今回は、「楽天モバイルの電波って実際どうなの?」と気になっている方に向けて、2025年5月現在の楽天モバイルの電波状況についてご紹介します。サービス開始当初の評判から、不安を感じている方もいるかもしれませんね。
この記事では、楽天モバイルのエリア確認方法や、「繋がらない」「遅い」といった評価が現状どうなっているのか、そしてプラチナバンド導入による変化など、最新の情報を分かりやすく解説していきます。楽天モバイルを選ぶ上での判断材料にしていただける内容となっています。
楽天モバイルを検討する上で、まず確認しておきたいのが、ご自身の生活圏がサービスエリア内かどうか、ですよね。ここでは、楽天モバイルが提供しているエリア確認ツールの使い方と、その見方、注意点について解説します。
楽天モバイルの公式サイトには、サービスエリアを確認できる「サービスエリアマップ」が用意されています。これは誰でも無料で利用でき、地図上の色分けで対応エリアを示してくれます。
地図上の色は、主に電波の種類と提供元を表しています。
マップ画面には、表示したい回線の種類(4G、5G Sub6、5Gミリ波、パートナー回線)を選ぶためのチェックボックスがあります。これを使えば、「自宅周辺の5Gエリアだけ確認したい」といった絞り込みも可能です。
地図の拡大・縮小や現在地表示、全画面表示モードといった便利な機能も備わっていますよ。
ご自宅や職場など、特定の場所のエリア状況を詳しく知りたい場合は、サービスエリアマップの検索機能が便利です。住所や建物名、駅名などを入力すると、その地点周辺のマップを直接表示できます。
表示された地図を見れば、その場所が楽天回線のエリア(ピンク、緑、青い点)なのか、それともパートナー回線エリア(薄いピンク)なのかが一目で分かります。
エリアマップは視覚的に分かりやすいのですが、建物の中など、実際の屋内での繋がりやすさまでは判断が難しい場合があります。そんな時に参考になるのが、楽天モバイルが提供する「通信シミュレーション」ツールです。
このツールに自宅や職場などの住所を入力すると、その場所における楽天回線の電波のつながりやすさをシミュレーションし、「つながりやすい」「ややつながりにくい」といった形で結果を表示してくれます。
このシミュレーションは、サービス開始前のトライアルに参加した約2万人のユーザーアンケートデータをもとに作られているそうです。エリアマップとあわせて参考にしてみると良いでしょう。
エリアマップや通信シミュレーションは便利なツールですが、利用する際にはいくつか注意しておきたい点があります。
まず、これらのツールが示す情報は、あくまでシミュレーション上の数値に基づいた予測だということです。公式サイトにも「実際の電波状況と異なる場合がある」と記載されています。建物の構造(特に地下や鉄筋コンクリートの建物内部)、周囲の環境、利用するスマートフォンの性能などによって、実際の電波の掴み具合は変わってくるんですね。
特に注意したいのが、楽天回線エリアとパートナー回線エリアの境界線付近です。例えば、屋外では楽天回線に繋がっていても、建物の中に入るとパートナー回線に切り替わったり、場合によっては通信が一時的に不安定になったりする可能性も考えられます。
また、サービスエリアは基地局の増設などによって日々変化しており、マップの情報が常に最新とは限りません。予告なく変更される可能性もあるため、参考情報として捉える必要があります。
さらに、楽天モバイルのサービスは「ベストエフォート型」で提供されています。これは、常に一定の通信速度や品質を保証するものではなく、回線の混雑状況や利用環境によって速度が変わる可能性がある、という意味です。エリア内であっても、期待通りの速度が出ない場合もあることは考慮しておきましょう。
エリアマップやシミュレーションは有用ですが、その限界も理解した上で、総合的に判断することが大切です。
楽天モバイルは2020年4月のサービス開始以来、「電波」に関して様々な評価を受けてきました。特にサービス開始当初は、繋がりにくさを指摘する声もありましたが、現状はどうなっているのでしょうか。基地局の整備状況やエリア拡大、都市部と地方、屋内での電波状況について解説します。
楽天モバイルは、サービス開始から驚くほどのスピードで自社の基地局ネットワークを構築してきました。サービス開始からわずか3年余りで、4G基地局の数は約6万局近くまで増加したと言われています。参考までに、2022年9月時点の報告では、44,866局の4G基地局が稼働していたとされています。
この基地局設置ラッシュにより、人口カバー率も大きく向上し、 2025年時点では約99% に達しています。これは、日本の人口のほとんどが楽天モバイルの電波が届くエリア内に住んでいる計算になりますね。
エリア拡大は、東京や大阪などの大都市だけでなく、地方にも積極的に進められています。2023年からは「Rakuten最強プランプロジェクト」と銘打ち、全国各地で継続的に基地局の増設が行われています。例えば、2025年3月後半の2週間だけで、全国24都道府県・38市区町村に新たな楽天基地局が開設された、という公式発表もありました。
ただし、ドコモ、au、ソフトバンクといった既存の大手3キャリアと比較すると、基地局の総数自体はまだ少ないのが現状です。例えば、2022年9月時点のデータでは、NTTドコモの約26万局に対し、楽天モバイルは約4.5万局とされています。契約者数が他社より少ないこともあり、楽天モバイルは一つの基地局でカバーするエリアを比較的広めに設定する戦略をとっているとも言われています。
また、楽天モバイルはコストを抑えつつエリア拡大を実現するために、電柱の上部などに小型のアンテナを設置するといったユニークな手法も活用しています。こうした工夫によって、短期間でのエリア拡大とデータ通信量の増加に対応しようとしているわけですね。
人口カバー率99%と聞くと、どこでも繋がりそうに思えますが、実際の繋がりやすさは地域によって差があるのが現状です。
都市部(東京・大阪・名古屋など) では、サービス開始当初と比べると、通信品質はかなり改善したと感じます。自社基地局の整備が重点的に進められており、「お昼休みでも動画がスムーズに見られるようになった」「アプリのダウンロードが速くなった気がする」といったユーザーの声もよく聞かれるようになりました。2024年から2025年にかけては、5G(Sub6)エリアの拡充も進み、通信速度や安定性が向上したという評価も増えています。以前は繋がりにくいと言われた主要な駅やオフィス街などでも、問題なく利用できるケースが増えているのではないでしょうか。
とはいえ、課題が全くなくなったわけではありません。特に、新宿駅や渋谷駅のような多くの人が密集するターミナル駅の構内や、地下深くなどでは、電波が不安定になったり、LINEなどの通知が遅れて届いたりすることがある、という指摘もあります。混雑するエリアでは、通信がやや不安定になる傾向はまだ見られるようです。また、電車での移動中に一瞬通信が途切れる(瞬断する)といった報告も一部で見られます。
一方、 地方圏 では、都市部とは少し異なる状況があります。エリアマップ上では楽天回線のエリア(ピンク色)になっていても、実際に使ってみるとパートナー回線(au回線)に繋がってしまう、あるいは楽天回線の電波が弱い(アンテナ表示が1〜2本程度)という報告が、北海道や中国、四国、九州地方などで聞かれることがあります。これは、地方、特に山間部や沿岸部などでは、基地局と基地局の間の距離が離れていることが多く、電波の届きにくい「エリアの穴」がまだ残っているためと考えられます。完全な自社エリア化には、まだ時間がかかる地域もあるのかもしれません。
それでも、地方においても改善は着実に進んでいます。2023年以降、「以前は圏外だった実家近くで楽天回線が使えるようになった!」「旅行先でRakuten Linkでの通話ができるようになって便利になった」といった嬉しい報告も増えています。
楽天モバイルの電波状況は、都市部と地方、あるいは同じ都市部の中でも場所によって状況が異なります。全体としては改善傾向にありますが、具体的な状況は、やはりエリアマップやシミュレーションで確認し、可能であれば実際に試してみるのが一番確実かと思います。
楽天モバイルの電波について、サービス開始当初から特に指摘が多かったのが「屋内や地下での繋がりにくさ」でした。これは、楽天モバイルが当初主力としていた電波の周波数帯(1.7GHz帯)が、建物などの障害物にやや弱い性質を持っていたことが一因です。そのため、特にプラチナバンド(後ほど詳しく解説します)を持っていなかった時期には、「大きな商業施設の奥まった場所だと圏外になる」「高層マンションの室内で電波が弱い」「エレベーターに乗ると通信が途切れる…」といった声が聞かれました。
しかし、この屋内や地下での電波状況も、着実に改善が進んでいます。大きな要因となっているのが、 2024年6月から運用が開始されたプラチナバンド(700MHz帯) です。プラチナバンドは、建物の中や地下にも電波が回り込みやすい特性を持っているため、大きな期待が寄せられていました。運用開始以降、「建物の奥まった場所でも圏外になりにくくなった気がする」「わざわざ窓際に行かなくても通話ができるようになった」といったユーザーからの報告が増えています。
また、楽天モバイルは以前から、自宅の電波環境を改善する手段として、小型の室内用基地局「Rakuten Casa」を希望者に無償でレンタルするサービスも提供しています。これを自宅のインターネット回線に接続することで、家の中での楽天回線の電波状況を安定させることができます。実際にRakuten Casaを導入したユーザーからは、「自宅での動画視聴が途切れなくなった!」など、その効果を実感する声も報告されています。
プラチナバンド対応基地局の増設とRakuten Casaのような対策により、屋内や地下での繋がりやすさは以前よりも向上していると言えるでしょう。ただし、プラチナバンドのエリア展開はまだ始まったばかりであり、すべての建物や地下空間で快適に繋がるようになるには、もう少し時間が必要かもしれません。
楽天モバイルの電波改善において、切り札とも言えるのが「プラチナバンド」の存在です。ここでは、プラチナバンドとは何か、楽天モバイルへの割り当ての経緯、サービス開始時期や現在の対応エリア、そして今後の見通しについて解説します。
「プラチナバンド」とは、一般的に700MHz~900MHz帯の周波数帯の電波を指す通称です。この周波数帯の電波には、 障害物を回り込みやすく、遠くまで届きやすい という非常に優れた性質があります。そのため、ビルが密集する都市部や、建物の内部、地下街、山間部など、これまで電波が届きにくかった場所での通信品質を改善するのに非常に効果的なんです。その価値の高さから、「プラチナ」と呼ばれているわけですね。
楽天モバイルは、サービス開始当初はこのプラチナバンドを保有しておらず、これが屋内や地下での繋がりにくさの一因とも指摘されていました。長らく獲得が待たれていましたが、2023年10月23日、ついに総務省から700MHz帯(Band 28)の特定基地局開設計画が認定され、楽天モバイルにプラチナバンドが割り当てられることになりました!
プラチナバンドの割り当て決定後、楽天モバイルは急ピッチで準備を進めました。2024年4月30日には700MHz帯での試験電波の発射に成功。そして、当初の予定よりも前倒しする形で、 2024年6月27日から商用サービスを開始 しました。
ただし、サービス開始当初の対応エリアは非常に限定的でした。最初の対応基地局は、東京都世田谷区にある楽天本社(楽天クリムゾンハウス)の近隣に設置された1局のみで、これは試験運用も兼ねていたと考えられています。
その後、徐々に対応基地局は増やされており、2024年9月までには東京都調布市(2局目)、神奈川県横浜市、千葉県市川市などでも700MHz帯対応の基地局が開局したことが報告されています。
2025年5月現在 においても、700MHz帯(プラチナバンド)を利用できるエリアは、まだ限定的と言わざるを得ません。楽天モバイルは、まず人口が多く、通信トラフィックが集中する首都圏などの都市部から順次エリアを拡大していく方針を示しています。
現時点で特定の地域でプラチナバンドが利用可能かを正確に知る公式なマップなどは提供されていませんが、主に首都圏の一部エリアから展開が始まっている、というのが現状です。
では、プラチナバンド(700MHz帯)の導入によって、具体的にどのような改善効果が期待できるのでしょうか。
最も大きな効果として挙げられるのが、「屋内や地下での繋がりやすさの向上」です。電波が建物の中に浸透しやすくなるため、これまで圏外になりがちだったビルの奥まった部屋や、地下鉄の駅、地下街などでの通信環境改善が期待されます。実際に、700MHz帯の運用が始まった2024年後半以降、「建物の奥でも圏外になりにくくなった」「自宅の窓際まで行かなくても通話できるようになったかも」といったユーザーからの報告が増えつつあります。
また、プラチナバンドは電波が遠くまで届きやすい性質も持っています。これにより、基地局と基地局の間隔が広くなりがちな地方や郊外において、これまで電波が届かなかった 「エリアの穴」を埋める効果 も期待されています。
楽天モバイル自身も、この700MHz帯の特性を最大限に活かし、屋内や地下空間を含めた通信環境全体の品質向上に取り組んでいくと表明しています。
ただし、注意しておきたい点もあります。楽天モバイルに割り当てられた700MHz帯の 帯域幅は片側3MHz(合計6MHz幅) と、他のキャリアが持つプラチナバンドの帯域幅と比較すると狭めです。帯域幅は、道路の車線数のように、一度に通信できるデータの量(≒速度)に影響します。そのため、楽天モバイルのプラチナバンドは、主に繋がりやすさ(カバレッジ)を改善する役割が大きく、通信速度を劇的に向上させるというよりは、既存の1.7GHz帯などの主力電波を補完する形で運用されることになります。楽天モバイルは、この1.7GHz帯と700MHz帯を組み合わせる「デュアルバンド運用」によって、エリアの穴埋めと全体的な通信品質の向上を目指す計画です。
プラチナバンドが全国で使えるようになるには、まだ少し時間がかかりそうです。
楽天モバイルは、まず通信が混雑しやすい首都圏などの都市部、そしてこれまで電波が届きにくかった「カバレッジホール(エリアの穴)」が残る地域を優先して、700MHz帯対応の基地局を順次展開していくと説明しています。
2025年にかけては、首都圏を中心にエリア拡大が進められていくと考えられます。地方での本格的なプラチナバンド展開は、今後数年をかけて段階的に進められる計画となるでしょう。
したがって、現時点(2025年5月)では、プラチナバンドの恩恵を受けられるユーザーはまだ一部に限られますが、今後のエリア拡大によって、より多くの場所で楽天モバイルの繋がりやすさが向上していくことが期待されます。
楽天モバイルのエリア展開を語る上で欠かせないのが、KDDIのネットワークを利用する「パートナー回線(auローミング)」です。楽天モバイルは、自社回線だけではカバーしきれないエリアをこのパートナー回線で補うことで、全国的なサービス提供を実現してきました。ここでは、パートナー回線の現状と今後の見通しについて解説します。
パートナー回線は、楽天モバイルが自社の基地局整備を進める間、サービスエリアを補完するという重要な役割を担ってきました。楽天モバイルユーザーは、楽天回線の電波が届かない場所では自動的にau回線に接続され、通信サービスを引き続き利用できる仕組みです。
当初、このローミング提供は2026年3月末で終了する予定でした。しかし、楽天モバイルとKDDI(および沖縄セルラー)は2023年4月に新たなローミングに関する協定を結び、提供期間を 2026年9月末まで延長 することを決定しました!これにより、楽天モバイルユーザーは、少なくとも2026年秋までは、引き続きauの広範なネットワークカバレッジを利用できることになります。これは安心材料ですよね。
新しい協定では、期間が延長されただけでなく、ローミングを提供するエリアも見直されました。注目すべき点は、これまでローミングの対象外とされていた 東京23区、名古屋市、大阪市といった大都市の繁華街の一部 も、新たにローミングの対象に加えられたことです。
さらに、 地下鉄や地下街、トンネル、その他の屋内施設の一部 など、これまで電波が届きにくかった場所も、新たなローミングの対象となっています。これにより、都市部のビル内や地下空間などでの繋がりやすさも改善されることが期待されます。
楽天モバイルは自社回線(特にプラチナバンド)の整備を着実に進めつつも、当面はパートナー回線も賢く活用しながら、ユーザーの利便性を高めていく戦略をとっていると言えそうです。
以前の料金プラン(「UN-LIMIT VI」など)では、パートナー回線エリアでの高速データ通信は月間5GBまでという制限がありました。これがネックになっていた方もいたのではないでしょうか。しかし、現在提供されている 「Rakuten最強プラン」では、このパートナー回線利用時のデータ容量制限は完全に撤廃 されています!
これにより、楽天回線のエリア外でパートナー回線に接続されたとしても、データ容量の上限を気にすることなく、プランの上限(無制限)まで高速データ通信を利用できるようになりました。これは地方にお住まいの方や、旅行・出張が多い方にとっても大きなメリットと言えるでしょう。楽天モバイルの契約者は、楽天回線エリア外でも自動的にKDDIのネットワークに接続され、追加料金なしでデータ通信を続けられます。
パートナー回線の提供期間は延長されましたが、楽天モバイルが最終的に目指しているのは、全国を自社のネットワークだけでカバーする「完全自前ネットワーク化」です。その目標時期は2026年以降とされています。
そのため、楽天モバイルは2020年から、自社基地局の整備が進んだ地域から順次、パートナー回線の提供を終了し、自社回線へと切り替える作業を進めています。
2025年5月現在、パートナー回線の提供がまだ残っているのは、主に 北海道、東北、北陸、中国地方などの地方圏 が中心となっています。例えば、北海道では札幌市や旭川市といった主要都市を含む広い範囲で、まだパートナー回線が提供されています(ただし、楽天基地局の整備も並行して進められています)。東北地方の青森県や岩手県などでは、多くの市町村が「順次(パートナー回線の提供を)終了中のエリア」とされています。
楽天モバイルの公式サイトにあるエリアマップでは、このローミングエリアの縮小状況も確認できます。楽天の基地局がまだ整備されていない地域は、「全域パートナー回線提供中」といった形で表示されています。例として、青森県の新郷村などが2025年時点でこの状態にあるとされています。こうした地域では、楽天モバイルのSIMカードを入れたスマートフォンは、常にau回線に接続されることになります。
一方で、以前はパートナー回線エリアだった郊外の地域が、楽天モバイルの基地局整備によって楽天回線エリアに切り替わったというケースも着実に増えています。
このように、パートナー回線の提供は2026年9月まで継続されるものの、地域によってはそれ以前に提供が終了し、楽天回線のみの利用へと切り替わっていくことになります。都市部以外の地域では、ローミングが終了する2026年9月まで、引き続きKDDIのネットワークを利用する場面が多く存在すると考えられます。
エリアの広さと並んで気になるのが、「通信速度」ですよね。ここでは、楽天モバイルの通信速度について、都市部と地方、そして地下や混雑時といった様々な状況における評価や実測データを、ユーザーの声も交えながら見ていきましょう。
サービス開始当初は速度面でも課題が指摘されることがあった楽天モバイルですが、特に 大都市圏における通信速度は着実に改善 していると感じます。自社基地局の整備が進み、5Gエリアも拡大したことで、「以前より明らかに速くなった」「お昼休みなど混雑する時間帯でも、YouTubeが普通に見られる」「アプリのダウンロードもストレスないレベル」といったユーザーレビューが増えています。
場所によっては、他の大手キャリアよりも速い速度が出るという報告も珍しくありません。例えば、都心部で行われた第三者機関による速度テストで、楽天回線の方が他社の回線よりも高いスループット(実効速度)を記録した、といった事例も聞かれます。
全体的に見て、都市部の楽天モバイルエリア内であれば、通信速度は大手キャリアと比較しても遜色ないレベルに近づいている、あるいは部分的には上回るケースもある、という評価が増えているようです。ピーク時(お昼休みや夜間など)でも、極端な速度低下が起こりにくくなったという報告も多く見られます。
地方圏における通信速度については、都市部ほど一貫して「速い」という評価にはなっていませんが、こちらも 改善傾向 にあると言えます。前述の通り、地方ではまだパートナー回線に接続されるケースや、楽天回線の電波が弱い場所も残っています。パートナー回線接続時の速度はauのネットワーク品質に依存しますが、概ね安定した速度が出ることが多いようです。
楽天回線に繋がる場所でも、基地局からの距離や周囲の環境によって速度にばらつきが見られることがあります。「地図上は楽天エリアだけど、実際はパートナー回線に繋がってて速度はまあまあかな」といった声や、「楽天の電波は掴むけど、アンテナは立っても速度はあまり速くない…」といった声も依然として聞かれます。
しかし、地方でも基地局の増設は着実に進んでおり、「以前は圏外だった実家で、帰省したら楽天回線が使えるようになっていて、思ったより速度も出て驚いた」といった改善報告も増えています。地域による差はまだ大きいものの、地方における楽天モバイルの通信速度も、全体としては向上しつつあると言えるでしょう。
以前は繋がりにくいとされた地下空間での通信状況も、改善が見られます。例えば、東京・池袋にある混雑しやすい地下ショッピングモール(ISP)で通信速度を計測したところ、 下り(ダウンロード)66.8Mbps/上り(アップロード)38.4Mbps という、かなり実用的な速度が記録されたという報告があります。この測定値は、同じタイミングで周囲で計測した他のキャリア回線よりも高速だったとのことです。すごいですよね!
また、同じく池袋駅の地下改札付近という、多くの人が行き交う場所でも、圏外になることなく、下り11.2Mbps/上り6.56Mbps程度の速度が出ていたという報告もあります。さらに、東京駅の新幹線の乗り換え改札のような、地下深くに位置する場所でも、下り約45.9Mbpsという良好な速度が記録された例もあります。
これらの事例は、楽天モバイルの回線が、以前は繋がりにくかった地下空間でも、実用的な速度で通信できるエリアが広がっていることを示唆しています。これは、地下鉄など交通インフラにおける基地局の共同整備が進んだことや、前述したプラチナバンド導入の効果が現れ始めている可能性も考えられます。
ただし、繰り返しになりますが、多くの人が密集するターミナル駅の構内など、極端に混雑する場所や時間帯においては、まだ通信が不安定になったり、速度が低下したりする傾向は残っているようです。
SNS、特にX(旧Twitter)や各種掲示板などでは、楽天モバイルユーザーによるリアルな使用感レビューが数多く共有されています。いくつか拾ってみると…
こうしたユーザーの声からは、やはり利用する場所(都市部か地方か、屋内か屋外か、地下か地上か)や時間帯によって、評価が分かれる傾向があることがうかがえます。サービス開始当初に比べると、「楽天モバイル=繋がらない」といったネガティブな意見は明らかに減少傾向にありますが、利用環境によってはまだ満足できない場面もある、というのが実情に近いのかもしれません。
とはいえ、多くのユーザーは、月額料金の安さなども考慮に入れ、総合的なコストパフォーマンスを評価して利用しているようです。通信品質に関しても、格安SIMなどを評価するウェブサイトなどで、楽天モバイルに対する見方が見直されつつあり、「通信品質は大幅に改善された」といった分析も出てきています(2025年3月時点)。
通信サービスを選ぶ上で、「通信障害」のリスクは気になるところですよね。楽天モバイルは比較的新しいキャリアということもあり、サービスの安定性について心配される方もいるかもしれません。過去の主な通信障害と、その後の対策、現在の安定性について解説します。
楽天モバイルでは、2022年9月4日に比較的大規模な通信障害が発生したことがありました。この障害は約2時間にわたり、一部のユーザーが音声通話やデータ通信を利用しづらい状況となり、ニュースなどでも取り上げられました。この件を受け、楽天モバイルは総務省から行政指導を受けています。
この2022年の障害発生後、楽天モバイルは再発防止策として、ネットワーク設備の増強や、障害を早期に検知するための監視体制の強化などを実施したと説明しています。
2024年以降、幸いなことに全国規模での長時間にわたるような大規模な通信障害は、楽天モバイルでは発生していません。
ただし、局所的な影響や短時間の遅延などが全くないわけではありません。例えば、2025年3月には、愛知県で発生した大規模な停電の影響により、一部地域で楽天モバイルの通信サービスが利用できなくなるという事例がありました。これは楽天モバイル側の設備の問題というよりは、インフラ全体の問題ですね。また、2025年4月には、関東地方の一部エリアでデータ通信が遅延するという事象も報告されています。
重要なのは、これらの障害事例はいずれも比較的速やかに復旧し、長期間にわたって影響が続くような事態には至っていないという点です。楽天モバイルは、公式サイト上に「障害情報のお知らせ」ページを設け、通信障害やメンテナンスに関する情報を随時公表していますので、気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
過去の経験と再発防止策の実施により、楽天モバイルのネットワークの 安定性は、サービス開始当初と比較して向上している と言えるでしょう。予期せぬトラブルが今後絶対に起こらないとは断言できませんが、大規模な障害が頻発するような不安定な状況ではなくなってきているかと思います。
とはいえ、楽天モバイルはまだ新しいキャリアであり、サービスの品質改善(これには苦情や問い合わせへの対応なども含まれます)に継続的に取り組んでいる段階にある、と理解しておくのが適切かもしれません。
楽天モバイルを利用する際には、お使いになる端末(スマートフォンやルーター)が楽天モバイルのネットワークに対応しているか確認することがとても重要です。ここでは、端末選びの際に注意すべき点について解説します。
まず最も確実なのは、楽天モバイルの公式サイトで公開されている 「楽天回線対応製品」 の一覧を確認することです。このリストには、楽天モバイルが独自に動作確認を行い、「この機種なら楽天モバイルで使えますよ」と判断したスマートフォンやルーターなどの機種名が掲載されています。主要な国内メーカーのスマートフォンや、iPhoneシリーズなどは、ほとんどこのリストに含まれています。
使いたい機種、あるいは現在お使いの機種がこのリストに載っていれば、基本的には安心して楽天モバイルを利用できると考えて良いでしょう。
リスト上で「△(一部機能のみ利用可能)」といった注記が付いている機種もありますが、楽天モバイルが利用している4Gの周波数帯(Band 3、およびパートナー回線のBand 18/26/28)に対応していれば、データ通信自体は可能であると案内されています。
日本で利用者の多い iPhoneシリーズは、比較的新しいモデルであれば、概ね楽天モバイルの回線に対応 しています。「楽天回線対応製品」リストにも多くのモデルが掲載されていますので、iPhoneユーザーの方は比較的安心ですね。
ただし、iPhoneで楽天モバイルを利用する際には、iOS(iPhoneの基本ソフト)を最新バージョンにアップデートしたり、キャリア設定のアップデート(プロファイル設定)が必要になったりする場合があります。基本的には画面の指示に従えばOKですが、念のため覚えておくと良いでしょう。
Androidスマートフォンについては、iPhoneよりも少し注意が必要です。楽天モバイルが公式に動作確認を行っている機種(「楽天回線対応製品」リスト掲載機種)以外を利用する場合、意図した通りに動作しない可能性がゼロではありません。
特に重要なのが、 「対応周波数帯(バンド)」 と 「VoLTE(ヴォルテ)対応」 の2点です。
もし非対応のAndroid端末で楽天モバイルを利用しようとすると、標準の電話アプリやSMS(ショートメッセージ)が利用できず、通話やメッセージの送受信には楽天モバイルが提供する「Rakuten Link」という専用アプリを使わなければならない、といったケースが発生する可能性があります。Rakuten Linkアプリ自体は便利ですが、標準の電話機能が使えないのは少し不便かもしれません。
家電量販店などで販売されているSIMフリーのスマートフォンを利用する場合も、基本的にはAndroid端末の注意点と同じです。「楽天回線対応製品」リストに載っていなくても、スペック表を確認し、楽天モバイルが使用する 周波数帯(特にBand 3, 18/26, 28, n77)に対応 しており、かつ 楽天モバイルのVoLTEに対応 していれば、利用できる可能性が高いです。
端末選びの際は、これらの対応状況をしっかり確認することが重要ですね。必要に応じて、楽天モバイルが提供している設定用のプロファイルやアプリを活用することもできます。
ここまで、2025年5月時点での楽天モバイルの電波状況について、エリア、速度、プラチナバンド、パートナー回線、端末に関する情報をお届けしました。
サービス開始当初は「繋がらない」という声も聞かれた楽天モバイルですが、 基地局の着実な増設や待望のプラチナバンド導入開始により、電波状況は着実に改善 していると言えるでしょう!
もちろん、まだ地域や場所による差は存在しますし、プラチナバンドが全国的に利用可能になるには、もう少し時間が必要です。
しかし、 「Rakuten最強プラン」ではパートナー回線を含めてデータ通信が無制限 で利用できるようになった点も非常に大きいですよね!これらを総合的に考えると、楽天モバイルは多くの方にとって有力な選択肢の一つとなり得る状況ではないでしょうか。
この記事の情報が、皆さんが楽天モバイルを検討する上で、ご自身の使い方や生活圏に適しているか判断する材料になれば嬉しいです。ぜひ公式のエリアマップや通信シミュレーションも活用して、検討してみてくださいね!
楽天モバイルの電波に関して、よくいただくご質問とその回答をまとめました。
楽天モバイル公式サイトにある「サービスエリアマップ」で、ご自宅の住所や建物名を入力して検索するのが一番確実です。地図上で自宅周辺が楽天回線(ピンク、緑、青い点)かパートナー回線(薄いピンク)か色分けで確認できますよ。さらに、「通信シミュレーション」ツールで住所を入力すれば、「つながりやすい」「ややつながりにくい」といった予測結果も表示されるので、こちらも参考にしてみてください。
2024年6月にサービスが開始されましたが、2025年5月現在、対応エリアはまだ首都圏の一部など限定的です。そのため、プラチナバンドの恩恵を受けられるユーザーはまだ限られています。ただ、対応エリアにお住まいの方からは「屋内での繋がりやすさが改善した気がする」といった声も出始めています。今後のエリア拡大に期待したいですね!
KDDIとの新しい協定により、パートナー回線(auローミング)の提供期間は 2026年9月末まで延長 されました。それまでは、楽天回線のエリア外では自動的にau回線に接続され、通信を継続できます。「Rakuten最強プラン」ならデータ容量の制限もないので安心です。ただし、楽天モバイルの自社エリア整備が進んだ地域から順次提供は終了していく予定です。
地方や山間部では、都市部に比べてまだ楽天回線の基地局整備が追いついていないエリアも残っています。そのため、パートナー回線に接続される場合や、場所によっては楽天回線の電波が弱い(アンテナの本数が少ない)ケースもあります。とはいえ、エリアは順次拡大しており、以前より使えるようになったという声も増えています。今後のプラチナバンドの地方展開も改善に繋がるでしょう。パートナー回線も活用できるため、全く使えないという状況は少なくなっていますが、利用したい場所での電波状況を事前にエリアマップなどで確認しておくのがおすすめです。
最も確実なのは、楽天モバイル公式サイトの 「楽天回線対応製品」 リストを確認することです。もしリストに載っていなくても、お持ちのスマートフォンが楽天モバイルの利用する周波数帯(4G: Band 3, 18/26, 28 、5G: n77 など)と、 VoLTE(楽天モバイル)に対応 していれば、利用できる可能性は高いです。端末のスペック表などで確認してみてください。
都市部の楽天回線エリア内であれば、他の大手キャリアと比較しても遜色ない、あるいは場所や時間帯によってはより速い速度が出るという報告が増えています。地下や混雑時の速度も改善傾向にあります。ただし、地方や利用環境によってはまだ速度が出にくい場合もあります。全体としては、サービス開始当初に比べて速度パフォーマンスは向上していると言えるでしょう。
はい、改善が進んでいると言えます。特に2024年6月から始まった プラチナバンド(700MHz帯) の運用開始により、電波が建物内や地下に届きやすくなりました。「以前は圏外だった建物の奥でもアンテナが立つようになった」といった声が増えています。プラチナバンドのエリアはまだ限定的ですが、今後の拡大によって、さらなる改善が期待できます。また、ご自宅での電波にお困りの場合は、小型基地局「Rakuten Casa」の無償レンタルを利用するという手もありますよ。
楽天モバイルの解約方法を分かりやすく解… 2025.05.10
楽天モバイルの株主優待は本当にお得?特… 2025.05.09
子供のスマホデビューに楽天モバイルはあ… 2025.05.08
PR