ジャーマンシェパードNinjaとEinとの暮らし

ジャーマンシェパードNinjaとEinとの暮らし

訓練試験?



ジャーマン・シェパードってそもそも、牧羊犬(シェパード)の名が付いているが実はそれは戦時中、敵軍を欺くために牧羊犬種と謳ってただけらしい。戦火の中を一日何往復もして、薬・弾薬・食料を運ぶ手段として、また、警備犬として作出された経緯がある。トラックなどで一度に大量に物資を運ぶ方が有効だと思われているが、実は、敵にすぐに見つかり、爆撃を受け、結局上手く行かないらしい。そこで、ドイツ軍は犬をトレーニングして戦場で有効利用していたのだ。ジャーマンシェパードは、戦火の中、爆弾音にも怯まずに、真っ暗な闇をひたすら走り抜け、任務を遂行することが出来る勇敢なる犬種なのだ。使命感を持って作業する犬種=ジャーマンシェパードなのである。フランス軍はこの事を知って、他の犬種(牧羊犬)で同じ事を試みたが、他の犬種では爆音に脅えて、良い結果を残すことが出来なかったらしい。戦地へ向かわせる途中で散らばってしまって、戻ってさえ来ないらしい。ジャーマンシェパードでしか、作業を達成することが出来ないのだ。
ドイツ軍は誠に優れた犬種を確立した。この事は本当に偉業だと思う。
ジャーマン・シェパードって、本当に素晴らしい犬種だと思わずにいられない。人間との共同作業を使命感を持って成し遂げる犬種。

以上のなれそめが由来してかジャーマン・シェパードを持ったら、訓練資格って方式が日本では当てはまるのかなぁ?

私の知っている最もポピュラーな資格(FCI規定)の取り方は以下の通り・・・
出身犬舎・訓練を依頼した犬舎では資格を取ることが出来ない。何故ならば、公平性を欠くと判断されるからだ。全く別のジャッジできる訓練所に行って資格試験を受けて資格を取るのだ。または、公開訓練試験と言った、沢山の犬達と公平に判断される試験を受ける。ドイツの展覧会の犬達は公開訓練試験によって訓練資格を持った上で展覧会にでることが許されている。訓練犬と比べると資格を取ることが目的だから、3種目70点以上を公開訓練試験で取れれば、資格を取ることが出来るのだが、公開訓練試験なだけに、ハンドラー達は一応の訓練を求められるのだ。この様にして、ジャーマン・シェパードのよりよい血統が作られていくのである。やはり、ドイツは凄いなぁ?バランスの良い優れたジャーマンシェパードを作出するためのベースが整っているのだ。

公平明瞭なる試験資格が確立されていないと、「資格」の意味が成り立たない。日本のジャーマン・シェパードのレベルが世界と同等に評価される日はまだまだ先のような気がしてならない・・・(暴言)。

いつの日か、公開訓練試験をこの身で受けたい!それが私の夢かなぁ?
自分の苦労をどう判断されるかを確かめたいから、公開訓練試験を受けたいのだ。資格を取るために試験を受けるのではなく、訓練の成果を確認したいから受けるのだ。成績に落ち込むことがあるかもしれない、が、しかし、今後の課題に繋がるからそれもまた、悪く無いなぁって思うのだった。

資格試験も競技会も自分のトレーニング過程の確認する単なる手段にほかならない、誠に大胆な意見だけど、私の中ではそんなモノだと考えている。

~ジャーマン・シェパードと出会いに心から敬意を込めて~
我が身を客観的に振り返るための過程に過ぎない。

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