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綾瀬詩織

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December 29, 2006
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カテゴリ: 日常
ただ、寂しいだけ。
ただただ、寂しいだけ。
大事な人が居なくなると、こんなにも寂しいものなのか。

彼女の助けになれればいいと、心の底から願った。
だが、私は彼女の助けにはなれなかった。
私は、ただ彼女にとっての重石だったのだろうか?
今では、それを知る術もない。

出会いは些細なことだった。
掲示板の募集を見て、話だけでも聞いてみたいと思ったからだ。

どんな人だろう?
明るい人だろうか?
よく喋る人だろうか?
私の事を気に入ってくれるだろうか?

返事が来た時、本当に嬉しかった。
人と話すことがなかったから、何から話すべきか迷ってしまった。
彼女はよく話す人だった。
話題がなければ、話題を作ってくれるような、そんな人だった。
私は彼女のことを、すぐに好きになれた。
そのとき彼女はどうだったのか、私にはわからなかった。
仮入団という形で、私は彼女のギルドに入れてもらった。


明るく、優しく、話題は尽きない人達だった。
でも、その優しさが恐かったりもした。
いずれ、また離れていくのかと思うと、恐かった。
話しているうちに、"また"涙が出てきてしまった。
この世界に来た時から、いつもこうだった。

彼女にも心配をかけた。
見捨てられないかと思い、夜中に一人で泣いたこともあった。

しばらくして、私は仲間の一人と喧嘩をしてしまった。
非は私にあった、私もそれを認めた。
だが彼は酷く怒ってしまい、私の話を聞いてくれなかった。
困った私は、彼女に仲裁を頼んでしまった。
彼女に負担をかけたくなかったが、このままというのも困りものだった。
彼女のおかげか、彼との仲は自然と戻っていった。

本当に楽しい日々だった。
永遠に続けばいいと、この日々が続けばいいと、神に願ったりもした。

だが、時間というのは、時に冷酷なのである。
今日、一人の少女が世界を去った。
いつか戻ってくると信じて、仲間たちは待つのだろうか?
彼女はどんな思いで、この世界を去ったのだろうか?
今では、私にそれを知る術はない。

私は、彼女が世界を去った後、仲間の下を去った。
「出会いがあれば、別れもある」と言い残して。

私は彼女のことを忘れないだろう。
そして、彼女の仲間たちのことも、忘れないだろう。

ギルド「幸せの四つ葉」ギルドマスター「らぶらーちぇ」
私は彼女のことを忘れないだろう。
例え、忘却の悪魔に魅入られようとも、―――




―――この思いとこの記憶は、不滅の物だと信じている。




一度動き出した時計の針は、二度と同じ時間を刻まない。

今日も私達は、女神の空の下を駆け巡る。

ある者は自分を鍛え、より高みを目指す。

ある者は商いに精を出し、見果てぬ夢を見る。

今日も私達は、女神の空の下を駆け巡る。

きっと彼女も、同じ空を見ていると信じて・・・。





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Last updated  December 30, 2006 02:00:48 AM
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Re:悲しくはないよ(12/29)  
れよけ さん

助けになりたいと言えば?言わないとわからないんだよ。重石になってると聞かなければわからない。仲間にしてくれてありがとうと自分の気持ちをただ伝えればいいんだ。何考えてるかわかんない人と仲良くなれる?自分の考えを言わないと、受け入れてくれないよ。 (December 30, 2006 11:17:35 PM)

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