奏でる音に誘われて

奏でる音に誘われて

誕生覚書



ただいま実家から妹のパソコンで記入中。

忘れないうちに全部書いておこう。

えーっと、まず7月15日(金)朝起き上がると、いきなり破水!!

3,4メートル先のトイレに行く間にだらーーーっとパジャマが濡れた。

で、6時30分ごろだったので、病院に電話すると

「陣痛ないんだったら、朝ごはん食べて、診療時間になったら

来てください」といわれ、ええーー??と不安になる。

でもまぁ、病院もそのへんは慣れていると思うので、諦めて

朝ごはんをもりもり食べる。

で、8時30分に病院到着。

さっそく診てもらうも子宮口が1センチ開いているだけとのこと。

そのうち、陣痛が始まるだろうということでそのまま入院。

分娩監視装置をつけても、陣痛がほとんどない。

で、そのまま1日に3回装置をつけ、夜になってしまった。

で、夜中になんとなく痛くなってきてそれが10分間隔になったので、

もう一度装置をつけたけど、機械上では全然陣痛とはいえない程度の

張りしかないらしい。

結構痛かったのになー。

で、そのまま朝になり、破水してから24時間たったので、

陣痛促進剤の錠剤を飲みましょうかという話になった。

けど、錠剤飲むの苦手なんですと先生に言うと、

点滴になった。

で、朝からLDRに移動して分娩監視装置と、陣痛促進剤の点滴開始。

その前に先生が「なるべく自然分娩したいよね」といったとき、

内心「もういや!切ってーーー」と思っていたが、母とだんなが

もちろん!みたいな返事を勝手にしていた。【泣

LDRに移動してから、4時間ぐらいだったか、どんどん陣痛促進剤の

量を増やされていたけど、どうもいまいちらしい。

でも、なんとか昼ぐらいに10分間隔に【機械上も)なったみたいで、

そのころには息もたえだえ。

あのどれくらいかかるんですかと助産師さんに聞くと

おかぁさんの様子ではまだまだですねーーとのこと。

まだまだ痛がりようが普通らしい。

めっちゃめっちゃ痛かったのにーー。

どう痛いかというと、急にきゅうーーーーとお腹が痛くなって

同時に腰が割れそうになる。

腰が腰がーーーっと叫びたい感じ。

で、横を向かせてもらうと腰の痛みがましになった。

で、あと胡坐をかいたり、横になったりしている間に

苦し紛れに「いきみ感があるんですけどーー」と訴えてみた。

そしたら、助産師さんが子宮口を調べてくれて9センチになった。

で、もう分娩しましょかということになり、めちゃめちゃほっとした。

で、LDRなので、ベッドの下の方が変形し分娩様態に早代わり。

めっちゃ便利やなー。

普通陣痛室、分娩室、回復室と移動せなあかんのに全部同じ部屋で

出来るもん。

陣痛と陣痛の谷間に部屋移動なんてめちゃめちゃ大変やし。

LDRバンザイ!でした。

で、分娩モードになってからは一刻も早く産みたいので

気張りまくって5回ぐらいで生まれた。

陣痛が来たら、息をふーーーーーっと吐いてくださいといわれるけど、

難しいーーー。

どうしてもぜーはー力入って息を止めてしまうもん。

そしたら赤ちゃんが苦しいからとかで息を止めないようにいわれた。

で、2時17分に2164グラムの小さい女の子を産みました。

私としては超難産と思っていたのに、初産婦にしては、うまい。

安産です。といわれてしまった。

機械上の陣痛が10分間隔になってから3,4時間で生まれているので、

安産ということになるらしい。

で、生まれたときにみんなにちっちゃいーーと言われた。

で、生まれた瞬間に「おかぁさん、出てきましたよ。見てあげて」

といわれるも、「目悪いから見えないんですーー」といって、笑われた。

で、メガネをとってもらって、見た。

奏音(かのん)ちゃん、はじめましてーーvv

やっぱりお父さんに目が似てて、鼻は私に似てでかかった。

3D超音波どおりの顔でした。

けど、写真をとってじじ、ばばに送ったらかわいいーーとほめてもらった。

そのあと母、ダンナ、私、奏音で記念撮影。

目開いていてかわいかった。

そういえば、ダンナは立会い出産の予定だったのに、途中でこんな早く

生まれるとは思わず、家に帰って町会の用事をしている途中だった。

ということで立ち会えず。かなりショックを受けていた。

とりあえず、生まれてきてくれてありがとう。

これからよろしくね。

ということで、その後、いろいろあるんだな、これが。

翌日からさっそく授乳指導。

でもマンツーマンで指導してもらえるのかと思っていたら、

おかぁさんが20人ぐらいいて、看護士さんが3,4人。

全然廻ってきてもらえず、どうすればいいのーー状態。

だって、ゲップのさせ方も「ええっと飲ませ終わったら、ゲップ

させたらいいんですか?」と聞いて、「はい」だけだし。

で、「どうするんですか」と聞いてやっと少し教えてもらえた。

けど、私は話しかけにくいのか、なかなか入院中、かまってもらえなかったなぁ。

他のおかぁさんも同じ事を言ってた。

その人は夜中の授乳に行ったら、人少ないだろうから構ってもらえると思ったら、

看護士さんも夜勤は2人なので、結局来てもらえなかったとのこと。

授乳タイムはいちおう、8時半、11時半、14時半、17時半、20時半と

5回は行かないとダメ。

それ以外は基本的には看護士さんがやってくれる。

希望があれば夜中もいってもいいっていうシステム。

ちなみにやり方は、まずオムツを替える。

で、体重を量る。

で、母乳を含ませる。

で、体重を量る。

で、体重の増加を計算して1日のめやすより足らないばあい、哺乳瓶に

搾乳。

で、それでも足らない場合、ミルク補充。

で、最後にオムツ替えて終わり。

カンタンに書いてるけど、1時間ぐらいかかる。

だいたい、1,2日めは母乳なんかほとんど出ないし、1滴ぐらい。

赤ちゃんも体重低くて飲む力がないみたいで、すってる途中で寝るし。

乳首を吸うより哺乳瓶の方が楽とのことなので、哺乳瓶だったら

結構ごくごく飲んでいた。

で、1日目は10cc、2日目は20cc、3日目は30ccと増やしていった。

こうして退院前日。

当然明日二人そろって退院かと思っていたら、

看護士さんが来て「体重が2300になるまで、赤ちゃん預かることに

なると思います」といわれめちゃショック!!

ええーーー??聞いてないよ!

で、へこんだ。

で、次の日に新生児室の先生に呼ばれて、行くと

「どうします?おかぁさんが自信あるんだったら退院できますよ」

といわれる。

でも、実家の父母が病院でもうちょっと預かってもらったほうが

いいなとうわさしていたらしい。

なので、「2300になるまで預かってください、私は連れて帰りたいんですけど」

と先生に言う。

で、そのあと沐浴の個人指導があって、

お風呂に入れる練習。

なぜかうまいと褒められる。

やったことあるんですか?と聞かれたので、当然ないですーと答えた。

ちっちゃいから私のちいさい手指でも耳ふさげるのよねー。

でも、ちっちゃいから沐浴のベビーバスに足がついてない状態。

なんか頭だけでささえて体がちゅうぶらりん。

めっちゃ怖かった。

その時はぎゃーぎゃー泣いていた。

なんだか泣く元気があんまりないみたいで、いつも寝ている。

いつ授乳行ってもすやすや。

他の子はぎゃーぎゃー泣いてるのにな。

もっと泣いてもいいのに・・と思った。

あ、その前の日に母子同室をしてみた。

なんか授乳行くのめんどくさいし、いつも寝ているのは3時間おきだと

お腹がすいてないのかなと思ったので、

自分のペースで授乳したかったので。

で、その日の夜、新生児室に返しに行こうとすると、めずらしく泣き出す。

授乳室じゃ体重はかって母乳の飲み量を調べられるけど、同室だと

わからないので、どうやらミルクの量が足らなかったみたい。

で、泣かれるとそれはそれであせった。

だって、返しにいけないしねー。

廊下を泣いてるときにガラガラ返しに行くのも変だし。

ということで、ミルクを足すとすやすや。

ほっ。

ということで、話はもどるが、

沐浴指導が終わるとまた先生に呼ばれ、

なななんと黄疸がでているので、光線療法をするとのこと。

紫外線を保育器の中で照射して、24時間程度様子をみるらしい。

で、心配ないですよーと言われたので、その時はふーーん

よくわからんわと思っていただけだったけど、

目の保護をしないといけないので、眼帯をするとのこと。

で、すっぱだかで保育器に入れられるとの事。

で、その様子を想像しているうちにめちゃめちゃ泣けてきた。

他のおかぁさんが怪訝な顔で見てたので我慢してたけど、

すごい顔になっていたらしい。

で、結局いっしょに退院できず。

それから部屋にかえって一人になると大泣き。

看護士さんが巡回してきてどうしたんですか??と聞かれる。

我慢していたのに、そういわれるともうダメ。

ひくひくいいながら、訴える。

おかぁさんは自分を責めてはダメと言われた、

それと黄疸はまれではなくよくあることだし、

治療自体は赤ちゃんはなんも苦痛がないので、といわれたので、

すごくほっとした。

それから授乳タイム。

ちゃんと顔がみれるか心配だったけど、眼帯を巻いてるほかは

普通の様子だったので、ほっ。

授乳タイムは、最初の看護士さんは眼帯巻いているので、

他のおかぁさんといっしょでいやだったら、別室へどうぞと

言ってくれたので、新生児室で授乳。

次からは同じ部屋でやったけど。

でも、となりで座ってずっと雑談していたおかぁさん二人が、

私がいっしょに退院できないという説明を受けている間、

しーんとして聞き耳をたてていたのがムカついた。

きっと、自分の子じゃなくてよかったと思ってるンだろうな。

その後、結局は私だけ昨日退院して、奏音は入院。

昨日病院から電話かかってきて、光線治療終わったとの事。

よかったーーー!!

あとは体重が2300を越えるまで我慢だ。

というわけで、今日から通院しています。

搾乳器も買ったし、3時間ごとに絞って冷凍して毎日届けないといけない。

授乳は行けばさせてくれるので、今日は11時半と14時半の部に行った。

あいかわらず寝てばかりですってくれないけどね。

でも、母乳はぼちぼちしぼって30ぐらいやっと出るようになった。

もっと元気になってもりもり吸ってね。

やっぱ体重が軽いので、吸う元気がないのかな。

とにかく眠たそうだ。

ということで、長々と思いつく限り書いてみた。

明日からも頑張ろう。

そして早くいっしょにお家に帰ろうね。

あっそうそう授乳室で便利なことがひとつ。

うちの子は低体重なので、体温が下がりがちらしく

ひとりだけいつもバスタオルにくるまれて台に置かれる。

だからすぐ見つけられるのよー。

他の人はいちおう足につけた名前を確認しないとわからないみたいなので。

その点だけは便利だったかな。

ま、喜んだらあかんけどね。

しかし、生まれる前からちっちゃいちっちゃい言われて、

心配だったけど、生まれてきたらやっぱりちっちゃかったのね。

生まれてからも心配の種は尽きないのであった。

ロンパースから手足出てないっていうか埋もれてるし。

かわいいけどね。

いやー子供きらいやけど、自分の子はかわいいなーvv

特にゲップさせるとき、全身を預けてくるときなんか

(ていうか首がすわってないからだけど)

ホントこの子には私しかおらんって思うもんね。

今日は体重2200越したらしいので、あと1週間もすれば

退院かな。

頑張ろうーーおおーー!!


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