妊娠持続期間と流産・早産・正期産・過期産


・妊娠とは受精卵の着床に始まり、胎児およびその付属物の排出をもって終了するまでの状態をいいます。
従って受精のみで着床しなければ妊娠ではありません。


胎芽とは?胎児とは?
・受精卵は受精の直後から急速に発育を開始するが、最初から人間のような形態をしているのではなく単に米粒のような形をしています。
受精卵がこの様にヒト外観をまだ完全に呈しない時期を胎芽といいます。
産科学では妊娠8週未満の児をいいます。
また妊娠8週以降になると児の頭部、体幹部、四肢の区別も可能になりヒトの外観を呈してきます。このようにヒト外観を呈した後を胎児と定義し、産科学では妊娠8週以降とされています。


妊娠持続期間
・妊娠期間の計算は最終月経の初日を0週0日、その翌日(最終月経2日目)0週1日と順次計算し、40週0日(280日)を分娩予定日とします。
妊娠週数は「満」で計算するが(0週から始まる)、妊娠月数は「かぞえ」(0ヶ月から始まるのではなく1ヶ月から始まる)で計算します。

・妊娠22週未満の妊娠の中絶を流産というが、これをさらに妊娠12週未満の流産を早期流産、妊娠12週以降22週未満の流産を後期流産と二つに分けています。妊娠22週以降37週未満を早産、37週以降42週未満を正期産、42週以降を過期産といいます。

・妊娠22週の児体重は500g程度であり、残念ながら流産児の生存はたとえ後期流産児であってもありえません。
流産は、児の母体外の生存が不可能な時期における妊娠の終結を意味しており、以前は妊娠24週未満とされていましたが、未熟児医療の進歩により胎児の生存限界が妊娠24週未満、妊娠22週以降にも生じたために1993年に妊娠22週未満と変更されました。
現在の医療では妊娠22週未満の児は生存しないと判断されています。

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: