◆◇raraと猫げんき◇◆

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両手指


【両手指】

まだ小さかった頃の事は自分でもよく覚えていないので

薬の事や痛みや変形やリウマチの進行状況については

正確には書くことが出来ません。



幼稚園くらいの頃に指が浮腫んできてグーをするのにも

洋服の脱ぎ着も力が入らなくて一人では出来なかった。

小学生になってからランドセルが重くて肩の骨が痛くて

指先に物が当たっただけでも泣いているほど痛かった。



転ぶ時に指を付くと痛いので肘を前に出し顔で受け止め、

それは今でも変わりは無いので肘には傷跡が残っている。

ただ、運が良くて一度も骨折をした事は無い。



学校では字を書いたり楽器を持ったりする事で手首や肘や

肩や指先に力が入らなくて先生の指示に従えない事も

多く悔しさよりも痛い事が辛くて毎日泣いていた。



縦笛を拭く時の指が穴を上手く塞げなくて音がキチンと出なくて

何度も家で練習した、だからキチンと音が出た時の気分は最高♪

自宅にはオルガンがあったから一人で遊びながら指を広げるのは

関節に変形症状が出始めていた頃で痛かったけどでも楽しかった♪



教科書も持っている事が出来ないくらい指が痛くても学校に

行ったらみんなと同じ事を自分で何でもしなくてはいけないし

そういう共同作業が出来ない私はクラス中の好奇の視線の中

にいるのが苦痛でいくじ無しだった。



自分のいくじの無さからイジメの対象にされたけど誰とでも

話し始めると楽しくて痛くない時は学校もそれなりに楽しかったかも♪


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