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Jan 16, 2023

2022年の中国の貿易総額は42.07兆元に増加し、世界一の規模～改訂

カテゴリ：アジア州

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PC画像

ジョン・コンスタブルの作品、英国

★

　2022暦年の中国の貿易
　（１、２は元建て、２，３はドル建て）

http://www.gov.cn/xinwen/2023-01/14/
　　　　content_5736849.htm

（中国語でみよう。英語だけで見ると翻訳のミスが発生する）

１．貿易総額~改訂（元建て）

２．地域別の貿易（元建て）

（１）．「一帯一路構想」～「六廊六路多国多港構想」

　「六廊」～六大国際経済協力回廊で、
「新ユーラシア・ランドブリッジ」、
　　　「中国・モンゴル・ロシア」、
「中国・中央アジア・西アジア」、
　　　「中国・インドシナ半島」、
「中国・パキスタン」、
　　　「バングラデシュ・中国・インド・ミャンマー」
｢六路」 とは、鉄道・道路・海運・航空・パイプライン・情報網の6 つ
「多国」 とは、一帯一路構想に協力する国々
「多港」 とは、海上輸送の主要ルートの協力港
　　2021年6月時点の発表では、一帯一路における共同建設において、
　　140ヵ国、32の国際組織と計206件の協力文書を調印

（２）RCEP
RCEP協定は、2022年1月1日に、日本、ブルネイ、カンボジア、
　　ラオス、シンガポール、タイ、ベトナム、豪州、中国、NZの
　　10カ国について発効しました。その後、同年2月1日に韓国、
　　同年3月18日にマレーシア、2023年1月2日にインドネシアにて
　　発効しました。

（３）ASEAN
原加盟国はインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、
タイである。
1984年にブルネイ、1995年にベトナム、1997年にラオス、ミャン
マー、1999年にカンボジア加盟、2014年末現在10か国で構成。
　　東ティモールの加盟について検討中。

（４）EU(２７ヶ国)
　　アイルランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、
キプロス、ギリシャ、クロアチア、スウェーデン、スペイン、
スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ
（加盟時西ドイツ）、ハンガリー、フィンランド、フランス、
ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、
ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルク　

３．中国の輸出入の伸び率の月次推移（ドル建て）
　　～日本経済新聞から

１2月のドル建ての輸出は前年同月比で3ヶ月連続の
　減少(前月▲8.9%→今月▲9.9%)で、米欧向けが
　落ち込み、同様に輸入は▲7.5%となった。
　(地域別で輸出をみると、米は2割減り、EUは▲18%減で
　あったが、ASEAN向けは7%増え、11月の5%から増えた。
　輸入は主力品の集積回路が▲22%減少したが、原油は15%
　増え、ロシアとの貿易は8%増加した。）
　2022年暦年で見ると、輸出は7.0%増、輸入は1.1%
増加した。

４．月次貿易の推移（ドル建て）

小生のDATA(中国のグラフの数字を読み取り)では
　　2022年12月の輸出が前年同月比で▲10.1%、
　　輸入が▲7.3%、貿易額が▲9.0%である。
　　12月はラウンド数字。
　　日本経済新聞との相違~輸出▲0.2％、輸入▲0.2%

中国政府の月次データの抜き取り～2022年12月がラウンド数字

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