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小生は、実は、このクラスマッチ開催側の役員であった。
そう、つまりは、生徒会で体育委員長を勤めていた。
・・・どうしてもと懇願された。お互いに協力し合って、
生徒会を運営したいと。S君の熱意に負け、引き受ける
ことにしたのだった。・・・
そのS君は、S君のクラスのみんなにおどらされたかは、
知らないわけだが、生徒会長になるべく立候補した。小生は、
まさかの立候補と、彼を冷やかしもしたが、ひょっとしたらと
期待したのだが、残念な結果となった。
つまり、みごとに落選した。
しかし、生徒会長は落選となった訳であるが、放って
おくには惜しい人材と、S君は、生徒会役員にと、引っ張られた。
副会長だったか、書記長だったかを忘れてしまったのだが、・・・。
彼をよく知る周囲の者は、彼のちょっと変なところを知っていて、
「えーっ」という者もいたのだが、小生は、彼の人懐こいところが
勘違いされていただけで、おかしくはないと思ったくらいであった。
そんなS君は、燃える高校生。S君の憧れの目標とする人物像は
洋画「ランボー」(シルヴェスター・スタローン)演じる米国
特殊部隊員と、(当時のカンフー映画といえば、みな夢中になって
いた)ジャッキー・チェンだった。それを語る、彼の情熱がやっぱり
変だった。(フォローになってないなぁ、あれぇー?)
彼との思い出は、いっぱいある。S君とは、同じく
バスケット・ボール部で、彼は、部長を務めていた。
ある日、小生が「太陽にほえろ!」(あの刑事ドラマの
傑作、石原 裕次郎氏が刑事課一係のボスと呼ばれていて、
有名なあの「太陽にほえろ!」である。)
そのサウンドトラックのレコードを買ったのを聞いて
それを、カセット・テープにダビングして欲しいというのだ。
この時、小生はお安いご用だと、気持ちよく引き受け、
彼から預かったカセット・テープにダビングし、彼に返した。
ところが次の日、
(つづく)
第455回 リベンジの旅(3) 2023.01.01
第454回 リベンジの旅(2) 2022.09.24
第453回 リベンジの旅 2022.09.24