From Me To You

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小説「旅4ー新たな国へー四」




魔物は向かってくるスイにすかさず鋭い爪でひっかいてきた。スイはその攻撃を刀で受ける。そこで少し競りあいになった。だが魔物の方が力が強く、スイは後ろに吹っ飛ばされた。吹っ飛ばされた先の木にぶつかり声が漏れる。
だがすぐに立ち上がり魔物と向き合う。
「さて、やるか」

そのころたいぶスイと離れた二人と一匹は走り続けていた。
「たった一日一緒にいただけの奴に助けられるとは・・・」
「大丈夫でしょうか?」
「わからへんけどあいつはなかなか強いから逃げてこれるやろ」
「はい・・・」
「あいつは何者なんだ?」
光は紅蓮に向かって話しかけた。紅蓮は素っ気なく走り続ける。

スイと魔物の攻防戦は続いていた。
魔物は長い爪を器用に使いスイの刀を受けてそして攻撃してくる
「くそ、斬れない。。。」
鈍い金属音が響くそしてまた競りあいになった。
魔物は刀を片手で受けていたのでもう片方の手でひっかいてきた。
スイは後ろに飛んでそれをかわし間合いをとったが一瞬でその間合いはつめられ
魔物の強力な前足で胴体を殴られる。魔物の爪が刺さる。その衝撃でスイは後ろの太い木にぶつかる。
殴られた所から血がにじむ。
「くそぉ!」
スイは魔物に目を戻したとき、魔物はスイの目の前にいてさらにきつい一撃を食らわされた。スイの体はぶつかった木にそのままめり込む。立て続けに数発くらわせられスイの体はどんどん木にめり込んでいく、そして10数発くらわしたところで後ろの木が根本から折れスイは吹っ飛ばさた。そしてスイはその折れた木の下敷きになった。それを見て魔物はさっき離れていった人間の臭いを探りながらスイに背を向けその場を離れていく。そこへ魔物の目の前にさっき折れてスイを下敷きにしていた木が目の前に降ってきた。
魔物はすぐに木が飛んできた方を向く、そこには男が立っていた。
「いてぇなぁ・・・てめぇ本当は四足歩行のくせにコラァ・・・・」
スイは頭から血を流していた。スイは刀の先を魔物の方へ向け
「もう、ゆるさん!てめぇはここで潰す!!!」
魔物は雄叫びをあげる


そのころ二人と一匹はまだ走り続けている。
「今なにか聞こえませんでしたか?」
「あぁ、銃声も聞こえるなぁ。お前さんのは銃も使えるんか?」
「わん?」
「銃ってなんだ?だって」
「まぁええわ、今はここの抜けるんや!」
「はい」
二人は走り続ける。そこへここ二日間戦ったことがある魔物が数匹出てきた。
今回のはさっきのよりは小さい
「くそぉここもか・・・」
乱れた息を整えながら二人は武器を持つ。
「どうします?」
「先にいっとけ俺が何とかするから」
「でも。数的に・・」
「ええから、あいつに負けてられへん。行け!!仲間呼ばれてもめんどくさい」
「はい・・」
さくらは振り返らずに走りだした。
「犬!さくらをたのむで」
「ワン!」
紅蓮もさくらの後を追う、それをみて魔物の一匹が紅蓮のほうへ追いかけようとするが
すかさず魔物の足下に弾丸を撃つ。
「はずしたか」
魔物の目標は光に決定された。魔物の数は計3匹。
「いけるんやろか?」
光は少し後悔気味だった。


その少し前
まだスイと魔物の戦闘は続いていた。
相変わらずスイの刀は魔物の爪で受け流されている。
力の差でスイの方が疲れている
「くそぉ・・くそぉ!!」
スイは何度も魔物に向かっていく上段・下段次々に刀を振り回すがすべて受け流される。そしてまた競り合いになる。
(やってられねぇ)
競り合い中にスイは懐から銃をだし魔物の足に弾丸を撃ち込む魔物は声をあげよろける。そのすきに受けられていた爪を外し魔物の胴体に切り込むやっと斬撃が入ったのだった。魔物は倒れずスイから少し離れた。スイの息はすっかり上がっている。魔物は前足を地面につけ四足方向の形になった。
「やっと本気ってか?」
スイはいったん銃をしまい刀を両手でも持ち構える。

魔物は走り出した。さっきの二足方向なんか比べものにならないほどの速さだった。スイも魔物に向かって走り出した。魔物と同じぐらいの速さをもつ。
二人が素早く交差した。スイの体から血が噴き出す。魔物も背中に切り傷がある。
「くそぉ 足一本打ち抜いてもこれかよ・・・・」
魔物に向き直った、その時もう魔物の方はスイに向かって走ってきていた。
スイは銃をだし魔物に発砲する。魔物は小刻みに動き軽々とかわしスイに体当たりをするスイは後ろに数メイトル吹っ飛ばされ、倒れる。起きあがろうと空を見たとき、真上に魔物の姿があった。
そのまま魔物は上にのしかかる、スイを中心に地面に亀裂が走る。
「がっっ・・・く・・・そ・・・・」
スイは魔物の足に刀を走らす。魔物がその攻撃でよろけた所へ蹴りをかまして
魔物を自分の上からどかす。そして立ち上がり魔物と距離をとる
「もぉどうなってもしらんぞ・・・」
スイは銃の弾丸を補充し刀を構える、目が変わる。
魔物はすぐにスイに向き直る斬られた足も何ともないようだった。そして魔物は一度大きな雄叫びを上げる。その後スイにまた向かってくる。
「馬鹿の一つ覚えか?あぁ?」
スイは向かってきた魔物に刀を走らす、が魔物の体に刀がはじかれた。
「い"っっ」
魔物はそのままスイに大きな爪でひっかく、スイの胴体から血柱が上がりその場にくずれる。意識が遠くなる。だがもちこたえて魔物に発砲する。銃口から飛び出した弾丸は魔物にあたるがそれもはじけた。
「くそぉ、なんなんだよこの場に及んで、刀も銃もきかないだと?・・・なんじゃこいつ?・」
魔物は雄叫びを上げる、そしてスイに向く。スイは刀を支えに立ち上がる。
「負けるか・・・」
スイは刀を鞘に納めまっすぐ立つ、魔物はスイに向かってくる。今までで一番早い。魔物がスイの目の前に来た瞬間スイの目が変わる、スイは前に一歩踏みだした。踏み出した足は地面に埋まって小さな亀裂を作った。そして鞘からそのまま魔物がのばしてきた前足を斬りあげる。そして身を低くし魔物の右後ろ足も切り落とす。だが魔物はスイの左肩あたりに噛みつく、スイは魔物を殴り飛ばす。魔物は後ろの大きな木にぶつかりはりつけになる。ーーーその木の幹の太さは幹の周り囲むのに大人五人はいるだろう。ーーー
魔物が顔をあげた瞬間スイが目の前にいた。刀は鞘にしまわれていた。
「・・・・堕ちろ」
スイは目にもとまらぬ速さで鞘から居合い斬りをくらわす。
魔物の体は後ろの大きな木ごとまっぷたつになる。魔物の苦痛の雄叫びがあたりに轟いた。
「御免な・・・」
崩れ落ちる魔物と木を背に刀を鞘にしまう。全身自分の血で真っ赤だった
「さて・・・行くか・・・」
スイは一歩を踏み出そうとしたがその場に倒れこんだ。

小説「旅4ー新たな国へー五」

<あとがき>
こんなのでいいのか?
もっと続きますから今ひとつご辛抱を



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