DOLCE VITA

DOLCE VITA

コート・ダジュール

コートダジュール
Roquebrune

高校生の頃に”悲しみよこんにちは”という古い映画を見ました。
その頃の私にはとても鮮烈な映画で、その後この映画の原作者サガンの作品を
次々と読みました。この映画を見てから舞台になった南仏にずっと憧れていましたが
初めて訪れたのはそれから8年後、それ以来娘が生まれるまで毎年必ず
訪れていました。コート・ダ・ジュールはやはり、とても美しい所でした。

*CANNE カンヌ*

カンヌ

一番多く滞在した所です。カンヌは町がコンパクトでリーズナブルなホテルも多く
ここを起点にすると何処へ行くのも便利でした。カンヌの沖にレラン諸島という
小島がありますが、とても美しくのどかな島です。
大きい方の島はサント・マルグリット島。
ここにはあの鉄仮面が幽閉されていたという城砦Fortが残っています。
他にこれといって何もない島ですが、人も少なくのどかで
対岸のカンヌの賑わいが嘘のようです。

カンヌ

小さい方のサン・トノラ島は修道院の島。かなり立派な修道院でラベンダーなどの
栽培をしていて、ここで作られたラベンダーのエッセンスや蜂蜜なども売っています。
周辺にはラベンダー畑もあって、とてもきれいでした。
島の南側に要塞修道院Monastere Fortifieが海に突き出すように建っていて
素晴らしい景観でした。海もとてもきれいです!
修道院の島なので、いいのかなと思ったのですが海水浴を
楽しむ人たちもいました。カンヌの旧港から15分位で行けます。
サン・ラファエルなどからも船が出ています。

カンヌ

そういえば、ダイアナ妃がパリで亡くなった時もカンヌにいた時でした。
朝、起きてTVをつけたら、全部のチャンネルがそのニュースでした。
前日までパリにいたので、とてもびっくりしました。
その前日にパリからのTGVで護送にも遭遇して驚きました。
乗車してしばらくしたら、警官が沢山乗ってきたので、あれ~と思っていたら
なんとその中に手錠をされた男が1人いて、しかも私たちの真後ろに座りました。
それまで、スペイン人の男の子たちが記念撮影したりと和やかなムードだった車内は
一変して緊迫ムードになってしまいました。さすがに真後ろに座れると、いくら警官が
一緒だからといっても”平気なのかな~”とか思っていると車掌さんがやってきて
その護送の一団は別の車両に移動していきました。結局、その犯罪者はカンヌで
降ろされていましたが、一体、何の犯罪をした人なのかは不明です。

カンヌに行くと必ず1日はビーチで過ごしました。
パブリックもありますが、有料ビーチは半日で確か1000円程度の値段で
チェアとパラソルが使えて、飲み物も運んでくれるし(別料金だけど)
お腹が空けばレストランもあるし、とても便利なのでいつもそちらを
利用していました。
夕食はいつもアンティーブ通りをシュヴァリエ山方面に歩いていくと
途中からR.Felix Faureという道に名前が変わるのですが
その通りにずらっとレストランが並んでいるので、便利でもっぱらそこで
食べていました。結構、お手頃価格です。

私たちが利用したカンヌのホテル

ATLANTIS HOTEL
4,rue du 24 Aout 06400 CANNE Tel.(33)93 39 18 72 Fax.(33)93 68 37 65
1泊朝食込みで\7500程度(2名)
アンティーブ通りからすぐ、駅も近い。

HOTEL CORONA
55,rue d'Antibes 06400 CANNE Tel.04 93 39 69 85 Fax.04 93 99 09 69
1泊朝食込みで\8500程度(2名)
アンティーブ通りに面したホテルでおじさんがとても親切だった。





*NICE ニース*

ニース

ニースは街が結構大きいので、カンヌと比べるとちょっと不便な感じがしました。
行ってみて驚いたのは、ニースが石の浜だった事です。
波が打ち寄せるたびにガラガラとすごい音がしていていました。
最もニースらしい景色を楽しめるのが、Chateauのある丘の上の展望台で
天使の湾が一望できます。旧市街周辺に泊まるのがレストランも多いし
便利かも...ただし、駅まではちょっとあります。
ニースのバスターミナルからはエズやモナコなどへのバスが沢山出ていて
便利です。このバス、馴染みになると家の真ん前で降ろしてくれる様でした(笑)

私たちが泊まったニースのホテル



*Villefranche ヴィルフランシュ*

ヴィルフランシュ

ニースのすぐお隣の小さな街。港にはジャン・コクトーの手掛けた
サン・ピエール礼拝堂があります。こじんまりとした他に特に何もない所ですが
お勧めの宿泊地です。交通は列車の駅もありますし、バスがあるので結構便利でした。
私たちは街の背後の崖の上にあるホテルに泊まりましたが、部屋は普通ですが
(かなり広めでした)バルコニーからの眺めが最高でした!
ヴィルフランシュの街とキャップ・フェラが一望でした。
このホテルはバスの通る道路に面した崖の上にあったのでバス停も近くて
何処かへ行くのもとても便利でした。

コートダジュール

ヴィルフランシュでは、とても体調不良になりフランスで初めて薬を買いました。
薬以外のもなら行く度に薬局で買い物をしていましたが
フランスでは処方箋がないと簡単な薬以外は買えないと聞いていたので
薬は毎回、沢山持って行っていました。もともと丈夫で今まで旅行中に
体調が悪くなるなどという事はなかったので、ほとんどそれさえ使わない事が
多かったのですが、この時ばかりはちょっと違って、日本から持っていった
薬全部飲んでも直りませんでした。特に動けない程ではなかったので
そのまま旅行していましたが、一向に元には戻らず、薬も底を尽きました。
旅行の最初のシチリア・リパリは熱波で異様に暑かったので、水分ばかり採りすぎ
加えて毎日の過食でとうとう頑丈な私の胃腸も壊れたのだと思います。
夫も全く同じ症状でした。薬がなく仕方がないので、ヴィルフランシュに着いてから
早速、薬局へ薬を買いに行きました。薬局の女性はとても親切で
症状をなんとか説明すると、すぐに薬を持ってきて飲み方を説明してくれました。
1つは下痢止め、1つは抗生物質のような薬でホテルに戻って
早速飲むと、なんとあんなに薬を飲んでも治らなかったのに1回でピタリと
治ってしまいました。これは、凄い!夫もその後飲みましたが
(私は毒見役?)やはり、すぐに治りました。
海外での体調不良は現地の薬がいいのかも...と思いました。

私たちの泊まったホテル

HOTEL VERSAILLES
7,bd Princesse Grace de Monaco 06230 Villefranche sur Mer
Tel.(33)04 93 018 956 Fax.(33)04 93 019 748
1泊朝食込みトリプルで\19000程度(3名)
とにかく眺めのいいホテルです。レストランもあります。

*Cap Ferrat フェラ岬*

キャップ・フェラ
エフリュッシ・ド・ロトシルド美術館があって、建物も素晴らしいし
景色も良いのでお勧めです。あのロスチャイルド家の別荘で財力の凄さが
伺えます。建物まるごと美術品という感じでした。
ヴィルフランシュからバスでPont St.Jeanまで行き、そこから歩いて
20分くらい。歩くの嫌な場合はバスもありますが本数は少なめです。
この他にフェラ岬には動物園などもあるようです。

*Eze エズ*
コートダジュール

ここを初めて訪れたのは1994年。次に訪れたのは4年後だった。
4年の間に訪れる人の数は膨大に増えたようで、村の入り口には
バスの駐車場が出来ていたりしたし、村のある崖下のSNCFの駅からも
バスが出るようになったらしい。
ここに初めて来た時は村の頂上にある熱帯植物園からの眺望に思わず
歓声をあげてしまった。テラコッタ色の屋根、青い空と紺碧の海。
まさにコートダジュールという風景です。
この村にある有名な2つのホテルのひとつChateau Ezaのテラスで
お茶しながら眺めるのも◎です。
このホテルは村の入り口にロバがいる小屋があって、宿泊客の荷物を
ロバが運んでくれるみたいです。階段が多いのでロバなんでしょうけど
残念ながら、実際に運んでいる所は見た事がありません。

コートダジュール
Chemin de Nietzsche ニーチェの道(右上・右下)

最初に訪れた時、ニースからバスで来て、また同じバスで帰るつもり
だったのですが、ちょうどバスが行ったばかりでした。
次のバスまではかなり時間があったので、あの地球の○き○のガイドブックに
書いてあった"ニーチェの道"を下ってSNCFの駅まで降りようと思いました。
ちなみにガイドブックには駅まで登りで(!)45分と書いてあり
村の入り口のインフォメーションで尋ねたら、駅まで"シックスティーンミニッツ"と
教えてくれた。決してsixtyではなくsixteenと言った!
ところが、村から少し下までは階段らしきものがあったけど
程なくすぐに山道になりとてもじゃないけど、16分でも45分でも
麓まで着かなかった。しかも下から登ってきた人に途中で会ったけど
トレッキングのような格好をしていた。
結局、駅までは下りで1時間はゆうに超える時間が掛かった。
暑かったので、下りと言えどかなり辛かったけど、あの道から見た
地中海は本当に美しかった!!
但し、この時一緒に行った両親と夫に随分と責められたけど(笑)
ちなみに例のガイドブックはこの後ニーチェの道は山道で女性の一人歩きは
お勧めできないと言う事と所要1時間以上と記載が訂正されていた(笑)
きっと、私の他にも騙された人がいたのね~。

*Manton マントン*

コートダジュール

マントンはイタリアとの国境の街。美しくて気さくな雰囲気の街です。
マントンにはSNCFの駅が2つあってイタリア方面から来ると
最初がManton-Garavan、そして次がMantonなので降り間違えにご注意下さい。
私はこの時はイタリアのサン・レモに泊まっていたので、イタリア方面からの
列車に乗っていて見事にManton-Garavanで降りてしまいました。
こちらで降りると旧市街までかなり歩きます。
ただ、この道から見たマントンの街の姿が美しいので、間違えて良かったかも...

*Roquebrune ロクブリュヌ*

コートダジュール

Ezeと同じように地中海を見下ろす断崖の上にある村で、こちらは
訪れる人も少なくて、ひっそりとした雰囲気の素敵な村。
取り立てて何もないけれど、村の頂上の城跡からの眺めは絶景!(画像左上・左下)
ガイドブックなどによく使われているコートダジュールの写真は
ここからの眺めです。
アクセスはマントンの駅の近くのバスターミナルからニース行きのバスに乗って
途中の山の上の道路でバスを乗り換える。
この乗り換え場所がよくわからないのだけど、乗る時に運転手さんに
Roquebrune-Villageと言っておくと、教えてくれます。
万が一、分からなくても景色を見ていると頭上に村が見えてくるので
そこで降りて、15分か20分くらい石段を登っていけば村に到着。(画像右上)
帰りは村の入り口から(多分、Roquebrune)の駅までバスが出ています。
モナコやニースなどへいく場合は先ほど乗り換えた山の上の道路で降りれば
その方面のバスがあります。
実はここは帰ってきてから夫の知人のシェフが働いていた村だと判明。
その人曰く、"あんなところに日本人来ないよ。"だそうです。
でも、まるで中世に迷い込んだような村と素晴らしい絶景は行く価値大です。






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