百鬼夜行

百鬼夜行

プロローグ



背の高い男だろうか。
目つきが悪い。
後一人いる。背が低い。

「喚くな、下衆が。」

その背の低い男がそう投げかけた。
すると背の高い男が青筋を浮き彫りにし、こう言う。

「貴様の様なカスが俺にたてつこうってか?あぁ!?」

壁が割れた。
誰も壁なんかに触れてはいない。

「下衆の癖に。」

背の低い男はそう言うと、いきなり背後から押さえつけられた。
いや、誰も押さえつけてなんかはいない。
ただ一ついえることは、その背の高い男が刀を抜いていた。
それだけだ。

これが後に事件に発展すること。
そして、この事件がきっかけで朝が来なくなってしまうこと。
この事件で日常が非現実になってしまうこと。
そして最後には血を見ることになってしまう。

そして。

「37か。。。もうこれだけやってればね・・・」

少女か。何を悩んでいるのか。
37の数字は知っている。

そう、「最後の朝」だ。
37回目で朝は来なくなってしまった。
何故だろうか。
37回目って意味が解らない。
殺し?
殺し?
最後の殺し?
まさかこれで最後って思ってる?

「霊刀が・・・霊刀、出来ましたよ兄上。」

あー、そっちね。
霊刀ねぇ~。あぁー。
ってかここ何処よ。
城じゃん。城。やべーよ。

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