今はちょっと遠回り。それでも、今後の自分にプラスになるならば、それもまた良し。
もう27歳。まだ27歳。。。。無駄にだけはしたくない時間。

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