ビショップ・天使の 戦闘 に関する考察。
育成に関する考察は、他のいろいろなサイトがやっているので、ここでは戦闘に関する考察を。
具体的には、高レベルでの再配分のとき、何を取ればいいか。それはなぜか? という事に関する考察である。
主としてRSを題材とする小説のために役立てていただきたく、運キャラなどは割愛する。
アーチャー・ランサーの考察と同じく、結論からすれば「みんなと同じように」である。
その理由も同じだ。類型化にあたっては、今回も レッドストーン桃鯖ギルド猫のしっぽ&猫の森
様より画像を拝借する。
まずは 総論 から始めよう。
第1の共通法則は、 「特化した方が強い」 である。色々ゴチャゴチャ取るのではなく、1つの方向性をもって取っていかなくては弱くなってしまう。後述の類型化は、その方向性の具体例である。
第2の共通法則は、 健康第一
である。NARUTOの作者として有名な岸本斉史氏は、5代目火影の台詞として、次のように述べている。 「医療忍者にとって、最も重要なことは『相手の攻撃を喰らわない事』である。医療忍者が死ねば、誰が仲間を治療するのか。」
RSにおいては、ビショップがそうである。防御的な補助はビショップの特権ともいえる得意分野だが、ビショップが先に死んでしまっては、誰がPTメンバーを回復するのか。
このことは、天使においては特にタクシーに重要だ。コールする前に死んでしまっては目も当てられない。
では類型化を始めよう。
■支援ビショップ
注意点は、途中で止めるスキルがある事だ。
まずは、 コールとリザ がそれである。上げれば上げるだけ便利だが、これらのスキルで最も重要なことは、「復活」と「転移」である。それさえできれば、あとのことは、とりあえずどうでもいい。従ってLV1でよい。
PTHは、20以上ほしいが、あまり高くても消耗が多くて大変だ。何より、PTHは難易度5であるため、SPを大量に必要とする。そうなると、他のスキルがその分上がらないので、補助が弱くてすぐHPが減るのに、やたらPTHだけ強いビショップになる。 そうではない。ビショップの役目は、第1に防御面の強化、すなわち「HPを減りにくくすること」である。回復スキルは、それでも減ってしまったHPを回復するためにあるもので、最初からそれに頼るべきものではない。
ミラータワーも、レベルを上げすぎると、ビショップへの魔法ダメージ転移率が上がって、すぐにビショップが死んでしまう。といって、低すぎると役に立たない。30~40程度が望ましい。
小説の中では、ギルドというものが、よほど組織的に機能していると設定するなら、それぞれに特化したビショップがいても面白いだろう。 その場合、支援ビショップは3つに分類される。
第1は 物理系支援ビショップ
である。ブレスの他、エビルが強いビショップだ。取るべきスキルが少なく、あまりSPが必要ないので、比較的弱い設定のキャラでもよい。
第2は 魔法系支援ビショップ
である。ブレス・エレメンタル・アーチ・ミラータワーが強いビショップだ。必要なスキルが多いので、高レベル設定のキャラでないと無理がある。
第3は 回復ビショップ
である。リザ・PTHをマスターしているような半分ネタのキャラであるが、ギルドが組織的に活動し、完璧なまでに役割分担をおこなうと仮定すれば、このタイプはあり得る。
ミラータワーを30で止める代わり、エレメンタルはマスターしておきたい。アーチも元素抵抗上昇スキルとしてほしいが、難易度5なので、マスターには時間が掛かるだろう。いずれもミラータワーによる転移量を減らし、仲間のダメージを直接軽減する。
「賛美」は、チャージ用である。素早く大量にCPを貯める。 一方「祈り」もマスターしているのは、GV用である。賛美を使っている暇がないほどの混戦で青や花が切れたときに役立つ。
高レベルでは完全な支援型というのは珍しく、実際にはターンやソーンマッシングを取っている事も多い。
■攻撃型ビショップ(殴りbis)
レベル453
。ソロ専門の殴りbisも、ここまで極めるのは大変だ。
ソロ専門というのは、リザやPTHがない事からも明らかである。
あり得ないほどマイノリティーなビショップだと、最初に断っておく。
殴りbisの強みは、 魔法・物理に両対応の「死ににくさ」 だ。スキルの面から、剣士ほどの攻撃力は得られないが、それでもHP効率や防御効率、火抵抗や風抵抗といった装備品は半ば不要であるといってもよく、その分ダメ装備や高速装備を固める事ができる。
ソーンマッシングの代わりに、エクソシズムエンカウンターでもよい。ただ、ゴッドハンドのためのCPチャージを考えると、やはりソーンのほうが早い。 そして、もっぱらソーンでチャージすると考えれば、賛美は不要である。接近戦闘の最中には「祈り」以上は、相手の攻撃でキャンセルされるだろう。
リカバリーは全体速度が上がる。
アーチは、結局共通で欲しいスキルだろう。
ミラータワーはマスターする。自分にかける事しか考えていない。
■攻撃型ビショップ(ターンbis)
これでもレベル401という困難さである。
実際には、いくつかのスキルを諦めながら、ターンを優先して取ることになる。
なお、このケースもソロ専用で考えてある。やはり、あり得ないほどマイノリティーだ。
まずはターンだ。強い敵を倒すには、ターンのレベルを上げるしかない。ターンをマスターする以外に、アーチをマスターしておくと、さらに+3される。
リカバリーはなくてもよいが、あったほうが速い。
ターンを使うと敵が逃げるが、それでも一切攻撃を喰らわないというわけにはいかない。支援スキルはそのためのものだ。
■単体攻撃型天使
ここからは天使だ。まずは、ホリサク天使。
主たる攻撃はホリサクである。遠距離攻撃であるメリットを活用するため、ホールド系で足止めをするのがよい。
モンスターの分類は、アンデッド型・動物型・人間型・神獣型・悪魔型の4つである。人間型モンスターとGVでは、ホールドパーソンでなければ効果がないが、他のモンスターには逆にホールドモンスターでなければ効果がない。
最近は、ホリサクの代わりに、ブラッディウイングを取る天使もいる。攻撃力は高いが、自分のHPも減るスキルなので、連発に際しては十分に注意されたい。
画像はレベル231であるが、より高レベルに成長したら、ブレスも取って強化するといいだろう。ただし、エレメンタルやアーチは、天使に変身すると効果が切れる。ミラータワーは情報を持っていないので自分で検証されたい。
他方、防御より攻撃に進もうとするケースもある。つまりホリクロだ。 それについては、下記で改めて説明しよう。
GV用に、ディスペルを取るのも面白い。
ヘブンを取ると、テイマーの説得を手伝えるが、ヘブンは物理攻撃なので敏捷がないと当たらない事に注意されたい。なお毒舌と違って、レベルは一気に下がらず、1発当たるごとに1ずつ下がる。
■範囲攻撃型天使
基本はこうなる。 レベル203である。さらにライフスタイルと実力に応じて、エビやディスペルを取るのもいいだろう。
主たる攻撃はホリクロである。このスキルは攻撃と同時に回復もするので、ヒールは取っていない。 しかし最近では、ジャッジ天使も増えてきた。状態異常を解除する重要性が認識されてきた事による。この場合には、ヒールが必要だ。
■タクシー天使
言うまでもなく、狩りPTには入れない。
エバキュエイションは街タクシー用である。ダメル~バリアートも1発で届く超長距離射程は、やってあげると面白がられる。 中には、気分をよくして多めに報酬をくれる人もいる
のでおすすめだ。
ブルネンシュティングで 「バリアートまで」と言われて、 「じゃあダメル経由で行きますね」とか言って、やってあげるとウケる。
なお、エバキュエイションをマスターすると、それのみでチャージできる。
コールは、レベル40で成功率100%だ。バグを利用したレベル1のタクシーが多いが、コールに失敗して青ポットをがぶ飲みしているのを見ると、かわいそうになる。
廃坑B9へのタクシーは有名だが、 ハノブ~廃坑B9は、レベル30でも届かない。
しかし レベル50だと、ブルネンシュティング~廃坑B9が1発で届く。消耗もない。
レベルいくつで届くようになるかは検証した事がなく、知らない。しかし、鉄鉱山B5~廃坑B4へのフィールド移動ポイントをはさんでコールしようとしたら失敗した事から考えると、どうやら廃坑は、どのフロアにコールするにせよ、エルベルグ山脈/ハノブ西部地域が「出入り口」であるらしい。つまり、ハノブ~廃坑B9のコールについては、 ハノブ→東プラトン街道/エルベルグ山脈峠→エルベルグ山脈/ハノブ西部地域→廃坑という順番に移動したものとしてカウントされるようだ。
個人的には、地下という設定のフィールド(ダンジョンのB○のフィールド)は、移動フィールド数のカウントが少し多めになっているような印象を受ける。
コール・エバキュエイションをマスターすれば、消耗しないので、回想だけあればよい。
ブレスやサンクチュアリのために使うのだ。
コールしようとする地点に敵が集まっている事もあるので、ブレスだけでもマスターされたい。
GVに出ようとする場合には、逃げコール専用だ。リザは、そのためにある。 退屈なのは我慢されたい。なお、この場合には郷愁ないし賛美をマスターする事が望ましい。