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首都圏で行ったことのある地域のうち「住みたい街」はどこか?を評論家の三浦展さんが、1都3県の1500人を対象に調べ、新著にまとめたそうだ。107地域のなかで、女性は年齢にかかわらず「横浜みなとみらい」が首位。男性は20代は「渋谷」30代「秋葉原」40代「鎌倉」と世代で異なった。 「年収や学歴、雇用形態、交際相手の有無なども聞いているところが従来の調査と違う」と三浦さん。う~ん、分かってないな~皆さん!と私はついつい独り言。そりゃあ、横浜みなとみらいも鎌倉も遊びに行ったらイイとこ沢山あるよ。でも、生活となったら、私が住んでる「秦野」だって負けてないよと思います。まず、東京から電車で一時間、神奈川県で車のプレートだって「湘南ナンバー」街の中にはきれいな川が流れ、丹沢の山が近いから伏流水が豊富(名水百選30周年記念の第一位は秦野のおいしい水。なんたって環境庁の「全国名水百選」にも選ばれているんだもん)鶴巻温泉はある、富士山だって窓から見える、物価は安い(ウチは秦野値段と言ってます)気候は温暖‥東京や横浜に台風が来ても、大雪が降っても、秦野に降ることは稀と言っていいくらい。それに私が住んでいる団地は地震でもほとんど揺れないの‥これは団地が岩盤の高台に建っていて、一番端っこには秦野で唯一の前方後円墳があるんです(高台そのものが七世紀ごろ造られた横穴式古墳群)昔の人は安全な場所をよく知っていたのね。だから地震には強いです。いざとなったら近くの井戸から貰い水しようかな~。そして介護が必要となったら、訪問ドクター、ナースさん、ヘルパーさん、リハビリの専門家、マッサージスタッフさん、みんな自宅に来てくれるし、毎日、秦野のお母ちゃんたちが美味しいご飯を作ってくれるし、これでウチの彼がずっと元気でいてくれたらもういうことない人生です。写真は、毎日、スーパーの買い物に出掛けるときに見る景色。こんなきれいな里山の風景を日常的に眺めるだけでも、秦野に引っ越して良かったなと思います。それに、湘南の海は近いし、車で40分も走れば箱根です。 だから芦ノ湖周辺は一番身近なドライブコース。 日帰り温泉もたくさんあるし、我が家の奥座敷といったところでしょうか。ねっ、秦野には欲しいものはみんなある!ってホントでしょ。 ちなみに、ベスト20は次の通りです。1 横浜みなとみらい(神奈川)2 鎌倉(神奈川)3 吉祥寺4 恵比寿、代官山、中目黒5 表参道、青山、原宿6 池袋7 新宿、千葉、幕張、稲毛(千葉)9 秋葉原、水道橋、飯田橋、春日、白山10 二子玉川11 渋谷12 浅草13 品川14 大宮(埼玉)15 下北沢、武蔵小杉、川崎(神奈川)18 御茶ノ水、神保町19 上野、御徒町20 自由が丘、大船、藤沢、辻堂、江ノ島、茅ケ崎、平塚(神奈川)
2016年12月27日
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秦野は、駅の近くの住宅街を歩くだけでも「水汲み場」に出会えます .。.:*名水百選30周年記念「名水百選」選抜総選挙 結果発表 *:.。. 環境省では、昭和60年3月の「名水百選」の選定から30周年を記念して、先月、国民参加型の人気投票を行ったそうです。そうしたら、「おいしさがすばらしい名水」部門で、なんと、我が町・秦野市が選ばれました!●第1位「おいしい秦野の水~丹沢の雫~ /秦野盆地湧水群」神奈川県秦野市以下、第2位 「わかさ瓜割の水/瓜割の滝」福井県若狭町 第3位 「大雪旭岳源水/大雪旭岳源水」北海道東川町 第4位 「月山自然水/月山山麓湧水群」山形県西川町 第5位 「清流 長良川の雫/長良川(中流域)」岐阜県岐阜市 ちなみに、「おいしさがすばらしい名水」の他には「観光地としてすばらしい名水」、「景観がすばらしい名水」、「秘境地としてすばらしい名水」と四つの部門で選んだそうです。でも、口に入る水だからね〜やっぱり普段使いが出来る、安全で旨いが一番だと思います。おまけに秦野は水道代が安い、ウチの場合、ひと月千円もかからないのよ。ね、秦野には「欲しいものはみんなある」ってホントでしょ?
2016年04月03日
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今年のお正月は、どこにも行かなかったけれど、それでも年越しそば(にしんそば)からお雑煮まで食べて、紅白歌合戦をチラッと見たり、録画しておいたXOIだいまおコラボをリピしたり、年賀状をポストに取りに行ったり、年末ジャンボ宝くじが当たったらどうしようかと二人で使い道を考えたり(かすりもしなかったけど‥)我が家にしたら正しい日本のお正月でした。お年始回りで、わさびや茶園の山口さんがウチを訪問して下さって緑茶を頂きましたので、七草がゆで胃を休める日は美味しい緑茶をゆっくり淹れようと思います。そろそろ胃も心も通常運転に戻さなくちゃ‥そんなこんなで【どんなもんだい秦野シティ 】2015年もよろしくね〜☆わさびや茶園さんのほっこりするお茶はこちらです・秦野特産 丹沢銘茶「霧がかり」・秦野特産 丹沢銘茶「こもかけ」・秦野特産 和紅茶・「丹沢ゴッド・オブ・マウンテン」・秦野のお菓子『丹沢おろし』・みんなの笑顔をつないで『はだのドーナツ』(らっかせい・さくら・いちご・小麦)すべて秦野産
2015年01月06日
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リミンからの年賀状【迎春】団地にある小学校から望む富士山(ウチの号棟が見えます) 皆さま あけましておめでとうございます春はまだかな綱引き大会!長野と静岡の県境は、近くの兵越峠(ヒョウコシトウゲ)の頂上が丁度、ど真ん中に当たるんですって。そこで、毎年春に、長野県と静岡県が領地を賭けて、兵越峠で「綱引き」をやるそうなんです。綱引きに勝った県は領地が三尺(約1m)増えるという訳。だから、毎年「杭」を打ち直し、領地を取ったり取られたり!三尺の攻防戦が続いているそうです。で、海の無い長野県、いつか静岡を追い詰めて、海のある県になるのが悲願だそうです。2015年、平和な年になることを祈願して、皆さま、今年もよろしくお願いします。
2015年01月01日
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ウチの団地にある小学校の放課後桜ひらひら、里山の春です。と、思ったら、桜の開花が始まってすぐ雨模様。この時期の雨は「花起こしの雨」(はなおこしのあめ)と云われるそうです。日本語には季節を表す綺麗な言葉がたくさんありますね‥。「桜」ひとつとっても、「花曇」(はなぐもり)や満開になってつらなった雲のような「花の雲」(はなのくも)といった、目に浮かぶような風情の言葉が沢山あり、思わず心ときめきます。「花明かり」を楽しんでいると、あらあら、生憎の雨。花見の頃に降る雨は特別に「桜雨」(さくらあめ)と云われます。それにしても、花の雪(はなのゆき)や零れ桜(こぼれざくら)の散る桜を愛でたり、桜流し(さくらながし) のように雨に散った花びらが流れていく様子まで愛惜しんだり最後の最後まで愛される「さくら」は、やはり日本の心なのでしょう。団地の小学校 桜の木 撮影:漆原和美
2014年04月05日
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国産の紅茶「和紅茶」が静かなるブームらしい!?ときどき自然食品のお店などでよく見かける国産の紅茶‥『和紅茶』が、東京ミッドタウンの『虎屋菓寮』で人気を呼んでいる。ここの店は和紅茶専門のカリスマブレンダー・岡本啓さんのブレンドで味わえるという。和紅茶とは「日本で育った茶の樹を使い、日本で紅茶に加工された紅茶」を指すそうです。土地の気候や風土で育まれた『和紅茶』は和菓子や和食にも合うのが特徴です。全般的に日本で作られた紅茶は、日本の気候風土の影響を受け育つため、独自の味わいがあります。「渋みが少ない」「うま味を感じる」の特徴があるみたい。●さて、この『和紅茶』ですが、なんと秦野でも作っているんですよ。私のブログでもお馴染みの山口さん(わさびや茶園)は、神奈川県内の茶農家でただ1人、紅茶を作っています。秦野の水や、和菓子に良く合い、そのままでほのかに甘みがあり、ミルクや砂糖なしでも美味しい。私はストレートで愛飲しています。と言う訳で、今、和紅茶が秘かなマイブームなっています。秦野・わさびや茶園の和紅茶『ゴット・オブ・ マウンテン』は、秦野ブランドに指定されています。和紅茶と和菓子で、しみじみ秋のティータイムはいかがですか。
2013年09月30日
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今日は秦野の火祭り、我が家から徒歩5分の氏神サマ「健速神社」(タテハヤジンジャ)の「火渡りみこし」でございます。というわけで、本日の記事は2006年に取材したものを多少編集を加えてあります。ご了承下さいませ。●祭り太鼓が、地響きのように轟きわたる。期待は、いやがおうにも高まって‥静まりかえっていた神社の境内も今夜は、燃え盛る火が、天空を突き上げて‥道の両側に、神輿を迎える「迎え火」が燃える!男たちは、火を蹴散らして神輿を担ぎ、熱気と激しい太鼓の音に場内は昂奮に包まれた! 祭りの太鼓打ちは加速して、怒涛のような歓声と白煙の中、火の粉が舞い、祭りはクライマックスを迎えます!「火」というのは不思議です。見つめていると、身体の芯から何かが突き上げて、叫びだしそうな衝動に駆られます‥はるか太古の昔から、人類は、燃え盛る炎の中に、見えざる者への畏敬の念を感じ取り、跪き、そして祈ります。吹き出す汗と共に、悲しみ、苦しみ、憎しみ、怒り、慟哭、全ての負の感情を吐き出したのかも‥。そのせいなのでしょうか、火祭りの終わった後というのは、なぜか、スッキリ身体が軽くなる気がします。滝のように流れ落ちる汗と共に、百八つの煩悩が自分の中から抜け落ちてしまうのかもしれません。心地よい疲労と、祭りの後の脱力感。汗をぬぐいながら歩く私たちの頭上から、月が、夜道を照らし‥火祭りの夜は更けて行くのです。
2013年09月08日
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私の暮らす団地下の水田風景田植えが終わった田圃の水面は、里山の情景と一緒に、人が紡ぐ暮らしも映しているようだ。遠くから聞こえるような気がするヘリコプターの音に耳を澄ましてみるけれど、風の音しか聞こえない‥。子供がいる町内の風景はなんとなく和みます。団地の広場は、放課後に寄り道して遊ぶ場所なんだけど、ここに暮らす人たちの近道にもなっている。挨拶し合って立ち話し、ベランダから洗濯ものを取り込む気配がして‥そろそろおウチに帰る時間だね。お母さんの作るご飯が待っているよ。
2013年06月11日
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日本を代表する伝統芸能の殿堂「新歌舞伎座」その舞台や花道に使われているのが、樹齢100年を超える秦野産の檜です。初代歌舞伎座の開場が明治22年、その頃に植えられた秦野の檜。昨年、伐採許可が下りたばかりの木が、木材となって東京の新名所・新歌舞伎座へ‥これも一つの出会いでしょうね。新歌舞伎座の新しい舞台と花道(写真:松竹株式会社)文字通りの「檜舞台」で、秦野産の檜が、今後、何十年にも渡って役者の演技を支え続けることになると思うとちょっとワクワクします。新歌舞伎座で歌舞伎を観たいな!
2013年05月08日
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初めて紹介する「弘法山」頂上の景色です。秦野に引っ越してきて一番嬉しかったのが、我が家から車で15分もかからず気軽に行ける山があることでした。標高237mの山は、山というよりその名が示す通り「弘法山公園」といった佇まいです。春の桜、新緑の季節から始まって、アジサイ、百合の花秋の萩、栗、銀杏の絨毯まで四季折々の幸せを届けてくれるウチの裏山「弘法山」です。私は、秦野に引っ越したときに一度だけ弘法山の初登山?に成功したことがあります。実は車で駐車場まで行き、そこから山頂まで残り300mを歩いたというわけです。アジサイの花に誘われるように弘法山の山頂を目指した日のことは今でも忘れられない想い出です‥。ウチの彼は、先日、幼馴染の同級生と二人で秦野駅から弘法山、権現山のコースを辿る(登山というより)ハイキングをして来ました。帰りは鶴巻温泉で温泉に入ってビールを飲んで、とても楽しかったと感激してました。山歩きしながら同級生とあれこれ話す時間は、さぞや幸せな時間だったに違いありません。・十五夜飾り 撮影協力:秦野市菩提/山口家たまには友達と山歩き、季節の移ろいを感じる。季節の行事の食べ物や花を飾り、季節を愛でる楽しいことは進んでしたい。山口家の縁側に干されていた胡麻や小豆きぬかつぎを作ろう。黒ゴマの飾りがかわいい!新里芋の小芋が出たら是非「きぬかつぎ」を作りましょう。ちょうど秋らしくなってくるころに出回りはじめる里芋です。「衣被ぎ」「絹担ぎ」と言われることもあるこの料理、頭に絹を被った平安時代の女性の衣装が由来とされています。【1】里芋は泥を洗い流し、皮付きのまま蒸し器に並べ、強火で12~3分ほど蒸す。【2】芋に竹串を刺して仕上がりを確認する。スッと通ればOK。 (かたい場合はさらに2~3分ほど蒸す。)【3】芋の上から1/3分目あたりの皮へ包丁をぐるりと入れて皮を剥く。【4】ごま塩をのせてできあがり。日常のしあわせ空を見て、散歩しながら季節を探す。八百屋さんの店先で、季節の食材を見つける。花や雲、雨にも季節が変わったことを感じる日常。幸せは、すぐそこにあったんですね。
2012年10月02日
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今では見ることが無くなった、キザミ煙草の原料になる「はだの葉」です。 2012.9.23協力:山口家かつて、秦野は「日本四大たばこの葉」産地のひとつで、江戸時代初期から昭和59年(1984)まで300年以上の歴史があります。薩摩たばこは天候で作り、野州たばこは丹精で作る。水府たばこは肥料で作り、秦野たばこは技術で作る。と謳われたほど秦野たばこは作り手の技術が抜きん出ていたようです。今では、たばこ栽培も無くなり‘秦野たばこ祭り’の名にその名残りを残すだけになりました。と、思っていたら‥ときどき、土地を掘り返すと、深い土の中で生きている種が芽を出し、知らない間に片隅で成長をしていることがあるそうです。秦野市菩提の山口家の畑から、在来種のたばこの葉が見つかったから「見に来ませんか」と電話を頂いたので早速、行って参りました。秦野のたばこ農家で栽培するたばこは、当初、国産の種を使っていましたが、その後、アメリカ産の種に変わったそうです。この日、私が初めて見たのは「はだの葉」という在来種です。秦野「はだの葉」物語、このお話は、興味が湧きましたので、あちこち取材に行って来ます。(笑)それにしても、深い土の中で、何十年も生き伸びて、植物の生命力の強さには驚かされます‥第65回秦野たばこ祭り 平成24年9月22日、23日秦野のたばこ栽培も無くなって、‘たばこ祭り’の名にその名残りを残すだけですが、秦野たばこ祭は、毎年「火」をテーマにしたお祭りで、市民にとっては年に一度の大きな祭りとなっています。秦野たばこ祭りといえば、もちろん「青森ねぶた」?日本三大祭りは「祇園祭」「天神祭」は衆目の一致する所ですが、3つめは、当然、東北三大祭りの「ねぶた祭」と思っていたら、東京の人は「神田祭」、九州に行けば「博多どんたく」という‥。ようするに「おらがふるさと」の祭りが一番だということかもしれません。ハネトの「じょんがらガールズ」も気合が入ります!かわいい跳人の皆さん。お祭りにはアイドルが必要でしょ。跳人を取り仕切るのは、ご存じ秦野「じょんがら」の女将さん。すごい迫力です!跳人の陣頭指揮をとった女将の獅子奮迅の活躍ぶり!まるでディスコ クイーンみたいでした。青森県人会の「秦野ねぶた愛好会」の皆さま、お疲れさまでした!リオのカーニバルのように、また一年、準備に情熱を傾けて来年お会い致しましょう。私達も楽しみにいています。
2012年09月24日
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向こうに見えるのが私たちが暮らす団地です。9月なのに、毎日毎日、暑いですね。それでも、夜になると窓の外から虫の声が聞こえるし、団地周りの田んぼの稲も順調に育っています。着々と秋が近付いて来るのを感じます。人と自然の営みが生む風景に接する度に、大地の恵みに支えられた暮らしは幸せの原点だと思い、感謝の念が湧いてきます。イネもこんなに大きくなりました。収穫の時も、もうすぐです。秦野を代表する作物「落花生」もあちこちで見かけるようになりました。とくにこの時期の、茹でたものは新鮮な落花生でしか味わえません。秦野の方言で「ゆでる」を「うでる」と言っていて「うでピー」として皆さんに喜ばれますので、我が家の贈り物の定番になっています。お米、野菜、落花生、果物も‥大いなる大地の恵み なにげない景色に、秦野暮らしの幸せを見つける。岡山県の星の郷・美星町のように、住んでいる人が町に愛着を持って、楽しみながら町を生かす。(住民 4800人の町に、年間約 80万の人が訪れるそうです)「いいところだな」と思った人がリピーターで訪れたいと思う、秦野もそういう町でありたいなと思います。
2012年09月12日
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●秦野・風の吊り橋下の水遊び風の吊り橋の下には、水無川の気持ち良い水流の音が。でも、泳ぐほどの水流ではありません。子供たちの水遊びにちょうどいいかな。向こう側にみえるのは、誰でも使えるバーベキュー場(要予約)です。子供達の遊び場もあるし、バーベキューしたり、お昼寝したり一日中、楽しめる秦野戸川公園のご紹介でした。●8/12の神奈川テレビで「秦野の水」が紹介されました。【夏・名水だよりfrom 秦野】残暑厳しい夏。名水の里 秦野から「涼」をお届けします。 →神奈川テレビ(名水の里 秦野から)紹介された「緑茶工房・わさびや茶園」「手作りアイス工房・プラート」「出雲大社 相模分祠」の皆さんは、ぜんぶスローフード秦野の会員さんです。日本農業新聞にも掲載されました。先日、スローフード秦野が主催した「ベルリンからのお客さま」が大きな写真入りで紹介されました。夏の楽しみは、これだけではありません。お盆の頃には、流れ星の観測があります。実は、寝ころんで星を眺める秘密の場所?があるんです。(笑)敷物、団扇、枕、それからコーヒーを入れたジャーを持って流れ星を見る‥我が家の夏の大きな楽しみのひとつになっています。
2012年08月15日
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秦野・上大槻の風景夏、真っ盛りの今日この頃ですが、「八朔聴虫」を、ご存じですか?秋の虫の声を楽しむ「聴き虫」のことなんです。虫の声の話だなんて、気が早いわね~と言われそうですが、八朔(はっさく)とは、8月1日のこと。ただし、旧暦の8月1日は、今の暦だと9月の半ばくらいになるわけ。虫の声の大合唱までには、もう少しかかりそうです。私の暮らす団地下の田んぼでは、「虫追い」という地元の行事があります。「下大槻百八炬火」(しもおおつきひゃくはったい)秦野・下大槻にある婦人会の御輿稲作の虫害を防ぐための伝統行事です。あぜ道に並べた藁の山に火がつけられ、焔の揺らめく中を御輿や行列が練り歩いて、最後は、ひとがたに火をつけて悪疫退散を願います。下大槻地区の夏祭りに作る「焼きびん」下大槻地区のお菓子「焼きびん」は夏祭りのとき、各家で一升ほど焼いて親戚に配られたそうです。伝統の行事と食べ物は、「ハレの日のお祭り」と結びついているんですね。夜の闇に飛び散る火の粉。秦野には、火の祭りが多い。いつの時代にも豊作を願う人々の思いがありました‥。
2012年08月02日
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2012年05月15日
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風の吊り橋の白い花9日、東京から「あしかびジャーナル」の編集長と出版社いりすさんが秦野に来てくれました。お花見を兼ねてリミンのジャーナル復帰を祝うためです。以前、ジャーナルの合宿で、みんなで一泊したことがある「風の吊り橋」までドライブして、秦野の桜のトンネルを堪能しました。バス停前のお蕎麦屋さんでお昼をしました。私は、例年、人込みは避けたいこともあって花見のとき外で何かを食べたり飲んだりしたことはありません。ちょうどお客さまが見えた日は、風もない絶好の花見日和でした。うららかな春満開の日に、外のテーブルには美味しい蕎麦やビールがならんで、皆が楽しそうで「幸せな食卓」そのものでした。一生忘れらないお花見になることでしょう。私のあしかびジャーナル復帰、第一作めは今月の99号に掲載されています。ご希望の方がいらしたら、「いりす」までご連絡下さいね。 (いりす) irispubli@jewel.ocn.ne.jp
2012年04月18日
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「田原ふるさと公園」周囲は穏やかな田園地帯です。菜の花、レンゲ、アジサイ、花水木など四季折々の花咲き、富士山も見えます。それに秦野市は「全国名水100選」の郷です。湧水を引き込んだ小川で、小さな子供たちも安心して水遊びもできるんですよ。深い緑と田園風景、四季の花々に囲まれて、富士山が見える町、我が街・秦野には「欲しいモノはみんなある」ってホントでしょう!スローフードベルリンの皆さま(日本の夏は暑いからちょっと心配しています‥ それに夏は富士山が見えにくい‥)でも川原で流しそうめん、蕎麦打ち、秦野の母ちゃんの味、餅つきで歓迎などいろいろな企画が出て来ています。京都や奈良とは違う、日常の日本の暮らし、里山の原風景をお見せしたいと思います。心からお待ちしています。スローフードベルリンの<農場のお祭り>がありました。ときどきやってくる激しい雨にもめげず、トラクターがパレードしたり、乗馬、絵画、コンサートなど色々な催し物で盛り上がりました。私も、自分のできる範囲のお手伝いをさせていただきました。子供たちと料理を作るスタンドを設け、私を含むコックはすべてボランティアで参加です。、寄付された食材で料理を作り、できあがった料理は無料で訪問客にサービスしました。ささやかな寄付金も集め、総額は6万円ぐらいになりました。(今後、子供のための料理教室に使います) by スローフードベルリン Shoko Kono
2012年04月08日
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●お知らせ秦野市に窯場を作り器を焼く伊藤麻沙伊人さんの作陶展が開催されます。伊藤さんとは「土佐源氏」の会場でお会いして紹介されました。素敵な作品ばかりです。三越本館にお出掛けすることがあったらぜひ、お立ち寄り下さいね。◎三越本館6階 特選画廊 [伊藤麻沙人 作陶展] 4月4日(水)~4月10日(火)
2012年04月03日
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参加ご希望の皆さんがいらしゃいましたら、スローフード秦野 事務局 勝山まで(090-9836-0923)落花生みそ試食会市民が作るニュースPJニュース
2012年01月20日
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落花生みそ試食会市民が作るニュースPJニュース 昨年の二月に仕込んだ味噌ができました。落花生100%の味噌&大豆の味噌、伯方の塩を加え無添加で作る美味しい味噌です。来年もぜひとの声がありましたので、第2回スローフード味噌作りの会をおこないます。味噌作り教室 講師:JAはだの 大澤玲子さん 2月 8日(水)、9(木)、 10(金) スタート10:00~・会費:一口 \5,000 (無添加味噌 約4.5kgをお持ち帰りになれます) ・場所:JA秦野内(作業室) (限定10組様まで)●【落花生味噌ラーメンの会】のお知らせスローフード秦野で作った落花生味噌の試食会をやります。
2012年01月07日
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ここはウチの裏山と呼んでいるお馴染み「弘法山」の麓です。この辺はミカン畑が広がって‥すご~く甘いミカンです。ご近所仲間のミカン畑のオーナーさんに「ミカン欲しいだけ持っていきな~」と誘われて昨日、快晴の日曜日、さっそくお邪魔してきました。摘み取り姿もだんだん板についてきたウチの彼。子供たちも入れて10人ほどの作業でしたが、とても採りきれるものではありません。こちらのお二人がオーナーの原さんご夫妻です。『こんどは仲間を誘ってもっと大勢でおいで。採り放題だよ』嬉しいお言葉をいただきましたので、ホントに甘えて来年はみんなで押しかけようかな~ミカン畑は、原さんちのお庭から続く細い山道を少し登ったところ。軽自動車でしか行けないです~正真正銘「ウチの裏山」なんですね☆で、私達も喜んで1ケースほど採ったはいいけど、家に帰って広げてみたら、すご~い量。こりゃ とても食べきれるもんじゃないねと、昨日から近所に住む友達に配り歩いています。これを読んで、少し引き取るよ~というお近くの方、里山暮らしの幸せのおすそ分けでございます。リミンまでご一報を~「花の季節」「富士山の季節」「収穫の季節」と四季折々の喜びを運んでくれる弘法山。「大地の恵み」に支えられた暮らしはやっぱり幸せの原点だ‥あらためて、しみじみ感謝してしまった年の暮れです。さて、今年も残り少なくなりました。私は、これからも暮らしの中の小さな幸せを、一粒一粒ていねいに集めていこうと思っています。皆さま、いつもエールをありがとうございます!どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
2010年12月27日
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里山が冬枯れ色に染まる前の一瞬の輝き!春が「朱華色」(ハネズイロ)に代表されるピンクの季節だとすれば秋は「黄櫨染」(コウロゼン)を中心とする黄色の季節でしょう。昔、高貴な方々以外はみだりに使うことができない「禁色」(キンジキ)という色がありました。「朱華色」も「黄櫨染」もその禁色の中のひとつです。「色」に階級があって、人は位によって使える色があり、庶民は禁色以外の「ゆるしいろ」しか使えなかったそうですから、今のように誰でも自由に色を使える時代は幸せですね。化学染料が無い時代は、(化学染料は使ってまだ百年少しです)すべて植物染料を使っていた訳ですから、深い色、鮮やかな色、冴えた色を布に映しだすのは苦心と手間暇のかかるとても大変な作業だったのでしょう。里山の「秋色の景色」を眺めていると、「黄櫨染」(コウロゼン)をはじめとする「黄丹」(オウニ)や「麹塵」(キクジン)など禁色のオンパレードで、これはまた贅沢な色の風景だなぁ‥としみじみ思ったりしています。●冬の楽しみ「味噌作りの会」ただいま着々と準備中です!皆さんにお配りするノートや缶バッジ、ステッカーも用意しました。お待たせしました。ようやくHPにアップしました★ テッラ・マードレ(母なる大地)の幸せをご一緒に●嬉しいお知らせ! 以前「早春の天青に誘われて‥」でご紹介しました中戸川さんご夫妻が可愛いショップをオープンしました!トマトや果実をまるごと使ったアイスクリームは甘さ控えめ大人のデザートにぴったりです♪もちろん、スローフード秦野イチ押しのアイテムキウイフルーツ酢やジャム各種も買えますよ。商品の一部はネットでも扱っています⇒★「ヘルシー・ジェラート」10:00~17:00 月休み足柄上郡山北町 向原2193-13 Tel&Fax: 0465-43-9322お近くの皆さま、ぜひ、お祝いかたがた応援に行ってあげてね~☆
2010年11月27日
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前回「箱根はウチの奥座敷」の話をしましたが、実は箱根よりも富士山のビューポイントが多いのは、私たちの暮らす秦野だと思う。(ウフッ‥また、どんなもんだいネ)だって毎日、買い物に行くスーパーの屋上、袋を抱えて店内から一歩外に出ると駐車場からこんなにきれいな富士山が!(みんな歓声あげてケータイ写メ撮ってます) ↓『これが日常の景色なんだから幸せだよねー』ウチの彼と二人で自画自賛!口げんかしてても、思わず絶句で見惚れます。(これって幸せなコトでしょ?)で、やがて二人の話は秦野暮らしの幸せになって‥一期一会の美しさに‥ケンカしてる時間はもったいないといつのまにか仲直り。そんなこんなで富士山のご利益は大きいです。冬が近づき、空気が冷たく澄んでくると、富士山がくっきり見える日も増えてきて、里山暮らしもそろそろ冬支度へ。そうそう、今年の冬は「味噌作りの会」がスタートするんだったっけ。 ●秦野の伝統の味‥落花生味噌を再現します。大豆のかわりに落花生を使った味噌は、かつては日常的に食卓にのぼる母さんの味だった。でも落花生を作る農家の減少とともに、手間暇がかかる落花生100%の味噌は今ではほとんど作る家も無くなってきたのです‥で、なんとか【幻の落花生味噌】を再現してみよう!という話になりました。(落花生+天然海水塩+米麹)冬の仕込みから一年かけて作ります。詳細は近日中にお知らせします。ご参加の方には、スローフード「テッラ・マードレ」のバッジ&ステッカーを配布します☆●続いて「座の市」おいしいマーケットのお知らせ毎月、第三土曜日に開催してます。赤いテントが目印のマーケット!座・高円寺+スローフード+高円寺商店街のコラボレーション朝市です。【日時】11月20日(土)11:00~17:00(品切れになったら閉店です)【場所】座・高円寺エントランス広場(JR高円寺駅北口徒歩二分)スローフード秦野からは、皆さまおなじみ、自家製酵母パンの「レ・ルルド」初登場、キッチンカーの「ひだまりママのオーガニック便」パン、玄米の焼おにぎり、オーガニック野菜、果物ビネガー、天然素材のデザート各種、おいしい幸せを運びます~♪散歩の途中で何か食べたくなってくる、おいしい、楽しいマーケット皆さまのお越しをお待ちしています。
2010年11月19日
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秦野の緑茶工房で、子供も一緒に「秋摘み茶の手もみ体験」はいかがですか。山の長老に聞く秋の七草や十五夜のお話しと、山口さん宅のスローフードな暮らしをご紹介いたします。お昼は山口さんちのお庭でみんなで一緒に大鍋でスイトンを作ります。掘りたてのサツマイモで焼き芋を焼いたりチップの替わりに茶葉で燻す「燻製作り」体験しながら秋の味覚を楽しみましょう。実は、あまり知られていないけれど、秦野には茶畑があるんですよ。山口さんのお宅は、霧が深い山の麓にあって丹沢の湧水がふんだんに使えるとても幸せな場所。秦野自慢の「おいしい水」でもとはといえば本格的にワサビ田を作っていたそうです。秦野銘茶「わさびや茶園」ちょっと変わった名前の由来です。だから、今回、嬉しい最後のシメご飯は、自家製のワサビとお茶で作る「山葵お茶漬け」なんですって!山の湧水が大地を潤し、小川になって里山へ‥ここにお邪魔するたびに「人」が自然の中で生かされていることをしみじみ感じてしまいます。地球という星のおおきな連鎖の中で、私達は水や大地と繋がっているんだな‥と実感します。緑茶工房「わさびや茶園」の自然の中でスローフードな「幸せ時間」をご一緒しましょう♪......................................................................... 【わさびや茶園のスローな暮らし♪】●10月3日(日) 10:30am集合 11:00amスタート 参加費 (手もみ茶お土産付) \2,000(会員) \2,500 (ビジター) \500(子供)※天候により内容が多少変わることもあります。※尚、個人のお宅ですのでご予約は必須です。ビジター参加ご希望の方はリミンの私書箱メールまで。・主催: スローフード秦野・協力: 緑茶工房「わさびや茶園」 秦野市菩提908 ・後援: (社)秦野市観光協会 ・Yahoo地域情報 ・みんなでつくるニュースBlog ・地元ランキング・プラットフォーム(角川マーケティング) ・PJニュース(ライブドア).........................................................................撮影2010.9.15 十五夜飾り(協力:秦野市菩提 山口家) 余談ですが、十五夜お月さんで知られる「お月見」は別名「芋満月」といわれるくらい里芋はお月見に欠かせないお供え物なんだそうです。地方によっては、この夜は誰でもお芋を盗ってよいという風習があったと聞きます。子供たちは張り切ってあちこちの家を回って芋盗人に‥それでも盗られたほうは、今夜は十五夜の晩だから神様が貰ってくれたといって喜んだといいますからおおらかで、のんびりした日本の暮らしぶり、これもまたスローな暮らしの幸せでしょうね~☆撮影2010.9.15 十五夜飾り(協力:秦野市菩提 山口家) ●嬉しいお知らせ! ハチハチ作戦「アフリカの風 in秦野」が、 国際スローフードの公式サイトで全世界に紹介されました。 [Sloweb]ぜひご覧くださいませ。日本語訳はコチラです。
2010年09月14日
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過ぎゆく夏の気配‥と言いたいところなんですが、連日の酷暑に少々バテぎみです。皆さまお元気ですか。こちらはベランダのホオズキも心なしグッタリとして、団地ストリートは人もあんまり歩いていない。猫が昼寝の場所を探してのたりのたりとしているくらい。夜空の月を眺めては、虫の声が聞こえてこないか‥と耳を澄ましてみたりしています。お囃子が流れる町内会・夏祭りの夜風にかすかな夏の終わりを感じるような気もしますが‥この熱気、もしかして先日のハチハチ作戦・アフリカの風の余韻かしら‥2010年・夏、秦野から吹いたアフリカの風の輪が、どんどん大きくふくらんで、多くの方の幸せの風になりますようにと願っています。先週、今回のイベントで皆さんから集まったカンパを国際本部に送金しました。スローフード・インターナショナルから下記のようなメッセージが届いています。 『秦野のメンバーと寄付した方に是非お礼を伝えてください。 大変だったでしょうね。 秦野のイベントは国際本部でも話題になっていて、 これから国際ホームページに記事を掲載する予定です。 アフリカで1000の菜園プロジェクトに対して 秦野が世界で最初の協力者です!』スローフード国際HP[Sloweb]で、日本の活動が紹介されるのは初めてとのこと。今回の私達の活動が、このような結果を出せて嬉しいです。多大な応援ありがとうございました☆・ハチハチ作戦「アフリカの風in HADANO」はタウンニュースに掲載されました。こちらのサイトでご覧になれます。・素敵なお知らせ メンバーの横山由梨さんの書いた随想が全国信用金庫協会が発行する小冊子「楽しいわが家」9月号に掲載されました。現在、お近くの信用金庫で入手できます。由梨さんの「学校菜園」やスローフードへの想いを素直に綴ったとても素敵な作品だと思います。ぜひご覧になってみてください。
2010年08月25日
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はい、ハチハチ作戦と呼んでいるのは、八月八日の【アフリカの風 in HADANO】のことでございます。スローフード秦野の今年のメインイベントでもあります。思えば一年越しの企画です。昨年のちょうど今頃だったと思います。坂本長利さんの‘ひとり芝居’土佐源氏が大盛況のうちに終わり、私とウチの彼は、終了とお礼の挨拶回りに歩いていました。立ち寄った古墳展示館で学芸員のOさんと、土佐源氏の作者である民俗学者の宮本常一さんの話をしていたときです。気がついたら、いつのまにか、古墳でコンサートをやったら面白いかもね…と夢中になってしゃべっていました。当初は「JAZZの夕暮れ‥真夏の夜の夢」のような、トワイライト・コンサートを考えましたが、Oさんと一緒に古墳が並ぶ公園の中を歩いているうちに、ちょっとJAZZとは違うかも‥と思い始めて‥ここは人類発祥の地といわれているアフリカの大地と、古代人の眠る古墳のプリミティブな世界のコラボレーション!アフリカ音楽がいいかも~と、以来、リミンの頭はアフリカになっちゃったのでございます。とはいうものの、ここまでくるのに一年かかった。だって、古墳公園でのコンサートも初めての試みで、アフリカ人の音楽も、秦野でアフリカンフェアも初めて。図書館や古墳公園といった市立施設がコラボするのも、スローフードとの共催も、古墳のある場所で料理するのも、図書館でのファミリートークも、何もかも全てがみ~んな初めて尽くしの本邦初演!だが神のご加護か、仏の救いか、今年のワールドカップ開催国は南アフリカだった!この追い風に助けられ?奇跡のような前代未聞の幕が開く☆ [ご挨拶]今年はアフリカ大陸初のワールドカップ開催の年ということもあり、アフリカが、いまクローズアップされています。この機会に私たちも‘アフリカ’という国にもっと目を向けてみようと、アフリカの音楽やトークライブ、青空マーケットをチャリティー・イベントとして開催いたします。利益はスローフード・インターナショナルを通じて、アフリカの子供たちのための学校菜園の活動に役立てたいと思います。秦野から吹く風に温かいご支援を賜りますようお願い申しあげます。 スローフード秦野 代表 中川璃々主催: スローフード協会 秦野支部共催: 秦野市立図書館 秦野市立桜土手古墳展示館後援: ガーナ共和国大使館 ケニア共和国大使館 神奈川新聞社 秦野市観光協会 (社)秦野青年会議所 (株)タウンニュース社 協力: スローフードジャパン東京・神奈川ブロック1.図書館トークライブ 日時: 8月8日(日) 13:15~15:00 場所: 秦野市立図書館(2F視聴覚室) 【娘のダーリンはガーナ人】 出演:牧梶郎&その娘ファミリー 著書「アフリカから吹いてきた風」(同時代社) 2.マーケット&青空カフェ 日時: 8月8日(日) 13:00~18:00 場所: 桜土手古墳公園 (駐車場 隣接の島津製作所200台可) ・休憩所 スローフード・カフエ ・スローフード・マーケット アフリカのドーナツ アフリカの春巻き風 アフリカのグッズや布製品 秦野のジェラート&デザート 蕎麦ころりん 焼きとうもろこし うでピー キリマンジェロの雪(アイスコーヒーかき氷) 飲み物各種 その他3.アフリカン・コンサート「魂の世界」 日時: 8月8日(日) 16:00~18:00 場所: 桜土手古墳公園 出演: ムクナバンド(アフリカの伝統音楽) ワガン&新倉タケオ(ダウン症のミュージシャン)●I LOVE わがまち プロジェクト●只今イベント補助スタッフ のボランティアを募集しています★●Yahoo地域情報・図書館●Yahoo地域情報・古墳公園
2010年06月30日
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「里山は早春の香り」でお伝えいたしましたスローフード秦野「桜ご飯の集い」が記事になりました。全労済の情報誌「Safety Family」(春号)に掲載されたせいか、いろんな問い合わせの電話がかかってきます。『桜漬けが欲しいのですが送ってもらえますか?』『記事中のレシピをまとめた何か(本)はありますか?』『スローフードには誰でも入会できるのでしょうか?』そんな感じで‥ここのところウチはなんだか雑誌の編集部か、観光案内所のようになっています。●出光カードドライブ&レジャー情報誌2010年5月号掲載というわけで、GWも近いことだし、「どんなもんだい秦野シティ」の一日はいかがでしょうか。●お知らせ ●Yahoo地域情報好評だった昨年に続いて第二回目の「石窯ピッツァ祭り♪」です。今年はお友達の「チグリ・ハーブ」さんが友情出演で歌ってくれるんです!ブルーベリーの風の中、チグリさんの「風の翼」が流れます♪秦野の美しい自然の中でチグリさんに歌ってもらうのは、私がずうっと心の中で温めてきた夢でした。強く願えば、想いは本当に叶うものなんですね。心から嬉しいです☆
2010年04月22日
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桜ご飯の集いで大人気だった小泉信治さんのお話し。あの方は、きっと山の神の化身に違いない。またお話を聞きたいとの要望が寄せられています。そのとき案内してもらった「山の神様」の二つの石祠はおよそ300年くらい前の建立と云われ、その後、農業中心の生活様式が変化するとともに忘れられていったものと思われます。長い年月で風化し朽ちていたものを小泉さんが発見し、川口さん夫妻と一緒に昭和62年に修復したそうです。今年の2月17日に行われた道場・才玉の山の神「講」に参加させて頂きました。祠の復活と共に「講」(神様を祀る地元のグループ)も復活し、毎年、2月17日に行われる伊勢神宮の祈年祭に合わせて「山の神」に参拝し、直会(ナオライ)を催してきました。直会(ナオライ)とは、参加者がお供えした神酒を戴き神饌を食することで、儀式の最後にみんなでお供えしたものを頂くことです。また「名古木」(ナガヌキ)と呼ばれるこの辺りは、秦野において二宮尊徳に代表される「報徳仕法」の中心になった場所でもあったとのこと。もともと人々が結束する「講」的なつながりが育まれていた地域のようです。農作業の暇な時期、山の神様に感謝して五穀豊穣を祈り、持ち寄った料理を食べ、飲み、共に語らう。こうした集りの中で郷土の味は伝えられてきたのでしょうね。スローフードの原点だと思います。●話は変わって‥大井町のブルーベリー農園を経営する小宮真一郎さんのお宅がある辺りは神奈川県大井町「中屋敷遺跡」と呼ばれ弥生時代の土器が発掘される地域なんですって。小宮さんのお宅の玄関前の土地から出た土偶は、なんと、弥生時代中期(紀元前2~1世紀)のものといわれ国の重要文化財に指定されています。その小宮さんちのお宝が、東京国立博物館に展示されているというので行って参りました。これは、昨年の秋、イギリス大英博物館で開催された「THE POWER OF DOGU」の帰国展です。国宝3点、重要文化財23件を含む全67件の展示で、これほど一同に会することができるのは、海外からの帰国展ならではと評判が高いものでした。土偶とは人形(ヒトガタ)や動物の形をした素焼きのオブジェで、人々の精神世界や信仰のあり方を示していると言われ、その発生はおよそ13,000年前にまで遡れるといいます。こちらも人々の「祈りのこころ」が「かたち」として残ったものなんですね。●おまけの話博物館の帰り道、近くの 東京都美術館で「ボルゲーゼ美術館展」をやっていて、昨年の文化交流会のイタリアで行ったばかりでしたが↓あ、そういえば今、日本に来ているんだったね。ローマは予約制だったけど、ここなら予約なしで観られる。ちょっと懐かしいし‥どんな作品が来てるのかチラッと観ていこう‥と入館しました。で、ここで思いもかけない衝撃?の遭遇が。この方がいらしたのです! ↓『まあ!ハセクラさん、ここにいらしたんですね‥』リミンブログ「陽の沈む国を目指した男たち」でご紹介した仙台藩「慶長遣欧使節団」の支倉常長です。出港が1613年といいますから、「関が原の戦い」から13年後に、伊達政宗がスペイン国王に遣わした使節団のことです。その団長であった支倉(ハセクラ)の肖像画がローマにある貴族の館に残っているとは聞いていたものの、まさかココでお会いするとは‥『ボルゲーゼさんのお宅にいらしたんですね‥』三ヵ月前、ローマのボルゲーゼ美術館でとんとお見かけしなかったのは、ちょうどその時期日本に来る準備をなさっていたのでしょうか。出港から7年後、ようやく日本に帰ってきたもののその後のキリスト教に対する迫害と、伊達藩の仕打ち、晩年の寂しい末路を思うと、今回、晴れてお江戸都美術館への凱旋帰国?は彼にとって‥と、人ごとながらこちらまで万感胸に迫るものがありました。
2010年03月04日
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久々の更新!ご無沙汰でした~イベント続きの半月でした。メインは地元‘秦野たばこ祭り’にブースを出店!‘たばこ祭り’‥以前にもご紹介しましたが、秦野は、日本四大たばこの葉・産地のひとつで江戸時代初期から昭和59年まで300年以上の歴史があるんですよ。『薩摩たばこは天候で作り、 野州たばこは丹精で作る。 水府たばこは肥料で作り、 秦野たばこは技術で作る。』と謳われたほど秦野たばこ‥作り手の技術が抜きん出ていたようです。今では、たばこ栽培も無くなり‘秦野たばこ祭り’の名にその名残りを残すだけですが、秦野市民にとっては年に一度の街をあげての「秋祭り」‥大イベントとなっています。という訳で、今年はスローフード秦野も参加しました。今回もテッラ・マードレ秦野(生産者会議)の皆さんのコラボレーションで「焼きたて熱々ピッツァ」と牧場搾りたて牛乳の「ジェラート」です。おなじみの「秦野アイス工房プラート」さん、定番のミルク、落花生、八重桜のジェラートの他にも「わさびや茶園」の紅茶を使ったロイヤル・ミルクティや「ブルーベリー農園‘旭’」のブルーベリーのジェラートを作って大人気でした♪朝早くから搬入がはじまり、最終打ち合わせ。秋とは思えないほどの好天気に気温も昇り調子。「暑いからアイスが売れそうだね~」と期待が!いよいよ、あつくて長い二日間のスタートです。ピザ生地は「自家製酵母のルルド」が作るオリジナル、この日だけの限定ピッツァは食べなきゃ損、損♪飲み物は「わさびや茶園」提供のアイス・グリーンティと「丹沢そば石庄庵」提供のオリジナル蕎麦湯コンソメ、どちらかお好きなものを選んで頂きました。日中は暑かったので冷たいグリーンティが売れて、陽が沈み、涼風が立つ頃から温かい蕎麦湯コンソメに。どちらも絶妙な味わいで、スローフード秦野が自信をもっておススメできるものばかりです。「ピザ焼けました~焼きたて熱々で~す!」「冷た~い秦野のアイスはいかがですか~!」呼び込みにも熱が入ります。裏方でピザを焼き、笑顔で呼び込み、出前サービスまで♪いつものことながらスローフード美女軍団?の活躍はすごかったです☆メンバーの皆さんが次々と応援、慰問、差し入れ?に来てくれて本家祭りよりブースの中がいちばん盛り上がっていたかも~。商売としては?ですが「楽しいね~またやりましょう!」支部としては、この声が何より励みになりました。夜の九時まで歩行者天国、星空たかく音楽が鳴り響き‥秦野の夜は熱かった!皆さん、お疲れサマでした~~☆最終日のフィナーレは青森から呼び寄せた「ねぶた運行」の狂喜乱舞で幕を閉じるわけですが今年はスローフード秦野からも跳ね人(ハネト)として参加しています。ジュリアナ東京ならぬジュリアナ秦野?と化したねぶた跳ね人(ハネト)の真髄は次回の記事で紹介の予定です。陣頭指揮をとった青森県人会会長の「じょんがら」女将の獅子奮迅の活躍ぶりも併せてご覧下さいませ。●オマケの話もうお馴染みですね、秦野の「風の吊り橋」ライトアップされて、なかなか素敵な雰囲気です☆この橋を渡った「秦野山岳センター」で、毎年恒例の葦牙合評会&合宿がありました。東京&首都圏から14名のお客サマが我が町・秦野へ!キッチン付きの大きな山小屋で、朝ごはんはムトー先生とリミンの合作ということに。今年は、私とウチの彼が幹事でしたので、せっかくお越しになる皆さまに少しでも喜んでもらおうと秦野の美味しい食材を求めて駆け回りましたよ~リミン特製みそ汁、予約必須のおいしい玉子、秦野のお母ちゃんが作る梅干しや茹で落花生など、スローフードな幸せをお届けしようと気合が入りました。もちろん、勉強会も真剣に、充実の二日間、帰りは鶴巻温泉でひと風呂浴びて冷たいビール。湯上りのほろ酔い気分で無事解散。こちらの、葦牙会員の皆さまも、お疲れさまでした!またのお越しをリミン女将一同心からお待ち申し上げます。●追伸 先日の講演&スローフードふぉーらむ「我が町の‘素敵’発見! 」がタウンニュースで紹介されました。
2009年09月29日
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先日の話になるけれど、秦野の出雲大社に用事があって出掛けて行ったときのこと‥皆さんはご存じかな~秦野には出雲大社の相模分祠があるんです。ここの宮司さんは、秦野に木を植えて鎮守の森を、と長い間ボランティアで「千年の杜」活動をしていらして、それにスローフード秦野の会員でもあるのです。今年の出雲大社のほおずき市が近づいて、スローフード秦野もお祭りに協賛することに。この日は、その打ち合わせのつもりで行ったのですが、いつもの静かな境内と違って人がいっぱい!報道陣まで登場して、なに、なに、なに?何かあるの~?とキョトンとしていたら、日馬富士関が優勝のお礼に弓矢の奉納に来るんですって!そうでした!ここの宮司さんは「日馬富士」の名付け親でもありました。それにしても、あの日馬富士が、今ココに!?こ、こりゃ、大ファンのマキコ嬢に早く教えねば!!アセリまくって、携帯かけたら慌てて飛んできました。この日、ウチはカメラを持っていなかったから、本日の写真は、マキコ嬢の提供でーす♪日馬富士さんのブログ千秋楽の優勝をかけた素晴らしい勝負、瞼によみがえりますね☆カメラを借りてウチの彼が記念の一枚を撮影。握手もしたし、誕生日のプレゼントも渡せたし~と、嬉しそうな笑顔だね~マキコ嬢♪日馬富士さん、次は横綱だねっ!●出雲大社 相模分祠 ほおずき市2009♪ のお知らせ2009年7月12日(日)夕涼みコンサート(出雲記念館1Fロビー・入場無料) 今年は、スローフード秦野が協賛いたします! ●YAHOO地域情報・秦野●日本インターネット新聞 ●森のコンサート「夕暮れの風に乗って‥」16:00~16:45 千年の杜に響きわたる日本の歌とイタリア歌曲の特集。 本物だけが持つ上質な時間をお楽しみ下さい。 ・曲目:荒城の月 他 懐かしい日本の歌、 サンタ・ルチア等おなじみのカンツォーネ、その他。【出演】 佐藤 光政(さとう みつまさ)東京都出身 東京芸術大学音楽部卒業 二期会、東京室内歌劇場、 日本オペラ協会等の会員 第42回日本音楽コンクール1位受賞 第18回ジローオペラ賞受賞 長澤 智子(ながさわ ともこ)秦野市出身 昭和音楽大学短期大学部器楽科卒業 昭和音楽芸術学院研究科オペラコース終了 ピアノ伴奏 長谷 実怜(はせ みさと)秦野市出身 桐朋学園大学在学中●江戸芸かっぽれ 16:50~17:30【出演】 梅后流「さくら会」 湊 松乃(みなとまつの)師匠ご一行様 総勢15名の踊り手が、神殿前で出雲大社に奉納舞、 2009年「ほおずき市」のフィナーレを飾ります。・無形文化財の「住吉踊り」が「かっぽれ」のルーツといわれています。 五穀豊穣を願って神社に奉納する伝統芸能です。※スローフード秦野会員の即売会も開催されますが、 売り上の一部は秦野の緑を守るために「千年の杜」に寄付するものです。秦野で人気のレ・ルルドのパンも即売会に並びます。ルルドの神保夫妻はフランスから帰国したばかりなんですが、旅の間、パリの街で目につくパン屋さんに片っ端から飛び込んで、三日間で食したバゲットなんと120本!『帰国したらすぐ蕎麦が喰いたい』とメールが届いて私も彼も、分る~!やっぱりー!と納得。聖地ルルド詣と、パリで開催された世界食品見本市の見学、そしてパリのパン屋さん巡り、この三つが目的の旅だったので観光も、ショッピングも無しだった‥と奥さんはちょっと残念そうな顔で~でも仕事はバッチリ☆スローフード協会パリ支部の会長↑ともお会いしてきたそうです。(スローフードすぎなみ東京さんのご紹介)会長お薦めのレストランや、工房見学で普段はなかなか会えないパン職人さんを紹介して頂いたり、とスローフードのカタツムリ・バッジを付けていれば世界中どこに行っても皆「共感する仲間たち」だとあらためて実感したとのことでした。 秦野の夏を告げるお祭り第一弾! 出雲大社の「ほおずき市&朝顔市」 浴衣、団扇に、笛、太鼓、 日本の夏の楽しいひととき♪ 今年はスローフード秦野がお手伝い致します。 7月12日(日)は「秦野出雲さん」に、 夕涼みがてら散歩にいらして下さいね☆
2009年06月23日
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「土佐源氏」を四十年以上演じ続けてきた坂本長利さん、旅の途中で約束どおり秦野の地に立ち寄ってくれました。「土佐源氏」に会いに来て下さった二百人近い皆さま、そして、今回の公演を縁の下で支えて下さった大勢の皆さま、本当にありがとうございました!●タウンニュース掲載!6月18日(木)号たくさんの人たちに出会いと、思い出と、感動を残して‥笑顔で手を振りながら行ってしまったけど、いつかまた、この秦野に立ち寄ってくれる日を心から待ちたいと思います。2009年6月13日(土) 「土佐源氏」1111回目となる秦野公演は松下さんの古民家から始まりました。「ホントにこんな山の中で芝居なんてやるの?」そう思った人はきっと多かったのでは?と思います。道が分らず通り過ぎてしまう車、途中にあるお蕎麦屋さんで聞いてきましたという人や道に迷ってこの辺をグルグルまわってしまったという方も‥古民家のなかでは着々と準備が進んでいます。照明チェック、音響チェック、動線の確認、昼間の上演なので暗幕を張って暗くしたり‥と、ひとつの舞台を作るというのは大変な作業なんですね。速報のページで書いた女優の「小林トシ江」さん、朝早くから駆けつけて秦野のお母さんたちと一緒におにぎりを握ってくれたり、ほとんどスタッフの一員に。トシ江さんも偶然の「土佐源氏」繋がりに驚いていました。おにぎり、山菜、採れたてタケノコ味噌炒め、秦野のお母ちゃんの味が並びます。まずは、みんなで腹ごしらえ、さあ、いよいよ長い一日の始まりです。開場前から続々とお客様がみえて受付が始まり、お弁当を持ってきた人もいるのでお茶をお出しして、「お菓子の家」でご紹介したヴァニラ渡邊さんのお菓子が古民家「台所即売会」になったりと、大賑わいでした!そして、暗闇で蝋燭に火を点すところから、私たちは「土佐源氏」の世界に引きずりこまれていくわけですが‥上演中の写真撮影は出来ません。それに、この鬼気迫る世界は画像じゃ伝わらないと思います。カーテン・コールでは、「北の国から~初恋編」で妻役を演じた小林トシ江さんが数十年ぶりの再会と公演を祝して花束をお渡ししました。息つく暇もなく、夜の部公演の準備に取り掛からなくてはなりません。おなじみ山の中のお蕎麦屋さん「石庄庵」夜の部はここの野外で上演します。こちらでも入念なチェックが続きます。秦野市長の古谷さんが奥さまとご一緒に早々と観劇にお見えになったのを皮切りに、この後は、怒涛のようにお客様が詰めかけて、もはや写真を撮る余裕はありませんでした‥。今回も例のごとくスローフード秦野の女性たちが早朝から大活躍だったのですが、証拠?写真もなくごめんなさい。本当にお疲れさまでした。 そして‥夜の舞台はまた一段と幻想の世界、蛙の鳴き声、水の音、木々を渡る風の気配‥里山の音や匂いがそのまま舞台です。蝋燭の炎のゆらぎは、人生のゆらぎにも似て‥月の光と、一本の炎の中に浮かび上がる隣り合わせの「生」と「死」は、どんな人間にも、人それぞれの弾け輝く瞬間があるということを、思い出させる内観の時間がそこにありました。上演中、舞台の上に蛙が一匹遊びに来て30分ほどそのままじーっと聞き入っていたそうです。終演後は、石庄庵の店内で「坂本長利さんを囲む会」が。大勢の人が残り大盛況でした。●長い一日が終わって‥ 翌日・14日(日曜日)秦野公演の最終日、 実に1113回目の公演場所は、 秦野市菖蒲にある禅寺「東光院」本堂です。二日間で3公演という過密なスケジュールを引き受けて下さった長利さん、ありがとうございました!土佐源氏と出逢えた幸せを神に感謝しています。最終日は、私の本の扉絵を描いてくれた水彩画人の俊介さんが、南米の仕事を終えて久しぶりに秦野に来てくれました。「里山暮らし、ときどきスペイン」の出版以来、3年ぶりの再会でしたが、ゆっくり話す暇もなく、最後はスタッフの一員のように働いていました。お別れの時間が近づいて‥『秦野っていいところだね。 ここで演りたいなと思う場所がたくさんある処だ。 僕も引っ越してきたくなってきた‥』長利さん、何より嬉しいお言葉でした。また来て下さい!「どんなもんだい」と自慢する我が町・秦野でお待ちしています。
2009年06月16日
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私が土佐源氏とはじめて会ったのは、 冬の冷たい雨が降る、年の初めの頃だった。 東京の住宅街の一角、とある洋館ギャラリーに、 吸い込まれるように集まる不思議な人々は、 伝説のひとり芝居「土佐源氏」を捜し求めて、 この日、ようやく辿り着こうと、途を見つけた人たちだ。 雲海が重なる幽玄な世界と外界を結ぶ一本の道は、 俳優・坂本長利が40年以上の時間をかけて歩き続ける 「土佐源氏」の旅の道にも似て‥ 「あちら」と「こちら」の二つの世界をつなぐ道だろうか。 もしかしたらこの道は、碧の水が一瞬の煌めきを放っている 深い淵へと誘い込む入口へと続いているのかもしれない‥ 「秦野にも来て頂けますか?」と聞いたら、 「はい、必ず‥」と、静かに頷いてくれた。 それから半年‥ 旅の途中で水無月の頃、 里山(秦野)に、約束通り立ち寄ってくれたことを 心から嬉しく思う‥。 ●6月8日(月)秦野コミニティ・スペース「蔵」にて。先月、開催した「ピッツァ祭り♪2009」の反省会と「土佐源氏」秦野公演の打ち合わせを行いました。「ピッツァ祭り♪2009」はテッラ・マードレ秦野(生産者会議)の若手メンバーが中心になり、みんなで作り上げた今年のスローフード祭りですが、これはスローフード秦野が主催する「毎年恒例の祭りにしていこう」ということになりました。上半期メイン・イベント「土佐源氏」のアシストメンバーも含め、当日の打ち合わせも兼ねて集まったのですが、ひだまりサロンのトモコさんが、持ち込みのワインやご馳走を用意してくれたため、反省会というより、ちょっとした打ち上げパーティでした~~トモコさん、またまたお世話になりました。ありがとうございました!いつもの公民館での地味な会議とは打って変わって、賑やかなテーブルにみんな楽しそう~フランスのパン屋さん視察旅行から帰国したばかりのルルドさん夫妻に最新パリ事情も伺い楽しいひととき‥やっぱり大きな幸せは小さなテーブルから始まるんですね☆という訳で、「土佐源氏」いよいよ今週の土・日です!当日はスローフード美女軍団?がお茶とお菓子をご用意して、皆さまのお越しをお待ち申し上げます♪●日本インターネット新聞●Yahoo!地域情報菖蒲●Yahoo!地域情報小蓑毛、寺山ご予約はお早めに!スローフード・土佐源氏事務局0463-78-4767(中川)まで。※トップ写真は紫陽花で埋まるウチの裏山「弘法山」
2009年06月09日
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日時:2009年6月13日(土)~6月14日(日)伝説のひとり芝居「土佐源氏」秦野公演まで、いよいよ残り一ヶ月を切りました!そして‥舞台裏では思いがけない再会のドラマもありそうな♪「土佐源氏」俳優・坂本長利が、1967年の初演以来およそ40年以上にわたり、たった一人で演じ続けている。坂本は、今年、劇中の老人と同じ八十歳を迎えるという。『あんた、よっぽどの酔狂もんじゃの、 乞食の話を聞きにくるとはの‥』 ・6月13日(土) 昼の部 古民家(松下家) 1:30pm開場 2:00pm開演 ・同 13日(土) 夜の部 丹沢蕎麦「石庄庵」(野外) 6:30pm開場 7:00pm開演・6月14日(日) 昼の部 秦野市菖蒲・東光院本堂 1:30pm開場 2:00pm開演 ・参加費 3,000円 (茶菓付)主催: スローフード協会 秦野支部 http://slowfoodhadano.com/ 後援: 秦野市観光協会 ・ (株)タウンニュース社 ※お問い合わせ&ご予約はスローフード秦野 0463-78-4767(中川)まで。 チケット入手先 各開催場所の他 秦野駅前 カネマス書店 鶴巻温泉駅前 エノモト書店 秦野上公民館でも取り次ぎます。※1985年、英国エジンバラ国際演劇祭で絶賛を博し、 同時招聘の「蜷川幸雄マクベス」を向うに廻して、 帰国後、第24回紀伊国屋演劇賞を受賞した。 ※「土佐源氏」は、民俗学者・宮本常一著「忘れられた日本人」(岩波書店)の中に収録されています。 ●本日タウンニュースにも掲載されています。(5月28日号) ●日本インターネット新聞●Yahoo!地域情報菖蒲●Yahoo!地域情報小蓑毛、寺山..............................................................................................★そんなこんなの大宣伝!が、終わったところでオマケの話。えーと、今、読み返したら2007年05月30日というから、ちょうど2年前なんですね。(もうそんなに経つのか‥早いね)その日の日記に書いている女優「小林トシ江」さんというのは、前にも話したけど、ウチの彼の同級生なんです。坂本長利さんが秦野に打ち合わせにみえたとき、ウチの彼が何気に『女優の小林トシ江を知ってますか?』と聞いたのです。すると『知ってるどころか北の国から~初恋編で夫婦役で共演しましたよ』と。えーっ!思いがけないところで、繋がりました!しかも‥『北海道のロケ先で、撮影待ちが長引いたことがあるんですが、 この際、以前から倉本聰が見たがっていた土佐源氏を、急遽、 演れということになって‥ 衣装や道具は東京から送らせましたが音響を入れる人がいない‥ それで、以前一度だけ観たことがあるというトシ江くんに 適当な間に音を入れろと頼んだのですよ やはり、勘がいいんですね。 なんとか急場を凌ぐことができました。 懐かしいですね‥トシ江くん、宜しくいって下さい』と、おっしゃるではありませんか!そりぁ、同じ俳優なんだから、しかもベテラン同士、どこかで会ったり、共演したりすることもあるでしょう。でも、「土佐源氏」の音響を手伝って、急場をしのいだ役者はめったにいないと思う~~と私たちもその奇遇に驚いたり、喜んだり!早速、この話をトシ江さんに電話で伝えてお誘いしたら、『うん、北海道で、チョーリさんに突然そう云われたことあったねー』というわけで、小林トシ江さん、秦野の6月公演に再会かたがた駆けつけてくれることになりました。舞台裏のもう一つのドラマですね。これだから人生は面白い!秦野公演は全3回。あなたも何処かに会いにいらして下さい‥ね
2009年05月28日
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『素敵!ココはどこのカフェなの?』と思うでしょ!?実は秦野にある個人のお宅なんです。「ヴァニラお菓子教室」を主宰する渡邊久子さんのご自宅です。最初は趣味で始めたケーキやクッキーが、ご近所のお友達の間で「プレゼント用に分けて欲しい」と評判になり、お菓子作りを習いに来る人まで出てきたためご自分の家をレッスンも出来る場として開放したそうです。やがて「秦野じばさんず」にも出すようになったのが7年前、が、場所柄どうしても売れるお菓子のアイテムが限られてしまう。秦野産の材料にこだわって、100パーセント発酵バターで作る、美味しいお菓子はもっと沢山あるのに‥今では、遠方から自宅に買いにみえるファンの方のために、一か月に一度「玄関先の試食会」を兼ねた頒布会に発展しました。サービスで出して下さるコーヒー、紅茶、お抹茶を頂きながら、試作品のお味見をしたり、お菓子作りの情報交換!最近、ご本人は東京にある和菓子教室にも通い始めて、『和菓子の世界も奥が深くて、 ますます勉強することがいっぱいです』とニッコリ。伺った日は、秦野産の黒豆や上新粉を使った「浮島」というお菓子をお味見しましたが、和菓子って頂くとなんだか気持がほっこりする優しいお菓子なんですよね。お菓子大好き♪のリミンとしては、森の中に迷い込んだヘンゼルとグレーテルのように夢のような空間です。玄関を一歩入るとアロマキャンドルと優しい音楽が出迎える、ヴァニラの甘い香りに満ちた部屋。お菓子の家まで探訪できちゃう、う~む、欲しいモノはみんなある!やっぱりどんなもんだい秦野シティでした~☆秦野市曽屋6023-17 Fone:0463-82-5446 次回は6月24(水)の予定です。夢のようなお菓子の家、絶対、また行こう~~と決めているリミンです。これが今回、私が連れ帰ったお菓子たち。ホントはもっとあったのですが撮影前に食べちゃいました‥もし、次回の「お菓子の家探訪」ご希望の方がいらしたらリミンの私書箱にメールして下さいね。童心に帰って「ヘンゼルとグレーテルごっこ」もなかなか楽しいひとときでした。
2009年05月25日
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花いっぱいに囲まれたリミンの暮らす団地です。連休も終わり、皆さまお元気でしょうか。ところで、スローフード秦野では「学びすと集合!」と称して、小さな勉強会をやっているのですが、その中のイタリア語講座に実は私も参加しているのです‥(汗)‥といっても、私は参加してるだけ‥宿題もやらない、予習、復習もしないから、ちっとも上達しない落ちこぼれの生徒なんですが‥でも私を除くと、ご学友?の皆さんは宿題キッチリ~真面目な優等生ぞろいなんですよ。それに、なんといっても授業の合間のおしゃべりや、先生が話してくれるタメになる雑談が本当に楽しい!最近、小原先生の後輩のマキコさんが、アシスト役をかって授業に出てくれるようになったため楽しさが倍増♪毎月二回の授業ですが、「小原ゼミ」に通うのをみんな楽しみにしているという訳です。GW期間中は授業もお休みでしたが、当分会えないのは淋しいね~という声まで出てくるほど~(笑)では、この際、連休中に課外授業?でもということで、どこかでランチでもしましょうと、やはり会員のお店で谷川シェフの本格イタリアン・レストランへ!いつものうつむいて静かな生徒とは打って変わってこういう実地研修ならと、俄然はりきるリミンでした‥この「ルスティカ」‥まだお若い方ですが、谷川シェフと奥さまが二人で始めた小さなお店。湘南・一色の住宅街の一角、看板も小さくほとんど目立たないの。それなのに一歩中に入ると、お洒落で小粋で美味しくて、なにもかもが、まさにイタリア☆ここに、こんなにも本格イタリアンが!と、きっと驚きます。ゆっくり時間をかけてお昼ご飯。喋りまくって、笑いまくって、食べて、飲んで、ときどき合間にイタリア語。アッという間の三時間、しっかりイタリアして参りました♪そうそう、イタリア・ペルージャから帰国したばかりで、神奈川フットサル選手のユリちゃんが、試合後レストランに駆けつけてくれたので、谷川夫妻もまじえて皆で一緒に記念撮影。若いスポーツ選手が運んでくれた溌剌・元気の風でした!お腹もいっぱいになった帰り道、レストラン裏手の道の下方に不思議な場所を発見!「巌島湿生公園」です。知らない道を歩くと思いがけないモノを発見するものですね。話は変わりますが、ただ今秦野では街全体が美術館。第三回丹沢アート・フェスティヴァルを開催中です。これは、丹沢山ろく周辺で自宅の一室や、お店、公民館などを借り、絵画、彫刻、ガラス、陶芸、木彫りなどアートを展示したり、その他、音楽、演劇等も上演して、皆さんに観てもらおうというイベントです。このフェスティバルに、スローフード秦野会員・小宮さんが経営するブルーベリー・ガーデンも参加しているので、ちょっとお邪魔してきました。ここで、またまた素敵な方にお会いしましたよ。私たちが伺った日は、ちょうど「自然の中で陶芸しましょう!」のイベントが開催中で、山中湖在住の陶芸家「伊藤一郎」さんの作品展示とロクロ体験など陶芸教室の日でした。こちらが作家の伊藤さん、仕事は陶芸工房主宰ですが、趣味は「笛」と、剣道(二段)で腕を磨くことなんだそう。月夜に笛を吹く剣士!わー、笛吹き童子の世界かしらー!聞くと、若いころは黒澤プロにいらしたこともある、三船敏郎さんの弟子だったそうです。さすがキマってますね。今年の秋のスローフードな旅、日×イタリア文化交流ツアーに是非ともご一緒にと、早速、お誘いしてしまいました。トスカーナ地方、フィレンツェの近くにあるヴィンチ村、小高い山頂に今もあるレオナルド・ダ・ヴィンチの生家で、かのダ・ヴィンチは一人で笛を吹いていたという話を思い出した。ちなみに、伊藤さんの仕事場は、なんと陶芸工房「ダ・ヴィンチ」という。まったくの偶然とは思えない‥。そして、ブルーベリーの小宮さんは、以前からアッシジに行きたいと思い、昨年の夏、アッシジの本を読みながらお店番しているときに、たまたま私が訪問した。「ウンブリア州って、どの辺ですか?なんて街がありますか?」と聞く彼に、「イタリアの真ん中で、そうね中田がいたペルージャや、フランチェスコが生まれたアッシジとかあって‥」と、私は答えた。これも偶然とは思えない‥人は出会うべくして出会うのだろうか。上の写真は、フランチェスコが修行した洞窟を倣い、小宮さんが自分でつくった瞑想の場所。彼との出会いは神の導きだったのだろうか‥この瞑想の場所もあるブルーベリー・ガーデンで、スローフード主催「石窯ピッツァ祭り♪」が、いよいよ5月17日(日曜日)に開催です。~☆若手会員の生産者さんたちのコラボレーションと、会員みんなで力を合わせ実現できたスローフード祭り!「風のコンサート」や仲間の皆さん達の即売会もあります♪フルーベリーの風の中で皆様のお越しをお待ちいたします☆~
2009年05月10日
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例年のごとく「何処にも行かないGW派」のリミン宅ですが、緑の風に誘われるように我が家から半径10キロほどの円の中を飛び回っております。まずは、6月の「ひとり芝居・土佐源氏」の上演会場として本堂を貸して頂いた「東光院」まで資料等をお届けに。チラシやチケットですが、切ったり、ハンコ押したり、ルーレットで切り取り線つけたり、ナンバリンクしたりと、ウチの彼と二人、最初は学園祭のノリだ~と笑っていたのが、そのうち、夜なべ仕事の内職みたいだね‥と二人とも無口に‥ここに下見と打ち合わせに行ったときに、山田ご住職から禅宗の寺だと伺い、そういえばリミンの家も同じ禅宗で、大本山は福井の永平寺だったっけ‥と気が付いて、「小さなつながり」を発見して、ちょっと嬉しかった。それやこれやで、もと博労のおじいちゃんの女遍歴、色ざんげ?語るは、寺の本堂とは、これ如何に?幻の「土佐源氏」に、あなたもぜひ会いに来て下さい‥。さて、東光院をあとにして、普段はあまり走らない道を通ってみようということに。GWに突入しているせいか、車も少なく街はひっそり。子供連れで釣りを楽しむ人、ランニングに汗を流す人。私たちも橋の上から川の鯉を眺めたり、散歩途中の立ち話。のどかな風景、穏やかな時間、休日の幸せなひとときに感謝です。おなじみウチの裏山「弘法山」を、いつもと違う角度から眺めてみると‥あら鯉のぼりの首飾り、気のせいか、よそ行き顔をしてました。そして、最後は、疲れたね‥どこかでお茶でもしましょうか?たまには、海も見てみたい‥とやってきました湘南平。ウチから直線6キロ、そこは海。すぐ近くの湘南暮らし?と勝手に名づけた「大磯港」山の緑と紺碧の海、欲しいモノはみんなある!おなじみの「どんなもんだい秦野シティ☆」でした~おっと、漁港といえば‥ウチの近所の魚屋さんが、自分で干して作る「鯵のひらき」は、焼くと油がジュージューで、これまた絶品!最近はお土産に持っていくくらい気に入っていま~す。では、皆さまも良い週末をね♪●お知らせ 日経新聞の夕刊「ひと欄」にブログのお友達でもある「来楽暮姉妹」の(おねえちゃん)こと村上美佐江さんが載っていました。二年前に姉妹で設立した、日本の着物リメークの会社が大きく羽ばたいて、生産が追いつかないほどのヒット商品を生み出したからです。観光庁が主催する「魅力ある日本のおみやげコンテスト2009」でエントリー全680品目の中から、見事グランプリを勝ち取りました。スゴイですね~☆今後、ますます羽ばたいて、若手女性起業家の希望の星になっていくだろうと思います。おめでとう!「来楽暮」さん!!それに加えて、ここのところスローフード秦野でも、緑茶や日本酒で大臣賞だの金賞に輝いた仲間がいるため、『おめでとー!』の声が飛び交って祝勝ムードの幸せの風に満ちているんですよ。思うに、受賞された皆さんに共通しているのは、地道にコツコツと人の見えないところで努力しているのと、謙虚でありながら、哲学がブレないところかな。HADANOも、コツコツがんばろーっと!
2009年05月01日
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春爛漫の里山に、嬉しいお客様がやってきた!1月31日の「ひとり芝居 」でご紹介した坂本長利さん、その人です。、初めてお会いしたのは、冬の冷たい雨が降る、年の初めの頃でした。「秦野にも来て頂けますか?」と聞いたら、「はい、必ず‥」と、微笑みながら頷いてくれた。約束どおり、ホントに来てくれました。という訳で、伝説のひとり芝居「土佐源氏」が秦野でも幕を開けることになりました。2009年6月13(土)・14(日)です。「坂本長利 ひとり芝居」 in 秦野あの土佐源氏が秦野盆地にやって来る![主催:スローフード秦野 後援:秦野市観光協会] 開催場所は以下の三箇所!どこかに会いに来て下さい‥・6月13日(土)昼の部 小蓑毛の古民家(松下家) 1:30pm開場 2:00pm開演 ・夜の部 山の中のお蕎麦屋さん・石庄庵(野外) 6:30pm開場 7:00pm開演 ※13日は夜の部終了後、坂本さんを囲む会があります。 ・6月14日(日) 昼の部 秦野市・東光院本堂 1:30pm開場 2:00pm開演 雲海が広がる山深い里山と外界を結ぶ一本の道は、俳優・坂本長利が40年間かけて演じ続けた「土佐源氏」の旅の道にも似て‥ 歩き続ける旅の途中で、六月に、私の愛する里山に、約束通り立ち寄ってくれるのを、心から嬉しく思います‥。・詳細はスローフード秦野公式HPで。
2009年04月09日
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桃の節句が近い、おなじみ秦野「風の吊り橋」でございます。つるし雛や雛人形が飾られたお茶室で、抹茶と春の和菓子を頂くひとときに、和の文化の奥深さと幸せを感じます。床の間の雛人形を眺めていたら‥御内裏さま(男雛)の前に、履物がきちんと揃えられていましたが、あれれ‥?お雛さま(女雛)の方には履物がありません。近くに寄って周囲を探してみましたが、やっぱり無いのです。どうやら最初から、女雛には履物が用意されていないようです。何故なのかしら?そんな話題で盛り上がった、陽だまりの中の一服でした。平安時代は通い婚だったから、きっと、女は外を出歩かないで、ひたすら男の牛車が門前に止まるのを待っていたのでしょう。当時は、男性が通って来るか来ないかは死活問題。召使い達は牛の大好きな塩を門前に盛って、当家の前に牛を止まらせるように苦心したようです。今でも店の前に盛塩を置くのは、その名残りだそうですよ。紅、薄桃、桜色・・花いっぱいの散歩道。里山がピンクのグラデーションに縁取られる幸せな季節が今年もまたやってきます!履物をはいて自由に出歩ける現代は幸せですね。花の香りに誘われて‥私の愛する秦野の街です。遠くに風の吊り橋を望むこの場所は、「スローフード秦野」会員の岩嶋徳さんの畑です。春だ! そうだ、畑を見に行こう! ・日 時 : 3月1日(日) 13:00~17:00・場 所 : 「はだの有機栽培クラブ」圃場・交 通 : 神奈中バス 渋沢駅北口・大倉行(渋02系統)『プログラム』 13:00 集合場所にて受付 13:30 はだの有機栽培クラブ圃場見学 15:00~ 交流・懇親会(上公民館) ・参加費 500円・参加申し込み 会場の都合により先着20名までとさせていただきます。 参加ご希望の方は、住所、氏名、連絡先を明記して 有機ネット神奈川事務局までお申し込みください。 ●2月21日「国際交流・講演会」【スローフードな幸せ】は無事終了いたしました。 会場にお越し下さった皆さま、ご協賛いただきました皆様には 心から御礼申し上げます。ありがとうございました!東京から秦野まで応援に駆けつけて下さった「ぜんさん」こと太田社長です。ありがとう~☆ ↓
2009年02月26日
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私たちが選んだ日本の本拠地「秦野」ですが、今年の冬はまだ一度も雪を見ていないほど、本当に信じられないくらい温暖な土地なんですよ。早咲きの梅がほころび始め‥牛舎のまわりも心なしか春めいた空気が‥洗濯物がゆれる軒先に、どこからか風に乗った煙がたなびきます。早春の匂いです‥山のお寺の鐘が鳴り、いつか来たよな気がする散歩道。蜜柑の生る木が陽に映えて‥小鳥のさえずりがのどかな午後に、久しぶりに、山の中のお蕎麦屋さんでお昼を食べようと、ドライブがてらウチの裏山「弘法山」の抜け道を走ります。山道の途中にあるのが『富士山のビューポイント』風は少し冷たいけれど、こんな日は富士山がくっきりと‥ランチ途中のこの風景、これを幸せと言わずして何という?!ウチの裏山?にお越しになるハイキングの皆さんにとっても、この富士山が、秦野からの何よりのおもてなしだと思います。そして最後に立ち寄るのは、、おなじみ団地の中のパン屋さん「レ・ルルド」で食後のコーヒーを。陽だまりの中、パンを焼く香ばしい匂いが流れています‥ポカポカと温かい「幸せ日和」の毎日に感謝です。●ルルドのパンは本格酵母の長時間自然発酵で、イーストを使わず、小麦粉、塩、水のみで作る無添加パン。時間と手間暇かけて作るパンの原点みたいな素朴な味わいなんです。・スローフードな学びすと 「ルルドに習うパン教室」も近日中スタートです! 乞うご期待~★
2009年01月18日
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イタリアのウンブリア州から帰ってきて、毎日ドタバタしているうちに‥ハッと気がついたら、秋のド真ん中にいました。丘の上にある「ウチの団地」の周りは色鮮やかな秋の彩り!山の番人でもないのに‥まずは裏山の見回りに出掛けます。頂上の銀杏(例の黄色がチョンチョンね)は、数日前に嵐のような風雨のせいで、すっかり散ってしまったけれど‥それでもやっぱり「ウチの裏山・弘法山」は可愛いわ。弘法山から見る風景は、ごく普通の日常ですが、『わー!イタリアのウンブリア州に勝るとも劣らない~!』大声で叫び出したい気分です。そんな「幸せ感」が山いっぱいに溢れているんです☆野菜を干す軒先は、いつでも私にホッとする安らぎを与えてくれます。何故なんでしょうね‥収穫の喜びと、きれいな地球を感じるからかもしれません。私が愛する秦野の街が、いつまでも変わらない美しい里山でありますように‥と願った晩秋の幸せでした‥。●お知らせ風の会幹事でおなじみの、あのぜんさんがプロデュースしたラーメン屋さんが誕生しました。お店を経営するのは、ぜんさんの弟さんです。開店にたどりつくまで兄弟二人で大変でした。こだわりの「ぜんさんラーメン」本日、12月7日、そのベールを脱ぎます!午前11時 OPENです!麺家【玄武】 東京都練馬区平和台2-28-7AM11:00~PM3:00 PM5:00~AM2:00 水曜日定休リミンはお店の名前が、なかなか覚えられなくて、我が家では‘ぜんさんラーメン’と呼んでいます。で、驚くのは飲み物の充実度!・らーめん8種・トッピング5種(12月2日現在)・サイドメニュー10種・ビール39種 をはじめサワー・カクテル・日本酒・焼酎・ソフトドリンク類は60種以上ラーメン屋さんというより、まるでバールのようですね♪それでは、プロデューサーぜんさんから一言ご挨拶。『女性一人でも入れるようなラーメン店をイメージして作りました。 是非ご自分の目で確かめにいらして下さい!』木枯らしが吹く寒い日は、ぜんさんラーメンで温まろうね♪麺家「玄武」が待っている~☆
2008年12月07日
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写真は、秦野にある「丹沢美術館」BGMが流れる小さなお部屋で瞑想のような時を過ごす‥街の真ん中のミュージアム。暮らしの‘すぐそこ’にありながら、非日常の世界です。青竹の凛とした美しさ、竹かごや竹炭の手作りの温もり。考えてみると、生活の中に竹を使ったものが、ずいぶん沢山あるんですね。そんな竹の美しさと、しなやかさに魅了され、造形の楽しさを追及しているうちに、『気がつくと、エコの真ん中にいたんです。』という秦野の関口修さん。元は塗装屋さんだったのが、舞台装置や店舗の照明を手がけているうちに、いつの間にか「竹アートディレクター」に!今は「BAMBOO PROJECT JAPAN」で活躍しています☆ その関口さんの「竹アート展」が丹沢美術館で開催中です。※「丹沢美術館」秦野市寿町6-19 みどりやビル3F そして、こちらは、オマケでリミンの作品。イギリスの花学校の授業で作ったもの。竹をイメージしてオリエンタル風に~(の、つもり‥) ↓作業台なので、まわりがゴチャゴチャしてて花が映えませんね‥●追伸【葦牙ふぉらむ】第16回のご案内今回、出演は本邦初演?ウチの彼!いよいよ、明日、土曜日です☆・米原万里著「嘘つきアーニャのまっ赤な真実」 民族の連帯と交流の難しさ、その中で生きていく 個人の方向性の模索がテーマということですが、 米原万里さんの少女時代を回顧するお話しでもあり、 誰にもなじみ易いミーティングになるだろうと楽しみです♪※内容は、今回、チューターであるウチの彼がまとめた、「The Ashikabi Journal」8月号「ふぉらむ骨子」をご覧くださいませ。・日時 2008年 8月30日(土) 午後1時半~4時半・会場 生涯学習館(旧社会教育会館)新宿区三栄町25 (TEL: 03-3341-1024) (地下鉄丸の内線‘四谷三丁目駅’徒歩6分 地図) ●追伸その2突然ですが、リミンがラジオに出ることに~「FMおだわら」です。日曜日の朝8時~11時までの生放送、パーソナリティー宮崎いずみさんのコーナーにお招きされました。30分くらい二人でお喋りして、合間に2つくらいリクエスト曲が入るんですって!「何の曲がいいですか?」と聞かれて、う~ん、一つは、やっぱりグレース・マーヤかな~マーヤ・バージョンの‘ベサ・メ・ムーチョ’が好きだけど、朝の番組向きじゃないかなぁ‥それから~~アレも入れたいし、コレも好き。はたまたスペインのフラメンコか?イタリア歌曲か?わー、どうしようと、頭がイッパイ。で、結局ドーシタか?!当日のラジオ放送を聴いてね~♪と言っても、イタリアから帰って来てからの話なので、出演は11月中旬の日曜日になると思います。ラジオ局潜入の日取りが決まったらまたお知らせしますね。(突撃ルポ、逆取材でがんばってこよーっと!)今日はこれからブルーベリー農園をやっている小宮さんという方にお会いしてきます。週末はお庭の石窯でピッツァを焼いてるそうで、なんだかまた‘素敵な人生’に遭遇する予感でワクワクしています☆最近、スローフードの話で、どこかに出かけ、誰かと会う機会がとても多くなりました。‘素敵な方’との出会いは、私の方が心の宝を頂いています。これこそ「スローフードな幸せ」なんですね☆
2008年08月29日
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