From Me To You

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短編小説「DOREAMERー後編」



次の日

ナナシはもう村を出ることになっていた。みんなで見送りをするため海岸へ向かった。
「あっキャプテンもう出発か?」
「あぁ!そうだ・・・」
「自分だけうまいもん食いやがって」
「愚痴なら後できいてやる・・・・・・」
「ナナシさんあんたらはいったい?」
「海から離れた空の賊<DOREAMER>さ」
「てめぇが言うなポール・・・・・」
「キャプテン・・・」
昨日村に帰ってきたアールの親が話しかけた。
「おぉ・・・ここでお別れだ・・・夢は叶えた・・・」
ナナシはあの長ったらしい裾から手を出した。その時アールは最近聞いたナナシの言葉を思い出していた。夢をつかむ為の手・・・・・
「あと、・・有難うな・・・アール・・・」
アールの両親二人と握手を交わし最後にそう言ってナナシは船に乗り込もうとした。
「待て!ナナシ!聞いたぞ!ドリーマーのこと!夢を叶えてくれる船なんだろ?夢が叶ったらそこで船を下りる。夢を持つものなら誰でも入れる海賊だろ!」
「だから・・・・何だ・・・・」
「僕は世界を観たいんだ。そしていつかナナシみたいになりたいんだ」
「だから・・・・?」
「船に乗せてくれ!!」
「ちょっとアール!何言ってるの!」
ラクスの怒鳴り声が聞こえた。
ナナシは振り向いてアールの家族の顔を見た。いいのか?と言うようなそんな目で。
アールも家族を見た、その目は希望に満ちていた。そんな目を見てしまうとラクスはもう何も言えなかった。両親も同じだった。
「誓うか・・・・?」
「ん?」
「自分の夢を誓え・・・・」
「・・・世界中を見てナナシみたいな男になる!」
「無茶苦茶な・・・・」
ナナシは歩き出した。
「行ってきます!」
「いってらっしゃい」
両親は笑顔で見送る。
「絶対帰ってきなよ」
「おうよ!」
「いってらっしゃい・・・・」
小さくラクスも言葉を発する。その言葉を聞きアールはナナシの後を追う。
「蛙の子は蛙・・・・だな」
船は空に浮かび遙か彼方に消えていった。



3年後



「なぁポール!何でこの船は空に浮かぶようになったん?」
「うん~?昔はな俺らも海で暴れまくってたよ悪いことしまくってたな、でもなある日船に子供が乗り込んできてさ、暴れまくったのよ<おもしろくねぇこといてんじゃねぇ>ってさ、んで船はボロボロになった。でもあいつはその時何かかわってな今までにない賊を造ったんだ。それが始まりでさ。こんなシステムに何でなったかはしらないけど」
「ふぅ~~ん」
「ん?通信だ・・・・・・・・・・・・・・・おい!!ちょっとキャプテン呼べ!<流浪>から連絡だって言えば分かる」
「誰だよ?」
「さっき言った前の船で暴れた奴よ!」
「ぇ?」
「キャプテン!ある国から連絡が入ってるぞ。流浪って奴知ってるか?」
「流浪?・・・・・・繋げ!」

空飛ぶ船は今日も夢を叶える

<あとがき>
お疲れです。今日一日中小説書いてましたね
短編小説を二つ合計5つ分のページも・・・・
なんて暇人なんだ・・・
それはさておき
なんかわかりません?
そうです!この作品は「旅」の外伝みたいなもんです
え?「旅」を読んでいない?
なんてこった・・・・そりゃおもしろくないけどさぁ・・・・
まぁそんなことよりここまで読んでくれただけで充分です
2004年8月28日

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