From Me To You

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短編小説「DOREAMERー中編」



一時間後村の目の前まで海賊船が押し寄せてきた。海賊船からはキャプテンらしき人物が出てきた。
「か・・海賊の<ドリーマー>と見えますこの村になんの御用でしょうか?」
村を代表し村長が話をする。
「金目のものと食料をありったけこの船に貢げ」
「す・・すべてですか?」
「別に取りに行ってもいいけどな」
「は・・・はいわかりましたしかし明日まで待ってもらえないでしょうか?」
「いいぜ別に、うちのクルーは疲れてるしな無駄な争いも好まねぇしな。きげんは明日の夜が明ける時刻だからな」
「はい」
村人の見張りを2人ほど残し村長達は一度村へ帰った。その日会議が行われていた。
「皆のものよいな、全て受け渡すぞ。海も山もこの近くにはある餓死することはない」
満場一致の決断だった。
「海賊はそんな生ぬるいことはしないぞ・・・・・・」
静かにナナシが口を開いた。
「どういうことですか?」
「海賊にそんなことをしたって・・・・無駄さ・・かならず襲ってくる。ただ荷物を運ぶのがめんどうなだけなんだ・・・・」
「しかし・・・ここには戦う道具もない、なんせ相手は<ドリーマー>ですぞ」
「・・・・・・」
ナナシは黙ってアールの家に帰りさっさとベットに入った。

夜はふけた海賊船では笑い声が聞こえる。
「しかし、いい仕事だよなぁ」
「あぁ・・俺らは全然ひよっこの新人なのにな、まったく我ながら頭がいい」
その時外で叫び声が上がる。船から海賊達が外に出る。そこには数人倒れている。海賊の一味とその真ん中に立つナナシがいた。コートに巻いていたベルトは何故か長い腕の裾から出ていた。
「なんだてめぇ?」
「てめぇらこそ・・・なんだ?・・」
「俺達は海賊ドリーマーだっつてんだろ!」
「・・・ドリーマーなんて言うのはもうこの海からいないだろ?・・・・」
「何?」
「てめぇら・・・偽物だろ?・・・・」
「んな!てめぇはいったい」
「ん・・お前はなりすます相手の顔も知らないのか?・・・・」
「まさか・・・・」
海賊達は武器を取った。そして一斉に襲いかかろうとした。がナナシは手に持っていたベルトを鞭のように使い海賊の武器をすべて振り落とした。
「長い鞭の武器、長い裾、まさか・・・」
「もう・・何もしゃべるな・・・・」


夜が明けた。

村人は全員総出で村の食料金品を海賊船がある海岸に運んだ。そこで見たものはボロボロにった船とボロボロの海賊達の山とその頂点で座っているナナシだった。
「ナナシさん・・こりゃいったい・・・」
「・・・?こいつらドリーマーじゃなかったから・・・」
「な・・・ん・で・・本物のドリー・・マー・・・がここに・・・・」
その時気絶している海賊のうわごとが聞こえた。
「ぇ?・・・ナナシさんあんたいったい」
その時遥か上の雲の隙間から空飛ぶ船が突然現れた。その船は大きな音を立てながら海に浮かぶ海賊船の残骸の隣に降りてきた。村人は唖然とし何も言えずその光景を見ていた。「きゃーーぷてぇぇぇん、こんな所におったんかい!」
「よう・・ポール、良く来たな・・・ここ、目的地の奴いるだろ?・・」
船は大きく開きそこから二人の人間が降りてきた。それはアールの両親だった。
「母さん!父さん!」
アールとラクスが両親に抱きつく。村人達にはなにが起こってるのかさっぱりだった。
その日は一応村の危機を救ってくれたナナシのためにと久しぶりに帰ってきたアールの両親の為に村の小さな祭りが始まった。
アールの両親によるとこのドリーマーという賊は夢を叶えてくる船で夢を叶えるまでは仲間になるすおいった賊らしいのだった

短編小説「DOREAMERー後編」

<あとがき>
短く乱切りにさばいているこの作品
何の話かこの時点でわかった方は
もうこのHPの常連さんです神様です
2004年8月28日

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