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大阪に行ったら会うべき人が、わたしには2人います。ローマで世話になったせっちゃん。そして徳島のヨーコちゃん。今回は歌舞伎を観るために大阪に行き、1泊しかしなかったので、せっちゃんとは都合が付かずに会えなかったのですが、ヨーコちゃんには会ってきました!わたしが大学時代の半分くらい某BSSOのJr.バンドで吹いていたことは、拙ブログ読者の中には知っている方も多いと思いますが、実は、大学2年と3年の間の春休みをはさんで前後数ヶ月、某H大学の某N.O.というバンドでエキストラで吹いていたことを知っている方、あるいは覚えている方は少ないと思います。この期間、わたしは相当いい思いをさせて頂きまして、男の子たちに親切にしてもらったり(BSでは…?)、あの橙色のハッピを着て新入生勧誘をしたり、泊まりがけの遠征旅行に連れて行ってもらったりしました。その徳島への遠征旅行はたいそう心に残るもので、生まれて初めて飛行機に乗ったこと(酔って吐いたし)、徳島大学のジャズバンドとのジョイント・コンサート、H大学OBとの宴会、病院の慰問演奏など、すべて新しい経験で凄く楽しんだことを覚えています。その時に徳大のバンドでピアノを弾いていたヨーコちゃんとはなぜか意気投合して友好をあたため、現在にまで至っているのです。確かN.O.メンバーはその後、誰も徳大側とコンタクトを取っていなかったと思うのですが、なぜかトラだったわたしがこういうことになりました。人とのつながりってどこにあるか、本当に予測も付かないものです。今はこの偶然に感謝しています。まだ学生の時分、ヨーコちゃんが東京旅行でウチに泊まりに来たり、わたしも一度徳島に深夜バスで遊びに行って鳴門のうず潮を見に連れて行ってもらったりしました。田舎もなく、当時まったく地方に友達がいなかったわたしにとっては彼女の存在はとても貴重でした。卒業してからも、大阪に引っ越した彼女に母と会いに行ったり、彼女がローマに旅行に来てくれたりして、何年かに一度は会っています。そんな彼女が嫁いでママになりました。なんばから電車に乗ってヨーコちゃんに会いに行きます。帰りの新幹線のチケットも買ってしまっていた上、寝坊したせいで1時間半くらいしか一緒にいられなかったのですが、大学の頃からちっとも変わっていないヨーコちゃんが、お姑さんに可愛がられ、しっかりママさんになっているのを見届けて、安心しました。ヨーコちゃん、これからもパワフルかつマイペースなあなたでいてね。遠いローマの空の下で大阪と徳島のことを思い出しています。
2010年07月24日
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わたしが舞台観た日にコレを書いたのね、染五郎クン…。7月22日に大阪松竹座の夜の部を観てきました。関西・歌舞伎を愛する会の結成三十周年記念なのだそうです。『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』から井筒屋・米屋・難波裏・引窓。『弥栄芝居賑(いやさかえしばいのにぎわい)』で役者さん勢揃いの顔見世。『竜馬がゆく』風雲編。いやー最高でした。これだけのために一泊で大阪に行った甲斐がありました。久々に観る孝夫サマ、やはりちょっと年取ったかなの感は否めませんが、やっぱり歌舞伎界にこの人の存在は超重要です。孝太郎は相変わらずわたしの好きな女形ナンバー1です。玉三郎や福助の上手さは確かに言うまでもないのですが、わたしが個人的に好きなのは孝太郎の可愛らしさを含んだ色っぽさです。染五郎くんはわたし同年代なので(一学年上です、わたしも国学院受けました)、若い時から観ていますが、いやはや大人になりましたねえ。濡髪長五郎は適役とはあまり思えなかったのですが、この人の演技を見ることができて嬉しかったです。これも正直に言ってしまうと、染五郎くんの声や台詞回しは実はわたしの好みではないのですが、役者として、演技もひっくるめてトータルで大大大好きなんです。顔見世では久々に左団次さんも見ました。相変わらずいい男です。愛之助くんや春猿さんもいいいい味出してました。見所たくさんです。席は3列目、花道の下手側すぐ横、七三のすっぽんのある所で、手を伸ばせば染五郎くんのお尻に届いてしまう位置でした。絶対わたしのこと見てるでしょ、と役者さんたちに聞き正したいほど近いです。こんな近くで憧れの役者さんたちを見られて本当に幸せで、やっぱり歌舞伎は大衆娯楽なんだと思いました。顔見世では仁左衛門様が昭和30~40年代の関西歌舞伎のさびれた過去からここまで盛り上がったに至る経緯を話してくれました。映画やテレビの台頭で歌舞伎は一時廃れ、特に関西では全然お客さんが入らなかったのだそうです。関西歌舞伎の担い手として仁左衛門氏はそれを目の当たりにしてきたわけですから、さぞかし辛かったのではないかと思います。その後、歌舞伎役者も映画界やテレビ界に進出し始めましたが、その先駆けとなり成功したのがまぎれもなく孝夫時代の彼であったと思うし、メジャーになったことで歌舞伎の復興にも一役買い、今テレビに出ている後進たちに、はからずも道を示した形になったのだと思います。とは言え、関東に比べ、大阪の歌舞伎人気はお笑いなどの娯楽に押され、まだまだだと思います。あんなにいいわたしの席、2日前にネットで簡単に取れてしまったのですから。いずれにせよローマからではありますが、わたしは歌舞伎を愛し続けます。売店で染五郎くん直筆サイン本にめぐり合い、思わず購入してしまいました。帰りの新幹線の中で牛肉弁当とともにパチリ。
2010年07月23日
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すごいです。日本の漫画。わたしは決して漫画オタクというわけではないけれど、最近知り合いに薦められて読んだ漫画の質の高さに驚きましたのでここで発表しちゃいます。まずは、もはや説明も不要でしょう。テルマエ・ロマエ(1)価格:714円(税込、送料別)この漫画、今、日本では超話題作ですが、万が一ご存知でない方は、F氏のコメントを読んでみて下さい。まなさんをも虜にしました。そしてこのヤマザキマリさんという漫画家さんの別の作品も買ってみました。イタリア家族風林火山価格:820円(税込、送料別)爆笑。MIMOちゃんも買ってますね、ハイ。そしてTOLOS妻さんに薦められたこちら。チェーザレ(1)価格:780円(税込、送料別)今、7巻まで出ています。思わず大人買いしてしまいました(BOOK OFFですが…)。イタリア語版も出ています。まなさんも読んでいますね。マキャベリの『君主論』に君主論価格:798円(税込、送料別)理想的な君主として書かれたチェーザレ・ボルジアを、同級生のアンジェロの眼を通して描いた非常に優れた作品です。惣領冬実さん、絵が上手なのでチェーザレがイケメンに見えるのはさておき(実際そうだったようですし)、町や教会の再現図、もちろん時代考証と想像からでしょうが、本当にこのままであったのではないかと思わせる、素晴らしい出来なのです。こんな作品を描いてくれてありがとう、惣領先生。チェーザレを殺さないで~。6巻の巻末の解説で、とある学者さんがクリスマスについて、ミトラ教起源だと説明していないのが気に食わないです。日本ではミトラ教については殆ど研究されていないから仕方ないのかな。その他、最近おもしろかったと思う本は、漫画ではありませんが、『ザ・ホテル』というノンフィクションっぽい小説。職業柄気になるんです。こんなちゃんとした素敵なホテルでいつか働いてみたいな…。予約係が主人公の一人として取り上げられなかったのは、とても残念でしたが、これを読んで、やっぱりわたし、ホテル好きかも、と思ってしまいました。そんなわたしは明日、某都市某ホテルに客として滞在します。こんなのも楽しみ。それからこちら、言い寄る価格:1,575円(税込、送料別)
2010年07月21日
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久々に映画館で映画を観ました。日本映画『アマルフィ 女神の報酬』でバルトリーニ警部役を演じたロッコ・パパレオが監督デビューを果たしたのです。主演も兼ねています。“Basilicata coast to coast”というタイトルで、バジリカータ州というイタリアではちょっとマイナーな(住んでいる方すみません)南部の州を舞台にしているロードムービーで、なんと地元バジリカータ州での観客動員数は『アバター』を超えたそうです。さもありなん。かつてバンドを組んでいた4人(うち2人は従兄弟同士)。しばらく一緒に演奏することはありませんでしたが、ティレニア海に面したスカンツァーノ・イオニコで行われる音楽祭に参加することを決めます。しかもイオニア海に面したマラテーアを出発して徒歩で10日間でバジリカータ州を突っ切ろうというのです。距離にして100km強、車で高速を走れば1時間半の距離です。この4人組のキャラクターが濃いんです。妻に頭が上がらない数学教師(ロッコ・パパレオ)、売れない俳優(これがとてつもなく軽い男、演じるアレッサンドロ・ガスマン素晴らしい!)、悲しい恋の過去から立ち直れない建具職人(歌手のマックス・ガッゼ)、あきらめかけた医学の道に再び目覚めるタバコ屋の若者(なかなかかわいいパオロ・ブリグリア)。日本のイタリア映画祭とかで上映しても、彼らの言動の面白さは伝わらないでしょう。イタリア人男性はこういうものだと紹介するのに丁度いい映画だとは思うのですが、彼らの良さや面白さや、対する皮肉などは、イタリア社会を知らない人には伝わりにくいかなと思いました。とにかく濃いっす。そして、彼らの移動を記録するために随行する教会系新聞のジャーナリストを演じるのがジョヴァンナ・メッツォジョルノ。紅一点の彼女ですが、4人の男性に負けずに凄い迫力です。彼女の素性(ネタバレになるのでここには書きませんが)が、まるで水戸黄門の紋所のように働くのも笑えます。こんなブログもありましたよ!映画館で観るほどのものではないかもしれないけど、おすすめできます。そして、これで笑えればあなたもイタリア通。わたしのブログ読者たちの中ですっかり有名人、おなじみ友人F氏の感想はこちらです。ぜひお読み下さい。ところで、映画館でわたしたちが入場券を買おうとしていると、おばさんが一人で「大人割引き1枚」と言いました。「へえ、夕方6時の回におばさんが一人で見るんだネー」と思っていると、また一人別のおばさんが「大人割引き1枚」と入っていきます。そしてわたしたちの番。友人かすみ「割引き3枚下さい」。…。あのね、お嬢ちゃん、割引きは65歳以上です。もちろん彼女は確信犯です。勇気ある行動です。窓口のお姉さん、苦笑していました。
2010年07月01日
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