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2025.02.12
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カテゴリ: 散策 奈良
酒井順子の「女人京都」など読んだのがきっかけだったと思うのですが「 枕草子 」に興味をもち・・・こんな本を読んだり・・・

清少納言が仕えた定子の 鳥戸野(とりべの)陵 を訪ねたりしてきたのですが・・・


こんな本を纏めて借りて来て・・・今、右の「枕草子の楽しみ方」を読んでいます。
(左の2冊は読まずに図書館へ返しました)

枕草子の本は全て現代文に書き換えられた本が多いのですが、それでは面白くないので、古文と現代文を併記した本を借りて、まず古文を読んで意味の理解をして、分からない部分(ほとんどがそうですが)を 現代文で読むと言う読み方をしているのでなかなか読み進まないのですが・・・・

そのことと関係なく片や、先日書きました「 奈良路秀麗八十八面観音巡礼 」は西大寺の十一面観音の拝観を終わり次は何処へ行くか??  特別公開の日に行かないといけないのが多いので、どうするかを決めかねていたのですが・・・

そんな折、枕草子に 初瀬詣で についてこんなくだりが書かれていました。
​(初瀬と言うのは奈良の長谷寺のこと( 地名 ) なのです)​

平安時代には和歌山の 熊野詣で が盛んであったことは知っていましたが、初瀬詣でも盛んであったこと初めて知ったわけですが・・・

古文では


現代文ではこうなるのですが・・・


赤下線を付した箇所に疑問を持ったのです。
奈良の初瀬に行くのに淀から船に乗ったと書かれているのです。
まさか大阪へ向かって行くわけじゃなし何故淀から船に???

疑問に思って色々調べてこんな昔の地図を発見しました。
巨椋(おぐら) 池は確か昭和になって干拓されて今はありませんが当時は木津川とも繋がっていて淀から奈良へ向かうのに木津川を渡ったのはこれでか!!  と疑問が解けたのでした。

さて、清少納言その木津川を渡って向かった初瀬の長谷寺のご本尊ですが・・・
(高さ10.18mもある木造で一番大きな仏像であるらしいのですが・・・)


そのご本尊がタイトルに書きました「 奈良路秀麗八十八面観音巡礼 」の10体の仏像のひとつなのです。

・・・で、枕草子を読んでいる今、西大寺の次は長谷寺の十一面観音の拝観に決めたのです。
長谷寺には4~5年前に行っているのですが、「奈良路秀麗八十八面観音巡礼」のひとつとして良く眺めて、御朱印も貰わないといけないのです(笑)

・・・・と言うのが長い長い前置きで・・・・
今からが本論なのですが、昨日長谷寺を目的のウオーキングに行って来たのでした。







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最終更新日  2025.02.13 12:56:30
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