とはいえ、間隙を縫っていろんなイベントにも出かけていった。その一つがGREE NIGHT 2.0である。要はネットビジネス関係者を中心とした集いだったけど、このイベント自体の楽しさは別として(はっきりいって退屈だった)、とても大きな刺激を受けた。一人一人話したわけではないし、ぼくはイベントそのものを傍観していた文系の学生でしかないわけだけど、それでもIT関連者のスピリッツは十分に感じとれた。何をも恐れないというか、自分たちこそが今の時代を担わんとする自負といったものが、ギラギラオーラとして漂っているのだ。それは間違いなく自信の一種だが、権威をかさとする傲慢ではなく、自分が主人公となり新たな権威を作ろうとする意欲だ。野心とみるか、大志と見るかは人それぞれだろうけど、普段どちらかというと伝統的かつ静態的な権威が息苦しく漂う空間で生活している身としては、一気に新鮮な空気をたくさん吸って、今まで見えなかった風景が目の前に広がった気分だった。もたもたのんびりと学生気分にひたってる場合じゃないぞという危機感を持たせてくれた。