ジャンケン・ポン



水曜日に雨が降って、地下鉄は空いていました。学校の友だちと2人で、最後尾の車両の一番後ろの席にすわりました。そのとき、車掌さんの車内放送の太く低い声が車内にひびきます。

ある駅で、私立小学校の2年生ぐらいの女の子が、2人してやはり学校帰りで乗り込んできました。「すわるぅ?」とひとりの子がききましたが、もうひとりの子は車掌室をのぞきこんでいました。それから、2人して車掌室の中をのぞきこんでいました。

そして、「すわるぅ?」ときいた子の「後出しだぁ!」の声で、車掌室のほうをみると、最初からのぞきこんでいた子が車掌さんとじゃんけんをしていたのです。(*_*) わたしの横の友だちもそれに気づきました。けれども、そのじゃんけんを邪魔してはいけないとおもって、わたしたち、そっちのほうをあまり見ないようにしました。「若いって、すごいね!」「えっ!」わたしたちにはとてもできないな、とおもいました。

もう、次の駅で、その子たちは降りてゆきました。ホームを歩きながら、ふり返りながら、出発しだした電車の車掌さんに、バイバイと手をふりました。車掌さんもそれに応えると、その子たちの笑顔がはじけました。(*^^)v

それから、また、車掌さんは、例の太く低い声で、冷静に車内放送をしていました。

そういえば、このあいだのサザエさんの最後のところで、わたしはグーを出してしまい、サザエさんとのじゃんけんに負けてしまったことを、急に思い出しました。(>_<)


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