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From Me To You
小説「旅」
あいにく俺はただの剣士じゃないんでな
「旅」
一人の男が草原を歩いていた。
腰には自分の足より長い刀をさし小さい鞄を一つさげていた。
男が歩いていると遠くの方に民家らしき家が見えた。
(家だ、なんか食べる物くれないかな?)
男は少し足早になった。
その家に近ずいてみると様子が変だった。
窓ガラスは割れ玄関の戸は壊され、庭には金品や食料が放り出されていた
家の中から数人の声が聞こえる
男はその家に近ずき耳をすました。
「今日の仕事終了~」
「家の割に結構あったなぁ」
「住んでる奴もたった三人の家族でやりやすかったしなぁ」
そんな会話を男は聞いた。
(・・・・・盗賊か?)
そう思ってきずかれないように家の中を覗くと中には、
酒を片手に腰にはナイフをさした盗賊と思われる男達五人が
その民家を荒らしてしている。
家の隅には大人の男が一人、大人の女が一人、その両方に包まれるように幼い少女がいた。
三人とも死んでいる。
(・・・・・・・・嫌な時代だなぁ・・・)
男は静かに思った。
「もうこのくらいでいいんじゃないのか?」
「あぁ、これだけあればとうぶんもつだろう」
そういって盗賊達は家を荒らすのをやめた
(・・・・・・・・ムカツクな・・)
男はそう思って静かに盗賊達がいる家の中に入る。
そしてまず玄関の近くに立っている男に
おもいっきり回し蹴りを食らわせた。
けりを食らった盗賊は吹っ飛び扉と反対側の壁にぶつかりその場に崩れ落ちた。
一発KOってかんじだ。
それを見て他の盗賊達が男の侵入に気づいた。
「なんだてめぇ?」
ごもっともの質問だった。
「・・・・・とうりすがりの旅人です!君らの仕事の報酬俺がいただきます」
「ふざけんじゃねぇ」
盗賊達は手に持っていた酒を捨てそれぞれナイフを手に取った。
男も静かに刀を抜いた。
まず盗賊の一人が男に斬りかかってきた。
男は左足を後ろに引き体を横にしてそれをかわし
左手で盗賊を軽く押す、そしてバランスを崩した盗賊にすかさず一太刀浴びせた。
盗賊はその場に倒れる。
「く・・くそぉ」
盗賊の一人がむかついている口調でいった
残った盗賊はそれぞれのナイフを手に取った
その盗賊三人は男を取り囲みいっせいに斬りかかった
男は前方にいる盗賊を飛び越え後ろから斬る。
斬られた盗賊はその場に倒れた。
残る二人の盗賊の攻撃は止まりあ然と男を見ていた。
「今なら逃げても追わない・・・・」
男は静かな口調で言った
「そ・・そうか・・なら俺は」
そういって盗賊の一人はさっさと逃げていった。
残る一人の盗賊は逃げるふりをして、男を油断させて斬りかかった。
それを予想していたように男は盗賊の攻撃をよけ、盗賊を斬った。
盗賊は力から無く倒れる。
「・・・」
男は倒れた盗賊の服で刀についた血を拭って鞘に収めた。
そのあと男は冷たくなった民家の住人を庭に埋めてやった。
そして庭に散らばっている金品や食料をまとめ
まとめ終わったら男は荷物を持って玄関をでようとした。
その時
ドンッッ
一発の銃声と共に男の左腕に痛みが走る
だが男は動じなかった。
男は荷物を置きゆっくり振り返る。
そこには最初に蹴り飛ばした男が銃を持って立っていた
「この野郎!くたばれ!!」
盗賊が引き金を引く瞬間に男は身をかがめ
二発目の弾丸をかわした。
盗賊が三発目を打つ前にそのまま盗賊の懐に飛び
地面で回って体制を立て直し盗賊の銃を持っている方の手を斬りあげる。
そしてそのまま盗賊に二撃目をくりだす。
腕を切られた盗賊は何がおこったかを理解するのに少し時間がかかった。
もう片方の手で予備の銃を取りだし男に銃口を向ける。
同時だった
男の剣先は盗賊の喉にふれている。
盗賊の銃口は男の眉間についていた。
「・・・・」
少し沈黙があった。
その次の瞬間男の目つきが今までの物とは違う目つきになった。
そして目にもとまらぬ早さで盗賊のもう片方の腕を切り落とす。
その瞬間盗賊は何もできなかった。
両手を失った盗賊はその場に膝まついた。
男はその盗賊にとどめの一太刀を浴びせた。
盗賊は仰向けに倒れる。
男はまた倒れた盗賊の服で刀についた血を拭って鞘に収めた。
その後男は小さなカバンから布から消毒液からだし、銃でうたれた腕を簡単に消毒、止血して、今度こそ民家を出る。
荷物は来るときより三倍近く増えていた。
家から十数歩歩いた時、
ドンッッッ
また一発の銃声が聞こえる
その銃声とともに地面に小さな衝撃が走り男の足もとの地面に穴があく
男は両手を上げて振り返った。
そこにはさっき逃げたはずの盗賊が、見るからに威力の高そうな銃を男に向ける。
銃からのびるねらいを定める赤い光は男の心臓のあたりで止まっている。
完全に銃の間合いだった。
「奪った物を置け」
男は指示に従う。
「何故もどってきたんだ?」
「この銃ならただの剣士には負けるはずがない、それにお前に好き勝手されたままって言うのも腹が立つからな」
「仲間でもつれてきたらいいのに・・」
「そんなことすると俺の取り分が減るじゃないか」
「金に目がくらみすぎだ」
「別にいいだろ、まぁこの間合いだ一発よけても俺のところまではこれない
だから一発で終わらしてやる、動くなよ!」
「嫌だね」
「言うだけなら簡単だ。まぁ無理だろうけどな!!!」
盗賊は引き金に掛かっている指に力を入れる。
ドンッッッ
銃声が轟く
その後地面に倒れたのは盗賊のほうだった。
その盗賊の眉間に穴があいていた。
その時男の手に銃口からは薄い煙がたっている銃があった
「あいにく俺はただの剣士じゃないんでな」
男はそういって銃をしまい地面に置いた荷物を持つ、
「銃声はいつ聞いても不愉快だ・・・」
そういいながら民家を背にに歩き出す。
民家の庭には仲良く三つ並んだ墓標が静かに立ちすくんでいた。
小説「旅2ー前編ー」
<あとがき>
い・・一応出来た小説です
主人公(?)のことは今回一切語らず
皆様の想像にこの話をいろいろ作ってください
また機会があれば続編も書いてみたいと思います
今回は「戦う」みたいな感じになってしまったので
次は笑いあり涙ありロマンチックありの作品にしたい気分です
この作品の感想と
主人公の名前を募集中です!!!!!(ぇ)
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