Romance夢紀行

Romance夢紀行

お気に入りのコンテンポラリ(現代物)作品

最終更新日 2020.10.25

先日タイムスリップ作品リストを更新したので、こちらのページもチェックしてみたら、やはり絶版多し・・・。絶版情報とコメントを追記しました。このジャンルのリストは採集更新日をかいていなかったのですが、たぶん10年くらい前のものだと思います。このところ新刊を読んでいないため、オススメ本も限られますが、絶対リストに追加したいのはクリスティン・アシュリーの「恋の予感に身を焦がして」と「愛の夜明けを二人で」。書籍版も購入可能ですが、2冊とも厚み3センチ超で、かなりブ厚いので、重さや厚みが気になる方は電子書籍もありかも。

お気に入りのコンテンポラリ(現代もの)作品
歴史もの・パラノーマルその他ランキングは こちら
お気に入り作家別ランキングは こちら
ブログ内のロマンス本読書感想記事は こちら
恋の予感に身を焦がして/クリスティン・アシュリー
買い物中毒で露出過多な服装を好む見た目はボディコンシャスな美女なのに、怖いもの知らずで中身とのギャップが面白い!

名前も職業もわからない超セクシー男と関係するだけなら、女の自尊心が傷つくことはあっても生活に変化はなかったのに、現実世界に彼が踏み込んでくるや、王様も真っ青な采配を振るい、命令を下し、彼女の自立を妨げる嫌な傲慢男の顔を見せる。

個性いろいろな3人から求愛されるヒロインがうらやましー半面、感情のジェットコースターできりきり舞いしている様子をみると平凡が一番よねと思えます(笑)。お好みの食事メニューとアプローチの仕方、ねぐらの様子なども”俺様”それぞれで個性でてましたね~。

あなたに会えたから/キャサリン・アンダーソン
<あらすじ>仕事に生き、恋や結婚とは縁遠い人生を送ってきた獣医のアイザイア。そんな彼がある日出会ったのは、ローラ。五年前の事故がもとで失語症となり、キャリアを失ってしまった女性だった。クリニックで動物を世話するスタッフとして働きはじめた彼女は、困難にも負けず、ひたむきに仕事をこなしてゆく。やがて、ふたりはお互いを強く意識しあうようになるが、なぜか次々と、ローラの周囲で不穏な事故が起こりはじめる…。全米ベストセラーのハートウォーミング・ロマンス。
気持ちが凹んでいるときに読むと、ヒロインのひたむきさ、頑張りに心が洗われ、また頑張れる元気が沸いてきます。(2010.7.30感想)

ヒロインが障害を負っていますが、丁寧な心理描写などで個性として感じられます。ヒーローは獣医というのもなっとくの愛情深いタイプ。少しずつお互いを知り合い、近づいていく様子にはドキドキしつつ精一杯心のなかで応援してしまいました。ピュアな雰囲気のロマンスが好きなかたにはイチオシのロマンス本♪(2007.9.27感想)

キャサリン・アンダーソン(二見文庫)まとめて感想

そのドアの向こうで/シャノン・マッケナ
<あらすじ>朝に出勤し、夜はまっすぐ帰宅。モニターに映るその女は、これまでの愛人たちとはどこか違って見えた―FBI捜査官の弟が無残な死を遂げて以来、富豪の実業家ヴィクターをひそかに監視してきたセス。だが新たに現れた美しい女レインの存在が、セスの完璧な復讐計画を少しずつ狂わせていく。一方レインもまた秘密を抱え、ヴィクターに近づいていた。みずからに注がれる熱い視線、そして待ち受ける危険な罠にも気づかずに…衝撃の新感覚エロティックスリラー。
マクラウド兄弟シリーズ第1弾! 蝶が羽ばたくようなという表現は、この作品が初見かも。もはやストーカーでしょう、というヒロインへの執着粘着ぶりを見せるヒーローの愛が熱いです。変人ぶりのメーターが振り切れてますが、段々憎らしくなく見えてくる不思議・・・。(このシリーズのヒーローたちは特殊な育ちもあり、どの人もかなり変わっていますが、ホットです)

真夜中の男/リサ・マリー・ライス(扶桑社ロマンス)
<あらすじ>美貌のインテリア・デザイナー、スザンヌのもとに現われた警備会社社長のジョンは、危険な香りのする男だった。それもそれはず、彼は「ミッドナイト・マン」の異名をとる元海軍特殊部隊員。出会ったその日から、二人は強く魅かれあう。しかしスザンヌの周辺には、彼女の命を狙う謎の殺し屋たちの影が…。愛する女を守るため、すべてをなげうって立ち上がるジョン。そして、二人きりの逃避行がはじまった。めくるめく官能に彩られた、ノンストップ・ロマンティック・サスペンスの決定版。
ヒーローは元SEAL。何事にも真剣に取り組み、愛するとなったら一直線、危険にさらされたヒロインをどこまでも守りきります。超人気作で、各巻読み切りですがシリーズ化され、この後巻数を重ねていて、翻訳もされています。※ 書籍は絶版でしたが、電子書籍が購入可能です(2020.10.25現在)

誰かに見られてる/カレン・ローズ(文春文庫)
<あらすじ>代わりに最終審判を下した―あなたのつつましい僕より」。有罪となるべき極悪な被告たちが、金の力や脅しによって検事補クリスティンの担当する裁判から放免されると、決まって彼らは殺され、正義の味方気取りの犯人から手紙が届く。やがて魔の手はクリスティンにも迫る。2005年最優秀ロマンティック・サスペンス賞受賞作。

絶版です(2020.10.25現在)最高に怖くて面白いです。この作家さんの作品はもっと翻訳されてほしい! ヒーロー、ヒロインが好感度高し。

秘めやかな約束/ローリ・フォスター(ローリー・フォスター)
<あらすじ>25歳のうぶな女性グレイスは、自分の雇い主である老婦人のハンサムな孫ノアに3年前からひそかに思いを寄せていた。ノアはもうじき、彼にふさわしい美女と結婚することになっていた。ところが、ある日、意外なことが起きた。突然、ノアが婚約を一方的に破棄したのだ。周囲から激しく非難される彼をグレイスはただひとり懸命にかばう。が、グレイスの思いを知ったノアが彼女に提案したのは、とても危険で官能的な契約だった…。アメリカの人気作家が描くあまりにも熱く甘いロマンスの世界。
絶版です(2020.10.25現在)初心でぽっちゃりヒロインが可愛い。そんなヒロインをからかい、大切にしてくれるヒーローも素敵。沢山あるローリー・フォスター作品のなかでもこの作品が一番好きなのに、絶版か・・・。

心うち砕かれて/ジュリー・ガーウッド
<あらすじ>「俺を祝福しろ、俺はこれから罪を犯す」酷暑の懺悔室、トム神父を凍りつかせた不気味な告白。なんとそれは妹ローランの殺害予告だった!親友トムの元へ飛んだFBI捜査官ニックを嘲笑うかのように、過去の連続殺人をほのめかす姿なきストーカー。美しく聡明なローラン。なぜ彼女は選ばれたのか?ニックはローランの恋人を演じ潜入捜査に乗り出すが、恐るべき死の罠は着々とカウントダウンを始めていた…驚愕のラストまでノンストップで展開する超一級ラブサスペンス。
絶版です(2020.10.25現在)大人気「標的のミシェル(ヴィレッジブックス)」などの ブキャナン兄弟シリーズとリンクしています。

愛の夜明けを二人で/クリスティン・アシュリー
今回のヒーローもアルファで自分で決断して行動して、理屈をつけて彼の行動に抵抗する超自虐的なヒロインの話を聞かない。でもヒロインへの気持ちがはっきり伝わってくるので、許せる。

ヒロインがヒーローに叱られ、支えられ、壁を乗り越える様子をみて励まされる読者も多い気がします。気持ちの持ちようって大切だな。あと自分の周囲にいてくれる友達たちや職場の環境というのは自分が作ってきたものや自分自身を反映しているというのは同感。

捨てられまいとする大人びたビリーが痛々しかったけど、子供たちもかわゆい。超オススメ!

ファースト・レディ/スーザン・エリザベス・フィリップス
<あらすじ>夫の大統領亡き後もファースト・レディの役目を務めなければならなかったニーリーは、つかのまの自由を求めてホワイト・ハウスを脱け出す。放浪の旅の途中で、ジャーナリストのマット、生意気盛りのルーシー、彼女の妹の赤ん坊と出会い、一行はおんぼろモーター・ホームで西への旅を始める。たがいに身分を偽り秘密を抱いたままの旅だったが、やがてニーリーは反発しながらも無骨な魅力に溢れるマットに惹かれていく…RITA賞受賞の傑作ロマンス小説。
ロードムービー的なロマンス。ヒロインが元大統領夫人ということで、大統領官邸の裏側もちょっと覗いた気分になれます。

ファースト・ウーマン/ジェニファー・クルージー
<あらすじ>長年のキャリアと結婚生活をいっぺんに(それも自分より若い女に!)奪われたら―ネルの場合、まさに悪夢だった。そんな彼女の再起を賭けた新天地は“秘密厳守・法律遵守・秘書とファックするな”をルールに掲げるマッケンナ探偵社。時代錯誤のワンマン男ゲイブと憎めない女たらしライリーの秘書になったものの横領に脅迫、事件の匂いがプンプン。おまけにネルの周囲で死体が次々発見され…かわいいだけが女じゃない!全米大ヒットの最強ロマンティックミステリ。
勢いがあって面白くて、アメリカで働く女性のリアルも感じて楽しい作品です。

心ふるえる夜に/タミー・ホウグ
<あらすじ>アメリカ南部の大農園を継ぐことを拒み、都会に出て精神科医になったセレナ。久しぶりに帰郷すると、祖父が家を出て巨木が生い茂る大湿地帯の狩猟小屋に引きこもっていると聞かされる。祖父と会うため雇ったのは森の案内人ラッキー―粗暴で野性的だがどこか謎めいた男だった。祖父と再会したセレナは、巨大企業が工場建設のため大農園の買収を計画している事実を知る。そしてラッキーが、なぜ森の奥深くに住むのかも…十年以上にわたって読み継がれるロマンスの不朽の名作。
絶版です(2020.10.25現在)バイユーと聞いて思い出すのは、この作品と「標的のミシェル」かも。 バイユーの原始的で、フランス系文化と混じり合った独特の雰囲気と魅力が伝わってきます。 タミー・ホウグはすっごく怖いサスペンスも書いていますが、こちらはロマンスが主眼。力作です。

外科医/テス・ジェリッツェン
<あらすじ> 意識のある女性の子宮を抉り取り苦しむさまを楽しんだ挙句、喉を掻き切る猟奇連続殺人事件が発生。数年前に同様の事件が起きていたが、そのときの犯人は最 後の被害者によって射殺された。その生き残った被害者こそが、殺人鬼の真の標的だった…。ロマンスと医学サスペンスが織りなす、身も凍る戦慄のノンストッ プ・ミステリ。
超恐ろしいのですが、ページをめくる手が止まりません。 読書感想 ・・・絶版です(2020.10.25現在)

■《番外》お気に入りのロマンス作品 あちちランキング

1.そのドアの向こうで/シャノン・マッケナ
2.秘めやかな約束/ローリ・フォスター
3.その腕のなかで/ルーシー・モンロー(二見文庫)
4.真夜中の男/リサ・マリー・ライス(扶桑社ロマンス)
5.一度しか死ねない/リンダ・ハワード(二見文庫)

<番外特選>
庭に孔雀、裏には死体/ドナ・アンドリューズ 
厳密にはロマンス本ではなくユーモア・ミステリですが、ヒロインの恋がもうみていてもどかしく、登場人物たちの奇天烈でおかしい行動に爆笑。オススメ。



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: