L.O.D【story】



Legend Of Darkness




どこまでも続く平原。見渡す限り澄み渡る空。連なる山脈。生い茂る森林。この物語は剣と魔法が飛び交う遠い昔の異国の話。ある2つの大国が大陸の覇権を争って日々争い続けている。

この大陸こそ、この世界で一番巨大な大陸 『リガール』

この大陸を真ん中に分断して争っているのが最強の騎士団を保有する、
侵略国家 『マグナスラム』

この大陸に侵略してきたマグナスラムを倒すため、
この大陸の民が集まって作られた多国籍レジスタンス国家 『ラダイム』

最初は互角だったが、徐々に力の差が現れ始め、ラダイムの国は撃ち滅ぼされ事実上消滅してしまった。残ったラダイムの残党はまだ各地で隠れ抵抗を続けているが、それも微々たるものだった。

こうして戦乱が収まりつつあるこの大陸で、1人の少年が旅立った。
戦闘国家『マグナスラム』の騎士の家系に生まれた緋色の髪の少年。
彼は今いる家が嫌になり、国を捨てて旅に出た。彼にもう帰るところはない。目指すはこの大陸で唯一帝国の干渉のない、自由と平和の村、アーシリス。


一人の少年がアーシリスにいる。緑色の髪、青い瞳。この国の者とは違った容貌ではあるが、自由と平和は彼の手で守られているものだった。彼は今日も微笑む、この村が平和であることに。


一人の少女がこの大陸に降り立つ、彼方西洋の国から来た魔術師。サラリと肩まで伸びた茶髪を揺らし、クリクリの大きな目でしっかりこの島を見据え港に降り立った。この大陸で感知した強大な魔力の元を探すため彼女は単身アーシリスを目指す。髪をかき上げ、船乗りたちに笑顔を振りまき港を後にした。


一人の少年が馬を止め空を見上げる。その馬の足元には倒れた5人の山賊らしき風貌の男たち。湿った風を感じ、雨がくると悟った。すぐに馬を走らせ自分の村へと戻る。まだマグナスラムに見つかっていないレジスタンスの残党たちの隠れ家、アストラルへ。


歯車が回り始めた。この大陸の運命を背負うことになる4人の男女の歯車が、静かに…








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