From Me To You

From Me To You

短編小説「DOREAMERー前編」



何のへんぴもない山奥の村に少年はいた。10歳くらいだろうかまだ幼い顔つきだった。
少年はこの村が好きだった。東と南は山に囲まれ北には海が広がり西にはただ広い大陸があった。少年達の格好の遊び場はいろんな所にある。今日はたまたま少年は草原で昼寝をしていた。それは偶然だけど運命だったのだろう。

「DOREAMER」

少年「アール」はあくびをかみ殺した。空を見上げ雲の数を数えて眠気を出す。
その時足音が聞こえた気がしたからアールは頭を上げた。アールのすぐそばにすらしとした大きな男が立っている。緑のロングコートにこれでもかってぐらいベルトを巻いている。そのコートは腕の裾が長く男の手は見えず、もう少しで地面をするくらいだった。髪緑色で天然パーマがかかっているようだった。その髪型は風で揺れ、まるで緑の炎を連想させた。左目には眼帯をしていた。アールと男は目があった。
「・・・・・・」「・・・・・・」
「Zzzz・・・・・」
「明らかにタヌキ寝入だろ!」
男はツッコミを入れるとそのツッコミで力を使い果たしたようにその場に倒れた。
アールは男を引っ張りながら村に帰る。
「僕のボケで倒したぞぉ~」
「なにやってんの!」
はしゃぎ回るアールに姉の「ラクス」の怒りの鉄拳が入る。
「痛ってぇぇぇ~」
村中に笑いが流れた。

夕方、男の豪快な食事が行われていた。長すぎる裾をまくりもせず器用に食事をしてる。男は綺麗な景色を探して気ままに旅をしていてお腹が空いて倒れたらしい
「ふぅ・・・ごちそうさまでした・・・」
アールは姉と二人暮らしだった。親は二人で冒険へ行くというなんとも親の風上にもおけない奴らだった。男はこの日アールの家に泊まることになった。いつのまにかアールは男になついていた。

次の日外でアールは男に村を紹介した。男はすれ違う子供達に「アールにやられた人だ!」なんて言われたりした。男はこの村が気に入ったからと言って何故かアールの家の居候になった。男は少々無愛想なところもあったがいっしょにいたアールのおかげで村に馴染めたのだった。男は自分の名前は何故か誰にも言わなかった。なので「ナナシ」よ呼ばれた。

数日が経った。

ナナシとアールは森で今日の晩ご飯にと山菜やキノコを取っていた。
「なぁナナシ!なんでそんなに裾長いんだ?飯食いにくいだろし寝るときもそんな格好だし」
「・・・ん?・・・俺の手は大事なんだよ・・・自分の夢をつかむための手だからな・・」「はぁ?」

次の日
草原でアールとナナシは昼寝をしていた。
その時村の危険を知らせる鐘が鳴った。その鐘で飛び起きたアールはナナシを起こして村に急いで帰った。
村人の男は武器を持ち北の海岸に集まっていた。
「姉ちゃん、なにかあったの?」
アールとまだ眠たそうなナナシがラクスの前に寄る。
「か・・・海賊がこっちに来てるの、最近いろんな所を荒らし回っている<ドリーマー>って海賊だって」
「なんだとぉ」

短編小説「DOREAMERー中編」

<あとがき>
なんだこれ?
さぁ~なんでしょう
いやいやなんでしょうかね?わかる人はわかるはずこの話は何なのか
この作品は何かに繋がってます。そうなにかに
2004年8月28日

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