ぷちがーでん

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不安だらけの妊娠


医師から妊娠の許可がでました。

程なく妊娠。
でも、前回のこともあるし、不安でいっぱいでした。
5ヶ月まで毎回「小さめ」と言われ続けたことが、更に不安をあおりました。

いつも思っていたこと。

「22週までがんばって。そうすれば助かるかもしれないから・・・」

22週を過ぎてからは「あと1週がんばって」と思い続けました。
30週を過ぎた頃、激しい胎動に喜びながら、どこかで、また失うかもしれない恐怖を感じていました。
取り越し苦労なんだと分かっていても・・・ね。

だからかな?
出産準備は、38週の検診で、

「子宮口が4cm開いてるから、今日、明日の出産になるよ。遅くても1週間以内に生まれるよ」

といわれるまで、ほとんど手付かずでした。。。

ところが・・・産まれない・・・
39週の検診でも同じことを言われ、40週でも同じことを言われ・・・

「来週はないと思うけど、もし、産まれなかったら入院ね。準備して来てね。」

と言い渡され、家に戻りました。
けどね・・・ここまで来るともう、どうでも良くなっちゃって・・・

結局、41週の検診には、入院準備をして行きました。

この時の医師、なんだかな~って人で・・・

「え~?入院するの~?いいよ、帰れば?どうせまだ産まれないよ~」

って、それでも医者?

「れんげさんの病室は準備できてます!今日入院です!!」

って看護師さんに思いっきり怒鳴られておりました。
この医者にだけは取り上げて欲しくないです・・・
ちなみに、筋腫の手術後の嫌な医者とは別の医者。

かくて、入院することとなりました。

さすがに41週を越えてしまうと、赤ちゃんの推定体重も・・・
確認のため、骨盤のレントゲンをとりました。
問題なく普通分娩可能です。

けどね~、何時産まれるの?ってくらい、なんともないのよね・・・
看護師さんには

「たくさん歩いてね。その方が陣痛付きやすいから」

って言われました。
遅めのお昼ご飯を食べて、病院中を探検です。

1階にある売店から8階にあたる屋上まで、3、4往復しました。
夜7時近くに両親が来たので面会室へ移動。

ふと・・・

「・・・!あなた、れんげさん?」

はい。そうです。

「ずっと探してたのよ!!どこ行ってたの!!!」

と、怒られました。
何でも、モニターやら、赤ちゃんの心音確認やらをするため、2時ごろから探していたとか・・・

妊婦がいない → どこかで産気付いてる? → 大変だ~

ってことらしいです。。。
でも、たくさん歩けって言ったじゃない。

「歩くんだったら声かけて。一緒に歩くから」

あ、そういうことだったんですか。ゴメンナサイ。。。
けど、まだなんともありませんのよ。

とりあえず、異常なし。

で、9時に就寝。
妊婦は眠い。。。眠れちゃうのが凄いよね。

・・・痛い?
なんだか、お腹がきゅ~っとなる感じ。張ってるみたい。
時間は10時ちょうど。
まぁ、いいか、寝ちゃえ!

・・・やっぱり痛いかも・・・?
時間は10時10分・・・あれ?
まさかね~、寝ちゃおう!

・・・痛い~
時間は10時20分。
・・・これ、もしや陣痛??

そのとき、同室の妊婦さんがナースコール。

「陣痛みたいなんですけど・・・9時頃から定期的に痛くて・・・」

他の人たちが寝静まっていたので、必要なものを持って陣痛室に移動していきました。

9時頃からか~、じゃ、私はあと1時間待ってからナースコールしよう!
ちょっとドキドキしながら、悠長に構えていました。
けど・・・やっぱり10時30分、10時40分・・・と定期的な痛み。
早いとは思ったけど、トイレに行くついでにナースセンターで

「10分間隔で痛むんですけど、これが陣痛なんですか?」

って・・・間抜けな質問。

すぐに陣痛室に移動して、分娩着に着替え、モニターをつけるとやっぱり陣痛。
そのまま様子を見ることに。

12時をまわった頃かな?
先に来ていた同室の妊婦さんのところに、看護師さんがきて子宮口をチェック。
7cm開いてるからって、分娩室に移動していきました。

「ついでだかられんげさんも見てみようか」

ついでですか?私は。いいけど・・・

「あ~!開いてる!!すぐに分娩室行きましょう!見てよかった~。だめよ。辛かったらちゃんとナースコールしてよ」

って・・・別に、耐えられる痛さだったから、呼ぶまでもないかな~と思って。

かくて、分娩室へ移動となりました。

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