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From Me To You
小説「旅5ー小さな壁ー」
旅5ー小さな壁ー
外は明るく太陽は高く高くに昇っている。冷たい城壁に風が吹く。
「皆わかっているなぁ先手と後手に別れて。入れ替わりながら戦っていく。無理はするなこの戦いの目的は守ることだ行くぞ!!!」
赤を先頭に先手の兵は城壁の周りを囲む。前方の方から足音が聞こえる。
リズム良くその足音は少しずつ少しずつ近づいてくる。足音が大きくなるその内人影が見えてきた。その影は徐々に大きくなりそして迫ってきた。相手は見たこともない大きな兵器を押していたり弓の整理をしていたり剣や盾などを準備していたり様々だった。
「みんな隣の奴よぉ見ときやそいつが危なくなったら助けあうんや・・・」
相手の国の兵は目と鼻の先に来た。両国自分の武器を手に取る。
両国一歩ずつ前に出る。その歩みは徐々に速くなり雄叫びと共に打ち合いが始まった。
戦力的には赤達の魔法が勝っていた。その戦いは徐々に激しくなる。
「紅蓮・・・中にいてもいいんだぞ」
紅蓮はほんの少し震えていた。
「・・・・わん!」
「・・・・何言ってるかわからんがヤル気はあるな・・・じゃぁいこうか・・・・」
一人と一匹も走り出した。
それからどれくらいたったのだろう・・ほんの数十分だけなのに何日分も戦ったような気がした。
「周りに目をやれ、助け合って戦え!もう戦えないような奴はためらわず壁の中に逃がせ!!!」
赤の叫びが辺りに響く周りの味方はどんどんと減っていく、しかし相手の兵力は少しも変わらなかった。数分後壁の内側に待機していた後手の兵士達が出て来てまた国を守るため戦った。相手国の戦力は大きな兵器がたくさんあった。想像もつかないような武器でそれらにかなりの苦戦を強いられた。合計で1時間半はたっただろうか、辺りには傷だらけの兵とバラバラになっている兵器が辺りに散らかっていた。
スイ達の兵はもう100人以下にまでなっていた。相手国の攻撃はまだまだ続いている。
壁の内側では<白>属性を使う兵達が大急ぎで傷ついた同士を治していた。
どんどんスイ達の兵は少なくなっていく最後はスイと赤と光と紅蓮しか残っていなかった。
「もう・・・少し・・・・もう少しで来る・・・はずだ」
相手国の大砲が火を噴く、巨大な音と共に大きな黒い弾がスイに向かってくるスイは手慣れた手つきで風を起こして跳ね返そうと手をさしのべた。
「風よ・・・・・」
しかし黒い弾はスピードを上げスイに向かってくる。そこで大きな爆発が起こる。
スイはその場に倒れ込んだ。
(風がもう使えない・・・・精神力すら残っていないのか・・・・・)
「赤、光一度戻って回復しろ・・・・・」
「小僧お前もだ!やはり門を開けて全員で戦おうぉ」
「駄目だ!少しなら俺と頑丈な壁で耐えれるさっさといけ」
「死んだら元も子もないぞ!門を開こう!」
「負けたら元も子もないんだよ!!もうすぐ来るはずだ退け!」
「だが・・・・・」
「・・・・・勝つんだろ?」
「・・・・光、退くぞ!!」
「あぁ?何言うてるんや?」
「いいから」
光と赤は門の中へ戻る。正門の前でスイと紅蓮は構える。何千もの敵を前にして一歩も退く気はなくただ構える。敵の攻撃が一旦止むそして各自自分の武器を整備し万全の体制になる。
「紅蓮よぉ・・・・・」
スイはまず紅蓮の首を持ち壁の中に放り込む。そして敵の軍団に向かって一歩ずつ歩んでいく
壁のすぐ内側でたくさんの兵が固唾をのんでいた。
「俺達の傷を先に治してくれないか?」
「赤様?!どうしてここへ?」
「いいから!速く!!」
そこへ紅蓮が上から降ってきた。
「犬・・・・スイはどうしたっ?」
その時壁の外で何発もの銃声や兵器の動く音が鼓膜を激しくふるわした。
壁の中の全員が息をのんだ。紅蓮は堅く閉ざされた正門の前で唸っていた。
この壁すら乗り越えられない自分の弱さに、人間に守られきりの自分の弱さに紅蓮は悔しさのあまりうなり声を上げている。目には涙がたまっている。
「速く俺を治してくれぇ!速く!!」
兵器の音は休まず鳴り続ける
壁の外で一人残ったスイは前から向かってくる何千何万もの小さいのから大きい物の弾丸
が向かってくる。スイはそれを片手の刀で受け流し片手の銃で相手に撃ち返す。
しかしその防御も長くは続かなかった。何発も弾丸をあびるしかしスイは戦い続ける。
壁の内側で紅蓮は唸り続ける
銃声が止んだ。冷たい風が辺りに流れる。紅蓮はその瞬間涙を流し遠吠えをする。
何もできない自分に悔しさを覚える。その瞬間どこからともなく炎が出てきて紅蓮を包む炎の塊となった<それは>空高く舞い上がり壁の外に出ていった。壁の外では大地に倒れている一人の人間とそれを囲むたくさんの敵の人間がいた。<それ>は倒れている人間の元に降りる。敵の人間は異様な物体が降ってきて戸惑い後ずさった。炎に包まれた<それ>はだんだんと形を変えその形は人の形そっくりに変わっていく顔立ちは無駄な程の美顔だった。オレンジの髪が腰よりしたにまで伸びおり。背も高い、190以上はあるだろうか、四肢はオレンジの獣の毛に覆われて体中にまだ炎を纏っている。人の形になった<それ>は倒れている人間に自分が纏っている炎を振りかけた。真っ赤な炎は倒れた人間の体を包みそしてすぐに消えた。倒れていた人間はゆっくりと目を開けた。その人間を<それ>は壁の内側に戻す。
そして何千もの敵の兵の前に立つ、そして纏っている炎を手に溜る。その炎は形を変え<それ>の身長より大きな鎌のような形にとどまり<それ>の腕の中に収まった。
<それ>は<アヌビス>の真の姿だと知ったのはもっと後だった。
<それ>と敵軍の戦いが始まった。数万もの弾丸や矢が飛んでくる。<それ>は片手を前に出しゆっくり手を開く、その瞬間<それ>に向かってきている武器は灰と化した。
<それ>は炎でできた鎌を握り敵軍の塊に向かっていく。鎌を一振りすれば周りの人間や兵器、大地までも灰にする。その戦っている姿は<悪魔>という言葉が一番合う。
壁の中に戻った人間は白属性の兵によって治された。人間はゆっくりと起きあがる。
「スイ!!大丈夫かいな?!今のはなんや?」
「今のは・・紅蓮だ・・・」
「はぁ?あれが?」
「あの感じは紅蓮だ・・・・・休んでばかりいれない・・まだ戦いは続いている」
スイは正門の方へ歩いていく正門の前で振り返り兵に向かって言葉を発する。
「みんな準備しろ・・・援軍が来るぞ」
スイは空を見上げた。空から爆音が聞こえる。それは敵の攻撃とはまた別の音だった。
兵達は空を見上げる。そこには壁の内側にある大きな城程の空中要塞が浮かんでいた。
「空の賊<DOREAMER>参上じゃぁ」
スピーカーを通して男の声が遠くまでこだました。
空中要塞からたくさんの人間が壁の内側に降りてくる。最初に降りてきた男がスイの元にきた。その男は右目に眼帯をして彫りが深い顔をしている。緑の天然パーマがかかった髪が風で揺れる。男は自分の手が見えないほど長い裾の上着を羽織っていた。
「久しぶりだな流浪よ・・・・」
「よぉ~久しぶりだ!」
「あの流浪が国のために戦うなんて思いもしなかったぞ・・・」
「信じられないかもしれないがな・・つい最近に・・・友達ができたんだ。そいつらのためにな!。」
「クククク・・・・いいだろう加勢しよう外にいる奴らを蹴散らせばいいんだろ!」
「あぁ・・・」
「報告します。ただ今援軍が到着しました。そして他の一行も相手国へもうすぐ着くそうです!」
その言葉を聞いて全ての兵がやる気をだし立ち上がった。
「戦闘再開だ!門を開け!全軍進めぇ」
固く閉ざされた門が開き、さっきやってきた賊と兵士達が壁の外に出る。
外では<それ>がまだ戦っていた。100人以上を灰にしていた。
敵軍は挟み撃ちにされているのに気づき焦りだした。兵の数は敵軍を抜いていた。
「赤!ここはまかせるぞ。俺は相手の本拠地へ行かなきゃならんからな、光も来るだろ?」
「おう!」
「と言うことで頼むぜキャプテン!!」
「・・・・・・・乗れ!」
スイと光とキャプテンと呼ばれた男は空の要塞に乗り込んだ。
浮かんでいる要塞に乗り込んでスイが叫ぶ
「紅蓮!!まかせたぞ!」
鎌を振り回していた<それ>はスイを見て口の両端を上げた。
要塞は全速力で相手国<アルバトロス>へ向かった。
残された赤は全ての兵に指示を出す
「やっと希望が見えてきた!このまま勝つ!!逃げる者は深追いするな降伏する奴の命は奪うな!・・・・・行くぞ!!」
兵達の雄叫びが上がった。
小説「旅5ー器ー」
<あとがき>
思いっきり殴り書きですすんでいる
旅5!もうすぐクライマックスっぽいです
というかきちんと内容が書けているのでしょうか?
みなさんついて来れていますか?
文才なくてすいません
もっと短くしたいのですが
無理っぽいです
修行します!
最後にここまで読んでくれてありがとうございます
またおつきあいください 2004年4月24日
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