柿の種

柿の種

鳥人体系(沖縄)

やんばるくいな
手塚治さんの物語に鳥人体系という話しがあった。
鳥の文明が進化し、猿の文明が古代の遺産だった、というような話しだ。
結局鳥の文明も人間と同じく美食などを追及したり、争いが絶えないという非常に興味深い内容だった。

鳥類は空を飛ぶことができるから二足歩行の猿よりも優れている。
というフレーズがあった。
実際には二足歩行することで体や脳の構造が進化できたという話しもあるが、
自分自身の能力で空を飛ぶ事ができない僕らは、大空を飛ぶ彼らにうらやみを感じ感嘆する。
鳥のように自由に空を飛びたいと焦れ飛行機を産み出したのだ。

南方に移住し始め最初に驚いたのは鳥だった。
その辺の川に普通にどでかい白い鳥がいるのだ。
おまけに海辺の岩場に行くと頭上を鷹のような鳥の影が横切る。
おいおいここはいったい、、。

沖縄では確認されているだけで約440種類の鳥が確認されている。
その中で1年中沖縄で過ごし繁殖しているのはたったの40種類ほどだという。
残りは夏から秋、冬などに渡ってくる夏鳥や旅鳥、冬鳥、迷い鳥だ。
考えてみたらくじらも沖縄に繁殖やってくるし、人も沖縄に暖かいひざしをもとめてやってくる。
沖縄とは、いや太陽のあたたかさとはなんとも不思議なものだと思う。

個人的にはワシタカ類を見ると燃えてくる。
この間見たカンムリワシもエキサイティングだった。

昔天狗のモデルになったのはワシタカ類のなんかだったと本で読んだ気がする。
クロハゲワシだったろうか?忘れてしまった。

シュノーケリングをしていると頭上をたくさんの海鳥が飛翔していることがある。
次の瞬間
海の中へ鳥がダイブする。
水中ではアイゴの稚魚や熱帯魚の稚魚が群れて逃げている。
海の中での小魚の群れは僕らの心を癒してくれるが、豪快な捕食の瞬間は別の意味で僕らの心を捉える。

場所によっては季節の訪れを感じる鳥であったウグイス。
沖縄では1年中その美しいさえずりを聞く事ができる。
山の中、、
いやいや家の家の裏でも、その辺でも聞く事ができるのだ。
毎日是風流成り

鳥のさえずりや自然の音は、聞くために準備する必要がある。
何を準備するか?
もちろん心だ。
場所を限定せず時を選ばす対象を選ばず自然の音を聞くことはできる。
自然の音を聞くにはあまりに文明は進んでしまったのだろう。
文明にどっぷりつかってしまっていた僕も自然を聞くためにいつも心の準備をしているのだろう。
普段感じる事のできない、一人では中々うまくできない自然を音を聞くための心の準備、そんな準備にちょっと後押しするのがガイドなんだろーなー。

マングローブのある場所にいつもやってくるサシバがいた。
ツアー前に「運がよければサシバも見れますよー」
と言ったところ運良くサシバがいつもの枝にいた。
するとおきゃくさんの一人が言った。
「あれ本物?」
つーか置物置くかよ!
とつっこみたくなったものの、普段街に住んでいたら普通のリアクションなのかもしれない。
ディズニーランドやユニバーサルは僕も好きだ。
あれはあれで楽しい。
ただ自然と作り物の判断がにぶってしまうようになるのはなんとも寂しいものだ。
最近pdaなどを使った自然観察などもあると聞く。
これは文明を利用して自然に親しむという良い手だとも思う。
特に鳥は見ていて楽しいがなんせ種類が多すぎて覚えきれない。
だれでも瞬時にわかるような図鑑付きのpdaや自然観察ゲームの一アイテムとして注目したい。





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