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From Me To You
小説「旅5ー絶対ー」
「所でなんであれ暴れ出したんや?」
「あの中にいるのは一人だろ・・・刻んでおけば良かった・・・」
「誰のことだぁ?」
「王様だよ・・・ここの・・・」
「眉間を貫いたのにかいな?」
「へぇ~、しかしここまで機械技術が進んでいるとわねぇ」
弾丸の雨は絶え間なく降り続ける
旅5ー絶対ー
それは<アズガルド>の王と光とスイが城を出たときだった。
眉間を打ち抜かれたはずの<アルバトロス>の王オルカは立ち上がった。
「・・・侮ったな・・・・・我は魔法も使えるのだ・・・・」
オルカの穴のあいた眉間から氷に包まれた弾丸が出てきた。その後眉間に回復の魔法をかけた。
「通りすがりの旅人に・・・我の野望を消されてたまるか・・・この城の恐ろしさ・・・・・見せてやろう・・・・」
オルカは自分が倒れていた部屋の壁の一カ所を触った。触ったところはガコンと小さな音がして、少し間が空き城が震えだした。
「全て消し去ってくれる・・・・この城<パンデモニウム>の強さ思い知らせてくれる・・・・・・」
オルカの高笑いが城中に広がる。
「誰が乗ってるかはどうでもいい!止めるぞ!あれ」
「そうだねぇ・・・俺と光は逃げているここの民を護り逃がすから、スイと紅蓮はあのデカブツと好きにやってくれ、すぐに帰ってくるからなぁ」
「んじゃ!いきますか」
スイと紅蓮はロボットの方へ赤と光は悲鳴のする方へそれぞれ動き出した。
弾丸の雨の中その場から動けない人間の前に立ち降ってくる弾丸を魔法と武器で払いのける。
「光!海辺に空飛ぶ船があるからそっちへ誘導しろぉ!止まると死ぬぞ!」
どんどん逃げ遅れた人が誘導されていく。
「紅蓮・・・その姿、格好いいな」
「(+_+)b!」
ロボットに向かいながら少々話をしながら歩く。
「絶対に潰すぞ!」
「わん・・」
スイは刀を抜いた。紅蓮も炎で大鎌をかたどった。そして二手に分かれて走り出す。
「ふはははは・・・燃えろ!消えろ!潰れろ!全てなくなれぇ!!力で支配してくれる」ロボットの中にいるオルカの目にスイと紅蓮が映った。
「また、またあいつか!今度こそやってやるわ!・・・」
スイはロボットの右足に向かって刀を振り落とす。しかしその刀はことごとく跳ね返されスイは尻餅をつく。
「かってぇぇ!なんだこりゃ・・」
スイはすぐ立ち上がり刀を持ち直す。そして風を刀に呼び寄せる。風は刀に集まりまとわりつきオルカの鎧を貫いた風の刀となった。
「テイクオーバー・・・・って技にしよう・・・」
巨大化した刀を再度ロボットの右足に向かって斬る。刀を振り抜けたものの相手には小さな傷がついただけだった。そんなことをしてる間にロボットの弾丸の雨の標的はスイに変わっており弾丸の雨はスイに降り注いだ。スイは刀と風で弾丸を防ぎロボットと距離をとる。
「斬れない・・・・まいったな」
ロボットの左側に向かった紅蓮は大釜を振り回しロボットに攻撃を続ける。
灼熱の炎で少しずつだがロボットを傷つけていくが対して効いていないようだった。
そう思った紅蓮はロボットから絶え間なく放たれる弾丸を潰そうと思い銃口から弾丸が出る瞬間の所を炎で狙って銃口付近で弾丸を爆発させて弾丸を出せなくしていった。
少しずつだが確実に弾丸の数は減っていった。
それを見ていたスイも紅蓮のマネをし次々とロボットの至る所についている銃口を刀と魔法を使って潰していく。
船は逃げ遅れた民家を乗せ安全なところまで行ったり来たりを繰り返している。
「ここは地獄か?」
空飛ぶ船から<アズガルド>の王が<アルバトロス>の今の状況を見て言葉が漏れた。
その姿はまさに地獄、炎の海、弾丸の雨、その真ん中に堂々と立ちはだかる破壊のロボット、そのロボットに立ち向かう者の勝利を願いながら遠くから眺めることしかできなかった。
「心配ない・・・・」
王の後ろから船のキャプテンが声をかける。
「古代の死神と現代の死神のタッグだ・・・・二度と観られない光景だぞ・・・」
「なんじゃと?」
スイと紅蓮は一度ロボットから距離をおいて様子を見ていた。
「あんだけ中で誘爆させているのにまだ全然動いてるな」
弾丸の雨はだいぶ少なくなった。少ししてロボットは本格的に動き出した。
ロボットの標的は<国>ではなくなり<スイ>となったようだった。ロボットはその大きな腕を振り上げスイを殴る。予想以上にその拳は速くスイは刀で拳をさえぎるしかなかった。スイは拳に押されてその体を後ろに飛ばされる。体の浮いたスイに向かってロボットは右手をかざす。一閃、あの海を裂いた青白い光がスイに放たれる。浮いている最中ではよけることも出来ず、刀に風を集め、体に風を纏い衝撃に備えた。一瞬で風の鎧を吹き飛ばされ青白い光を全身にあびてしまった。青白い光はスイの体を通り抜け遙か彼方へと飛んでいった。スイはぐったりして地面に落ちた。次の瞬間遠吠えとともに紅蓮がロボットの首筋のあたりに鎌を突き立てる、しかし鎌がロボットを傷つけることは出来ず。ロボットは首筋にいる紅蓮を左手で鷲掴みにし、真上へと放り投げる。紅蓮についていくように右手も真上へ掲げる。そして、また一閃、紅蓮は向かってくる青白い光に向かって鎌に炎を纏い迎えうった。しかしその行為も虚しく紅蓮も青白い光の餌食となった。そして紅蓮も地面に落ちた。数十秒間の出来事だった。
スイが目を覚ましたのは数分後だった。目の前にはさくらの姿があった。スイはすぐさま立ち上がった。
「で・・・デカブツは?」
「あそこ・・・・」
ロボットはあまりさっきの場所からは動いていなかったが確実に歩いていた。一歩ずつ、一歩ずつ 。
「移動しているのか?あの方角は・・・・アズガルド・・」
「スイ・・・さん・・・アズガルドも壊されちゃうのかな?」
さくらの目には涙がたまっていた。
「・・・・・・俺が・・・止める」
「でも、まだ傷が治ってな」
「俺が止める!!!だから、諦めるなよ。一国の姫だろ?国の代表だろ?そんな人間がもう諦めてどうするんだ!!今・・・止めるから・・・諦めるな」
「うん・・・」
スイはロボットに向かって歩き出そうとする。しかしまだ傷が癒えておらずすぐにうずくまる。
「すぐ治してあげる!」
さくらが白の魔法をスイにたて続けにかける。スイはぎこちないが歩ける程に回復した。しかしまだ全快ではない何度もつまずき転けそうになる、その間にもロボットは進み続ける。
「待てよ・・・まだ、俺が相手だろう・・・」
聞こえるはずもなくロボットは進む。
「待て!!」
スイは銃を構えた。少し前に手に入れた双子の銃が合わさったあの銃を。
たかが銃の弾丸なんか届く距離ではないのにスイはその瞬間何故か弾丸が届くと、あれの動きを止めれると感じて引き金を引いた。
音無き光が一閃、その一閃が通った瞬間遅れて轟音が響き渡る一瞬鼓膜が裂けるかと思わせるほどだった。銃口から飛び出た光はすごいスピードで飛んでいく。スイはその反動で後ろへ吹っ飛ばされボロボロの民家の壁にすごい勢いで衝突し壁を突き破った。一瞬息が詰まった。銃口からでた光はロボットの足に命中した。ロボットの足に大きな風穴を開ける、ロボットの足が折れ、ロボットは体制を崩したのだった。
さくらは吹き飛んだスイの元へ行く。
「スイ・・・さん?」
「痛ってぇぇぇぇぇぇぇ。なんじゃこの銃は?!」
「大丈夫ですか?」
「・・どうだ!止めたぞ・・・」
「はい・・」
「光とかと合流しよう・・・ロボットはもう進めない・・・次こそ潰す・・絶対にやってやる・・・・」
スイは立ち上がり走った。まだ魔法の風を使うまで回復できてはなかった。
ロボットの真下では光と赤が戦っていた。戦法はスイ達と同じまず体中にある銃口を潰していく方法だった。
「どうすれば倒せるかなぁ」
「知らん!!」
ロボットは歩き続ける光や赤など気にもせずに。その瞬間一瞬辺りがまぶしくなったと思ったら次の瞬間大きな爆音と衝撃だった。光と赤はその場に立っているのが精一杯だった。次ぎにロボットを見ればロボットは片足を失い跪いていた。
ロボットに乗っていた<アルバトロス>の王オルカは焦っていた。
(なんなんだ今の衝撃は足がなくなるほどの衝撃だと・・・・こうなれば)
「なんなんだ今のはぁ」
「知らん!」
光と赤が言いあっている。ロボットに眼をやった。ロボットは右手を前にさしだした。
その右腕は見る見る内に音をたてて形態を変えていた。数秒後その右手は大きな大砲のようになった。
「あの光る奴かぁ」
「くそ!あっちは<アズガルド>の方やないか!?」
「違う・・船だ・・・」
ロボットの右手の先は空の船だった。
「キャプテンあれロックオンされてますよ!」
ロボットのやることを想像ついて慌ただしくなっていた。
「アール!!かわせ!取り舵だ!!」
キャプテンの声が響く
船はゆっくりと右の方へ動く、船の動きと同様にロボットの手が光をためていくそして手先から光が放たれる。
「間に合わねぇ!」
ロボットから光が放たれる瞬間船とロボットの間にスイが入って双子の銃を放つ銃口から出る光とロボットから出る光が交わる、しかし相殺出来ずロボットの方の光がまだ残っていた。
「クッソ!!」
スイは悔しそうに舌打ちをしながら地面に降りる。ロボットの光の欠片が船へと向かう
このままではぶつかる。その時船を何かがぶつかったその衝撃で光からよけることが出来た。それは紅蓮だった。紅蓮は船を光から避けさしたが光に直撃した。その後紅蓮は地面に落ちた。
「良くやった紅蓮・・・今こそ落としてやる・・・絶対!!」
スイはロボットの頭の位置まで飛び上がって双子の銃口をロボットの頭に向け引き金を引いた。
小説「旅5ー静かに眠るー」
<あっと~>(あとがきの略)
お疲れさまです
もぉ~さっさと終わらせてやろうの小説です
もっと他のジャンルも書いていきたいんで
さっさとちゃっちゃと終わらして
どんどん更新していきましょうと思ってます。はい!
<2004年10月5日>
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