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アイスランド:幸福度4位。火山国で、水力発電(80%)、地熱発電(20%)のみの自然エネルギーの国。
ヴァイキングの民主的な合議(アルシング)の国として成立。ノルウエーやデンマークの統治下を経て独立。
EU加盟を目指しているが、捕鯨・漁業界(イギリスとタラ戦争で争い勝利する)が反対し、独立心も強く、最後のつめで戸惑っている。
一人当たりGDPが高く、投資資金が流入していたが、世界的金融危機で逆に資金が流出して危機に陥り、現在は北欧諸国の支援で再建中である。
基本情報:2010年
国花:北半球の極地に生育するチョウノスケソウ(バラ科)
国旗:青地に赤と白のスカンディナヴィア十字が描かれた旗
面積:10.3平方キロメートル(=北海道+四国)
人口:317.9千人
人口密度:3人/平方キロメートル
首都:レイキャビク
言語:アイスランド語
宗教:福音ルーテル派(国教)8割
政体:共和制
元首:大統領
議会:一院制
政権:社会民主同盟と左派緑運動を中心とする連立政権
主要産業:水産・水産加工業、金属(アルミニウム精錬)
GDP:126億ドル
一人当たりGNI:39,563ドル
経済成長率:-3.5%
物価上昇率:2.37%
失業率:8.1%
貿易額輸出:46億ドル(2008年)
輸入:39.3億ドル
貿易品目輸出:水産物、アルミ・同加工品、医薬品
輸入:燃料、自動車、航空機
貿易相手国輸出:EU諸国(77.5%),米国(4.6%),ノルウエー(4.2%),日本(2.5%),ロシア(2.1%)
輸入:EU諸国(51.9%),ノルウエー(9.0%),米国(8.2%),中国(6.0%),日本(2.3%)
(2008年)
経済概況:外務省資料
(1)主要産業
水産業及び水産加工業が盛んで、水産物輸出が経済において大きな比重を占める。
また、再生可能エネルギー(地熱及び水力による電力)を用いたアルミ精錬やフェロ
シリコン(鉄鋼原料)生産が盛ん。
(2)経済情勢
(イ) 近年、国民一人あたりの国民所得(GNI)は非常に高い水準を誇っていたが、世界的な金融危機とともに投資資金の国外流出が始まった。
2008年10月には信用不安の高まりを受けて、アイスランドの三大銀行が倒産し、国有化された。同年11月には、IMFが21億ドルの融資を決定した。他、北欧4カ国が計25.5億ドル、ポーランドが2億ドルの融資を決定した。現在IMFの支援を受け、経済再建中。
(ロ)総エネルギー消費量の内、再生可能エネルギー(地熱と水力)が82.1%(2007年 アイスランド統計局)を占め(世界最高)、また市バスを用い て水素燃料の実用実験、国際空港における水素燃料電池導入実験開始など、世界のパイオニアを目指したエネルギー政策を行っている。
年月 |
略史 |
---|---|
870~930年頃 |
ヴァイキング、アイスランド植民。 |
930年 |
世界初の民主議会・アルシンギ(立法・司法機関)設立 |
1262年 |
ノルウェーの統治下に入る |
1397年 |
デンマーク王の統治下に入る |
1918年 |
独立(デンマークとの同連合) |
1940年 |
デンマークがナチス・ドイツに占領される状況の下、英軍に占領される。 |
1944年 |
アイスランド共和国成立 |
1949年 |
NATO加盟 |
1994年 |
欧州経済領域(EEA)発効 |
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