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大奥を閉じるのが私の役割であったと申すのか。。第16代当主徳川家達は駿府へ。明治となった年の暮れ。。パルファム→Perfume香水。。天璋院らのもとに勝が鮭を差し入れに。酒も。本寿院は相変わらず元気。旗本たちはそれぞれ新しい暮らしを。。亀之助→家達は武芸・学問に。新政府の動き。中心となるのはやはり薩摩。。 鶴丸城。 帯刀が久光に版籍奉還を献案。 帯刀が、まずみずからの屋敷を返上すると。 小松家代々の祖先に対し。。 過去に囚われていては新しい日本はつくれません。 何卒、お願い申し上げます! 承諾する久光。そして一任。 久光はいまだ西郷・大久保らを軽輩と。。 帯刀は退出。 久光は兄・斉彬を思う。。 西郷は新政府を離れ薩摩に帰っている。 小松帯刀は大坂で病気療養。。 医学校で西洋医学の治療を受けていた。天璋院は。。来客。薩摩からの。母・お幸と兄・忠敬。於一。。 母上。。兄とも。しのも。兄に酒を注ぐ天璋院。亡き父・忠剛を思う。。(その後、お幸は薩摩で60年の満ち足りた人生を終える。) 太政官。大久保。そして岩倉。帯刀。 廃藩置県を推し進める。。 人望厚く力のある人物。。西郷。。 病床の帯刀。 対立する西郷と大久保を心配しつつ。。 吐血。。遠く東京で祈る天璋院。。お守りを手に。。 帯刀もお守りを握り病床。。 お近も大坂へ。 お琴が文で報せた。 しっかりとお琴の存在を認めたお近。天璋院は。。 帯刀の容態は間もなく悪化。。 お近に頼み。。 安千代を小松家の当主とし、 お前の手で、薩摩の地で育てて欲しいのだ。 琴も納得してくれている。 最大の感謝をお近にし。。 お近は笑顔を返し。。 帯刀は楽しいい人生であったと、 素晴らしい日々であったと。。 別れなのだ。 あとを頼むぞ。 近。。 小松帯刀、逝く。 享年36。大久保利通が洋装で天璋院に。。お伝えしなければならないこと。。薩摩の大久保正助として。。小松様が、亡くなられてございもす。7月20日。36歳の若さで。。最期まで日本の未来を案じていた。。大久保は、その意志を告ぐ覚悟。。呆然とする天璋院。。尚五郎との思い出。。 鹿児島。 西郷のもとに小松帯刀からの文。 そこに大久保。 かつての友。。 それを再び向かい合わせた帯刀の文。 2人が力を合わせなければ。。 西郷隆盛、中央政界へ復帰。家達が東京へ。天璋院、母として、祖母として家達を教育。勝の来訪。身分制度の廃止など。。維新。。西郷の苦悩。。岩倉、大久保、木戸は海外へ。留守を任された西郷。そして、その2年後の明治6年。西郷は天璋院のもとへ。別れの挨拶。。西郷、薩摩に帰ると。やはり政治は向いていないと。。自分がいると大久保が思い通りに政治ができんと。。自らを古い男と。。大久保とも衝突すると。。小松がいてくれればと。。西郷は今でも唯一無二の主君は斉彬のみと。。和宮が東京に戻ってきた。再会。本来なら自分が家達の教育をすべきなのに、天璋院へ押し付けてしまい。。と静寛院。そこに家達。天璋院と静寛院。勝を伴ない2人揃って芝居見物。どっちが給仕をするかでもめる2人。そして、しゃもじを、もう1本。和宮は亡き家茂を思う。。(和宮は32歳の若さで亡くなった) 大久保は清国に出向き。。 富国強兵。。家達、近衛寛子と結婚。家族が増えた天璋院。そこに滝山らが祝いを述べに。滝山は養子を迎えたと。重野も来訪。そして皆で記念撮影。。 明治10年。。 西南戦争。 西郷隆盛、切腹。 明治11年。 東京・紀尾井町。 大久保利通、暗殺される。天璋院のもとに薩摩からの文が。お近から。。帯刀が残した香木。。皆の思い。。そして五年後。。天璋院は縫い物を。そこに勝が。家達と寛子の子のため。ひいおばあさんの天璋院。徳川の家族は続いていく。。家定の思い。。天命。。果たすべき何か。。そして。。穏やかな表情で、明治16年11月20日、天璋院は眠るようにこの世を去った。享年41。2008年大河ドラマ 『篤姫』 最終回(第50回) 「一本の道」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人和宮(静寛院) … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみ本寿院 … 高畑淳子唐橋 … 高橋由美子重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎お琴 … 原田夏希■薩摩の人々お近 … ともさかりえ■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉彬 … 高橋英樹しの … 小林麻子■幕末の政治家たち坂本龍馬 … 玉木宏勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)何も言葉で感想を書けない。。久々に、心から大河ドラマを堪能した。そんな1年間でした。今の思考能力で言葉にすると安っぽくなりそうなので、やめにします。次回、総集編(12月26日)そして2009年大河ドラマ『天地人』(妻夫木聡=直江兼続)。楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.12.14
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ラス前です。江戸城明け渡し。天璋院は。。女中たちは行き先が決まったと。表方は武装解除。和宮は清水家の屋敷へ。天璋院は皆に家族を持って欲しいと。。滝山にも。。と。4月10日。城を去る日。―回想 家定との出会い。―籠の支度が整ったと。。滝山は大奥と共に消えたいと思います。と。どこかで静かに余生をと。。本寿院は。。大奥を離れることが。。真の気持ちは無念でならん。と滝山に本心を。滝山は、天璋院なればこそ乗り切れたと。。大奥を閉じるのが天璋院の「役割」。選ばれし。。大奥が篤姫を呼んだ。。そして籠が出る。先導する重野。見送る滝山。そして翌日。。新政府軍が江戸城に。。大奥にも薩摩の者が。。。。一橋邸へ遷った天璋院ら。元気な本寿院。一月後、勝が。徳川宗家は駿府へ移され、禄高は70万石。 禄高70万石と聞いた小松帯刀。。 帯刀は久光に版籍奉還を進言しようと。 帯刀の決意。和宮、京へ戻ると。次々と人が去って行く。質素な食事。重野、口減らしのために出て行こうと。。重野も去る。薩摩の桜島。。元気がなくなってきた天璋院。。そこに!小松帯刀。帯刀、天璋院に侘びを。逆に天璋院は礼を。天璋院様、帯刀殿から、於一さん、尚五郎さんに戻った2人。。碁盤を挟んで。。昔のことなので思い切って申しますが!やはりやめます。やはり申します!実は、私は、あなたを、お慕いしていたのです!知っていました。ジョン万次郎さんから聞きました。もし、斉彬様からの養女のお話がなかったら、私と一緒になってくれましたか?亡き夫・家定に相談いたします。ずるいなぁ。。それは。碁は天璋院の勝ち。。あの頃の薩摩での思い出は宝物です。。斉彬からの、2人の御守り。。次に会うときまで、元気でいます。次に会うときまで。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第49回 「明治前夜の再会」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人和宮 … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみ歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子唐橋 … 高橋由美子重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)ラス前だけに回想多様。だが、効果的ですねぇ。。回想の使い方が一番良くなかったのは『義経』ですが。。小松帯刀と天璋院の再会は、史実としては残っていない、この『篤姫』オリジナルのものですが。。「らしい」エピソードですね。歓迎です。先週までと、打って変わって、緩やかな流れですが。。激動の時代にあって、その最中にありながら、激動とは違うところにいた『篤姫』らしいということか。。出会いには、別れが必ずついてくる。。体調が思わしくなく、その上、多忙で。。ブログがおざなりですが。。大河は楽しめています。その『篤姫』とも、来週でお別れ。。次回、第50回 最終回「一本の道」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.12.07
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2008年『篤姫』第48回。。直前まで出ていて、飯食いながら観たので、あらすじは省略。気が向いたら後日UPします。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第48回 「無血開城」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人和宮 … 堀北真希■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみお志賀 … 鶴田真由歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子唐橋 … 高橋由美子重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)西郷・勝の会見!!つか、めっちゃ見入っちゃいましたねぇ。。いや、見入れる状況にもなかったけど。。それでも楽しめて引き込まれるという。。他のシーンにしても、人 対 人 っていう。。このドラマの面白さが遺憾なく発揮された回でしたねぇ。。宮崎天璋院、小澤西郷、北大路勝。。素晴らしい。。感動。それ以外、言葉が見当たらないなぁ。。次回、第49回「明治前夜の再会」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.11.30
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2008年『篤姫』第47回。。慶喜を救うために。。大奥の運命を。。慶応4年1月末。官軍が江戸に向かってくるという噂。。天璋院の朝廷への文。和宮の侍女が届けると。。唐橋も命を懸けて。。あいかわらずKYな本寿院。。昼間から泥酔。。歌橋に厳命。 小松帯刀、京都へ。 岩倉と対面。 新政権。。 西郷は戦支度。 参謀へ。。 帯刀との面会を拒否。 帯刀は大久保に尋ねるが。。 大久保にも西郷の心が分りかねる。。 攻めるなら自らの手で。。 唐橋、京へ着くが、 近衛忠熙へ会えず。。 天璋院からの使者がいることが、 幾島の耳に。。 幾島、小松邸へ帯刀を訪ねる。 幾島へ江戸攻め中止への計らいを帯刀へ。 西郷の名が出て驚く幾島。 帯刀は逆に幾島に頼む。 勝は松平容保、榎本武揚らと。。慶喜、謹慎。新政府軍、江戸へ向け出立。天璋院、勝から、参謀の名を。。西郷がと。唐橋、帰参。そして。。幾島。感動の再会。そして天璋院の使者として幾島が西郷に。天璋院、西郷へ文を。大総督府参謀西郷吉之助へ。。幾島、本陣へ突入!幾島、西郷へ面会へ。西郷、天璋院の文を、笑みを携え、涙を浮べ。。しかし西郷は。。幾島も必死で訴えるが。。西郷の決意。天璋院を攻めるなら、他人ではなく自らの手で。。江戸城総攻めは3月15日とする!!西郷は、己一人の身に、すべてを背負って。。で、天璋院。その話を聞き、希望を捨てずに勝を呼べと。変わりない西郷の心意気に。。本寿院にも、どうぞお楽しみくださいと笑顔で。。本寿院も、その天璋院に陰で涙した。勝、来訪。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第47回 「大奥の使者」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々和宮 … 堀北真希■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみ歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子唐橋 … 高橋由美子重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎近衛忠熙 … 春風亭小朝お琴 … 原田夏希■薩摩の人々伊地知正治 … 三宅弘城■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)久々に幾島が出てきましたが。。こういうシーン(帯刀との対面)だと、松坂慶子さんのブリ大根。。大根ぶりが。。でも、ナイス復活。この頃、幾島は病を得ていたようですね。西郷ですねぇ。。ここに来て、しっかり重みを増して。。小澤さんも、しっかり役作りのために、体重増やしたんですねぇ。。顔がいかにも西郷さんになってきました。相変わらず忙しく、ドラマに集中しきれないんですが。。それでも十分に楽しめてます。何年ぶりだろ?これだけ楽しめてるの。もうすぐ終わるのがもったいない。。出来れば『新選組!!』のような番外編を同キャスト。。西郷、大久保らを中心でやってほしいです!!赤山陣屋跡。埼玉県川口市。滝山の墓。。次回、第48回「無血会場」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.11.23
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2008年『篤姫』第46回。。265年に及ぶ徳川幕府。。その命運は慶喜の手に。。孝明帝崩御。錦の御旗。。天璋院の覚悟。そして、その運命は。慶応4年(1868年) 正月。天璋院と和宮。慶喜とは。。好きにはなれませんが。。あの方だけのせいではないと。。慶喜に託された徳川家の命運。 大坂城。 慶喜は薩摩征伐の軍を起そうと。。 薩摩は。。 徳川に手を出させ迎え撃つ準備万端。 大儀を掲げたものが勝つ。 西郷と大久保の心に過る帯刀の言葉。 だが。。 鳥羽伏見の戦い。 戊辰戦争開戦。 帯刀は足の痛みと戦いながら、 遠く薩摩で戦を避ける術を。。 そこに今和泉忠敬が。 篤姫。天璋院からの文。。 したためられた天璋院の決意。 徳川の人間として生きる。 戦は始まる。 その覚悟は。 なんとしても京に行かねば。戦がはじまる。天璋院にも報せが。今頃はもう。。 兵数に大きく勝る幕府軍。 そこに。。 岩倉の一言。 掲げられた錦の御旗。 ぼう然とする慶喜。 朝敵となったということか。。 慶喜、逃亡の噂。 密かに大坂城を抜け出し海路江戸に。慶喜帰還の報せが勝に。勝、慶喜に。薩長軍は江戸に下ってくるのも時間の問題。迎え撃つ覚悟。。しかし、そうなると江戸は火の海に。。勤皇で知られる水戸の出の自分が朝敵となることに合点がいかぬ慶喜。勝に救いを求めるが。。勝は。。天璋院様にお会いになるべきと。薩摩の、分家の出である天璋院に。。慶喜逃亡の報せは大奥にも。(相変わらずKYな本寿院。)徳川を救うために慶喜の首を差し出すのじゃ! と。和宮も同意。。それに天璋院は。。そして慶喜、大奥へ。苦悩の天璋院。。会おう。天璋院と慶喜の対面。相変わらず抜けぬけと。。強気な慶喜。しかし。。慶喜の覚悟。。?しかし天璋院は。。生きてもらいます。償いのために。生き恥を晒せと?晒すのです。そして、やるべきことは、もうひとつ。天璋院は和宮の部屋に慶喜を。。 その頃、京では。。 西郷が、岩倉に総指揮志願。 名目上の大総督は有栖川宮。 薩摩の西郷が天璋院を攻め、 元許婚の有栖川宮が和宮を攻める。。慶喜に天璋院は。。ひたすら恭順と隠居謹慎を貫くようにと。従う慶喜。しかし、それだけでは。。天璋院は慶喜助命の嘆願書を書くと。和宮にも力添えをと。家族として慶喜を救う決意を。。天璋院は慶喜の辛さを。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第46回 「慶喜救出」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々和宮 … 堀北真希■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみ歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子唐橋 … 高橋由美子重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎孝明天皇 … 東儀秀樹■薩摩の人々お近 … ともさかりえ伊地知正治 … 三宅弘城■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大お龍 … 市川美日子勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)相変わらず忙しい私です。個人的には『新選組!』の野田秀樹さんみたいな、江戸っ子! って感じの勝の方がハマるんですけど。。この『篤姫』での慶喜の描き方。そして、それに対することを考えると。。この勝だなぁ。。そして慶喜も。私は、この慶喜の描写、好きだ。人間らしいというか。。佐幕派の人が抱いているように悪役ではあるんだけど。。弱さが見え隠れするために。。憎みきれない。つか、それよりも何よりも。。宮崎あおいさんの天璋院ぶりが。。しっかり受け止めてます。次回、第47回「大奥の使者」
2008.11.16
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大政奉還がなり。。武力倒幕へ。。王政復古の大号令。。辞官納地。大奥の様子。。小松帯刀。。友の立場を気遣う天璋院。。 薩摩小松家。 ジョン万次郎去る。 帯刀は脚を病んで歩けない。 あくまでの武力倒幕を考える西郷、大久保。 帯刀はなんとしても戦だけは避けたいと。 慶喜に辞官納地をと。 西郷、大久保らは帯刀には薩摩に残っていただきたいと。 本心では穏健派の帯刀がいては武力倒幕の邪魔になる。。 岩倉と謀る西郷、大久保。 王政復古を宣言すると。 勅許。 西郷は既に策は。。 慶喜不在の中、王政復古が宣言される。 春嶽は従えというが。。 あくまで徳川の地位を保とうとする慶喜。 天璋院は勝を召しだし話を聞く。戦だけはならんと天璋院。離れていても友と同じことを。。 薩摩であがく小松帯刀。 天璋院を救うため? お近は帯刀を引きずり、今和泉へ。 母・お幸に天璋院が薩摩に戻るように、 文を書いてくれまいかと。。 薩摩の女子の筋の通し方。。 帯刀は天璋院を救うようにと、 国父・久光にも談判。 お幸が天璋院を呼び戻すために文を書いても良いという許しを得る。天璋院に届いた文。小の島は「何卒、お聞き入れくださいませ」と。しかし天璋院は「私は徳川の人間だからじゃ」と。滝山は、何としてもて天璋院には留まって欲しい。。小の島は「小松帯刀様の命で参りました」と。。帰るわけにはいかないと天璋院。重野は天璋院の本心を思い、薩摩にお帰りいただきたいと。。重野と滝山の対立。。そこに割って入る唐橋。。唐橋は「宮様にご相談されてみては」と。そして結局3人は天璋院に。「薩摩にお戻りください」と懇願する。滝山も、これまで十二分に徳川家のためにお働きくださったと。。しかし天璋院は。。「そちたちが、私の家族であるからだ」と。これで本当に心が決まったと。もし薩摩が武力で向かってきたら私も戦う。。 遠く薩摩の母は、 娘のことを、しっかりとわかっていた。 でも。。江戸城二の丸炎上。。薩摩の仕業との噂も。。薩摩の挑発。。戦の口実。武力倒幕のために。。 全て西郷の策。 大久保が作ったもの。 錦の御旗。錦旗。天璋院、余計な木は切り払い逃げ道をと。そこに水戸の薩摩藩邸に老中どもの命で火が掛けられたと。 帯刀は、これまで何のために生きてきたのか? と自答する。 戦を止めるために出来ることを考え抜くが。。 止められず。。 そして戊辰戦争へ。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第45回 「母からの文」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい 小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々和宮 … 堀北真希■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみ本寿院 … 高畑淳子唐橋 … 高橋由美子重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎■薩摩の人々お近 … ともさかりえ■薩摩江戸藩邸の人々小の島 … 佐藤藍子■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大松平慶永 … 矢島健一ジョン万次郎 … 勝地涼勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)徳川慶喜っていうと、敵を眼前に逃げ帰ったってイメージがありますが。。この描き方は。。慶喜擁護って描き方にも見えますな。。戦う慶喜。小松帯刀の持病の足痛が出ましたね。。足痛は通風かなんかだったのかなぁ。。若くして亡くなったってことは、すでに何かしらの病を得ていたんだろうし。。それにしても、この期に及んで、大奥ののほほんなコメディ演出は。。ない。だろ!?あれは許せないなぁ。。面白ければなんでもあり。勝てば官軍。視聴率良ければ勝ち ってわけにも。。これだけは許せない。歴史への冒涜だ。つか、雰囲気ぶち壊しだ。ま、そこを除けば今回も楽しめたけど。。次回、第46回「慶喜救出」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.11.09
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2008年『篤姫』第44回。。徳川慶喜第15代将軍就任。武力倒幕へ。それを止めようとする小松帯刀と坂本龍馬は、慶喜に大政奉還をさせようと。。気分がすぐれそうな庭田。。田安亀之助と面会する天璋院。。 倒幕を画策する岩倉。。 そして大久保。。 西郷は無言。 帯刀はもってのほかと。 岩倉は幕府を朝敵にしようと。。 勅命は我らの手でと。 帯刀が帰ると竜馬が来たとお琴。 帯刀は急いで寺田屋へ向かった。 船中八策。。 薩土盟約。 大政奉還への。。その話は江戸へも。慶喜は諸藩の重臣らを集めて、会議を。。そこで帯刀は。。大演説。そして大政奉還。騒然とする大奥。勝を呼べと天璋院。軍制改革で多忙だが。。なんとしても勝を召しだせと。そんな中、庭田が倒れる。。そして。。庭田、事切れる。。 京都では松平春嶽と徳川慶喜。 慶喜は自信たっぷりだが。。 そして帯刀と龍馬の対面。 龍馬が考えた新政権。 帯刀が感じる西郷、大久保との違い。。 2人は岩倉と。。 詔書。倒幕の。。 西郷の倒幕への決意。。 龍馬の夢。。 龍馬暗殺。。 龍馬死す。 薩摩に戻っていた帯刀に、 龍馬が京都近江屋で何者かに襲われ落命との報。。 愕然とする帯刀。。 咆哮。。天璋院に召された勝。ようやく大奥へ。龍馬を失ったことを惜しむ勝。。勝も覚悟を決めた。無駄な血を一滴も流さないために戦う覚悟を。。そして天璋院も。。大奥の全員を集めた天璋院。「大奥は安泰である」と。。本寿院らは文句を言うが。。「大奥と徳川家は、この天璋院が守ってまいる!」と。天璋院の覚悟。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第44回 「龍馬死すとも」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■江戸城大奥の女性たち和宮 … 堀北真希滝山 … 稲森いずみ本寿院 … 高畑淳子重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎庭田嗣子 … 中村メイコお琴 … 原田夏希■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大松平慶永 … 矢島健一坂本龍馬 … 玉木宏お龍 … 市川美日子勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)さて。。気持ち半分なんですが。。今回は大激震の回だったので、見所、多く。。私の幕末熱が再燃しそうです。間違いなく『篤姫』なので、天璋院目線なので。。やはり、どこか政治の動きが他所でのように描かれているのですが。。だから余計に、しっかり幕末の政情を描いた作品に触れたくもなるのですが。。この時代、政治の中心にいない個人にスポットを当てるということは、こういうことなんですよね。。それを躊躇なく「女の幕末」として描いているのが、この大河ドラマ『篤姫』で。。でも。。半分は、しっかりと帯刀が主役にもなっており。。龍馬と帯刀の間の友情は熱い。(厚いではなく、あえて熱い)そして。。龍馬の死を知った帯刀は、真に迫るものでした。今の私には色々あるので、このくらいにしときますが。。ホントに見所の多い回でした。トラバのお返し等が滞るかもしれませんが、相変わらずTB大歓迎です。迷惑トラバは瞬殺しますが。。次回、第45回「母からの文」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.11.02
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2008年『篤姫』第43回。。将軍家茂 死去。薩摩、佐賀、宇和島、広島。。次々と長州への出兵を拒否。。家茂を失った天璋院と和宮。。老中の評定の末、一橋慶喜を次期将軍へと。。怒れる天璋院。この暗礁を乗り切るには。。亀之助を慶喜の次の将軍にするようと天璋院。家茂の遺体が無言の帰参。。そこに両脇を抱えられた和宮。。家茂から和宮への京土産。。 総髪の帯刀。 西郷を連れて上洛と。 「お琴とは別れる」と帯刀。 京都・小松邸。 子供。。 「誰から預かったのじゃ?」 帯刀の子!? 9月に生まれました。男の子どす。と笑顔のお琴。江戸では勝が天璋院へ面会に。礼を申すと天璋院。ただ一つだけ。。「公方様のご臨終のご様子にございましょうか」穏やかな。。母上と、宮様を頼むと。。2人の公方様の最期を見送った天璋院の覚悟。髪を下ろさない和宮が京へ戻るという噂。。「宮様のもとへ参る」と天璋院。真意を問う天璋院。。未だ、家茂を失ったことが信じられぬ故。。和宮の周囲のものは京へ戻ることを望む。。和宮自身は。。「どうでもよいのです。。」家茂を失った悲しみの大きさゆえに。。 慶喜、孝明帝に謁見。年が明けたら京へ戻ることが決まったと庭田。。そこに滝山が、慶喜は二条城で政務をと。江戸城入りしないことを喜ぶ本寿院。庭田らへに喧嘩腰の本寿院。軽口を叩く本寿院を諌める天璋院。ところが、その翌日、和宮が髪を下ろすと。。そして落飾の儀。静寛院となった和宮。。和宮の覚悟。。心残りなく都へ。。そこに血相を変えた庭田が。。「帝が身罷られたそうにございます。。」実兄・孝明天皇崩御。 都の慶喜も打ちのめされていた。。 帯刀は西郷、大久保らと諸侯による政を進めようと動く。 帯刀はお琴との子を小松家の長男として遇そうと。 お近に許しを請う文を。 長崎・亀山社中、龍馬とお龍にも。。 そして龍馬の海援隊構想。 龍馬の子。 帯刀は烈侯会議を推し進め、 慶喜を中心として開かれたが。。 慶喜は徳川主導での政を。。 大久保は、慶喜を討つしかないと。。 倒幕の狼煙。。 それだけはなりませんと帯刀は言うが。。慶喜によっておこなわれた神戸開港は、天璋院にも告げられ。。天璋院の心配は和宮のみ?天璋院を訪ねる和宮。何故、そのように強いのかと和宮。。和宮、天璋院を「母上様」と。。和宮は覚悟を告げる。「私は、京へは帰りません」徳川のために生きた家茂を思い。。徳川のために強く生きようとする天璋院を学ぼうと思い。。亡くなった家定が側にいるからと天璋院。。徳川の女として生きる決心をした和宮。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第43回 「嫁の決心」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々和宮 … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみ歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎孝明天皇 … 東儀秀樹庭田嗣子 … 中村メイコお琴 … 原田夏希■薩摩の人々お近 … ともさかりえ島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大松平慶永 … 矢島健一坂本龍馬 … 玉木宏お龍 … 市川美日子勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)心配事があるので、どうも心ここにあらず感がありましたが。。色々と大河らしくないところがある『篤姫』ですが。。普段の大河とは違う楽しみ方をしていますが。。女性が主人公の大河ドラマって、こんなんだよな。。で。。個人的には『利家とまつ』の松嶋菜々子さんより、ハッキリと大河主演を張っている宮崎あおいさんですが。。堀北真希さんも、ただのお人形じゃないな。。若い俳優さんたちを中心につくられてるんだけど、演技的には、過去のホームドラマ的大河ドラマよりも、重厚感があるような気がしますねぇ。。歴史モノを作ろうと気張ってないからかなぁ。。次回、第44回「龍馬死すとも」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.10.26
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2008年『篤姫』第42回。。薩長同盟が成立して。。龍馬に危機が。 伏見・薩摩藩邸。 龍馬が襲われたと聞いて帯刀が駆けつける。 で、龍馬とお龍は薩摩へ。 小松帯刀から坂本龍馬へ送られた、日本人初の新婚旅行。 帯刀から、お琴へ。 別れ話と知ってはぐらかすお琴。新しく天璋院付きとなった唐橋。生家は漢方医。 大坂城の家茂は。。 和宮は家茂の無事を祈る。そして庭田も共に。。大奥に聞こえてくるお囃子?本寿院が騒いでる。。ついにボケたか本寿院。。良かれと思って。。天璋院も家茂の一日も早い帰りを祈る。和宮はずっと写真を眺め。。 慶喜は大久保を召し出して薩摩に詰問。 いつになったら長州討伐の兵を出すのか。。 とぼける大久保。 家茂は「勝安房守を呼べ!」と。 そして胸を押さえて倒れる。大奥では天璋院が勝に対面。胸騒ぎがして。。と天璋院。「何故、薩摩は長州に味方し、幕府に従おうとしないのか?」「時代が変わりつつあるとしか申せません。 もはや、世の流れには逆らえぬかと」「それでも私は徳川家を守らねばならぬ」「もしや薩摩・長州が幕府に向かってくろということは。。」 薩摩では。。 小松家では龍馬とお龍を迎えていた。 落ち着かない帯刀。龍馬も? 怪しむ、お近。 正直に白状する帯刀。 「(琴とは)別れる!」と。 「別れられるのですか!?」 痴話喧嘩。。 一同は霧島の温泉に。 「武士の世は、もうすぐ終わるきね」 「小松さんがやったらいい」 「女子に弱いのは、新しい世の男の証みたいなもんじゃき」 お龍とお近は女同士の話。 於一の話も。。 「惚れられるより、惚れとる方が、うんと幸せどすえ」やっと大奥に家茂の病状が伝えられた。。血相を変えて天璋院の元を訪れる和宮。。皆で「漢方医を」と。和宮は京に文を認める。天璋院も案ずる。。 傷の癒えた龍馬は下関にいくと。 帯刀は総髪を許してもらえるように藩に頼むと。 外国人と会う時に、いちいち髷を珍しがられるのが。。 急に2人きりになって不自然な帯刀。 でも許してもらえた。でも茶が熱いっ! ついに幕府と長州の戦が始まる。 勝が家茂の元に。 届いた品。 家茂が和宮のために求めた西陣織。 土産に凱旋すると約束した。。 しかし。。 「母上への土産じゃ。まだ決めかねておってな」 「公方様の無事なお姿が何よりもの土産にございます」今日も祈る和宮。そして天璋院も隣に。。 慶応2年7月20日。。 家茂の容態が急変し。。 勝に抱えられ。。人払い。 「わしは何事かをなしえたといえるのだろうか? 将軍としての何かを。男としての何かを」 「そちは、やはりホラ吹きだのう。。 悔しいのう。。わしはまだ二十一ぞ。。」 「江戸へ。。もう一度江戸へ戻りたかったのぉ。。」 「宮様を頼む。。」 家茂は息を引き取った。そして大奥にも報せが。公方様が身罷られたと。。信じられぬ天璋院。。そして和宮に。。この世で一番辛い報せをしに。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第42回 「息子の死」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々和宮 … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみ歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子唐橋 … 高橋由美子重野 … 中嶋朋子■京都の人々庭田嗣子 … 中村メイコ■薩摩の人々お近 … ともさかりえ■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大坂本龍馬 … 玉木宏お龍 … 市川美日子勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)なんで、いつも、この時間に選挙速報が。。「息子の死」というタイトルのわりには、帯刀と龍馬の話が占める割合が大きかったなぁ。。まぁ、生と死の対比。。その「生」の部分を担っていたのが龍馬と帯刀だったんですね。でも、その龍馬と帯刀も、そう長く生きられる人では。。つか、その「生」の描写が、「死」を重く描くために何の役にも経っていない。。ただ感情移入するための時間を短くしただけ。。間違いなく脚本が悪い。このドラマ『篤姫』の欠点は、人の死が、あまり響かないことなんですけどねぇ。。これまでで一番重かったのは実父・忠剛の死かなぁ。。ドラマとして一番大きな場面だったのは、間違いなく家定の死なんだけど、斉彬の死と同時だったし。。死が日常になっている実戦の中での死なのに、『新選組!』の方が、1人の登場人物の死が重かったな。。「友の死」での山南さんの死に限らず。。あっちの方が、1人の命に対して、しっかりと描かれていたな。。『日経エンタテイメント』に、『「篤姫」は視聴率稼ぎのために「冬ソナ」を大河枠でやってるようなもの』って書かれてたな。。これ、苦手な宮尾作品でも、原作を読まないと、通史を勉強しないと、とんでもない間違った歴史観を植えつけられてしまうかもしれないな。。唯一の良かった点は「家茂と勝」を描いたこと。のみ。次回、第43回「嫁の決心」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.10.19
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2008年『篤姫』第41回。。坂本龍馬と小松帯刀。2人の男が今。。出来上がった3人の写真。出立を前に家茂は天璋院に。。「江戸を立つ前に世継ぎを決めておきたい」と。田安亀之助。和宮とは。。そこに観行院倒れるの報せ。和宮に、天璋院、家茂までが駆けつける。家茂、出陣。武運を祈る天璋院と。。ただ後を追おうとする和宮。。 帯刀、薩摩に帰還の挨拶を久光に。 連れ帰ってきた龍馬ら。。 久光も帯刀の考えを認める。 「慶喜あたりが。。」 「少々、考えていることがございます」と。 帯刀、西郷、大久保と。。竜馬! 薩摩と長州との連合の話。 大久保は有り得んことと。 「まずは渡りを」と龍馬。 「恩を売ること」。 「武器ですか?」と帯刀。 薩摩は御所警護の兵糧米が足らない。 米と武器の好感。 長崎。 帯刀と龍馬。 海軍操練所の塾生たち。 亀山社中。のちの海援隊。 そこにジョン万次郎。 帯刀も英語を? 長州の伊藤と井上。観行院の容態は芳しくない。京の思い出話ばかりを。。天璋院は観行院に「都の音色」を見舞いに。。しかし、その夜。。「こないに安らかに逝けるとは。。おおきに。。ありがとう。。宮さんを頼みます。。」「宮さん。。生きてくれなされ。。強うな。。」 大坂城。 家茂は。。 勅許をと慶喜。 「でしゃばるでないぞ、慶喜!」 京・小松屋敷。 長州への派兵を断ると帯刀。 そこに、お琴。 お龍を伴なっている。 帯刀に礼を言いたいと。 琴は帯刀のところにいさせてもらうと。 押しかけ女房。。明けて慶応2年。天璋院は勝に京の状況を尋ねようと。。重野が軍艦奉行を免じられた勝に会いに。「しかし、どうにもなりません」といいながらも。。「耳寄りなことを」薩摩が長州とつながっている。それを謀ったのは帯刀だと。なぜ薩摩が長州に? と天璋院。。 薩長の面会の席で。。 西郷と桂がヘソを曲げ。。 帯刀が頭を下げる。 双方、頭を下げ薩長同盟締結。 それで命を狙われることになった竜馬。 で、寺田屋。 奉行所の取り方に囲まれた竜馬。 短銃を手に龍馬。。心を閉ざした和宮。笑って家茂を送り出した天璋院が気に入らない。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第41回 「薩長同盟」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々和宮 … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみ重野 … 中嶋朋子■京都の人々観行院 … 若村麻由美庭田嗣子 … 中村メイコ■薩摩の人々お近 … ともさかりえ■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大坂本龍馬 … 玉木宏お龍 … 市川美日子ジョン万次郎 … 勝地涼勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)さて、『篤姫』もラスト10話に突入です。松田翔太くんは、ホントに若き将軍って風情になってきましたねぇ。。お琴が出てくるシーンのコメディも面白いし。。でも、やっぱり今日の見所は帯刀と龍馬。そこに西郷・大久保ですねぇ。。あと家茂と。このドラマのお陰で小松帯刀の株が上がってるみたいですねぇ。。これまで西郷、大久保の影に隠れていましたが。。さて、和宮に続いて『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス』で、堀北真希ちゃんを見ますか。。次回、第42回「息子の死」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.10.12
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2008年『篤姫』第40回。。政治の舞台は京へ。。暴走する長州と薩摩ほか反長州。。穏やかな毎日。。(その穏やかさが喧騒の前触れなのはミエミエですが。。)おばあさま。。 あれ? 名倉? 西郷復活!! 西郷、軍腑役へお取立て? で、その宴席に琴花(原田夏希)。 運命の出会い。 ご家老・小松帯刀と主賓・西郷とで先に酌争い。。 京は長州贔屓が多くて薩摩は嫌われていると。。 御所に攻め入った長州藩。 蛤御門の変。 長州軍VS慶喜率いる幕府軍の戦い。 幕府軍の一翼は薩摩藩。 帯刀らがいる薩摩の陣に長州が斬り込み!薩摩の働きのお陰で御所が無事だったと勧行院が天璋院に礼を述べに。そこで滝山が2人に話を。。公方様に側室を。。「それはならぬ」と天璋院。またしても世継ぎ問題。。仲睦まじい家茂と和宮に水を差してはならぬと。。滝山は将軍家安泰を、ただ願い。。「ここを死に場所と心得ております故に」観行院は天璋院を認め始めた。庭田は相変わらずだが。。懐妊の兆候?つわり。。?公武合体の証。。心から喜んでいる和宮。そこに「邪魔するぞ」と家茂。 蛤御門の働きで京での評判も上がった薩摩。 「ご家老さん」と琴。 「帯刀はん♪」って。。 気を利かせて席を経つ一同。。 帯刀と琴花、2人きりに。。 囲碁って。。 帯刀の真似をする琴花。。 操練所がお仕舞い。 龍馬と勝。。 勝のあとを託すものとして。。 帯刀に。。 龍馬が帯刀を尋ねる。 懐には短銃! 足にはブーツ。 つか、そこに琴花。 天璋院はデンデン太鼓を。。ところが。。懐妊は間違い。。気落ちする和宮。。慰め方を間違ってる庭田。そこに沈痛な面持ちで天璋院。涙。。「天璋院さんが喜んでくださったことも、今、私のために泣いてくださったことも。。」「公方様のお子を抱きとうございました。。1人の女子として。。」ブツブツ庭田。。観行院、胸を押さえて。。病の兆候。。 京での長州問題。 「長州など、この慶喜が討伐して見せます」長州との戦。第一次長州征伐。。そこに家茂がフォトガラフィ。。写真機を持って。これで我ら3人一緒の姿を映したいと。宮様がお望みだと。。3人睦まじく。。そして。。「母上様、宮様、私は間もなく出陣します」「長州征伐です」「そなたの笑顔を携えて出陣したいのじゃ」2008年大河ドラマ 『篤姫』 第40回 「息子の出陣」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々和宮 … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみ本寿院 … 高畑淳子重野 … 中嶋朋子■京都の人々観行院 … 若村麻由美庭田嗣子 … 中村メイコ■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大坂本龍馬 … 玉木宏徳川斉昭 … 江守徹勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)最近、イチイチ、レビューというより、無駄にあらすじを追いながら大河ドラマを見て行くのがメンドクサイんですが。。左眼は、見た目は醜悪ですが、もう、ほとんど痛みは無く。。家でテレビを観る分には、なんの影響もないんですけどね。。さて。。いよいよ京の情勢が「幕末」って感じになってきましたねぇ。。剣を振るう帯刀や西郷を見てると、やはりワクワクしてしまうという。。会津藩の名も出てきたし。。帯刀と龍馬の対面なんて、もう。。瑛太くんと玉木宏くんって、新旧ウォーターボーイズなんですけど。。家茂も将軍らしくなって和宮との間も良い感じだし。。観行院と天璋院がいい感じになって。。そこから天璋院と和宮も。。ドラマは大奥のことと京の情勢の二本立てで面白くなってきたんですけどねぇ。。レビューを書くことに対しては「ま、いっか。。」みたいな。。かつてはドラマを楽しむ=レビューを楽しむ だったんですけどね。。今は、そうではないようで。。いや、ドラマは本当に面白くなってきて。。つか、大奥から見てると時代の流れが急だなぁ。。もう来週、薩長同盟!?その描写こそが『篤姫』なんだろうなぁ。。江戸。。幕府は時代遅れだったという。。次回、第41回「薩長同盟」加勢大周が大麻所持で捕まりましたね。育ててたとか。。楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.10.05
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2008年『篤姫』第39回。。攘夷が実行できないことを直接、帝に伝えるため、家茂、上洛。思いが異なる天璋院と和宮。本寿院にまで不満を言われ。。家茂、無事上洛の報せ。なにも知らない庭田らは喜ぶが。。和宮は。。 家茂は先に上洛していた慶喜と対面。 慶喜は都の政情は厳しいと。。 慶喜は帝に攘夷が無理だと報せるのは無理だと。 それは攘夷派の思う壺だと。。 まずは偽り。。 家茂、御所に参内。 家茂、体調を崩す。。 病に臥せる。。 家茂は攘夷実行のための人質。。天璋院、和宮に公方様が江戸に戻れるようにとりなしを。。しかし。。でも母・観行院は自分の心に素直にと和宮に。。天璋院は信用できるだれかを京に送ろうと。。大坂にいた勝。。龍馬を連れて。 家茂、寝巻きのまま勝と対面。 天璋院の勧めで対面。 仕方のないことと勝。 コロリと負けますと。。 それは日本中が攘夷など出来ぬと知る良い機会だと。 ものごとを悪い方にばかり考えていてはいけません。 その対面で海軍操練所創設の許しを得た勝。 家茂も気持ちを楽にする。 攘夷決行の日。 5月10日。 攘夷の火の手。 下関でアメリカ公船を攻撃した長州藩。 そして惨敗。 薩摩。 戦に進む久光。 采配まかせられる帯刀。。家茂、江戸帰参。篤姫と対面。この国の病の重さを知ったと家茂。和宮とも再会を果たす家茂。そんなところにイギリスの軍艦が薩摩に向かったとの報せが。。 6月27日。 鹿児島錦江湾に英国軍艦侵入。 忠敬も参陣。 7月2日、正午。薩英戦争の火蓋が切られる。 そしてアームストロング砲による砲撃。。 焦土と化した薩摩。 しかし弾薬と燃料が底を付き、イギリス軍艦は錦江湾を去った。 力の差を見せ付けられ呆然とする帯刀。 敗戦。。母からの文。焼けてしまった故郷を思う天璋院。家茂の口から勝の言葉。。もはや、徳川家は日本の政の要ではないとも。。 そして日本は開国へと歩みを進めることに。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第39回 「薩摩燃ゆ」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々和宮 … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみ本寿院 … 高畑淳子重野 … 中嶋朋子■京都の人々孝明天皇 … 東儀秀樹観行院 … 若村麻由美庭田嗣子 … 中村メイコ■薩摩の人々伊地知正治 … 三宅弘城島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大坂本龍馬 … 玉木宏勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)『篤姫』がクランクアップしたそうです。『鉄腕DASH!』が私の好きなTOKIOvs100人刑事なんですけど。。しかも最終決戦、としまえん。私、縁の地であります。。悪化したものもらいで腫れた目でテレビを見続けるのも、ネットをし続けるのも億劫なんですが。。この『篤姫』で初の戦らしい戦のシーン。。このドラマの他のシーンとのギャップが激しいので、演出もしやすいでしょうね。「戦争」というものの特異性を際立たせてます。瑛太くんの演技もこれまでとの違いがハッキリしていて良かったです。やはり戦のシーンというのはドラマを引き締めますね。そこに家茂の苦悩が加わって、さらに勝の言葉。見応え十分でした。さて。。目が痛いから寝ます。次回、第40回「息子の出陣」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.09.28
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2008年『篤姫』第38回。。京で力をもった薩摩藩。久光が江戸に行っている間に長州藩が。。天誅。。生麦事件。。10万ポンド=25万両の賠償金。天璋院に急ぎの文。小松帯刀より。攘夷ではなく無礼討ち。。そこに滝山。老中らは賠償金を払うつもりはないと。庭田らは薩摩が攘夷を行ったと大喜び。低俗な奴らだ。。庭田を画面から消す方法はないのだろうか。。 攘夷派から命を狙われ身を潜めている岩倉。 長州藩の桂小五郎、久坂玄瑞らが公家に面会。 薩摩に戻った久光、小松ら。 イギリスとの戦になるやもしれん。。江戸では更なる問題。また京より勅使。攘夷をいつ、どのように行うのか。朝廷は長州ら攘夷派のいいなりに。。攘夷などできないと家茂。異国と戦っても勝てないと。和宮を板ばさみにもできず。。天璋院が都へ上ると。。ならば私が京に上ります。と家茂。ついに家茂、上洛を決意。そして勅使へ上洛の意志を告げる。後ろに控える一橋慶喜と松平春嶽は。。時代が見えず醜悪な庭田ら。。兄・孝明帝より下された和宮の役割。。(養父・斉彬より慶喜将軍擁立を託された篤姫と同様)今の都では「攘夷が難しいなど」と、慶喜と春嶽。口先の慶喜。。滝山は将軍上洛は屈辱と。。和宮は「上様がいらっしゃらなくても。。」と。帝に直に申し上げると。「攘夷は国を滅ぼすだけじゃと」 薩摩では帯刀が家老に昇進した。 今和泉親子が祝いを述べに。 そこに酔った帯刀の実父・肝付兼善。 嬉しいんだ。。 父子水入らず。。 薩摩の息子。。江戸では勝麟太郎を尋ねてきたものが。。坂本龍馬。切られる前に茶が飲みたくなったと勝。そして茶よりもとウイスキーを。ジョン万次郎の話。才能のあるものが出世できるアメリカ。家柄や身分ではなく。「それには開国だよ」海しかないのに海軍すら持っていない。。「勝。。勝先生!」と弟子入り志願する龍馬。天璋院はお守り作り。そこに滝山。公方様のこと。。上洛には舟を使う。海路を使うべしと言い張るもの。。勝麟太郎。勝と対面する天璋院。天璋院は勝の真意を見抜く。素直に認める勝。陸路か海路か碁で勝負を決めようとする勝。でも結局、陸路に。和宮は家茂に上洛をやめろと。。母上が後押しをしてくれたから決意したと。。それを聞いた和宮は。。翌日、和宮は天璋院を訪れる。妻と母。。家茂を思う気持ちの違い。。家茂が京へ向かう日。芝の増上寺より取り寄せたお守りを和宮が。天璋院は一旦、仕舞うが。。「母上、それもお渡しください」と。。「母上、宮様を頼みます。 では、行って参ります」と天璋院に。「母上を頼みます」と和宮に。。「共に、ご無事を祈りましょう」「嫌じゃ。 わたくしは一人でお祈りいたします」2008年大河ドラマ 『篤姫』 第38回 「姑の心 嫁の心」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太■生家・今和泉島津家の人々お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々和宮 … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみ重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎孝明天皇 … 東儀秀樹観行院 … 若村麻由美庭田嗣子 … 中村メイコ■薩摩の人々お近 … ともさかりえ肝付兼善 … 榎木孝明■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎■幕末の政治家たち一橋慶喜 … 平岳大松平慶永 … 矢島健一坂本龍馬 … 玉木宏勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)庭田嗣子は、本当に醜悪だ。これまでこのドラマに出てきた登場人物で一番醜い。数日前から痛かった目尻が、今朝から急に腫れてきまして、はっきりと「ものもらい」と分るように。。日曜の朝に慌てて目薬を買いに行く私。。昨日、疲れ目の薬を買ったばかりなのに。。おかげで気になって、色々と集中が出来ません。。今週は。。先週が見応えたっぷりだったのに対し。。いい意味でも悪い意味でも『篤姫』らしい回だった。。先週のいろいろな出来事から、生麦事件。来週の薩英戦争への狭間の回だな。。次回、第39回「薩摩燃ゆ」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.09.21
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江戸へ向かう久光と勅使。・家茂の上洛・有力諸侯(島津、毛利、山内、伊達、鍋島)の幕政への参加・一橋慶喜、松平春嶽の幕府要職への就任久光、小松、大久保らを従え江戸へ。尚五郎=帯刀のことが気になる篤姫。薩摩藩 江戸屋敷(江戸薩摩藩邸)に入った久光。勅使・大原重徳と幕府老中との対面。帯刀も同席。一橋慶喜を将軍後見職、松平春嶽を大老にと。交渉は紛糾。。家茂と和宮。。再度の交渉。今度は刀を持って隣室に大久保が控える。。脅し。。老中、屈する。。力技に納得が行かない帯刀。。すれ違う小松と大久保。そして慶喜が将軍後見職に。天璋院は久光との対面を画策。亡き家定の命日。墓参りのために寛永寺に。そこで久光と対面する天璋院。そこに控える帯刀。「官位を持たぬその方が」と。。二枚舌の久光。しかし「それは幕府も同じにはございませんか?」と。。対面の席から立ち。。帯刀を見据え。。薩摩との決。。小松帯刀と松平春嶽の対面。そこに勝麟太郎。政事総裁職就任の祝いを申し述べに。武力による薩摩のやり方を下の下と勝。帯刀自身も「納得が行っておりません」と。「心です。心で動かすもんですよ」思い悩む天璋院のもとに、突然、和宮が。「この度の勅命のこと、心よりお詫び申し上げます」と。。天璋院、小松帯刀と対面。。「尚五郎さん」と天璋院。。於一と尚五郎。。用意された碁盤。お近と結婚したことをはじめて。。帯刀と改めたことも。。変わっていないようで変わっている? 変わったようで変わっていない? 2人の間。。私は幕府を、あなたは私の愛する薩摩をお守りください。。 生麦事件。。 薩摩藩士がイギリス人を切りつけた。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第37回 「友情と決別」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々和宮 … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみ重野 … 中嶋朋子■京都の人々観行院 … 若村麻由美庭田嗣子 … 中村メイコ■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎■幕末の政治家たち一橋慶喜 … 平岳大松平慶永 … 矢島健一勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)最近、特に寝起きに手足のしびれを感じます。。さて。。先週は、まともにレビューしなかったので。。紛らわしいなぁ。。友情と決別するんじゃなくて、友情and決別 だったのね。。薩摩中心の改革が、大きく動き出しました。先週の寺田屋事件、久光江戸入り、生麦事件。歴史上の多くの出来事が起こる一方、天璋院と帯刀の対面、勝と小松、天璋院と久光、天璋院と和宮など、それぞれの対面が多く描かれ。。盛りだくさん。。盛りだくさんなんだけど、それぞれが、それなりにしっかり描かれていて見応えがあるんですよねぇ。。ここ2回の『篤姫』は非常に面白い。これまでの『篤姫』らしさに、大河ドラマらしさ歴史ドラマらしさが加わって。。盛り上がって来ましたねぇ。。もうすぐ40回だもんなぁ。。次回、第38回「姑の心 嫁の心」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.09.14
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2008年『篤姫』第36回。。のほほんとしたはじまり。。仲睦まじい家茂と和宮。そこに久光が軍勢を率いて薩摩を出たとの報せが。また被害妄想の本寿院。。老中の久世も天璋院へ。。それに怒る家茂。 下関に久光らが着くと、 西郷は居らず。。 西郷は先発して大坂に。 久光は、また怒り心頭。 「ひっとらえて、即刻島流しとせよ!」と。 庇う帯刀と大久保。 有馬と、その同士は京の寺田屋で決起を。。 久光は京で岩倉らと対面。 松平春嶽を大老、一橋慶喜に将軍後見職をと。。 で、市中警護をと。。 帯刀も久光に疑問を。。 大久保の決意は。。久光の建白書の内容が江戸へ。顔をしかめる家茂。それは大奥へも。。本寿院から糾弾を受ける天璋院。庭田からも。。故郷といえども薩摩の行いは許しがたきこと。 有馬の突出。。 大久保が有馬を制止しに寺田屋へ。 で、結局、有馬を上意討ちにと。。 薩摩藩士同士の斬り合い。。 有馬らを討ったことにより、 久光は朝廷から信頼を得ることに。。 天璋院にも薩摩藩士同士の斬り合いの報せが。。死んだのは有馬だと。。幕府は朝廷からの勅許に先んじて、松平春嶽や一橋慶喜を赦免した。 勝は春嶽のもとへ。。薩摩が江戸へ来ると。。幕府内には天璋院を疑う声が。。家茂も苦境に立たされる。。当の家茂も疑念を抱き始める?家茂からも疑われた天璋院は。。薩摩から持ってきたものを、ことごとく火に投じる。。忠剛縁の、斉彬縁りの。。そして幾島から渡された掛け軸さえも。。その時、家茂が。天璋院の決意を見ていた和宮は。。 小松帯刀、江戸へ。 2008年大河ドラマ 『篤姫』 第36回 「薩摩か徳川か」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々和宮 … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみ歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎観行院 … 若村麻由美庭田嗣子 … 中村メイコ■薩摩の人々有馬新七 … 的場浩司■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大久世広周 … 志賀廣太郎松平慶永 … 矢島健一坂本龍馬 … 玉木宏勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)私の身体も、パソコンも、夏の疲れで調子が悪いです。。なのでトラバ等は後日。。いや、正直、レビューしている余力もないんですよ。。今回の倦怠感は、ちょっと重症。。今回はレビュー、やめます。。色々、無理して書こうとすると、ドラマが本当に面白くなくなる。。気力も体力もない。。残っている力は仕事に回さないと。。新選組好きのせいか、この時代を幕府内から見たことって、あんまりなかったなぁ。。天璋院を、少し離れたところから見ている和宮が印象的でした。今回は色々と楽しめそうな回だったのに。。次回、第37回「友情と決別」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.09.07
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大御台所・天璋院vs皇女・和宮。天璋院のいうように、武家とか公家とかじゃなく、礼儀の問題だよな。。姑を呼び捨てって。。将軍、天璋院らとの対面も途中で退席する常識のなさ。。はじめての奥泊り。和宮は応じようとしなかったとか。。そして滝山は人払いを願い。。和宮が懐剣を懐に忍ばせていたと。。自害が目的か、家茂を亡き者にするためか。。和宮のお付たちは専横極め。。そこに鼻息粗い本寿院。。 薩摩・鶴丸城。 国父・久光に召しだされた西郷。 上洛を無謀と西郷。 御当主にあらず官職もなく、諸侯との交わりの薄い久光には無理と。 「地ごろ」=田舎侍呼ばわり。。 西郷、怒り心頭。 しかし誠忠組は突出を企て、 それを止めるには人望ある西郷が不可欠。 大久保は西郷に久光の真意を伝える。 斉彬の意思と言われて。。今宵はお渡り。観行院も懐剣について問いただす。そしてお渡り。 今和泉家に養子縁組をと久光。 「わしは人を信じられぬ男じゃと。。」 今泉家へ上意を伝える役目を。。 この年で隠居か。。と忠敬。 上洛、江戸行きの挨拶も。。 母は娘・於一の心配を。。 忠敬は無念さに荒れ狂ったように木刀を振るう。。懐剣、はっきりと。。天璋院は自ら和宮に問いただすと。実際の対面は穏やかに、和宮を解きほぐそうと?しかし、その内面には厳しさを持ち。。そして天璋院、力尽くで。懐から出てきたのは鏡。天璋院は家茂に「和宮に本心を話せ」と。滝山は天璋院の側で大奥に骨をうずめたいと。。天璋院は「一献参ろう」と。そして三度目のお渡り。家茂は世話役を退けていた。そして2人きりで本心を。「攘夷の実行は叶いますまい」日本国のため。。攘夷が戦を招き国滅ぼすとしたら、攘夷を諦めるしかないと。。公武合体はこの国を平和にするのか。。その証として。。幸せ。。幸せにします。何より妻として。翌朝、和宮は仏間で徳川家の先祖に手を合わせた。 西郷、下関までの先発として薩摩を立つ。 帯刀は出発を前に「これは戦じゃ」とお近に覚悟を。 2008年大河ドラマ 『篤姫』 第35回 「疑惑の懐剣」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々和宮 … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみ本寿院 … 高畑淳子重野 … 中嶋朋子■京都の人々観行院 … 若村麻由美庭田嗣子 … 中村メイコ■薩摩の人々お近 … ともさかりえ■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎■幕末の政治家たち坂本龍馬 … 玉木宏■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)体力が低下していて、『篤姫』のレビューを書かなきゃいけないのが、すこし億劫な今日この頃。。PCも、調子があまりよろしくないし。。サラっと書いて寝ちゃいます。キャストのトメが庭田嗣子って、どうかと思いますが。。キャスト表からして、庭田の増長を奨励しているような。。まずは庭田と観行院を鎖に繋いで檻の中に閉じ込め、そのあとコンクリート詰めにして。。世の中、一掃しなきゃいけない「悪」というものは存在するわけで。。「御台」ということを気持ちが悪いという奴らが気持ちが悪い。なんか、和宮のお付たちが気持ち悪くて。。庭田、キモい。。醜い。。見た目も心も醜い。。懐から出てきた鏡、懐剣の言い分けように忍ばせておいたようにしか思えないんですけど。。篤姫と家定のように、家茂と和宮に感情移入できるかどうかは。。難しいかなぁ。。仏間での姿を見ると何とかなるような。。ついに坂本龍馬が出てきました。まぁ、玉木くんの龍馬とか期待していないんですけど。。玉木宏は好きだけど、竜馬? って感じで。。今日は顔見せだけ。幕末を描くのに竜馬は欠かせないけど。。勝と篤姫を描くのに、関連人物として必要なだけで。。今回は、滝山だったな。。と。次回、第36回「薩摩か徳川か」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.08.31
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皇女・和宮、江戸へ。幕府へ攘夷を実行させるという使命を背負って。。天璋院は、新しく御台所となる和宮のために、部屋を明け渡し調度品を一新した。滝山が朝廷よりの「五箇条の御申し書き」を持って。。その内容は。。万事、御所風。。 京では孝明帝が、自らの攘夷の念を、 改めて家茂へと和宮に託す。天璋院は和宮の想いを慮り、家茂に。家茂も、わかっている。しかし、攘夷は非現実的なもの。。それよりも今出来ることを。。 そして和宮の江戸下向。早くも悶着。。下々のものには顔を見せられぬと扇で顔を隠し、用意された衣裳、食事にも手をつけず。。 その頃、薩摩では誠忠組の者たちが。。 いまだに国父・忠教には不満を抱き、 一人取り立てられた大久保にも不満を募らせていた。 帯刀は忠教に幕政改革への尽力を進言。 大久保も今こそお力を発揮するときと。 そして忠教は上洛を決意。 さらに帯刀は西郷の復帰を嘆願する。江戸では和宮江戸城入城の日を迎えた。部屋には天璋院が用意させた調度品。葵の御紋。公方との婚礼は2月。そして対面を前に。。 位負け。。?身分の違いを強調する庭田嗣子や観行院。 将軍を東の代官と。。 しかも、家茂を鬼と。。対面。中山道越えの労をねぎらう家茂。「鬼などではなかった。。」と和宮。家茂の端麗な容姿に心奪われる?そして天璋院との対面。武家のしきたりは天璋院が上座、和宮が下座。敷物もなく。。下座へ案内する滝山。驚愕する観行院ら。。天璋院が座を空けたにも関わらず、それにも。。滝山はあくまで武家のしきたりで動こうとする。天璋院は、それを心配する。和宮一行は。。和宮から天璋院に届けられた土産。その書状の宛名は「天璋院」と呼び捨て。礼節の根本を欠いていると怒りを露にする大奥のものたち。大奥での江戸方と京方の争い。。大奥の女中らは京風の陰口を。それを窘める天璋院。そこに、また揉め事が。。悩む天璋院。。家茂は帝に証文を?岩倉の豪腕により老中らは押し切られ。。気骨がないのか! と老中・安藤らを叱咤する天璋院。家茂は、それを聞いて笑う。あの者らも抵抗したのだと。最後に決めたのは家茂自身だと。証文など何ほどのものでもないと。そういいながらも、帝に屈したように見える自分は、徳川の名を汚したのでしょうか? と。。天璋院は「よく御決断なされました」と。。そして天璋院は、改めて自分の成す事を。和宮のもとへ赴き。。はじめての対面の無礼への詫びを。あくまでも丁重に。しかしながら。。嫁した者への心得を言い聞かせる天璋院。毅然とした態度で。一本道を。。と。これからは私が姑としてご指南申し上げますので、万事、ご心配なくと。あくまで従者である庭田に「控えよ!」といいながら。。おだてる。。そのあとの京方は、激しく不満を口にしたが。。和宮は。。婚儀に反対する水戸浪士らに老中安藤が襲われる事件が起こる。坂下門外の変。。幕府の権威失墜、更に。。 誠忠組に帯刀、大久保から西郷の帰参が伝えられる。 しかし大事なことは口濁す大久保に、 反発する有馬ら。。 そして西郷、復帰。江戸では将軍・家茂と皇女・和宮のご婚儀がとりおこなわれた。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第34回 「公家と武家」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい 小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太和宮 … 堀北真希■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみ重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎近衛忠熙 … 春風亭小朝孝明天皇 … 東儀秀樹観行院 … 若村麻由美庭田嗣子 … 中村メイコ■薩摩の人々有馬新七 … 的場浩司伊地知正治 … 三宅弘城■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎■幕末の政治家たち安藤信正 … 白井晃■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)先々週は外出、先週は接続不良と、3週間ぶりのリアルタイム更新です。今回は。。まぁ、私自身が久々に、大河ドラマに集中できたこともありますが。。割りと見応えのあるつくりでした。2回だけ少し薩摩の政情が描かれた以外、和宮が江戸入りしてからの日々を描くことに専念されていましたから。。焦点が絞られていて、じっくりと描かれていたように思えます。それも退屈させることなく。。先週は和宮、さらには岩倉の初登場を兼ねていたため、まだ、登場人物への感情移入が出来なかったですが。。顔見せも済んで、やっとドラマになってきたかな。。と。天璋院と家茂の魅力もしっかりと描かれて、その後の家茂と和宮の関係も、すこし匂わせて。。合間、合間の薩摩も、要点が絞られて無駄がなかったし。。楽しめた今週の『篤姫』でした。次回、第35回「疑惑の懐剣」大奥に懐剣は付き物ですから。。楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.08.24
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和宮。 公武合体の象徴とされた女性。。幾島から渡された掛け軸を眺める天璋院。 京では和宮降下についての話が、 九条尚忠によって孝明天皇と庭田嗣子にされている。 勧行院によって和宮本院にも。。 そして滝山により天璋院にも。。 老中の安藤も話を推し進めると。。天璋院は家茂に気持ちを問いただす。 薩摩では桜田門外の変に関わった一人の藩士・有村が。。 そこに小松帯刀。 切腹の沙汰を伝えに。。 有馬らは激怒するが。。 帯刀は大砲の調練を指揮する忠教に、 誠忠組の気持ちが御家を離れようとしていると伝える。 帯刀に推された忠教は大久保と会う。 大久保は忠教に出兵を願い出る。 忠教は、まだ時期ではないと。 「血気にはやる同士を抑えるのが、その方の勤めと考えよ」 京では岩倉が。。 許婚・有栖川熾仁親王がいるにも関わらず江戸へ送られる和宮。 帝も日本国のためと和宮を説く。。 和宮の悲痛。。安藤はやむなく孝明帝に攘夷を約束する。徳川幕府を守るため唯一無二の策。水戸に謹慎蟄居を命じられていた斉昭のもとにも。。そして斉彬は休止。薩摩から天璋院に文。「わたくしに、薩摩に帰れと。。」老中らも、それに向かおうと。。しかし家茂は。。 薩摩では忠敬が今和泉島津家の当主へと。 帯刀とお近が祝いを述べに。薩摩に帰るなど思ってもいなかった天璋院。募る望郷の念。帰る か。。そこに滝山。書状は老中たちが薩摩に命じて書かせたものであった。天璋院が和宮の姑となるには身分が低いと。。それを聞いて天璋院は決意した。そして安藤にきっぱり帰らぬと返答した。そして叱責。斉彬からのお守り。尚五郎と交換した。立てた誓い。薩摩には、もう戻らぬと。そして婚儀の準備が着々と。。和宮に対して出来る限りの心配りをと。 和宮の決意。 江戸に下っても御所の倣いを改めるつもりはない。 武家のしきたりなど。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第33回 「皇女和宮」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみ重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎九条尚忠 … 磯部勉和宮 … 堀北真希孝明天皇 … 東儀秀樹村岡 … 星百合子観行院 … 若村麻由美庭田嗣子 … 中村メイコ■薩摩の人々お近 … ともさかりえ有馬新七 … 的場浩司伊地知正治 … 三宅弘城■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎■幕末の政治家たち安藤信正 … 白井晃井伊直弼 … 中村梅雀徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)プロバイダの不調なのかPCが不調なのか、昨夜はインターネット接続がうまくいきませんでした。まるで接続できないわけじゃなくて、Yahoo!とかは、なんとか見られるんですが、重い。。なんかテレビの映りもよくないんですよね。。時々、途切れる。。ネットもCATV接続なので、降り続いている雨の影響なのか。。今のうちに大事なデータはバックアップしておかないとな。。さて。。岩倉が出てきましたねぇ。。和宮よりも岩倉鶴太郎に関心が行きます。私のサイトのアクセス数も「岩倉具視」が急増しています。つか、話が急だ。。いきなり出てきて、泣きのシーン。。気持ちがついていかない。。江戸も、こないだまで、ノホホンとしてたかと思えば、「徳川幕府を守るために。。」なんて切羽詰まった感じで。。薩摩と他の空気感も全然違うし。。忠教役の山口祐一郎さん。高橋英樹さんとかとは違った良さがあるんですよねぇ。。『利家とまつ』での佐々成政は、物凄く見応えがありましたし。。次回、第34回「公家と武家」楽天広場テーマ『天地人』楽天広場テーマ『風林火山』 楽天広場テーマ『功名が辻』 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.08.18
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殺されるべくして殺される井伊直弼。。幾島が大奥を去る日。それに際して「長い間、そなたが嫌いであった」と。。幾島は斉彬から預かったという鹿児島の絵の掛け軸を篤姫に。そして代わって重野が。井伊大老による安政の大獄。。幕府の維新をかけて。。しかし、人身を捉まえぬ限り と家茂。そこに 暇「願」。。天璋院に相談に行く家茂。天璋院は井伊は卑怯だと。 薩摩では打倒井伊のために決起が。。 そんな大久保の前に帯刀。 なんとか思いとどまってはくれませぬかと。 しかし血気にはやっている大久保ら。。 帯刀は、それらの動きを、 貴重な人材を失うことになると、 忠教、忠義に。 井伊は幕府の威信をより確かなものにしようと新たな策略を。。帝の姫宮を公方様に。。公武合体。。和宮降嫁への動き。。アメリカにわたった者のはなしを聞きたいと。。勝麟太郎、登場!勝は舟の模型を献上する。歯に衣着せず実に明朗な勝。井伊にすら異を唱える勝。勝は薩摩、斉彬とも縁があった。勝は天璋院にも土産を持参していた。それはジョン万次郎が持って。。再会。尚五郎の話題も。。「尚五郎さんは天璋院様を好いちょりました」と。持参した土産はミシン。 薩摩では決起の集会が。。 薩摩では忠教が、それを止めるために動き出した。 自らの志を示そうと。。 花押入りの書状を志士らに。 礎として頼むと。。 心を打たれた大久保。 誠忠組誕生。 その筆頭になるべきは。。西郷。安政の大獄により罰せられた人たちの名簿。天璋院は井伊と茶室で面会をする。井伊の点てた茶。おいしいと。。茶の味は、そなたがやってきた残虐非道な行いとは別じゃ。井伊は攘夷がかなうとお思いでしょうか?と天璋院に。無理じゃ。と天璋院。自らの国を思う心を口にする井伊。己の役割を果たしたまで。一方聞いて沙汰するな。。井伊に時々茶を立ててくれぬかと篤姫。。桃の節句。。桜田門外。。籠の中で天璋院からの服紗を見つめる井伊。。そこに銃声。喧騒。血。自らの最期を悟った井伊直弼。。滝山から天璋院に井伊暗殺の報せが入る。。首を上げたのは薩摩の者と。。家茂に天璋院は。。手を携えられたかもしれなかったのに。。と 2008年大河ドラマ 『篤姫』 第32回 「桜田門外の変」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々和宮 … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみ重野 … 中嶋朋子■薩摩の人々有馬新七 … 的場浩司伊地知正治 … 三宅弘城■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎■幕末の政治家たち井伊直弼 … 中村梅雀ジョン万次郎 … 勝地涼勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)遅いンですよねぇ。。最後の最後に。。井伊のように悪役として描かれつづけてきた人物でさえ、亡くなる前には、心の雪解けが描かれてしまうという。。実に大河ドラマ的ですねぇ。。それについては私個人の思い中でも、賛否渦巻いてるんですけど。。今回は描き方が良かったので、ちょっと、やられてしまいました。。もっと早くから井伊の心中を描いていて欲しかったとは思うんですけどね。。今回は負けました。勝ですが。。私的には『新選組!』の野田秀樹がイメージ通り過ぎたので、北大路欣也さんかぁ。。北大路さんは、どの役でも北大路さんなんだよなぁ。。次回、和宮登場。幕末という感じが出てきましたね。次回、第33回「皇女和宮」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.08.11
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2008年『篤姫』第31回。。安政の大獄での追求は京の近衛家にまで及んだ。その手は天璋院にまで。。打ち掛けを大奥の皆に形見分けしたいと天璋院。家茂が天璋院を訪問。井伊が邪魔をすると。。密勅に関わる者への詮議。。(それは井伊の勝手な意向だろうに。。)井伊は無用の詮議をしているように。。と家茂。天璋院も同意する。 薩摩では大久保が帯刀に忠教についてどう思うか尋ねる。 忠教に望みをかけてもよいのか。。 帯刀は忠教が「ご先代斉彬の遺志を継ぎたい」と考えていることを伝える。 そして帯刀は大久保を忠教に推挙。各地で一橋派への詮議。。それが近衛家に。。村岡は江戸に送られ詮議を。。それを聞いた天璋院は井伊と会おうとするが。。井伊は多忙を理由に、それを拒んだ。天璋院は「扱いには格別の配慮をいたすように」と。。滝山も井伊を大老に推したことを悔いていながらも、天璋院が、これ以上、関わることを止める。家茂は天璋院を気遣う。天璋院の意を受けて村岡への対面に向かう幾島。そして対面し、天璋院からの言付かりを。白装束。。村岡は、その婚礼の装束である白装束を着て、詮議の場へ。で、30日の押し込めのあと放免。家茂は何故、話してくださらなかったのかと。。 薩摩では斉興が亡くなった。 そして忠教が藩の実権を握るときが来た。 藩の若者たちは諸国の詮議の話と、 忠教への疑念から蜂起を決意する。 西郷は遠く奄美大島に。幾島は天璋院に婚礼の内着を。今こそお暇をと。。天璋院が、これから徳川家の人間として生きていくのに、自分が邪魔になると。。薩摩、近衛家を先に考える生き方を変えられない自分が。。成長した篤姫に、もう私の勤めは終わったと。幾島は京で村岡の側で生きていこうかと。。と。天璋院は内着を幾島に持っていてもらいたいと。幾島は、もう一度、この内着を天璋院に着てもらいたいと。。そして肩に掛ける幾島。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第31回 「さらば幾島」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい 小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみ歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子重野 … 中嶋朋子■京都の人々近衛忠熙 … 春風亭小朝月照 … 高橋長英村岡 … 星百合子■薩摩の人々有馬新七 … 的場浩司■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉興 … 長門裕之お由羅 … 涼風真世島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大井伊直弼 … 中村梅雀長野主膳 … 大林丈史松平慶永 … 矢島健一■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)井伊直弼は悪役です。間違いなく。このドラマで、そう描かれているのは間違いないし。。本人は徳川家のためのつもりでも、傍目には自らの権力のために動いているようにしか思えないんですよねぇ。。なんか、井伊をはじめとして、それぞれの人物の行動の基盤となっている考えが見えづらいなぁ。。と。大奥ってのは何だかんだいいながらも、結局、表の世界から隔離されてる世界なんだと思えてしまって。。薩摩の状況も描かれるんですけど、結局、大奥での描写が中心だから、歴史の動きが伝わって来づらくて。。村岡の詮議だの何だの描かれてもねぇ。。このドラマで村岡なんて人物を、これまで、どれだけ描いてきたっていうの?なんの感情移入も出来ないんですよねぇ。。幾島という人物にも感情移入させてんもらってないから、あんまり別れの辛さを感じないし。。白けちゃって、ドラマの時間が長く感じられてしまってしかたありませんでした。家茂と天璋院の関係も、家定との時のように、じっくりと過程が描かれたわけじゃないから、なんか白々しさがあるし。。時折、薩摩の話をされたときには興味をそがれている現状。このところ、この『篤姫』への興味が薄れてしまっています。於一と尚五郎、家定と篤姫。あとは今和泉の父母と於一。それ以外に、あんまり思い入れのある人間関係ってないんですよねぇ。。同じ人間でも、しばらく縁のない天璋院と小松帯刀の、新たな関係性を、思い入れを抱ける形で描いてくれるのか。。そこまで遠いなぁ。。と思ったら早くも桜田門外の変か。。井伊、あっさり。。まぁ、暗殺されて然るべき人物としてしか描かれていないし。。ついに勝海舟が登場か。。次回、第32回「桜田門外の変」楽天広場テーマ『天地人』楽天広場テーマ『風林火山』 楽天広場テーマ『功名が辻』 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.08.03
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2008年『篤姫』第30回。。密勅をきっかけに始まった安政の大獄。。慶福、家茂と名を改め。。篤姫に目通り。余計なことを吹き込もうとする井伊。天璋院の悪口ばかり。。嫌気が差した家茂、席を立つ。安政の大獄。その手は京の月照らにも。。 薩摩では斉興がお由羅と共に戻ってきて。。一橋派への弾圧の噂は天璋院にも。。家茂は井伊直弼を呼びつけ、安政の大獄について追求する。そして家茂は意見を聞きに天璋院に会いに行くと。そこに井伊。西郷のことを篤姫に問う。。篤姫付きの侍女たちは去っていく。。 西郷、薩摩に帰りつき、 月照の保護を斉興に願い出るが。。 安政の大獄により、薩摩藩自体が追求されることを恐れ。。 月照は監禁。そして。。 永送り。 西郷に月照を殺させると斉興は命ずる。。 帯刀は忠教に2人を、お救いくださいと。。 だが。。 帯刀、大久保は西郷、月照のもとへ。。 脱走計画。。 西郷と月照は錦江湾を日向との国境へ送られる。。 その途中。。入水自殺。 西郷、死すの報に薩摩の若者たちは、 藩に対しての怒りを露にする。 そこに、西郷、助かるの報せが。 西郷は一命を取り留めたが、月照は助からなかった。。西郷は奄美送りになったとの報せが幾島の元へ。小の島も役を解かれると。。篤姫は西郷が生きていたことが希望だと。。家茂、将軍へ。家茂は天璋院を「母上」と。「家族」として守りたいと。。蘇る家定のことば。。幾島は重野を呼ぶ。重野を天璋院付きのお年寄りとしたいと。表の事情に敏いと。。そして幾島は、天璋院の正面に向かい。。「幾島、このあたりで、大奥から下がりとうございます」と。慶喜を将軍にできなかった自分を許せないと。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第30回 「将軍の母」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子歌橋 … 岩井友見重野 … 中嶋朋子■京都の人々月照 … 高橋長英村岡 … 星百合子■薩摩の人々有馬新七 … 的場浩司伊地知正治 … 三宅弘城■薩摩江戸藩邸の人々小の島 … 佐藤藍子■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉興 … 長門裕之お由羅 … 涼風真世島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち井伊直弼 … 中村梅雀長野主言 … 大林丈史橋本左内 … 中山麻聖■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)早くも『篤姫』も5分の3が終了です。なんか、ドラマが歴史のあらすじの説明みたいになっちゃって。。このドラマらしさが薄れてきたような。。歴史ドラマって、あらすじになっちゃうと、急に面白くなくなるんですよね。。物語としての感動がなくなってしまって、歴史を追うだけになってしまった。西郷、月照、入水という大事件にも関わらず、観ていて心が動かない。歴史ドラマとして劇的にするには、『篤姫』が邪魔になってしまって。。『篤姫』というドラマの方向性が「歴史ドラマ」ではないですからねぇ。。井伊直弼、何様!? って感想しか浮ばない。。井伊直弼という人物に対しての嫌悪感が、そのままドラマを観ていての不快感になってしまって。。翔太くんの家茂、若いなぁ。。実際の家茂も若かったんだけど。。井伊に一言はいってやりましたが。。実際、それ以上は何もできなかったんだろうな。。なんか激動の時代の描写と、天璋院と家茂の、ほのぼのシーンのギャップが。。かなり違和感がありますね。でも、家定の回想シーンが出てくると、なんか、もってかれてしまうという。。堺・家定が大きくなりすぎましたねぇ。。このドラマにとって。堺雅人依存症になってしまった。。結局、今日のドラマは何が描きたかったんだろうと。。自分で書いてても何だかわからず。。どこも心に残らなかった。次回、第31回「さらば幾島」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.07.27
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家定が亡くなり。。抜け殻のような篤姫。本寿院らには、未だ伝えられていない。。ただ、お志賀のみが不審を抱いているような。。西郷は斉彬上洛のために京にいたが。。そこで斉彬の私の報せを受け、薩摩へ帰ると月照へ。殉死しようとしていたことを見抜かれ。。西郷は近衛から水戸斉昭への文を。。 帯刀は忠教からも見込まれる。 兄が残した葡萄酒を。。 忠教は帯刀に側で働いてくれと。 兄の遺志を継いで。。 旧弊な幕府の改革をしてみせると忠教。 問題は、まだ健在の父・斉興。 薩摩の若者は忠教を「お由羅の子」と。。 大久保は帯刀の出世を願う。篤姫は。。家定薨去を知らない本寿院らのことを。。お伝えしたいと。。それは許されぬことだが。。そこに、お志賀が自ら作った菓子を持って。。そして。。「そなたの思っている通りだ。すでに、この世の方ではない」お志賀は、なぜ公方様のお体の異変に気付かなかったと、篤姫を責める。「恐れながら、お恨み申し上げます」と。。そして、篤姫は本寿院にも、家定の死を伝えに。。「そなたが毒殺したのであろう!」と本寿院。。本寿院、篤姫を打ち据える。 水戸藩への密勅。 戊午の密勅ですねぇ。。 で、井伊直弼は安政の大獄へと向かっていく。。喪が発せられ、篤姫、落飾の話。。幾島は最後の務めのつもり。。傷心の篤姫を元気付けようと。。そして御落飾の儀。髪をおろす篤姫。。天璋院となった篤姫。(家定は温恭院)お志賀は、桜田の御用屋敷に。。豊倹院として家定の菩提を弔う。。お志賀と話して、篤姫は、家定亡き世を生きる意志を。で、井伊大老と対面。慶福改め家茂後見の話を。。しらばっくれる井伊。篤姫を、政から遠ざけようと。。井伊との対立。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第29回 「天璋院篤姫」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみお志賀 … 鶴田真由歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子■京都の人々近衛忠熙 … 春風亭小朝月照 … 高橋長英孝明天皇 … 東儀秀樹村岡 … 星百合子■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉興 … 長門裕之お由羅 … 涼風真世島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち井伊直弼 … 中村梅雀徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)旧態依然とした幕府と、新しい日本を目指す薩摩。。家定亡き後、いつまでも喪を隠して動きのない江戸と、斉彬亡き後、早くも忠教のもと、動き出そうとする薩摩と。。幕府がダメだってのは、なんか伝わって来た気がします。描き手に、そういう意図があったかどうかはわかりませんが。。ドラマとしては、正直、面白くなくなってしまった。。観ていて面白いことが起こった回ではないですからねぇ。。なんか退屈。。観ている私も、少し抜け殻状態。。次回、第30回「将軍の母」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.07.20
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井伊直弼大老就任。内憂外患。一橋派は窮地に。。頼みの綱は斉彬だが。。家定は。。慶福が将軍についた場合は篤姫を後見人の1人にしてくれと、井伊に頼む。慶福が成人するまで万時、御台に相談するようにと。。家定、堀田にも同じことを。庭に出て牡丹を摘もうとしたその時。。家定、倒れる。篤姫にも虫の知らせ。。そんなときにも、まだいうか! 幾島!最後にございますと。。世継ぎを慶喜にと。。 斉彬は薩摩にあって、 帯刀と西洋式の軍装について相談を。 そこに、息を切らせて戻ってきた西郷。 次の公方様は慶福に決まると。。 琉球の話。。 西洋式軍隊で上洛を。。 藩の若者達は「攘夷じゃぁ!」と。。フランスが日本に向かっている。。アメリカとの条約締結が急がれるが。。勅許が未だ得られず。。結局、勅許無しに日米修好通商条約が締結。それを聞いた篤姫は。。家定のことを心配する。。そして事情を聞こうと医者を呼ぶが。。本寿院に含められており、何も聞けず。。篤姫は碁石を渡してくれと。。病床の家定は、その白い碁石を見つめ篤姫を思う。。「御台よ。なぜいつかのように会いに来ぬのじゃ。。 わしからは、もう行けぬ。。 行けぬのじゃ。。」また篤姫も。。井伊の豪腕。井伊は、老中の堀田を登城停止とし罷免。一橋慶喜も井伊に詰め寄るが。。慶喜と斉昭。。大きな役割。。6月25日。徳川宗家継嗣として慶福のお披露目。一橋派、敗北。そして一橋派への厳しい弾圧が行われた。幾島行方不明?そこに滝山。。そこに、ひょいと幾島。気の抜けた幾島。。 薩摩では西洋式軍隊の調練が行われている。 夏の暑い最中。。 斉彬は馬上でめまいを起し。。 その夜から原因不明の激しい腹痛を起こし、 僅か数日後。。 枕元には弟・忠教(久光)が。。 弟に後見を託し。。 帯刀には「姫に。。もう一度、会いたかったのぉ。。」 「そなたから姫を奪うてしまった、わしを許せ。。」 斉彬、逝去。江戸には、まだ報せは届いていない。幾島は抜け殻のよう。。そこに滝山。。「公方様は御病気にございます」口止めをされていたことを明かす。本寿院すら病状を知らないと。。そこに。。養父・島津斉彬の訃報が届いた。享年50。斉彬から篤姫への文。篤姫への侘び。。もし薩摩と徳川が敵することとなったら。。そこに滝山と老中が目通りを願い出る。。「上様のご様子は?」「薨去あそばされました。。」本来ならば、まだ知らせられないことであるが。。7月6日。。 一月ほども前。。先例。先例。「連れて行け! 私を上様のところへ連れて行くのじゃ!」棺(ひつぎ)との対面。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第28回 「ふたつの遺言」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみお志賀 … 鶴田真由本寿院 … 高畑淳子■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち一橋慶喜 … 平岳大堀田正睦 … 辰巳琢郎井伊直弼 … 中村梅雀長野主膳 … 大林丈史松平慶永 … 矢島健一橋本左内 … 中山麻聖松平定固 … 松澤一之徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)『新選組!』で山南敬助の死が描かれたのは、第33回「友の死」。幾島という人間にはうんざりだけど。。それだけのものを背負っていたと思うしか。。二つの死。私は劇中の事実のひとつとして受け止めることしか出来なかった。家定が亡くなったということは、これから先の物語の描かれ方に、大きな変化をもたらすだろう。ラブロマンス編終了というところ。これから先、政治向きなことが増えてきて、幕末ドラマとして見ごたえのあるものになることを期待します。次回、第29回「天璋院篤姫」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.07.13
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政治の主導権を巡る戦いが、紀州派VS一橋派の争いへ。どちらにもつかないと言う篤姫に、怒る幾島。滝山は嘆願書を。井伊直弼は大老にという。。滝山VS幾島、女のバトル。「両名とも控えよ」家定は扇遊び。話している相手は本寿院。相変わらず慶喜が世継ぎになったら自害すると。。「それは、わたくしの勤めにて、ご心配にはおよびません」変わったとしたら母上のおかげ。「薩摩から元気な嫁を貰ってきてくれたお陰にございます」家定と篤姫。話題はやはり嘆願書のこと。中立の立場をとることなど御台には出来ないなぁ。。と。気分が優れぬから表に戻ると家定。左胸を抑える。。 薩摩は血の気に逸った若者たちが。。 帯刀は斉彬に向けた言葉のことで悩んでいた。 それを大久保に打ち明ける。 大久保は気持ちがわかると。。 斉彬と帯刀。 斉彬も篤姫に頼りすぎていたと。 で井伊に対抗して松平慶永を大老にと。 篤姫への最後の手紙? 斉彬の思いのたけ。。嘆願書。御台所の私が名を連ねることはできぬ。と滝山に。「この話は聞かなかったことに過ぎる」と。「そちはそちので好きにするがよい」と。。篤姫は幾島をも遠ざけた。 西郷は松平慶永に大老の件を含めに。堀田は勅許を得られなかったことを家定を詫びに。そして大老の件。。堀田は一橋派に言い含められて慶永を推す。幾島は相変わらず。。今度は「慶永様を強く強く推して下さいませ!」と。篤姫と家定。大老の件。気が重い篤姫。井伊と慶永、両方と会う。その補佐を篤姫にと頼む家定。そして家定と篤姫、慶永と対面。慶永、篤姫の同席に驚く。烈公会議を提案する慶永。井伊と対面。これまで通り、徳川家単独の政治。それを譜代と直参がと。。強き幕府。。徳川将軍家。越前か彦根か。。「わしは彦根に決めたいと思う」と家定。「徳川将軍家を守りたいが為じゃ」と。。この後の幕末維新の流れを読んでいる家定。徳川将軍家を残したいと。家定にとって、徳川家=家族。篤姫と一緒になり、そう思えるようになった家定。その話に感情を露にする幾島。そこで斉彬からの文。。で、「今は読めぬ」と篤姫。表に参る。と篤姫。家定に直接会って。。「私は気がついたのでございます」これまでは徳川家の人間じゃなかったことに。で、井伊大老就任へ。。でも、「それだけはなんとしても防いでくださいませ!」と幾島。でも、篤姫は上様に従うのみじゃ。許せと。。地団駄踏むばかりに悔しがる幾島。家定は紀州の慶福に世継ぎを決めたと。。いくらなんでも好き嫌いだけで決めたりはしない。。「慶福が若年が故にじゃ」と。後見役として篤姫の力を使えると。。で、またピロートークがはじまった。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第27回 「徳川の妻」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい 小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみ本寿院 … 高畑淳子■薩摩の人々有馬新七 … 的場浩司伊地知正治 … 三宅弘城■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大堀田正睦 … 辰巳琢郎井伊直弼 … 中村梅雀松平慶永 … 矢島健一橋本左内 … 中山麻聖松平定固 … 松澤一之■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)幾島、醜い。。この期に及んで、感情的に一橋慶喜を推すことにこだわっている幾島は、ものすごく醜く見える。。今回、言いたいのは、それだけ。。斉彬に忠実とはいえ。。醜い。。そもそも、幕末期の薩摩藩って、徳川側からすると醜いンですよね。。自らの権力のため、あっちについたり、こっちについたり。。得たいのは自らの権力だけって感じで。。醜い薩摩の象徴的に描かれているなぁ。。幾島は。このドラマは大河ドラマだけに、奇麗事でまとめられていますけど。。それでも醜くみえるのは、そう描かざるを得ないんですよね。。家定の寿命も近い。。そして斉彬も先行き短い。。おかしな話ですよねぇ。。気が早いといいながらも、この話、根本が家定が早逝するという前提に進んでいますからねぇ。。篤姫の台詞も白々しい。。家定と篤姫の胸キュン・夫婦ドラマに誤魔化されてしまっていますが、やっぱり矛盾だらけですねぇ。。キレイ事で描ける時代と人物じゃないんですよね。。それでも面白いからいいけど。。堺・家定亡き後、何を楽しみにドラマを観て行けばいいんですかね?大久保は、ホントに急に「鬼」になってしまいましたねぇ。。性格が変わりすぎ。。そして前々回の大久保、鬼への場面に続き、篤姫が表に参ろうとする場面で、またロック調のBGM。。なんか、安っぽいですね、やっぱり。。なんか一気にCXの『大奥』みたいになっちゃって。。次回、第28回「ふたつの遺言」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.07.06
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篤姫・後編(NHK大河)攘夷派の孝明帝。。尊攘派の争い、京が舞台に。本寿院と滝山は井伊直弼と対面し、慶福擁立に約束を。堀田は後顧の憂いなく都へ。西郷は斉彬からの文を持って小の島へ。斉彬からの文は、あいかわらずの慶喜推挙の話だが。。事は急ぐ。。 薩摩では尚五郎が治領の功により、 帯刀清廉の名を賜る。 小松帯刀、誕生。 帯刀は斉彬に問う。慶喜を立てどうするのか。 斉彬は「古い幕府を壊したいのだ」と。 では篤姫は? 「何があっても観台様を見捨てたりはなさらないと?」 そして幕府に建白書を出した斉彬。 外様大名の分で徳川家の継嗣問題に口を出した。。 水面に顔を出した斉彬。。その写しを早速、本寿院へ。怒りを露にする本寿院。大藩薩摩が本音を吐いたと騒ぎになる江戸。篤姫、苦境に立たされる。。ハリスは更なる開港を求め。。堀田は家定に報告。家定は騒ぐ家中の者を、「静まらんか!」と一喝し「続けよ」と。で、家定と篤姫は碁盤を挟み。。国を開く話。堀田の京行き。建白書の話。篤姫、「どうか次の将軍を慶喜様にしていただけませんでしょうか」と率直に願い出る。「これは、これは私の考えでございます」前言撤回? 家定も受け合わず、「そなただけは信ずるに値する女子じゃと思っていたがな。。」そして堀田は条約締結の許しを得るために京へ。西郷は斉彬の命で慶喜擁立のため動く。まずは越前・松平慶永と家老橋本左内と会い。。紀州派は彦根・井伊直弼と家老・長野義言は九条尚忠と、西郷は、清水寺成就院の住職・月照をつなぎに公家衆と。。西郷は橋本と図り堀田を味方につけようと。。で、朝廷は条約締結を許す勅許を与えず、将軍継嗣問題にも一橋側の願いは含めず。。 帯刀、斉彬を信じる心に揺らぎが。。家定、篤姫と会い、条約締結の許しは出なかったと。。ハリスは帝に会いたいと。。餅を焼きながら。。篤姫は心に従い、慶喜か慶福かわからないのなら、いっそ、どちらも推さないと。床を並べての「生まれ変われたら何になりたい」という話。。家定は人間でないものなら何でも良いと。。「好きな時に、好きな所へ飛んでいける鳥じゃ」と。。篤姫は「わたくしのままでいとうございます」と。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第26回 「嵐の建白書」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい 小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみ本寿院 … 高畑淳子■京都の人々近衛忠熙 … 春風亭小朝九条尚忠 … 磯部勉月照 … 高橋長英孝明天皇 … 東儀秀樹■薩摩江戸藩邸の人々小の島 … 佐藤藍子■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち堀田正睦 … 辰巳琢郎井伊直弼 … 中村梅雀長野主膳 … 大林丈史松平慶永 … 矢島健一橋本左内 … 中山麻聖 →公式サイト(NHK)そもそも、私が紀州派なんですよねぇ。。徳川慶喜という人物が嫌いなんです。昔っから。幕末という時代に興味を持ったきっかけが新選組ですし、私自身、東京生まれですから。。佐幕派なんです。佐幕派の人は徳川慶喜が嫌いなんです。基本。かといって井伊直弼も好きじゃないですけど。。新選組贔屓→会津贔屓→家茂贔屓 になるんですよね。薩摩といったら、もっとも憎むべき存在なわけで。。だから、斉彬はじめ一橋派のやってることには、まったく共感できず。。そのために一生懸命動いて、叶わずに吠えている西郷を見ると「バカじゃなかろうか。。」と思ってしまう。先週は、そのことによってドラマ自体にイラついてしまった。→Yahoo!>堺雅人、将軍の暗愚と正気…二面性を使い分ける芝居とか、最近、Yahoo!のトピックスに堺さんの名前が挙がることが多いです。結局、今の『篤姫』って、そういうところを売りにしていかないと、視聴者を引き寄せられない展開なんですよね。。慶喜を推すという行為には誰も惹かれない。。そもそも、篤姫という立場を主人公に描くというのは、そういうこと?そういう切り口で幕末を描くことが正しい、このドラマのあり方なのかもしれませんねぇ。。薩摩の姫でありながら、徳川家に入る運命となった篤姫ですから。。私の中で『篤姫』に対する好感度を持ち直した回でした。で、次回、第27回「徳川の妻」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.06.29
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最強の姑・本寿院と観台所・篤姫の軋轢。父上様の命に従わねばならぬのであろうか?と迷う篤姫。ここにいる意味は慶喜擁立のためだけ?本寿院はご立腹、「公方様をお守りせねば。。」仏間で倒れる家定。「御台様にはご遠慮願いまする!」と家定を抱えていく本寿院。。家定はムクっと立ち上がり。。「案ずるなと伝えてもらいたい」お渡りを御台様には告げずに私に伝えよと本寿院。。 堀田、風邪? 井伊直弼と対面。 帝に味方になってもらわねばという井伊。 奥泊りを篤姫には告げず策略をめぐらす本寿院ら。滝山は御台所は具合が悪いと。。それで代わりにお志賀を。。朝の参拝にくるなと歌橋を通じて本寿院。このようなことがあるなら自害する覚悟と。。家定はあっさり嘘だと見抜く。命に代えての願いにございます。と本寿院。「御台は来ぬか。。」 尚五郎のお国入り。 西郷と大久保が。 西郷は江戸行き。 定まらないことを悩む大久保。 大久保ははじめて薩摩を出て熊本に。 途中まで西郷について行き、見聞を広めようと。 大久保の父と母。 紋付を新調してくれた母。。 斉彬から西郷への密命。 世は紀州一色。。 これまで控えていた表立った動きを。。大奥では、表使・重野が本寿院らの策略を幾島に告げる。それを聞いた篤姫、本寿院のもとへ。本寿院VS篤姫。サシでの直接対決。「妻として上様を思う気持ちは、 上様を思う気持ちには嘘はございません!」と篤姫。「これではまるで嫁をいじめているようじゃ」出て行かぬ篤姫に代わり部屋を出て行く本寿院。 熊本で将軍とハリスとの会見を聞いた西郷と大久保。 重要な話で人払いをさせられて、 悔しさを噛み締める大久保。 西郷と大久保の間に生まれた差。 それは溝となるのか。。家定と会えず。。食が細くなった? 篤姫。「私は上様とお会いしたい。 妻としてだけでなく、 1人の女子としてじゃ。。」篤姫のことばを思い浮かべる本寿院。そこに滝山。公方様お渡りの知らせ。。「今夜も、お志賀でよろしゅうございますか?」「無論じゃ。それで良い」と。。「御台は今日もおらんのか?」そして「わしは御台に会いに来たのじゃ~!!」と暴れだし。。卒倒。。本寿院の部屋に運ばれ、大あくび。一芝居打った家定。本寿院と2人きりで話すために。親離れ宣言。そして篤姫の部屋を目指す家定。そして。。「久しぶりじゃのぉ? 御台。 そちが来ぬので、わしが来たぞ。 まるで、この世から色が消えてしまったようじゃぞ」それを見ていた本寿院は。。 帰宅した大久保。 「ずいぶんと早かったのですねぇ」と母。 「母上! おいは悔しかです。 おいは。。おいは今日から鬼になり申す」2008年大河ドラマ 『篤姫』 第25回 「母の愛憎」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみお志賀 … 鶴田真由歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子■京都の人々孝明天皇 … 東儀秀樹■薩摩の人々大久保フク … 真野響子大久保利世 … 大和田伸也■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち堀田正睦 … 辰巳琢郎井伊直弼 … 中村梅雀■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)篤姫の苦悩が、そのまま私に覆い被さってきています。このドラマに対する違和感として。。一橋派が、全員、阿呆に思える。。特に幾島。。そんな状況のなかで、女同士の見苦しい争いになってしまって。。それに対してキレイ事の篤姫。。大奥での話の展開には、少し飽きがきはじめています。それでも、ラブストーリーとして、収めるところに収めてしまい、そのあたりは、観ていて胸キュンな感じなんですが。。大久保の決意のシーンのBGM。ロック調のサントラって大河ドラマとして異例じゃないですかね。。そう。大久保なんですよ。メインの篤姫に次ぐ見せ場となっているのは。もうちょっと拡げても良かったんじゃないですかね?大久保のパートを。今年の大河も折り返し。。次回、第26回「嵐の建白書」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.06.22
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2008年『篤姫』第24回。。将軍家定とハリスとの面会を承諾させられた幕府。水戸嫌い、慶喜嫌いの大奥、特に本寿院との対立深まる。安政四年秋。婚礼から10ヶ月ほど。相変わらず五目並べ。いまだにハリスとの対面、嫌々な家定。なんにでも前向きな篤姫。家定を弱虫呼ばわり。。征夷大将軍としての威厳を保ちながらの対面。。「他に頼りになるものは、この城にはおらんでのぉ」で、色々と楽しそうに思案する篤姫だが、幾島は慶喜推挙のことしか考えてない。。本寿院がよそよそしいと。。幾島は重野(中嶋朋子)に本寿院らを見張らせる。滝山は冷静だ。が、本寿院は。。紀州派の心強い味方=井伊直弼。井伊→堀田 直接的に釘を刺す。「将軍家に対する冒涜である」と。そういいながらも、自分は自分で、紀州慶福を推す井伊。松平慶永→堀田。「新しき旗印が何よりも求められております」一橋慶喜を推す。「共に推しては下さらぬのか?」「いまはなんとも」 春嶽→斉彬、文。西郷も。 斉昭もあてにはできず、斉彬自身も薩摩を動けず。。 西郷、徒目付に引き上げられ、 江戸で慶永を助けるように命じられる。 尚五郎と大久保。尚五郎は国入り。 1人、道の決まらない自分を嘆く大久保。。 今和泉に挨拶に来た尚五郎とお近。 忠敬にも縁談? そして篤姫の話しに。。 「わしはあの子の運を、持って生まれた力を信じたいと思います」篤姫は堀田からハリス謁見のことを。立ったまま謁見と向こうの流儀を通そうとする米国側を、腹立たしく思う篤姫。ハリスの身の丈は?こちらはこちらの流儀を貫くのじゃ!篤姫の悪巧み。。幾島の元に届けられたのは饅頭、の下の密書。ハリスの身の丈は6尺。「畳じゃ」と。謁見の際に、家定の座に畳を重ね、立ったハリスを見下せるように高くして満足気。幾島から「(斉彬が)痺れを切らされました」と。家定と慶喜を会わせてもらいたいと。。 久しくお渡りが途絶えていたお志賀は、 傷心で千羽鶴を折る。家定、篤姫の悪知恵に感心する。でも斉彬からの命が。。その時、礼として「欲しいものがあればゆうてみよ」と家定から。。そこで、ハリスとの対面の際に、慶喜を同席させてくださいと。「それは薩摩の父親からの匙か?」いいえ という篤姫に、「よいぞ」と家定。嬉しさに泣き出す篤姫だった。10月21日、で対面の日。事前に慶喜と顔をあわせる家定。「そちは将軍になりたいのか?」と家定。。慶喜同席の話を聞いた本寿院、キレる。。「上様をお助けするのじゃ!」仰々しく対面。家定を見上げるハリス。祈る篤姫と幾島のもとに報せ。「そなた自分のしたことがわかっているのかぁ! 慶喜ごときを同席させるとは!」と、興奮し卒倒する本寿院。また、うつけのふりをしてしまったと家定。「ハリスの妙な言葉を聞いておったらムラムラしてきてのぉ」歌舞伎の真似しちゃった。。話は開国派と攘夷派の話しに。。勅。勅許。帝の意なしには開国は難しいと。。「慶喜公については、いかがだったでしょうか?」「困ったことになぁ、あの者が益々好きではなくなった」「強いて言えば、勘じゃ」日本国の、徳川宗家のこれからを真剣に考えねばと思っている家定。「やはり今日のそなたは少しおかしい」床に伏してうわ言を言っている本寿院。。幸せな日々ながら、黒く大きな影が迫り来ることを感じていた篤姫。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第24回 「許すまじ、篤姫」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい 肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみお志賀 … 鶴田真由歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子■薩摩の人々お近 … ともさかりえ大久保フク … 真野響子島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大堀田正睦 … 辰巳琢郎井伊直弼 … 中村梅雀松平慶永 … 矢島健一■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)家定から信頼を得た篤姫ですが。。なんか、急に幾島がバカになっちゃったみたいで。。斉彬もそうだけど、慶喜が、ああいう人物に描かれている以上、「慶喜を推すことの利」が描かれていない、このドラマには、「慶喜を推すことの理」がないんですよね。。一橋派が全員、バカに見えるんですよねぇ。。そう見えないように本寿院を感情的で、視聴者側から共感しづらい人物に描いて、なんとかしてますが。。(実際に本寿院という人は、相当な慶喜嫌いだったらしいですが。。)ドラマはドラマとして楽しんで見てはいるんですけど、久々に、「これって大河ドラマとして、どうなの?」と思ってしまった、私strでした。ハリスとの対面の席での家定の振る舞いは、あちらさん側の記録に残っちゃってますから、なんらかの形で奇行をさせなきゃいけませんからねぇ。。あれはあれで、堺さんの怪演が観られて満足です♪反面、家定役が堺雅人さんじゃなかったら、見てらんない回だったと思う。。ドラマの展開の作り方が荒いと思う。。「粗い」じゃなく「荒い」。。強引だ。正直、今週は、よく出来てない。。面白いには面白いけど。。次回、第25回「母の愛憎」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.06.15
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うつけのまねをしていることを明かした家定。。一橋派と紀州派の激しい争いの中に、篤姫は巻き込まれていた。安政四年7月。篤姫が大奥に入って半年ほど。相変わらず、うつけのふりをする家定。「今朝は皆に良きものをみせてやろう」と線香で火薬に火をつけて皆を驚かす家定。家定がうつけではないということを幾島に話す篤姫。明晰なお方だと。。でも、慶喜の件は「一橋派、好かぬ。と仰せであった」「わたくしも、わからぬのじゃ」斉彬にも伝えるには及ばぬと篤姫。まだ出来る事があるはずと篤姫。「わしは誰も信じぬ」という家定の言葉が。。家定のもとに老中・堀田と松平忠固が。ハリスの出府と将軍との謁見の話。 下田には軍艦ポーツマス号が来航。。 堀田ら老中を責める斉昭。 その3日後、斉昭は自ら幕政の表舞台から身を引いた。 そして幕府はハリスと登城と謁見を許可した。水戸がいなくなって喜ぶ本寿院ら大奥の女達。で昼間から酒を飲んで。。一橋派の慶喜擁立にとってはマイナスな斉昭退任。阿部が亡くなって斉昭がいなくなって、ますます孤立する篤姫だが。。そして御渡り。ハリスと会うことを嘆く家定。「わしは人に触られるのが一番嫌なのじゃ」眠れぬという家定に篤姫が持ち出したのは。。碁盤。。そんで五目並べ。五目並べをしながら慶喜の話をする篤姫。「そちは慶喜に会うたことがあるのか?」「上様も同じではありませぬか? ハリスと会うのを避けようとしております」それとこれとは話が違うと。。で、慶喜と会えるように計らってくれと頼む家定。「よかろう!」話が核心に迫ると負ける家定。で、慶喜と面会する篤姫。外にはこっそり滝山が控える。篤姫は慶喜にハリスのことを尋ねる。「わたくしは一橋家の当主にて天下のことは良くわかりませぬ」と、しらばっくれる慶喜。斉彬の買いかぶりだと。。篤姫も慶喜の心象は良くない。。 西郷と計らう斉彬。 薩摩の尚五郎、大久保らは。。 重用されている西郷がうらやましい。 「西郷さんにくらべたら、わたしは小さい」 グチグチ言う尚五郎を叱りつけるお近。 良民のことを先に考えてくださいませと。 お近のことばに心を新たにする尚五郎。 薩摩で生きていくことにすると。 まだ生き方がわからない大久保には、 西郷も尚五郎も羨ましかった。。慶喜との対面を思い返して溜め息をつく篤姫。「一方聞いて沙汰するな」と慶福(のちの家茂)と会うと決める篤姫。なぜお父上は慶喜に肩入れするのかと。。で菊見の歌会。そこに慶福。「まさに君主の風格にございますなぁ」とべた褒めする本寿院。きっちりと篤姫を見返し、ハキハキと受け答えする慶福。好感度高い。。姉と弟のようだと歌橋。。しかし騒ぎが。。菓子を食べようとする慶福。「口にしてはなりませぬ! これは傷んでおりまする」と。毒見役を呼べという滝山をたしなめる慶福。「この件は捨て置くように」と。才気走る慶喜vs才気溢れる慶福。幾島も「今日の慶福様の振る舞いはご立派なものでした」しかし使命がございますると。所詮、どちらが君主に適しているかなど、今の篤姫には。。で、御渡り。幾島はしつこく慶喜を推すように篤姫へ。「声が大きいのじゃ!」どうじゃった?慶福は と家定。篤姫も慶福の方が相応しいと認める。。勝てばよいと思うのではなく、本心を隠さぬ篤姫。。「わたくしがわざと負けて、上様がご満足ならば」「わしも会うてみようかの。ハリスとやらとじゃ」幾島。。篤姫が一橋派であることを突き止めた滝山。驚愕し怒り心頭の本寿院。次回、本寿院、乱心!?2008年大河ドラマ 『篤姫』 第23回 「器くらべ」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみお志賀 … 鶴田真由歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子■薩摩の人々お近 … ともさかりえ■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大堀田正睦 … 辰巳琢郎徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)碁盤を挟んでの語らいが、このドラマなりの家定・篤姫夫婦の描き方なんだろうなぁ。。実際に、この2人がこうであったとは、どう考えても思えないんですけどね。だから私の本来の考え方としては、大河ドラマで、歴史ドラマでこういう描き方はしてほしくないんですけどね。。時代劇と歴史ドラマは別だと思うわけで。。できれば出来るだけ研究に基づいた通史に沿って描いて欲しいと。。そう思ってたんですけどね。。面白きゃ何でもいいかぁ。。という今の私。。少なくとも篤姫という人物に、家定、家茂という人物に興味を抱かせてはくれますから。。人物を魅力的に描いてくれているから、それでドラマとしては文句ないんですよね。。『義経』『新選組!』は一部そうでなかったから。。次回、第24回「許すまじ、篤姫」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.06.08
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家定の世継ぎ問題。井伊直弼の紀州派と阿部正広の一橋派。大奥は水戸嫌いのため皆、紀州派。篤姫にとって阿部は頼みの綱。。篤姫は「あれは仮の姿じゃ」と家定の無邪気な姿を見ている。お志賀に比べると。。でも真実を知りたい。「夫婦だからじゃ」あれこそが、まことの夫婦じゃないかと、今泉の父母を思い出す篤姫。 慶喜と始めて対面する斉彬。 キセルなんか蒸かしてるぞ。。 庭先には西郷もいる。 「是非とも時代将軍になっていただきたく存じます」 「天下を取るほど、骨の折れることはございません」 西郷は慶喜を見て利発そうだが頼りにならなそうと。。 斉彬も「確かに慢心が~」と。 正広は病深く。。 西郷は斉彬と共に薩摩に戻った。 小松家にみんな集まる。 で、呑んだくれたあと、 小松、西郷、大久保。 尚五郎、公方様のことを尋ねる。 うつけという噂を。。 次の質問は大久保から。 「次の公方様のことです」 政に関することは一切他言無用と言われている西郷は何も言えず。。 斉彬に城に召された尚五郎。 尚五郎は「御無礼とは承知の上で」と斉彬に、 家定のこと、次期将軍候補として慶喜を立てることについて、 直に質問する。 斉彬は「公方様はうつけではない」 篤子がそう申しておった。と。篤姫は阿部から斉彬と慶喜の対面のときのことを聞く。家定は「将軍家は一橋様を他においては~」と。「子を成す事も諦めておらぬのじゃ」と篤姫。大奥での阿部人気。「それは私が何も言わぬ老中でございますからでしょう。。」と。篤姫は家定の悩みを引き出そうと聞く。国を思うものは僅か。。自分勝手な者たちの言葉は聞かない。そして何も言わない。病で気弱になっている家定。「言えばよいではないですか」と篤姫。「そのように出来たら。。」「出来まする!」篤姫の励ましに家定は笑顔を見せた。相変わらず厚化粧で仏間で家定と対面する篤姫。そして「今宵、お渡り願いたいのです」と。。でも「今宵はダメじゃ。お志賀の元へ行く」と。で、ハリス。ヒュースケン。下田条約が締結される。堀田を責める水戸烈公。家定にも「我が国が勝てぬと!?」「勝てませぬ!」と阿部伊勢守正広。で、すべてを背負いながら。。 報告を受けた家定。停止。 「阿部が、死んだ」 大慌てな斉昭と松平慶永。 そして動き出す紀州派・井伊直弼。 「わしも、ほどなく江戸へ行く」 その報せは大奥へも。 「嵐が起こるぞ」と滝山。。その報せを受けた篤姫は、「ただ悲しんでいるわけにはいかぬのじゃな」と。篤姫は次期将軍について話をするために、「阿部様の思い出話など~」とお渡りを願い出るが、「化けてでるぞ」と取り合わない家定。阿部なき今、「頼みはお篤のみ」と斉彬。そして奥泊り。。話があるとかしこまって篤姫。自らの話。そしてハッキリと密命を受けてまいりました。と篤姫。「それは大変じゃのぉ」と家定。「いつまでも、うつけのままでは居られぬ様になってしまった」家定はすべてを知っていた。いや、わかっていた。「その前に、わしは一橋は好かぬぞ」開国、倒幕、徳川家崩壊、すべて見越している家定。「上様は、あまりにも身勝手にございます」「そなたに何がわかる」8人いた兄達も、ことごとく早死にし、これまで何度も毒を飲まされた。「わしはもう長くないであろう」うつけの真似でもしなければ、生きてられぬ身。「私がお助けします。私はあなた様の妻にございます」「妻がとうした? わしは誰も信じない。 この世の誰一人としてな」2008年大河ドラマ 『篤姫』 第22回 「将軍の秘密」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい 肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみお志賀 … 鶴田真由歌橋 … 岩井友見本寿院 … 高畑淳子■薩摩の人々お近 … ともさかりえ有馬新七 … 的場浩司伊地知正治 … 三宅弘城島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大阿部正弘 … 草刈正雄堀田正睦 … 辰巳琢郎井伊直弼 … 中村梅雀長野主膳 … 大林丈史松平慶永 … 矢島健一伊達宗城 … 森田順平徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)冒頭の解説からして、今週は阿部正広が死にますよ。ってな始まりでしたが。。コメディタッチでラブストーリーだった前回とは、打って変わって、シリアスな政治色の強い回となった今回。でも、これまで積み重ねてきた『篤姫』らしさは失わず。。このドラマ、後々、名作大河ドラマと呼ばれるかもしれませんね。平岳大さんの慶喜。平幹二朗さんの息子さんですが。。慶喜の本格登場。良いですね。私、好き嫌いで言うと徳川慶喜って人、嫌いです。幕末モノの小説っていうと、新選組モノを読むことが多いからですかね?悪役ですから。完全に。モックン(本木雅弘)の大河ドラマ『徳川慶喜』も観たし、原作である司馬遼太郎の『最後の将軍』も読みましたが、やはり好きなタイプの歴史上人物ではない。。その嫌味な感じを良く出してましたねぇ。。そして、ついに死んでしまった阿部正広。堀田もロクに出てこずに。。私は『真田太平記』の真田幸村以来、時代物の草刈正雄さんが大好きなんで。。私も残念です。でも。。そっからが上様のオンステージでしたねぇ。。緩急織り交ぜて。これ、山南さん(『新選組!』山南敬助)といい勝負だなぁ。。堺さん、すごいよ、あんた。こないだ映画『アフタースクール』観て来ちゃって、あれでも良い味だしてましたが。。で、ついに次回、紀州慶福(のちの徳川家茂)登場ですか?次回予告で見た感じだと、結構いい感じでしたねぇ。。松田翔太くん。大丈夫。こっから先も、まだまだ見所満載です。つか、こっからですね。次回、第23回「器くらべ」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.06.01
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奥奉行出世双六。『歴史街道』最新号にも載っていました。大奥。そこはキャリアウーマンの出世争いの場。。篤姫は昼間に見た上様のことが気がかり。。「公方様は大層無邪気な方だとか。。」と幾島。床入れの説明の絵巻物。。世継ぎを産むためには、家定に気に入られることが肝要。話を切り上げる幾島。滝山を呼び止める幾島。家定のことについて尋ねるが。。怒られる。あれ? 幾島もあったことないから、真実は知らないのか。。薩摩から幾島に届いた菓子には、二重底の下に小の島からの密書が。 薩摩では慶喜擁立の噂が、 大久保から尚五郎に話される。 それに斉彬も関わっていると。。 斉彬と正広。 堀田のことを尋ねる斉彬。 堀田は慶喜推挙の件をまだ知らない。明日は婚礼という日に、阿部正広が篤姫を尋ねて大奥へ。正広は篤姫に「お尋ねになりたき儀が?」と。とりあえずハリスのことを尋ねるが。。本題は。。公方・家定のこと。。「世に隠れ無き、武家の棟梁におわします」婚礼当日。12月18日。婚礼衣装に身を包んだ篤姫。幾島は婚儀には列席できないんだ。。篤姫は、まじまじと顔を見る家定。終わるまで顔を見合わせず、言葉も交わさぬしきたり。「わしは3度目の婚儀じゃぁ。。」「疲れるぞ~」一時休憩。養母・村岡との対面。ここでも公方様について。。「大層、ご立派なお方やと聞いてますけど」婚儀再開。篤姫、御台様に。で、閨入り。緊張を隠せない篤姫。 遠く薩摩で篤姫のことを思う尚五郎・で、閨入り。上様の「おな~り~♪」盃の儀を省略させる家定。御添い寝役って、あんなに近くにいるのね。。早速、「わしは疲れた。寝る」と。背を向けて。。かしこまって挨拶をする篤姫に。。「うるさいのぉ! 目が覚めてしまったではないか!」「眠れぬ。何か面白き話を聞かせろ」ハリスの話をする篤姫。キレる家定。そして昔話を聞かせろと。夫婦の鼠の話。。つか、早っ!「ええ~っ!?」そりゃ、驚く。。のび太級の寝つきの良さ。。寝ちゃうことは、あらすじで知ってたけど。。一人で酒を飲む家定。その話を聞いて卒倒する本寿院。翌朝。。お志賀が仏間に。家定は酒が過ぎ、本寿院は気分が優れず。。恐い顔の幾島。。「笑い事ではございません!」「うつけかと思えば、そうではない まともかと思えば、また、そうではない」篤姫の家定評。。あれ? 前回もお志賀が側室だって話してなかったっけ?「お世継ぎを!」だが、その後、家定様の御渡りは、一度も無かったのでございます。「実はわたくし、以前より存じておりました」家定が、うつけではないかということを幾島は。。斉彬も承知の上。。斉彬の家定評。。「世間で言われているような暗愚とは、どうも思えんのじゃ。。」そこに庭から無邪気に遊ぶ家定の声。お志賀と一緒になってガチョウを追う。。篤姫も、一緒になって。。で、橋の上で転びそうな篤姫を、一瞬のすばやさで抱きとめる家定。うつけは家定の演技。。「家定様は断じて、2008年大河ドラマ 『篤姫』 第20回 「婚礼の夜」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみお志賀 … 鶴田真由本寿院 … 高畑淳子唐橋 … 高橋由美子■京都の人々村岡 … 星百合子■薩摩の人々お近 … ともさかりえ■薩摩江戸藩邸の人々小の島 … 佐藤藍子島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄堀田正睦 … 辰巳琢郎■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)今年の大河も4割が終了しましたねぇ。。阿部家の家紋って、我が家の家紋と一緒なんですよね。丸に違い鷹羽。我が家は正式には○なしらしいけど。。いや、正広と篤姫の対面のシーンが良かったなぁ。。と思って。それと家定。堺さんの演技。これまでも、家定は暗愚のふりをしている。って演技だったんですねぇ。。納得。。素晴らしい。。いわれてみれば、そうだと納得できる演技だ。それにしても、鶴田真由さんのお志賀は美しい。。次回は恋の三角関係か。。次回、第21回「妻の戦」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.05.18
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2008年『篤姫』第19回。。江戸城の広大な本丸の6割が大奥だったとは。。さて・・色々と段取りというか大変みたいで。。篤姫、仰々しく大奥入場です。そこに滝山を筆頭にした女中たちが。。大奥は総勢1000人。。御目見え以上で200人。。挨拶が夜まで続く。。 家定は「篤姫、誰じゃ?それは」って。。 ハリスが公方に会わせよと。。 聞く耳持たない?家定。 その件で老中2人は。。 正広はなれたものだが、正睦は。。 相変わらず談合する一橋派=水戸斉昭、慶永、斉彬、正広。。 それに対する彦根藩主・井伊直弼。。 慶福を推す南紀派。篤姫は、色々あった末、結局、安眠。幾島は篤姫と遠く離れた長局で寝る仕来り。そこでは奇行癖のある家定についての噂話。。それを叱責する幾島。幾島も大奥入りで慣れないことばかり。。お声をかけるまで、目覚めてはいけない。。「お目覚めになってもよろしゅうございます」寝たまま髪梳とか。。『歴史街道』の最新号に色々書いてあった。色々、戸惑った生活が始まり。。そこにいたのは優しい女子。。つか家定の唯一の側室・お志賀。。今度は家定生母・本寿院との対面。。大奥のしきたりを無視して、座を立って、側に。。「一刻も早く御世継ぎを」 斉彬は西郷に大奥の様子を伝えるように申し付ける。 小の島と図って。。 薩摩では、 随分、貫禄が付いた?尚五郎。 お近とも、すっかり夫婦。 珍しく(?)大久保が来訪。 西郷からの便りで、篤姫の入城を聞く。節約・倹約の時代の波が大奥にも。早くも滝山VS幾島。。でも滝山の方が一枚上手っぽい。。淡々とした滝山。篤姫は、早速翌朝から、大奥の慣わし、決まり事に意を唱えはじめる。満足気な幾島。 キセルをふかす滝山。。その訴えを受けて。。庭に出たいと庭に出る篤姫。そこに動くもの。。家定!お面と木の枝を持って。。「公方様」と声。。ついに篤姫・幾島に家定の正体がっ!!ついに婚礼。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第19回 「大奥入城」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみお志賀 … 鶴田真由本寿院 … 高畑淳子■薩摩の人々お近 … ともさかりえ■薩摩江戸藩邸の人々小の島 … 佐藤藍子■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄堀田正睦 … 辰巳琢郎井伊直弼 … 中村梅雀松平慶永 … 矢島健一徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)いや~。。『義経』の頃の自分のブログ読んでたんですけど、私、しっかり書いていますねぇ。。あとコメントも戴いて。。今の私には書けないなぁ。。さて。。大奥に入った篤姫には、「しきたり」という名の困難が立ちはだかる。。それは幾島の身にも同じように。。なんか、現代人は、幾島の言葉よりも、着物に宛て布をという滝山の言葉の方が理解しやすいなぁ。。今はエコロジーの時代ですから。。お志賀の方。。鶴田真由さん。。お美しい。。作っているとはいえ、慎ましやかにしている姿が。。堺雅人さんの家定ですが。。もはやバカ殿。。 志村けん。。良かったなぁ。。婚礼までで5分の2ってことは、やはり若い時代がメインなんでしょうねぇ。。『新選組!』と同じパターンだな。。キャストが若いからなぁ。。平川門って、これでしたっけ?前に皇居に行ったときに撮ってきたヤツ。。次回、第20回「婚礼の夜」楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング
2008.05.11
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三男の尚五郎にとって、 小松家へ養子に入ることは、 身を立てる絶好の機会であったのだが。。安政の大地震の後。。篤姫は明るかった。篤姫も21才。。輿入れはいつに。。 薩摩へは未だ大地震の報せは届かず。 尚五郎はお近との縁談への戸惑いを大久保に打ち明ける。 肝付家へ城から使者が着ていた。。家定は源氏物語を逆様に読む。。阿部正広は堀田備中守を。。決まりどおりの「ご機嫌麗しゅう。。」という堀田の挨拶に、家定は「大地震で大勢の人間が亡くなった後ぞ!」と激怒。老中首座を退くという阿部に、家定は。。「それでやっていけるのか?」と。。外様と親しい阿部への不満を避けるための退陣。。それが井伊直弼の目論みと察した斉昭、慶永、斉彬らは、井伊と対抗するために一橋慶喜擁立を決意する。 肝付、小松両家の顔合わせ。。 惑う心を静めようと琵琶を弾く尚五郎。 そこにお近。。 「お願いがあって参りました。 此度の縁談のことですが、お断りいただきたいのです。」 7つ年上で病弱な自分を卑下するお近。 尚五郎が乗り気でないことも気取って。。 それを見た尚五郎は。。 自からを卑下するお近を窘めつつ、 尚五郎はお近への想いを固めた。 先送りになっている縁談に篤姫は。。 数ヵ月後、尚五郎とお近の祝言の日を迎えた。 酔っ払って絡む忠敬。。 忠敬はお近に密かに想いを? その時、兼善に耳打ちが。。 大久保、有馬らが祝いの唄を届けに来たのだった。 それを受け入れる父・兼善。2月。ついに家定と篤姫の婚儀決定の沙汰。改めて慌しく進められる輿入れ準備。4月。 近衛家への養子縁組。そして。。12月12日が婚礼の日と決まった。その頃、下田にはハリスが来航していた。。改めて、西郷により整えられた婚礼道具。そして、出立の前夜。。斉彬に呼ばれた篤姫。斉彬からの日本の情勢の話。斉彬から篤姫への密命。。開国と攘夷。 国が二つ割れていく世で。。幕府を立て直す。。家定がかつて二人の正室を持っていたことを打ち明ける斉彬。お世継ぎ。。天下国家の大事。女ならばこそ出来ること。国のための勤め。。「一命に替えましても、 そのお役目、果たしてご覧に入れまする」英姫に呼ばれる篤姫。母が見せたいもの。。英姫は覆面を取った。かつて疱瘡を患った英姫の顔。。それを「お美しい」と篤姫。「そなたと隔てなく話したかったのかもしれぬ。。」最後の夜に、はじめて親子となった英姫と篤姫であった。そして、出立の朝。別れの盃を交わす斉彬と篤姫。実父と養父。二度目の父との別れ。。滝山との初めての対面。 斉彬の密命。お世継ぎは慶喜様だと家定様を説き伏せることだ。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第18回 「斉彬の密命」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人■江戸城大奥の女性たち滝山 … 稲森いずみお志賀 … 鶴田真由■京都の人々近衛忠熙 … 春風亭小朝村岡 … 星百合子■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹お近 … ともさかりえ肝付兼善 … 榎木孝明有馬新七 … 的場浩司■薩摩江戸藩邸の人々英姫 … 余貴美子幾島 … 松坂慶子島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄堀田正睦 … 辰巳琢郎松平慶永 … 矢島健一徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)宮崎あおいちゃんの篤姫。。良いですねぇ。。しっかり成長が見えますねぇ。。この感じで行くと、後年の篤姫。。天璋院となってからも心配要らないかもしれませんねぇ。。大事なのは観てる側に、どれだけ感情移入させるかなので。。感情移入しちゃえば、多少の見た目の違和感は、感じなくて済みますし。。滝山が出てきて、大奥って感じが出てきましたねぇ。。まぁ、幾島が出てきたときも、英姫が出てきたときも。そう思ったんですけど。。味方になっちゃいましたしねぇ。。それにしても稲森いずみさん、鶴田真由さんと、お美しい大奥ですなぁ。。好きな女優さんが揃ってて。。あおいちゃんが若いから、周りも若いなぁ。。今日は多くの登場人物に光が当たってましたねぇ。。物語の大きな転換点だということですね。あ、今、『新選組!』をDVDで改めて観進めているので、近いうちにレビューします。楽天広場テーマ『天地人』次回、第19回「大奥入城」→人気blogランキング
2008.05.04
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2008年『篤姫』第17回。。尚五郎、江戸へ。江戸の人口は100万人超。安政二年夏、篤姫の輿入れが来年と決まった。西郷が選んだ輿入れ道具、全てやり直しと、幾島にダメ出しされる。一方、家定は。。嫁取りの件は正広らにまかせると。。「それより食してみい。」と、自分で焼いたのカステラを。聡明な姫だというのを。。「賢さなど意味はない。ことに大奥ではのぉ」と。。見るべき所は見ている将軍。 尚五郎は今和泉の家へ江戸行きの挨拶へ。 そして小松家のお近にも。 餞別として兄へ渡した物と同じ香木を。 近を気にかけてやってくれとは、 師からの頼みだった。 そして出立の朝。 父母、そして大久保らも見送りに。 お近は陰から、そっと見送る。江戸では。。西郷が仰せつかった輿入れ道具仕度のために、篤姫の好みを調べに。英姫が、そのまま嫁入り道具を譲り渡すと。。その件に「お下がりで十分と!?」と怒り心頭の幾島。 江戸への道中、尚五郎は。。 篤姫と同じ、富士に立ち止まる。 そして。。 江戸に着き、斉彬に挨拶を。 斉彬は、その席に西郷を呼ぶ。 再会。その報せに、篤姫は、すぐに飛び出していこうと。。 必ず会わせるという斉彬からのことづけに思いとどまる。 尚五郎は忙しく働く。 あっという間に秋。 斉彬に呼ばれた尚五郎。 人は必ず死ぬ。。 斉彬が応えたという人の死。 琉球で。 小松清猷が死んだ。。 「尚五郎、小松の家へ養子に行ってはくれぬか?」 清猷には男の兄弟もいない。。 「薩摩に帰ってもらわねばならぬ。しかもすぐにだ」 もっと殿のお側で学びたかったと尚五郎。 わしとて同じと斉彬。 尚五郎は快諾する。 ふって沸いたお近との縁談。 予期せぬ縁組。。 そして。。 斉彬が尚五郎を連れて行った先は。。 「ここからが奥じゃ」 廊下を駆ける篤姫。再会。「今日は、ゆるりと語り合うが良い」「皆も外せ!」 「私は外しませぬ!」と幾島。。 でも、結局は。。自らの縁談のことは伝えられなかった尚五郎。そして、斉彬から碁盤が差し入れられる。尚五郎の負け。そして、尚五郎、江戸から発つ。西郷らに見送られて。そして西郷は支度品の調達に奔走。ついに。。幾島を満足させる婚礼道具が揃えられた。。ほっとして腰を抜かす西郷。。その夜のこと。。安政の大地震。崩れる家屋。 倒れる木。つぶされる姫の婚礼道具。安政二年十月二日。。 薩摩。 「お早いお帰りじゃったな。。」と大久保ら。 笑顔で迎える近。 2008年大河ドラマ 『篤姫』 第17回 「予期せぬ縁組み」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹お近 … ともさかりえ肝付兼善 … 榎木孝明有馬新七 … 的場浩司伊地知正治 … 三宅弘城■薩摩江戸藩邸の人々英姫 … 余貴美子小の島 … 佐藤藍子島津斉彬 … 高橋英樹幾島 … 松坂慶子■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)今日も堪能しました。最近、ホントに楽しめています。なんか、ちょっと忙しない回でしたが。。でも、劇中の時間って、あんまり進んでないんですよね。。尚五郎だけが忙しかった?最近、また、新選組にハマっていて、舞台TEAM NACS『LOOSER』(新選組もの)とか、小説『沖田総司 六月は真紅の薔薇』(三好徹著)とか、Vシネマ『実録新選組』とかを観ていました。今度、また『新選組!』も観よう!次回、第18回「斉彬の密命」→人気blogランキング
2008.04.27
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2008年『篤姫』第16回。。欧米列強の開国要求。水戸烈公・徳川斉昭は。。薩摩他、公武合体派との争い、激化。斉彬は、やっと病の床から離れた。篤姫、輿入れについて。。新しい火鉢。。煎餅が上手く焼けたら娶るとしようぞ。熱い煎餅に怒って踏みつける家定。。斉昭の頑固さに困り果てる阿部正広ら。。そして、ついに一橋慶喜が登場する。斉彬懐柔の策として一橋家の養子となっている七男慶喜を、次期将軍として推挙しようと。。そのために。。斉彬は自身の床上げ(快気祝い)の宴を開く。篤姫を斉昭に実際会わせようという腹積り。浮かび上がる英姫と斉彬の溝。 一方、薩摩の尚五郎は。。 城勤めも斉彬が留守ではつまらぬと。。 やることのない虚しさ。。 大久保は父の赦免の内祝いを小松家へ届けに。 西郷から大久保への文。 斉彬、「蘭癖」という噂。 それを諌める西郷。 斉彬は、逆に西洋の優れた部分は認めるべきと諭す。水戸徳川家二代水戸光圀がその礎を気付いた『大日本史』。それは水戸家代々の一代事業。。篤姫の元に斉昭が自ら編纂した大日本史。斉昭との対面に備え、篤姫の元に届けられた。それを熟読する篤姫。そして。。自らの書物を賞賛されて良い気分の水戸老公。徳の高い国、日本。異国船を振り払うのは何故かと。。「攘夷」と「開国」。攘夷の極点、斉昭のその真意を問う。不愉快に思いつつも。。媚びようとも合わせようともしない篤姫に痛快さを感じる斉昭。そして。。斉昭は篤姫と二人で。。その後、斉彬らは、巧に慶喜推挙の話を持ちかけ。。斉昭懐柔成功。なんと『大日本史』を篤姫に届けたのは英姫だった。篤姫は養母・英姫の思いを養父・斉彬に語る。 お近に愚痴を言いに来た尚五郎。 そういえば篤姫縁組の宴でも、 お近は尚五郎を気にしていた。 愚痴る尚五郎のことを本気で怒るお近。 翌朝、「目が覚めました」とお近に礼を。 あれ? 肝付尚五郎=小松帯刀だから。。 あ、そうなんだ!? 不勉強。。 煎餅焼きの成功→御台所の件は破談と。焦げ焦げの煎餅が香ばしいと本寿院。「母上には、逆らえませんなぁ。」「御台の件、その方らの好きにせよ。」急にせわしさを増す、篤姫輿入れへの動き。そして、尚五郎は斉彬直々に江戸へ召された。 2008年大河ドラマ 『篤姫』 第16回 「波乱の花見」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人本寿院 … 高畑淳子■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹お近 … ともさかりえ肝付兼善 … 榎木孝明■薩摩江戸藩邸の人々英姫 … 余貴美子小の島 … 佐藤藍子■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大阿部正弘 … 草刈正雄松平慶永 … 矢島健一徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)最近、また大河ドラマを見ながら、「あらすじ」を書いてしまいます。進行状況をリアルタイムで文章にしながら観ていると、画面から目が離れる時間は増えても、話が頭に入る度合いは増すんですよね。ブラインドタッチの練習にもなるし。。手元もディスプレイも見ないで打つ様に癖が付くので。。私は、これでタッチタイピングをマスターしました。『新選組!』『義経』では毎週だった、この作業を再開したお陰で、この数回は、かなり大河ドラマを楽しめています。メインの篤姫、斉彬、斉昭。それに伴なう正広、慶永らの動き。そしてサイドストーリー的な薩摩の尚五郎、お近、大久保。次回、またお守りがそれを結びつける。次回、第17回「予期せぬ縁組み」→人気blogランキング
2008.04.20
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2008年『篤姫』第14回。。御三家、御三卿、本家、分家。。ついに、家祥征夷大将軍の宣下を受け、が家定に改名しましたねぇ。。忠剛は死の床についていました。。にしては穏やかですが。。そこに斉彬が見舞いに。彦根藩主・井伊直弼が、ついに出てきましたねぇ。。井伊の赤鬼。攘夷急先鋒の水戸斉昭と開国公武合体論の井伊直弼との対立。篤姫は相変わらず英姫にいじめられてます。そこに斉彬が江戸入り。斉彬は忠剛の死を篤姫に伝える。忠剛の報せないで欲しいとの遺言により、死後、時が経って斉彬によって伝えられることに。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第14回 「父の願い」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々徳川家定(徳川家祥) … 堺雅人■江戸城大奥の女性たち本寿院 … 高畑淳子■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹お近 … ともさかりえ肝付兼善 … 榎木孝明■薩摩江戸藩邸の女性たち英姫 … 余貴美子小の島 … 佐藤藍子■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹幾島 … 松坂慶子■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄井伊直弼 … 中村梅雀徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)忠剛、身罷る。大変な人生を送ることになった篤姫のこと。。やっぱり父・忠剛にとって一番の気がかりだったんでしょうねぇ。。なんか今日はドラマに身が入らなかったな。。つかドラマ自体にも芯がなかったような。。なんか、状況説明で場面転換が多すぎる気がした。次回、第15回「姫、出陣」なんか長い次回予告でしたね。西郷にスポットが当たる?楽天広場テーマ『風林火山』 楽天広場テーマ『功名が辻』 →人気blogランキング
2008.04.06
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2008年『篤姫』第13回。。島津氏って宮崎県から出た家柄なのね。。しらなかった。。船旅は、やっぱり揺れるのね。。大荒れの日向灘。 篤姫、酔う。で瀬戸内海から京へと。。江戸の母上・英姫から西陣織の生地が。江戸では篤姫の将軍家興しいれが難航。。尚五郎は斉彬の元へ。江戸には西郷を連れて行くと斉彬。そして東海道を下って江戸へ向かう。その道中、富士山を。。嘉永6(1853)年10月20日、江戸市中へ。裏門から薩摩藩邸へ入った。藩邸では小の島から江戸藩邸についての説明が。。篤姫は英姫との対面を心待ちにしていたが。。尚五郎は清猷の元へ。清猷は琉球へ渡ることへ。。篤姫、英姫との対面。。簾越し顔を覆面で覆った姿。。将軍家輿入れの話は斉彬の独りよがりだと。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第13回 「江戸の母君」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々徳川家定(徳川家祥) … 堺雅人■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子本寿院 … 高畑淳子■京都の人々近衛忠熙 … 春風亭小朝村岡 … 星百合子■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹■薩摩江戸藩邸の女性たち英姫 … 余貴美子小の島 … 佐藤藍子■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹広川 … 板谷由夏しの … 小林麻子■幕末の政治家た阿部正弘 … 草刈正雄徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)幾島が急に「いいひと」に見えてきましたねぇ。。ドロドロした大奥の人間模様を描いていく中で、ああいう心のよりどころがないと、このドラマの、ここまでの暖かい空気が崩れてしまいますし。。ワンシーンで持って行く堺・家祥といい。。とりあえず眠いので寝ます。。次回、第14回「父の願い」 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.03.30
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2008年『篤姫』第12回。。2万両≒5億円。17000km 2ヶ月近く。薩摩藩が参勤交代に要した労苦。篤姫の江戸への出立の準備が始まる。つか、また篤姫は元に戻った?まぁ、実の両親に会えるんだから仕方ないか。。三男の忠敬まで呼ばれたのはドラマだから?主だった家臣総出での出立の祝いの宴か。。篤姫は父母を見ていて、尚五郎は篤姫を見て、お近が尚五郎を見てるぞぉ。忠教(久光)は篤姫の碁についての言葉に感じ入る。。「兄上が、姫様をお選びになった訳がわかった様な気がします」今和泉の家人々との対面。。娘を姫と呼ばなくては。。親兄弟を名前で呼びつけなくてはならない。。斉彬も、その篤姫の気持ちをわかっているが。。一門との対面が終わり、次々と家臣との対面が続く。。そして肝付家との対面。。 尚五郎と。。尚五郎殿。今和泉のことお頼み申します。。篤姫、泣き出し、対面中断。斉彬は、篤姫を責めず。。篤姫は江戸に行く道中、京に上り、近衛家の養女へ。。出立を数日後に控えて。。斉彬の計らいで今一度、今和泉の父母らとの対面の場が設けられた。幾島は人払いをし自らも席を外した。家族水入らず。。その対面を終えた忠剛。家に戻って倒れる。そして、旅立ちの朝。籠に載り薩摩を後にする篤姫。。今和泉の門前では籠があけられ、最後の別れ。。御籠を見送った忠剛は名残惜しそうにしながらも。。その後、卒倒。西郷と大久保は尚五郎の手を引っ張って最後の見送りへ。薩摩を思うて泣くのは、これが最後じゃ。薩摩との永遠の別れ。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第12回 「さらば桜島」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹お近 … ともさかりえ肝付兼善 … 榎木孝明大久保フク … 真野響子■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉彬 … 高橋英樹広川 … 板谷由夏しの … 小林麻子幾島 … 松坂慶子■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)やられましたねぇ。。泣けました。父母との最後の対面のシーン。。特に。。父との別れ。ってところにやられましたねぇ。。ああいうシーンで素直に泣けるのは、私としては良い傾向ですね。基本、皮肉屋ですから。。ちょうど卒業シーズンとも重ねてるんだろうな。。春は別れの季節ですから。。そして別れの後には出会いが。。次回、第13回「江戸の母君」ついにドロドロ化? 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.03.23
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2008年『篤姫』第11回。。織姫と彦星か。。篤姫の花嫁修業も板についてきた。御三家と御三卿の話。篤姫が気になるのは家祥のコト。斉彬から忠剛に、篤姫を御台所へとの話が打ち明けられる。口軽男=島津忠敬。尚五郎に口外。将軍=日本一の男。瓦版で将軍・家慶逝去の噂が。。それを持ってきたのは家祥だと。尚五郎は師に相談しようと小松家へ。そこへ西郷と大久保が小松清猷へ礼をと水イカを。星合香=七夕にちなんだ香遊び。そこ頃、公儀は家慶の喪を発する。そして家祥が徳川宗家を継いだ。あとは将軍宣下。尚五郎はなんと斉彬へ直談判!江戸に行きたい! と。もう清猷から話は通ってたらしい。西郷とのコトを尋ねられる尚五郎。西郷の意見書は群を抜いていたと。身分の上下なく人材の登用を。その仲介役として尚五郎を。若いものの考えているコトを尋ねられる尚五郎。大勢は攘夷。しかし私は。。異国から学ぶこともあると。生来の立場・役割を忘れず全うする。その言葉通りに生きますからねぇ。。肝付尚五郎=小松帯刀は。その場で大久保の父のことを。篤姫と同じことを。。斉彬に御守を差し出す。「姫とは、思い思われる中であったのか?」「要するに、そなたには、辛い想いをさせたとうことだな」「会いたいか? 姫に会いたいかと聞いておる」「姫を呼べ! お篤を呼ぶのだ!」と。七夕の再会。そして篤姫からの願い。篤姫VS尚五郎。碁の勝負。「今日は勝てよ」と。二人きりにさせる斉彬。「幾島といいます。 本当に恐ろしいのです。。」そして尚五郎と西郷・大久保。西郷は斉彬に名前を呼ばれたことに狂喜。篤姫の江戸出立が決まった。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第11回 「七夕の再会」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々徳川家定(徳川家祥) … 堺雅人徳川家慶 … 斉木しげる■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹お近 … ともさかりえ肝付兼善 … 榎木孝明■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹広川 … 板谷由夏しの … 小林麻子幾島 … 松坂慶子■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄松平慶永 … 矢島健一徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)面白い。劇中の出来事が、それぞれの登場人物にとって面白いことであり、観ているこっちにも、それが伝わってくるように描かれている。それが楽しい。とりあえず難しいことは置いといて、ドラマを楽しめれば。。それで歴史は後から勉強すれば。。私はこれまでの大河ドラマは、意外と先に勉強してしまっていましたからねぇ。。ドラマを素直に楽しめないことが多かったのですが。。この『篤姫』は、多くの登場人物を好意的に描いていますからねぇ。。憎憎しい人物も、どこか憎みきれないように描いているという。。だから、気楽に楽しく観られるんでしょう。だから、これまで大河ドラマに馴染んでこなかった人たちに受け入れられているんでしょう。正統派大河ドラマだった『風林火山』の成功の後に、こういうタイプを持ってくる。同じ宮尾作品でも『義経』は失敗だったけど。。あれは主役の演技がいけなかったから。。まぁ、まだ序盤ですけど。。全体の5分の2に差し掛かっても、まだ楽しめています。次回、第12回「さらば桜島」忠剛、倒れる! 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.03.16
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2008年『篤姫』第10回。於一=篤姫を家祥の御台所へと聞いた幾島は、これまで以上に厳しく篤姫を教育する。箸先五分、長くて一寸。書の稽古では瞼に目玉書いちゃうし。。西郷、大久保らは。。攘夷。。時代は、まだ開国へ向いてないですからね。。でも、ジョン万次郎から話を聞いた尚五郎は違った。。斉彬は家祥を暗愚とは見ていない。。色々と鋭い家祥。。だが。。老中首座の阿部正弘は困っている。。幕政に徳川斉昭が加わることになったから更に。。攘夷強行派の水戸家。。さて、そんな中、まったく変わっていかない篤姫に斉彬は。。徳川宗家への嫁入りの件を伝えた。それを聞いた翌朝の篤姫は。。「会いたいのぅ。。 母上に会いたいのぅ。。」とそして夜な夜な抜け出そうと。。翌朝、斉彬は篤姫と話をする。篤姫は斉彬との碁打を願い出た。「わしはこの薩摩より、日本を変えようと思うておる」との斉彬の言葉に篤姫は覚悟を決めた。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第10回 「御台所への決心」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々徳川家定(徳川家祥) … 堺雅人■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹有馬新七 … 的場浩司伊地知正治 … 三宅弘城■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹幾島 … 松坂慶子広川 … 板谷由夏しの … 小林麻子■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄ジョン万次郎 … 勝地涼徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)ジャスト10話目にして、ついに将軍家への輿入れが明らかにされました。それとともに登場が増えた堺・家祥も観てて楽しいですが。。斉彬といい幾島といい、NHK大河らしく「愛情」が描かれているのが良いですねぇ。。普段なら、そういうところが嫌いって言いそうな私ですけど。。「史実」っぽさがないですからね。。疲れてんのかな?ともあれ観てて楽しいことは確かです。次回、第11回「七夕の再会」 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.03.09
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2008年『篤姫』第9回。。幾島、薩摩へ。松坂慶子さんは台詞回しが下手な女優さんだと思うんですが。。こういう役回りなら「あり」かな?お国言葉の矯正から、薙刀の鍛錬まで。。於一の雰囲気的には薙刀なんてお手の物っぽいけど。。で、お国入りした斉彬から於一の名が。。「篤子」「篤姫」そのころ江戸では、将軍家慶が急死。。その時、家祥(家定)は。。「ネジを巻いたらどうじゃ?」と。。すごい、この跡継ぎの発想力は。。尚五郎は小松清猷の元へ、西郷と大久保を連れて行った。それを受け入れる清猷はすごい。それに比べて忠敬の凡人ぶり。。歴史に名を残さなかっただけのことはある。。つか、だから、そういう描き方になってるんだけど。。で、忠剛は。。於一を想う。。既に病に侵されているようだ。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第9回 「篤姫誕生」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳菊本 … 佐々木すみ江■徳川家の人々徳川家定(徳川家祥) … 堺雅人徳川家慶 … 斉木しげる■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹お近 … ともさかりえ■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹しの … 小林麻子幾島 … 松坂慶子■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)今日はめずらしく内容がバラエティに富んでいたというか。。激動の時代に入ったということか。。その分、ひとつひとつが中途半端。。では、少し体調が悪いので早く寝ます。 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.03.02
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2008年『篤姫』第8回。。先々週、まったくこれまで描かれていないと言った、鶴丸城の奥のドロドロした話が今回のテーマ。まぁ、ドロドロの描き方が。さっぱりしてますが。。お手水場。。しきたりだらけ。。もう、江戸では将軍家お輿入れの話が進められているんですね。。於一が出て行って半日後の今泉家も。。屋敷が広くなったよう。。於一に鍛えられた尚五郎には忠敬は相手にならず。。大久保は3年ぶりにお役復帰。浦賀には赤鬼ペリーが黒船に乗ってドンブラコ。で、ついに菊本の書置きが於一のもとへ。。それを読んだ於一は島津本家の娘としての道を歩み始めた。そこに幾島が京より。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第8回 「お姫様教育」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳菊本 … 佐々木すみ江■京都の人々幾島 … 松坂慶子近衛忠熙 … 春風亭小朝■薩摩の人々お近 … ともさかりえ有馬新七 … 的場浩司伊地知正治 … 三宅弘城大久保フク … 真野響子■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉彬 … 高橋英樹広川 … 板谷由夏しの … 小林麻子■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄松平慶永 … 矢島健一徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)大奥っぽくなってきましたねぇ。。ホームドラマに馴染んでしまいましたからね。。観る側の我々もスイッチが切り替わるかなぁ。。次回は第9回「篤姫誕生」楽天広場テーマ『風林火山』 楽天広場テーマ『功名が辻』 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.02.24
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2008年『篤姫』第7回。。自害した菊本は罪人同様。。屋敷を血で汚した。。遺骸は身内に下げ渡された。。尚五郎と碁を打っていても、心ここにあらずの於一。。菊本のことを忘れられず、グチグチいっている於一を叱る尚五郎。つか、於一、あまりに素直に聞きすぎ。。於一への言葉掛けをはぐらかし続ける忠剛。。ホームドラマでよくある父親の姿。。祝いの品を持って訪れた尚五郎と最後の碁。お守りを交換。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第7回 「父の涙」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳菊本 … 佐々木すみ江■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹肝付兼善 … 榎木孝明■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)「わしも、そなたの父で、 なんというか、愉快であった。」「では、参るか。」この二言に尽きるのではないかと。。今日の『篤姫』は。。嫁入りの御籠。。『大徳川展』で似たようなのを見ましたねぇ。。篤姫のではなかったけど。。見送りの人の中の跪く尚五郎の姿。。なんか、ちょっときました。。目頭が熱くなった。。そこで急にBGMが変わりましたけど。。基本、脚本は退屈であることは変わりないんですけど。。やっぱりツボは抑えてくるなぁ。。と。。次回は第8回「お姫様教育」楽天広場テーマ『風林火山』 楽天広場テーマ『功名が辻』 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.02.17
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2008年『篤姫』第6回。。於一に島津本家への養子縁組の話が舞い込んだ。肝付尚五郎は悲ショックを受けただ。於一が島津斉彬の養女となることが決まった。菊本が自害した。今回のあらすじは以上である。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第6回 「女の道」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳菊本 … 佐々木すみ江■薩摩の人々肝付兼善 … 榎木孝明■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉彬 … 高橋英樹ジョン万次郎 … 勝地涼■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)冒頭に書いたあれだけのあらすじを、45分間。。正味40分くらいか?その長さのドラマにするのだから。。間延び感は否めない。前回同様、ジョン万次郎を登場させてみても、それは変わらない。嫌いじゃないけど、それが2週続くと、正直、飽き飽きする。役者の演技で観ることの出来るドラマには仕上がっているが。。今回の第6回の中で、この作品を褒めるに値するのは、その1点のみ。ドラマとして説明不足かもしれない。ドラマとして作品にする以上、シーンとして描かれたことが全てになってしまうのだから。。あれだけ、ゆったりと時間の流れを描けるのならば、もう少し描くべきことがあるのではないかと思う。今回思ったこと。大奥のことを取り扱うドラマであるにも拘らず、斉彬が藩主になって以降の島津本家の奥向きのことが、全く描かれていないことに不自然さを感じる。まぁ、今後描かれるんだろうけど。。次回は第7回「父の涙」楽天広場テーマ『風林火山』 楽天広場テーマ『功名が辻』 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.02.10
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2008年『篤姫』第5回。。於一を養女にしたいという発言の前振りか!?斉彬から思いもかけぬ贈り物。史書。『日本外史』頼山陽・著。史書なんかよりも花嫁修業を!と騒いでる所に。。敵方の大将?忠教の子・右近との縁談が於一に。。それにしても尚五郎の衝撃発言!!2008年大河ドラマ 『篤姫』 第5回 「日本一の男」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳菊本 … 佐々木すみ江小松清猷 … 沢村一樹肝付兼善 … 榎木孝明島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉興 … 長門裕之お由羅 … 涼風真世島津斉彬 … 高橋英樹ジョン万次郎 … 勝地涼■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)ジャニーズ事務所の所属タレントの写真がネット解禁になったそうな。。これまではマッチとか一部で。。SMAPクラスだと稀にイラスト風に加工されて乗ることはあったが。。大河ドラマ『義経』のHPでタッキーの画像がFlashで出た時は、「おっ!」とビックリしたものだが。。さて。。今日は縁談の話が主です。まぁ、このドラマは、於一=篤姫が将軍家に嫁ぐのが、嫁いだことによる展開する物語がメインなわけだから。。大事件であるのは間違いないけど。。それ1本になるのを避けるためのジョン万次郎(中濱万次郎・中浜万次郎)の初登場かな?ホームドラマチックな展開も嫌いではないけど、今日はちょっとさすがに退屈。。見応えがあったのは序盤の忠教(山口祐一郎)と忠剛(長塚京三)の面会かなぁ。。あとはNHK的な青春ラブストーリーを見せられて退屈だったとしか。。最後の斉彬の発言までは。。あと、桜島噴火の逆回しも引いた。。次回は第6回「女の道」楽天広場テーマ『風林火山』 楽天広場テーマ『功名が辻』 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.02.03
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2008年『篤姫』第4回。。今回は於一の勇猛ぶりといか。。そして島津斉彬の名君ぶりと。。それがよく描かれた回でしたね。意外と、こういう回って、大河ドラマでは退屈になることが多いんだけど。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第4回 「名君怒る」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳菊本 … 佐々木すみ江■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹お近 … ともさかりえ有馬新七 … 的場浩司■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉彬 … 高橋英樹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)今日はあらずじは一切省略しますが。。斉彬と御一門四家の者との対面一本に絞られた話でしたね。薩摩の現状を、その1件にまとめあげたという感じの話でした。「民のための政」「数千石の米を蔵から出し、米の価格を下げる」「役向きの変更なし」「力とは何であると心得る」「争いは争いを生むだけぞ」「それでもわしの言うことを信じられぬなら、 即刻、この国を出て行くことである」「もう一度会いたいもんじゃなぁ。。 姫じゃ、今和泉の」と斉彬の言動だけでも頭に残る部分が多い。そして於一。。もう、この姫の言動については改めて言うことでも。。らしい。。ですね。そして。。忠教の子・右近(加治将樹)ですねぇ。。「今和泉の姫を見初めたじゃと!?」山口祐一郎さんの演技、最高です・1つだけ苦言を呈するなら、原田泰造の薩摩なまりの台詞回しは、やはり本職の俳優のレベルじゃないな。。次回は第5回「日本一の男」 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.01.27
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2008年『篤姫』第4回放送前。。さて。。今回は斉彬が藩主になって、各分家の者を招いて挨拶をするという話らしい。。そこで於一と斉彬の初の対面が?於一のことだから、なんかしら、ずけずけとモノを言っちゃうんだろうけど。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第4回 「名君怒る」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳菊本 … 佐々木すみ江■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹お近 … ともさかりえ肝付兼善 … 榎木孝明有馬新七 … 的場浩司伊地知正治 … 三宅弘城大久保フク … 真野響子大久保利世 … 大和田伸也■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉彬 … 高橋英樹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)
2008.01.27
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2008年『篤姫』第3回。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第3回 「薩摩分裂」 脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳菊本 … 佐々木すみ江■徳川家の人々徳川家定(徳川家祥) … 堺雅人徳川家慶 … 斉木しげる■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子■京都の人々近衛忠熙 … 春風亭小朝■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹有馬新七 … 的場浩司伊地知正治 … 三宅弘城大久保フク … 真野響子大久保利世 … 大和田伸也■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉興 … 長門裕之お由羅 … 涼風真世島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)忠剛は病に冒されている?お由羅は斉彬派を処分させ。。等の忠教(久光)は引きこもってお勉強。。於一は尚五郎の所へ。尚五郎は囲碁の腕を上げた?大久保ら下級藩士の所で色々と学んだそうな。。2人は大久保家へ見舞いに。。この時代もカツオのたたきとか食べてたのかなぁ。。正助(原田泰造)はあんまり台詞ないなぁ。。で、ついに阿部正弘が介入?将軍家慶から斉興に茶器が。武家に茶器とは隠居の最後通告かぁ。。で、出てきたぁ~!!家祥!!奇人?でも色々と分ってる若殿みたいね。。なんか恐いぞ、堺さん。。大久保正助、謹慎してて髭が伸びたら大久保利通っぽくなったなぁ。。髭を生やしたら細面に見えるという見込みの上でのキャスティング?役作りで実際に痩せたのかな?それにしても、やっぱり於一はお姫様なのね。。世間知らずというか。。貧しい者をなんとかしようというのは立派だけど、結局は上から目線。。下級とはいえ、一応武士の家。そして自分で稼いだ金じゃないからね。。まだ子供。人に施しを与える身分じゃないし。。誇りがあると、於一の施しを断る大久保の母・フク。その母を許してくださいと正助。帰った於一は母から問い詰められ、窘められる。というか隠し通して教えを請う。「誇り」とは。。また神と会話してましたねぇ。。お幸は。斉彬は京都・近衛家へ。ついに出てきた近衛忠熙。そして幾島。。やっぱり松坂慶子さんは演技?台詞回しが下手。。まぁ、それをどうこういうシーンでもないけど。。で、藩主としての御国入りを果たした斉彬。斉彬は於一に会ってみたいと忠剛へ。その於一は書を?なんか上申書でも書くつもり?と思ったら瞼に目を。。急に薩摩訛りだし。。今回は前回より更に「つなぎ」感の強い回でしたねぇ。。まぁ、はじめから、そんなに色々深刻なことばかりでも困るけど。もともと坦々とした話は嫌いじゃないし。。大事なのは抑揚ですからね。まぁ、お家騒動は? って感じで、その分、あんまり書くべきこともないですけど。。次回は斉彬との対面? 「名君怒る」 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.01.20
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2008年『篤姫』第3回放送前。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第3回 「薩摩分裂」今日は『篤姫』第3回。大河ドラマが8時からで良かった。。最近、なるべく睡眠時間を確保したくて仕方ないですからね。。早寝なんです。。で、今日の『篤姫』は。。ついに"お由羅騒動"が本格化してくるみたいですねぇ。。今日のキーパーソンは大久保家の人々みたいで。。原田泰造の演技がどうなるか。。 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳菊本 … 佐々木すみ江■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹お近 … ともさかりえ肝付兼善 … 榎木孝明有馬新七 … 的場浩司大久保フク … 真野響子大久保利世 … 大和田伸也 →公式サイト(NHK)楽天広場テーマ『風林火山』 楽天広場テーマ『功名が辻』 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.01.20
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2008年『篤姫』第2回。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第2回 「桜島の誓い」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳菊本 … 佐々木すみ江■京都の人々近衛忠熙 … 春風亭小朝■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹肝付兼善 … 榎木孝明有馬新七 … 的場浩司大久保フク … 真野響子大久保利世 … 大和田伸也■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉興 … 長門裕之お由羅 … 涼風真世調所広郷 … 平幹二朗島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)江戸から薩摩までは950km。参勤交代の負担は重く、それを埋めるために調所は抜け荷(密貿易)を。。贋金作りまで?財政再建。。借金はなくなったが。。島津忠剛は謹慎から出てきて。。忠敬を訪ねてきた尚五郎VS於一。。やっぱり於一の方が強いのね。。今度は、また西郷吉之助が。。忠剛に詫びに。 許す忠剛。慈悲深い。。なのに馬鹿息子。忠敬は西郷を打ち据える。。でも西郷の方が強いのね。。示現流ですか? 薩摩というと。有馬新七も一緒に剣術を子供たちに。そこに剣の弱い尚五郎は。。あ、大久保正助が出てきた。打ち負かされて指南を求める。どうしても於一に認められたいらしい。。その下級藩士たちは抜け荷の噂を知っている。阿部正弘の下に斉彬。父の追い落とし?そして調所の処分。お由羅との対立か。。息子達が調伏=呪い殺されて。。?んな折り、於一の元へ調所からの招きが。。さて、阿部正弘が調所を尋問に来たところであらすじは終了。調所も切腹とかじゃなくて服毒自殺ってのが「らしい」。それを知って「わしは薩摩の恩人をあやめたのかも知れんな。。」と、調所の死を惜しむ斉彬。まぁ、NHK大河ドラマらしい描き方ですねぇ。。実際は、それぞれの人物、そんな綺麗事ではなかったと、腹黒い部分の方が強かったと思うけど。。斉彬が斉興、広郷を追い落とそうとしたのは確かだろうし、後に斉彬が強い薩摩を世に示せたのも財政再建があってこそだろうし。。でも、この描き方を悪いとは思いません。前の私だったら、真っ向から否定しただろうけど。。「完全善」とか「完全悪」は存在しないでしょうからねぇ。。歴史上に政治家として功績を残したような人物は。。で、於一も調所の死を弔う。尚五郎に「私はあの方が好きでした」と。。お由羅騒動の始まり。。調所が死んでも騒動は治まらず。。またしても斉彬の子が亡くなり。。さて、ドラマとしてですが。。ついに大久保=原田泰造が出てきてしまいました。まぁ、俳優経験もある人だし、とぼけた演技しかしてなかったから、まだ何とも言えないな。。それより尚五郎と西郷、大久保らとの交流の始まりが、今後の薩摩に対して大きな意味を持つわけで。。・斉彬と正弘・調所の最期・帯刀と下級藩士この3点ですかね。今後に繋がるものは。次回、第3回「薩摩分裂」楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.01.13
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『篤姫』ついに始まりました。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第1回 「天命の子」 (60分拡大版) 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」 (永井穂花→岩本千波)肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳菊本 … 佐々木すみ江■徳川家の人々徳川家定(徳川家祥) … 堺雅人和宮 … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太徳川家慶 … 斉木しげる■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹お近 … ともさかりえ肝付兼善 … 榎木孝明■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉興 … 長門裕之お由羅 … 涼風真世調所広郷 … 平幹二朗島津斉彬 … 高橋英樹■幕末の政治家たち徳川慶喜 … 平岳大阿部正弘 … 草刈正雄■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)説明が多いなぁ。。篤姫を身篭っているお幸。嫡男・斉彬の初めてのお国入り。忠剛のお人よしぶり。。肝付とお守りを交換してもらい。。その末が男勝りの娘の誕生。。斉彬と忠教(久光)の兄弟2人、葡萄酒を。のちに明君と呼ばれる斉彬と、家督争いも身を引いた久光。2人の行く末を表した場面。肝付家では今泉島津家より少し先にのちの小松帯刀が誕生。調所の豪腕ぶり。。この時代、どこも財政難。長きに渡る徳川時代のつけが回って来ている時代。どこにも、この手の改革者が。。今泉島津家でも家臣の禄を半分にせざるを得ず。。「抜け荷」=密貿易。首を差し出す覚悟で薩摩のために。。国を思う心は調所も同じ。。まぁ、「あらすじ」はいいや。。長くなるし時間も掛かる。。この第1回。前半は長塚京三、樋口可南子、高橋英樹、平幹二朗、長門裕之、山口祐一郎、榎木孝明。。ベテラン俳優陣の見事な重厚な演技。導入部にそれらの名優を持ってきたのは、昨年の重厚な『風林火山』からの『篤姫」への切り替えとして、非常に上手い持っていき方だったと思う。そしてちょうど折り返し頃、このドラマの主人公である篤姫=於一・宮崎あおいが登場。それに伴ない小松帯刀=肝付尚五郎・瑛太、忠敬・岡田義徳らが。。西郷隆盛=西郷吉之助・小澤征悦も出てきた。このドラマを最後まで担う人々。青春期を描いた初回だけに、これらの若いキャストは、生き生きとしていて素晴らしい。その後も沢村一樹、ともさかりえらの中堅どころ、そして序盤からのベテラン勢がバランス良く動き、このドラマの質を高めていた。まぁ、問題は、それらの主力若手たちが歳をとってからの、ドラマのクオリティなんだけど。。それ次第で、この大河ドラマ『篤姫」の評価は大きく左右されてしまいますから。。さて。。『新選組!』山南敬助で時の人となった堺雅人。いきなり持っていきました。徳川家定=徳川家祥・堺雅人。人から好かれる奇人?そういう演じ方なんですかねぇ。。インパクト大です。今回を見る限り、幕末薩摩をしっかりと描いてくれそうだし。。それなりには楽しめそうかなぁ。。まぁ、このドラマは後半・第26回以降どうなるか。。 楽天広場テーマ『篤姫』→人気blogランキング
2008.01.06
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