◆◇raraと猫げんき◇◆

◆◇raraと猫げんき◇◆

98.5.24 我が子として

日付:1998年5月24日

記者名:ママ&パパ


仔猫を迎えに行った時も母親猫のおっぱいを飲んでドライフードを食べて

自分で猫砂トイレで用も足せる賢い子だったけど、いつも他の子達とは離れて

遊んでいた。そのドライフードはなんと!犬用の物だと聞いて更にビックリしてし

まった。このままでは、眼球にばい菌が入ったりして失明の可能性もあると

心配たと思った。



病院に連れて行って診て貰えそうも無いし、大きくなる前に死んでしまうのでは

ないかと思い、もう居ても経っても居られず、おねむになった頃に母親猫から

そうっと離して、持って来たダンボールの中に入れ「早くお家に帰ろうね~」と

話し掛けながら車の中で不安そうに鳴く仔猫を連れて帰った。



家に着いて子猫用に用意した部屋に入れてしばらくの間は仔猫の様子をじっと

見守っていた。柔らかい子猫用のドライフードと水と猫砂トイレをケージの

近くに置いて、仔猫がどんな部屋に居るのか慣れるまでママもパパも

辛抱しながら待っていた。

やっと水とカリカリを食べてくれてホッと一安心してからオモチャであやして

その日はしばらく一緒に遊んだ。



翌日、動物病院で診察して点眼薬を貰ってきて其れからは、毎日の日課になった

「お目目が治りますように、元気になろうね~」と言いながら、目薬を朝晩

2人がかりで点眼していたが、気にして目を爪で引っ掻かないように手作りの

エリザベスカラーを巻いた。



始めの名前は猫っぽいので変更し、我が家の苗字に合う名前を考えて、

改めてママとパパの願いを込めて『げんき』と命名した。

次の日からパパは出勤時間の1時間前から早起きをして「一人で寝かせてるのが

可哀想だ、心配だから」と言いながら、げんき部屋に行って片手に乗せて

身体を撫でてあげていた。



兄弟が居なくなった代わりに縫いぐるみを周りにいっぱい置いて、その中で

気に入ると咥えて足蹴りをしていた。でも、反撃をされる事が無いから、

自分の思い通りにかじってヨダレを付けたり散々遊んで最後は

イラン( -.-)ノ ・゜゜・。ポイッ って感じだった。



人間に噛り付くとか引っ掻くとか、そりゃあもう~家族は凄い目に合って

毎日血を見るほど痛い思いをしているけど、甘やかしてしまうパパのせいで

怒るのはママだけになってしまい全然躾けられなかったのだ!

(。>0<。)ビェェン 猫の爪痕って消えないんだよぉ~~!!








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