ブレインデッドのおきらくごくらく日記

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2004/12/20

死角形の遺産　大沢在昌

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テーマ：今日どんな本をよみましたか?(100643)

カテゴリ：本（マンガ・小説）

【死角形の遺産】
昭和５３年（1982）、５冊目の著書。大沢在昌、２６歳の時の作品。

この作家を読むようになったのは「新宿鮫」からです。
それで時々読んでます。

さてこの作品、２０年前なので時代を感じさせてくれます。
携帯電話がなく自動車電話しかないし、「鳥人間コンテスト」も作中に取り入れてます。
なかでも一番笑ったのが、主人公の本名が鈴木一郎。
郵便物を同姓同名と誤配されたことをきっかけに命を狙われるいう話です。
2004年以降、鈴木一郎はありふれた名前だけどそうじゃないという不思議な名前になりましたね。

暴対法とか企業舎弟なんてことばが流行ったのもこれくらいでしょうか。

そうそう、解説に「新宿鮫」が売れるまでは『Ａ級（永久）初版作家』と呼ばれ、
売れるようになると初版で絶版だったのが文庫で復活したので
『大沢ゾンビ本』と仲間うちで言われていると書かれていた。
こういうゾンビはおいらも大歓迎です♪

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【二毛作】
今日彼女と会話をしていて
「会社でねずみ講もどきをしている社員がいるんだよ。二毛作はいけないよね」
「それって二足のわらじっていうんだよ」と訂正した。
ときどきびっくりするような知識の間違いがある。

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