全124件 (124件中 1-50件目)

さあ今回のワイン会のトリです。どのモンラッシェにするか散々悩みました。正直言ってモンラッシェほど難しいワインはありません。今まで飲んだ100本以上のモンラッシェでも当りで悶々とするのは10本あるかないかです。値段に見合って美味しいとギリギリ言える物が30本位でしょうか。微妙に熱が入った様な不健全なワインが15%、若いのにもう軽くヒネているなんてのが、25%、10年経ってもまだまだ若いかなと言うのが25%、開けて良かったと言うのが35%です。作り手もネゴシアン系が多く、ドメーヌ、それも地元に醸造設備があって、住まいもある蔵は非常に僅かです。高価故に利権の争いになって、本当に地道にワインを作っている人が畑を持っていません。ピュリニーのトップ生産者のルフレーヴでも最近やっと少しの畑を手に入れました。ソゼも売っていますが、ドメーヌでは無くワインの状態で買った物です。ポール・ペルノも作っていません。DRCが最も有名で、ラフォン、ラモネと続きます。ネゴス物だとジャド、ルイラトゥール、ジョセフ・ドルーアン、ブッシャールが有名でドメーヌ的な作りで良い物を作っています。と言う事で正直モンラッシェをワイン会に出すのは気が重くやだったのですが、リクエストが多いので出す事にしました。初めてモンラッシェを飲む方にモンラッシェの良さを知って欲しい!まあ開きませんね、進み過ぎていますねと、ベテランなら笑い飛ばしてくれるでしょうが、初心者は私を信じて来てくれているので更にプレッシャーが掛かります。安いワインなら、駄目ですね変えましょうですみますが、ワイン会の会費も原価一杯に抑えているので、交換もままなりません。他店のように3倍取ったら会費高くて誰も来ないだろうし・・・と言う事で無難に当たり年でそろそろ飲める02でメルシャンが輸入しているネゴシアンのピエール・アンドレのワインに決めました。この人のモンラッシェは数回飲んでいますが、外れはありませんでした。月曜日にドメーヌのモレ・ブランの02のモンラッシェが微妙にヒネが出ていたので、連発で外れるとショックが大きいので祈る気持ちで開けました。実に美しい黄金色をしたモンラッシェでした。色を見て香を嗅いで安堵しました。蜜もナッツもあってスケールの大きなシャルドネです。モンラッシェの風格があります。お出で頂いた方からも「貴婦人のようなワイン」とのお言葉を頂きました。色は深く澄んだ黄金色、香りはアンズ、火打石、白胡椒、軽いスモーク、キャラメル、ナッツ、オイル、バターと砂糖で煮たオレンジピールのコンフィ、タルトタタン、味わいはナッツと蜜、ふくよかで肉厚な果実味、深く濃い酸、蝋感のあるミネラル、スケールの大きな、絹の様な喉越しのワインです。素晴らしいモンラッシェでした。神に感謝!!ああ~~やっとやなワイン会が終わった、バタールの会なら外れないので良いのですが、モンやシュヴァリエは気を使います。持寄り会なら笑っていれば良いのですが。
2010/07/31
コメント(4)
![]()
ピュリニー・モンラッシェ・1er・レ・コンベット[2007]エティエンヌ・ソゼ CP92ソゼの一級のフラッグシップワインです。パーカーも94点付けています。畑は1ヘクタールの自家畑で樹齢も50年です。畑はムルソーのシャルムと地続きです。今飲むと明らかにシャン・カネの方が上です。正直言って軽く感じます。閉じているのでしょう。しかし5年後は逆に凄いワインになっていると思います。コンベットをこの時期開ける事自体に無理があるのだと思います。何度か良いソゼのコンベットに出会っていますが、それは凄いワインです。長熟型です。また先で飲む事にします。4つの一級の飲み比べは実に面白かったです。畑の個性と葡萄の樹齢がちゃんとワインに出ています。面白いですね。 2007 Domaine Etienne Sauzet Puligny Montrachet les Combettes eRobertParker.com # 186Dec 2009 David Schildknecht 94 Drink: N/A $91-$167 (150) Sauzet's 2007 Puligny-Montrachet Les Combettes comes largely from 56 year old vines toward Meursault, a small parcel of younger vines that borders Puligny Les Perrieres generally being declassified into his village wine. A pungent nose of lavender, lilac, fresh ginger, lime zest, and crushed stone leads to an active, vibratory, persistently pungent yet silken-textured palate impression that is palpably dense without exhibiting any heaviness. Persian melon and peach lend lusciousness, while saline, iodine, and crustacean elements make for intriguing mineral complexity. The combination of volume, tactile grip, prominent stoniness, and sheer sizzle in the finish here remind me a bit of certain great Gruner Veltliners. If you depart from a glass of this without feeling enervated and invigorated, better check with your doctor!
2010/07/31
コメント(0)
![]()
エティエンヌ・ソゼ[2007] ピュリニー・モンラッシェ シャン・カネ 750ml CP94今日飲んだ一級で最も好きな味です。最もシュヴァリエモンラッシェに近いワインだと思います。1ヘクタールの自家畑に樹齢35年の木が植わっています。石灰質の土壌で黒や茶色の土はほとんどありません。石的なミネラル感の強いワインで、繊細で細めなのに力があって、喉越しはシルキーです。品格のある一級と言って良いと思います。5年後が楽しみなワインです。色は薄めの黄金色、香りはレモンピール、白胡椒、軽い火打石、石英、味わいは硬質で豊かなミネラル、余韻の綺麗な切れの良い酸、ふくよかで味のある果実味、旨味もあって、シルキーな喉越しの美しいシャルドネです。2007 Domaine Etienne Sauzet Puligny Montrachet Champ Canet eRobertParker.com # 186Dec 2009 David Schildknecht 92 Drink: N/A $63-$120 (125) The Sauzet 2007 Puligny-Montrachet Champ Canet - from 57 year old vines - is pungent and mineral in character from its nose of crushed stone, white pepper, salt spray, and lemon zest to its persistently juicy, gripping, vibratory finish. Along the way, brown spices and peach kernel add piquancy. There is urgency and an athletic leanness to this super-concentrate that will probably relax with another year or two: Boudot opines that with rare exceptions such as 2006 this bottling is never youthfully forward. Here is another candidate for 8-10 years in bottle. I paused before deciding not to add "promising," since age-ability assessments at this address - as at so many others - cannot fail to be colored by disappointingly precipitant maturation in bottle during the past decade. 所有畑農園名面積(ha)樹齢(yrs)Batard Montrachet GC0.1830Bienvenues Batard Montrachet GC0.1535Puligny 1C Les Combettes0.9750Puligny 1C Champ Canet1.0040Puligny 1C Les Perrieres0.4815Puligny 1C Les Referts0.7035Puligny Villages3.1035Puligny (Bourgogne Blanc)0.5515Chassagne Villages (Les Encegnieres)0.4935Others1.30?Total approx.9.00-醸造家のプライベートヒストリーブード氏はディジョン大学で醸造を学んでワイン造りの道に入った。1974年から1年間ヴォルネィのプース・ドールで働き、かの高名なジェラール・ポテル氏に師事した。ジェラール氏は、プース・ドールの名声を一気に高めた伝説的醸造家であり、多くのブルゴーニュ醸造家達の指導者として有名な人物である。 現在ライジングスターといわれる若手醸造家ニコラ・ポテルの父であり、かのジャック・セイス氏がパリからブルゴーニュに移って来た時に2年間の指導を仰いだという人物で。ブード氏もポテル門下生といえよう。ブード氏はプースドールで働き始めた1974年、ボーヌの醸造学校で知り合った妻ジャニーヌと結婚、翌年ソゼ氏が死去すると、栄光のソゼを引継いだ。創始者であるソゼ氏からみれば、孫娘の旦那にバトンタッチした形になる。創始者のソゼ氏には1人娘しかおらず、彼女はポマールのジャン=マルク・ボワイヨに嫁いでいた。彼女はボワイヨ家で3人の娘をもうけたが、その長女がブード氏の妻ジャニーヌだったのである。一人娘しかおらず跡継ぎの難を感じていたであろうソゼ氏は、若く知的なブード氏がドメーヌに入るのを見届けるかのように75年に他界した。ソゼ氏の娘1人、孫娘3人の間の相続問題を解決するため、1990年からSA Etienne SAUZET という名のもとに会社形態にしてブード氏が取締役を務める形をとったが、1991年にソゼ氏の一人娘の嫁ぎ先であるボワイヨ家が相続権を主張、12haの畑の約1/3 を失ない、9ha となった。1991年にはすでにソゼは世界的に引く手あまたの生産者であり、ブード氏は顧客の信頼をつなぐため、不足分を埋めるためにネゴシアン業を開始した。あくまでも不足分のみ、しかも契約栽培者からはほとんど葡萄の状態での買付であり、今後ネゴシアン業を拡大するつもりはない。1993年2月、ブード氏はトーメンの招聘によって初来日を果たした。2000年には醸造学を専攻した長女エミリーが学業を終えてドメーヌに入り、主にカーヴ内の作業を担当している。「サイトがあるので、ぜひ見て下さい」との事。http://www.etienne-sauzet.com/
2010/07/31
コメント(0)
![]()
エティエンヌ・ソゼ ピュリニー・モンラッシェ・1er・レ・フォラティエール [2007]750ml CP93ソゼはフォラティエールの0.27ヘクタールの畑を所有しています。買い葡萄も含めて0.5ヘクタールの畑で作っています。フォラティエールは最大の一級で17ヘクタールあります。斜面はきつく傾斜は急です。標高はシュヴァリエと同じ土壌は石灰質を多く含み、日照も良いです。フォラティエールはその広さから、時に重みはあってもつまらないワインがありますが、ソゼの畑は良い場所なのでしょう。素晴らしいワインです。パーカーも07の一級では看板ワインのコンベットに次ぐ93点を付けています。2007 Domaine Etienne Sauzet Bienvenue Batard Montrachet 96 160-316 Chevalier Montrachet 96 300-390 Puligny Montrachet les Combettes 94 91-167 Puligny Montrachet les Folatieres 93 Early 61-80 Batard Montrachet 93 160-316 Puligny Montrachet Champ Canet 92 63-120 Puligny Montrachet Champs Gain 92 100 Puligny Montrachet Hameau de Blagny 91 100 Puligny Montrachet les Perrieres 91 Early 58-78 Puligny Montrachet les Referts 91 54-83 Puligny Montrachet la Garenne 90 54-109 Puligny Montrachet 89 Mature 38-59 実際飲んで実にしっかりしたピュリニーです。色は軽い黄金色が刺した麦藁色、香は抑えめな新樽香、石英、花梨、若い洋梨、白い花、味わいは濃密なミネラルとふくよかな果実味、太く余韻の綺麗な酸、非常にスケールの大きなシャルドネです。旨味も十分あって一級らしいワインです。今日の一級の中では旨味も強く、味も乗っていて美味しいワインです。3年後が楽しみなワインだと思います。2007 Domaine Etienne Sauzet Puligny Montrachet les Folatieres eRobertParker.com # 186Dec 2009 David Schildknecht 93 Drink: 2009 - 2019 $61-$80 (125) Sauzet's 2007 Puligny-Montrachet Les Folatieres is doubtless marked by one of its two contributory parcels being the rocky "En Richard," well to the south of the rest of Folatieres; high above the tiny Puligny Les Demoiselles and the northern tip of Chevalier-Montrachet, a location conducive to brightness and mineral characteristics. Hyacinth, apple blossom, and fresh lemon in the nose lead to a juicy, lively, yet silken-textured palate and a long, bittersweet finish featuring chalk, stone, apple pip, and played off against a shimmering reprise of citrus and of floral perfume in liquid form. This impeccably-balanced, nuanced Puligny should continue to reverberate on your palate for another 8-10 years. エティエンヌ・ソゼにはドメーヌ部門とネゴシアン部門がある。ドメーヌ部門は約9haを所有し、ネゴシアン部門は、エティエンヌ・ソゼの土壌と栽培に対する考え方・姿勢に共鳴してもらえる優れた農家とだけ契約しワインを造る。基本的に葡萄の状態での購入が中心だが、一部マストでの購入(シュヴァリエ)、ワインの購入(モンラッシェ)もある。剪定は伝統的なギュイヨ・サンプル。7~8年前より対処農薬栽培を導入し、農薬の使用は最小限に抑えられている。除草剤は鋤き入れの回数を多くすることで使用を回避している。摘芽は非常に厳しく実施し、摘房は収量が多く見込まれる年のみ実施している。収穫は全て手摘み。低圧で圧搾した果汁は12℃と低めの温度に冷却され、ステンレスタンクの中で18~24時間前清澄をする。ACブルゴーニュはステンレスタンクと228リットル入りのピエスと半分ずつで発酵するが、それ以外のアペラシオンはすべて228リットル入りのピエスで行なうことをモットーとしている。発酵は18~20℃で約3週間持続する。樽は業者によって個性があるので3社と取引し、アリエ、トロンセ、ヴォージュ産の木材を指定している。新樽の比率はACブルゴーニュで10%、ヴィラージュで20%、プルミエ・クリュ、グランクリュで33%。但しシュヴァリエ・モンラッシェ、モンラッシェは50%である。12ヶ月の熟成期間中、一度も澱引きせずバトナージュを続ける。マロラクティック発酵は併行してこの時期に終了する。清澄・フィルターとも軽めに施してから瓶詰する。
2010/07/31
コメント(0)
![]()
サマーセールピュリニー・モンラッシェ・1er・レ・ペリエール[2007]エティエンヌ・ソゼ CP92さあ、一級の4種の水平です。やや閉じ始めて全体的に火打石香も弱く、デリケートなワインです。土壌の違いが何処まで嗅ぎとれるかですね。ペリエールはムルソー寄りの畑で、コンベットをモンラッシェとすると、バタールの様な場所になります。泥灰や石灰の混じった土壌で小石が多いです。0.5ヘクタールの自社畑から作られます。樹齢が15年と若いのが、ワインの力に影響しているようです。全体に言うと実にピュリニーらしいワインです。張り詰めた硬質感と、濃厚さを持ったワインです。バタールを軽くした様なイメージですね。去年の12月は美味しかったのですが、春から閉じ始めています。後3年か5年で違う表情を見せてくれるでしょう。色は薄めの麦藁色、軽い白桃、洋梨、白い花、白胡椒の香、味わいは、軽い蜜、綺麗な酸、厚みのあるミネラル、硬質感のある旨味、ボリューム感があってスマートな喉越しのワインです。一級の風格のあるワインです。これから1年は飲まない方が良いでしょう。2007 Domaine Etienne Sauzet Puligny Montrachet les Perrieres eRobertParker.com # 186Dec 2009 David Schildknecht 91 Drink: 2009 - 2014 $58-$78 (110) Boudot's 2007 Puligny-Montrachet Les Perrieres is scented with honeysuckle and iris, leading into a palate with prominent peach kernel bitterness playing against persistent floral perfume; and finishing with fresh white peach, lemon, white pepper, and chalk. This lacks quite the density, textural allure, or focus of the Champs-Gain Sauzet, but displays considerable similarity (despite their disparate locations). Lift and brightness are the fortes in this wine that I suspect will be best enjoyed over the next 4-5 years. Gerard Boudot harvested the majority of his fruit during the first week in September, after what he considered to have been one last, critical week of ripening, and believing that it was more important to retain ripe acidity than go for a bit more potential alcohol. He reports having chaptalized selectively - largely at village level and to a very small degree - but the wines top out below 13% finished alcohol. Boudot did a rigorous selection not, he claimed, to remove rot but to cull any under-ripe berries and bunches. All of his 2007s were bottled by March, 2009 after their having spent 5-6 months assembled in tank, a period of passive watchfulness that is among diverse aspects of Boudot's regimen to have been adjusted in recent years in response to high incidence of wines from the late ‘90s that displayed excessive oxidization after a half dozen years. The regimen of new oak here, incidentally, is 20-25% for the premier crus (with the exception of a bit more on Combettes), and never stands out as a factor detectable in itself. (The wines of this domaine legally belong to two entities, that of Domaine Etienne Sauzet and the company consisting of Boudot and his wife. In addition fruit is acquired for a few bottlings on long-term contract. I have not attempted to call attention to these differences in my notes, and in fact numerous crus represented here have multiple official owners.)
2010/07/31
コメント(0)
![]()
エティエンヌ・ソゼ[2008] ピュリニー・モンラッシェ 750ml CP92此処から値段が倍ですが、ソゼの香がします。実に綺麗なワインです。5800円で売っていますが安いと思います。十分値段に見合った価値があります。3.3ヘクタールの畑で作られ、新樽20%。2008年だが今飲んでも十分美味しく、このフレッシュな味も是非知って欲しいです。綺麗なソゼらしい作りです。色は緑が入った麦藁色、香りは軽い白桃、軽い火打石、白い花の香、まだ若いのでブーケは出てきていません。味わいは綺麗な余韻の酸、ふくよかな果実味、十分なエキス分、豊かなミネラル、村名ですが、味のあるワインです。08のソゼの素晴らしさを感じさせてくれる1本でした。
2010/07/30
コメント(0)
![]()
[2008]ブルゴーニュ・ブラン / エティエンヌ・ソゼ【白・辛口/ミディアムボディ】 CP90スッキリ・クッキリ系の良い白ワインです。0,75haの自家畑で樹齢30年の木から作られます。綺麗な酸、豊かなミネラル、適度な膨らみ、ACブルとしては良く出来ています。でもソゼのACブルは値段もそう高くないから良いのですが、もう一味何か欲しいと何時も思ってしまいます。ソゼは村名以上からと思っているのは私だけでしょうか・・・・色は澄んだレモンイエロー、香りはライム、石英、花梨、味わいは切れの良い酸、強いミネラル、優しいボディー、適度な果実感、バランスの良い、良く出来た優等生的ワインです。トーマス・モレやデュガ・ピィのACブルに負けていますよ。ソゼさん・・・
2010/07/30
コメント(0)
![]()
ポール・ショレ クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブリュット・ミレジメ [2002]750ml 2004 CP91やや酸は強めですが、良い泡だと思います。キレが良く、泡もクリーミーで、味もそこそこ良いです。上級キュヴェのシャンパンと比べると可哀そうですが、価格と比べると大変お買い得だと思います。暑い時にはこの位の酸も良いと思います。キリット冷やして飲みましょう。販売店資料より70% Pinot Noir、30% Chardonnay ブルゴーニュの当たり年であった2002年のヴィンテージ・クレマン。クレマンの規定として、瓶内発酵は最低9か月とされているところ、ここは出荷まで最低3年以上澱と接触させており、複雑な味わいと長い余韻が存分楽しめます。 Decanter World Wine Award 2006, Bourgogne Aujour d'Hui 2006に掲載。 ポール・ショレAOCクレマン・ド・ブルゴーニュの発足より20年前の1955年以来「ブルゴーニュ・ムスー」を専門に造り続けるこだわりの生産者です。ドメーヌの所在地であるサヴィニ・レ・ボーヌ村周辺のコート・ドール産のピノ・ノワールとシャルドネのみを使用(ガメイ、アリゴテは用いず)し、畑から醸造、瓶詰めまで一貫して自ら行う。全てのキュヴェにおいて法定で認められている期間(9ヶ月)よりはるかに長い瓶熟成を行い、ドサージュも最低限に留めており、並のシャンパーニュさえも凌ぐ味わいを持つ本格派の正真正銘クレマン・ド・ブルゴーニュ。 一般的に流通しているクレマン・ド・ブルゴーニュは、通常のワイン造りの副業的な位置づけですが、この生産者は、シャンパーニュの生産者と同じく、スパークリングワインを専門的に造っています。 手摘み、それもまるでGrand cru並みの如く、ブドウを丁寧に扱い、一番小さなケースに入れての収穫です。素材となるブドウからの醸造はセパージュごとに分けて行われます。 スパークリングにはリスクが大きく、(熟すまで待たない)とよく言われる、「熟したブドウ」を使うことにより、より香り高いクレマンに仕上がっています。
2010/07/30
コメント(0)

今回はモンラッシェを飲みたいとおっしゃる方が多いので、モンラッシェとソゼのピュリニーの一級の水平飲みをやりました。モンラッシェの人気は凄く、あっという間に満員になって、ブログに流す事も無く、一度参加された方のメーリングリストとツイッターに「モンラッシェ飲む会やります。7月28日水曜日 かがり火 です。」と言う一文で満席になりました。ワイン会の通知を欲しい方はメール下さい。we414243@yahoo.co.jp今回は全てブルゴーニュの白で統一しようと思い、前座の泡はクレマン・ド・ブルゴーニュにしました。ワインは下記の通りです。クレマン・ド・ブルゴーニュ 2004 ポール・ショレブルゴーニュ・ブラン 2008 エティエンヌ・ソゼピュリニー・モンラッシェ 2008 エティエンヌ・ソゼピュリニー・モンラッシェ レ・ペリエール 2007 エティエンヌ・ソゼピュリニー・モンラッシェ レ・フォラティエール 2007 エティエンヌ・ソゼピュリニー・モンラッシェ レ・シャン・カネ 2007 エティエンヌ・ソゼピュリニー・モンラッシェ レ・コンベット 2007 エティエンヌ・ソゼル・モンラッシェ 2002 ピエール・アンドレお料理は白に合わせて全部海の幸とお野菜です。 生野菜のヴァーニャカウダーカンパチのカルパッチョ カラスミ乗せ 冷製ジャガイモのスープホタテ貝 サフランソースサーモンのポワレ マスタードソースフロマージュ今回のソゼの一級の飲み比べは土壌の違いが正確に出てとても面白かったです。私も勉強になりました。
2010/07/30
コメント(0)
![]()
ラ・クロワ・ド・ボーカイユ赤 2005 750ml10P10Jan25 CP93〆に出したサンジュリアンです。ファーストの05は20000円クラスですが、セカンドはそこそこの値段です。実にバランスの良いボルドーで、飲みごたえがあります。上級のセカンドは中途半端な特級の同価格帯のシャトーより美味しいですね。若くても飲めて味のバランスも良い、お買い得ワインの一本です。色は深いガーネット色、香りはカシス、インク、杉、革、チョコレート、黒土、味わいは豊かな果実味、太くて丸いタンニン、余韻の綺麗な酸、スケール感もあって飲みごたえのあるジューシーなサンジュリアンです。美味しいです。
2010/07/30
コメント(0)
![]()
コート・ロティ [2000]Cote Rotie 750mlタルデュ・ローラン Tardieu Laurent CP93ローヌの癒し系ワインです。素晴らしいワインだと思います。2001年は完熟で飲み頃です。色は濃いめのルビー色、香りは獣、プラム、ラズベリー、スモーク、スパイス、味わいはエレガントで豊かな果実味、柔らかいタンニン、綺麗な酸、ピノを少し濃くしたような感じの癒しのシラーです。2001 Tardieu-Laurent Cote RotieWine Advocate # 147Jun 2003 Robert Parker (86-88) Drink: 2003 - 2010 $62-$95 (96) One of the least impressive Cote Roties Michel Tardieu has produced is the 2001. Refined, elegant, medium-bodied, and restrained, it lacks volume, density, and length. A dark ruby color is followed by tell-tale aromas of bacon fat, flowers, raspberries, and other black fruits. What's there is pleasant, but the wine is excessively delicate, with an abrupt finish. Drink this 2001 during its first 5-7 years of life.While the gifted Michel Tardieu has fashioned dense, powerful, backward 2001s, the quality is well behind that of such recent years as 1999, 1998, and 1997. Nevertheless, there are some strong offerings, particularly the two Cornas cuvees.
2010/07/30
コメント(0)
![]()
DRCの香りのする、本物のグラン・エシェゾーです。色は深く濃いルビー色、香は非常に素晴らしく、ラズベリー、こけもも、獣、革、バラ、森の下草、濃いめの紅茶、赤身肉、の香りです。味わいは噛みごたえのあるしっかりした重めのピノです。非常に複雑で濃密です。余韻も長く本物の特級らしいワインです。豊富な果実味、タンニンも酸もしっかりしています。全てが高い所でバランスして、スケールの大きい特級らしいワインです。素晴らしいワインだと思います。<リアルワインガイド誌2号よりコメント抜粋>今飲んで:90 ポテンシャル:91飲み頃予想: 今~2015年切りたての洋ナシを思わせるフレッシュな香りが立ち上がった瞬間、このワインがグラン・クリュであることを確信した。そう、香りこそ、ポテルの良さを語る上で欠かせないポイントとなる。例えば、もう少しボディ感があっても良かった。異次元へ誘うような妖艶さも見られない。だが、小宇宙の中にこそ見出せる美学というものも確かにある。小粒ながら見事な目の詰まり。そして別格の香り。立体感のある自然な美味しさを私は評価する。山地茂 <02年10月試飲>
2010/07/30
コメント(0)
![]()
【8月5日より出荷】モレ・ブラン モンラッシェ 特級 2004 2002 CP88モンラッシェって当り外れが多く、期待値も大きいので価格に見合った当りのワインと言うと20%位です。もう少し待てば本来の味わいだとか、待ったらヒネ初めていたり、保管が悪かったり、作り手も少量生産で気合いの入れ過ぎで滑ったり。バタールは外れが少ないし、実際モンラッシェより濃いワインが多いのでお勧めですが、モンラッシェはお客様が求めているほど濃く無くて、案外淡い味のワインなのです。実際モンラッシェの作り手の多くはネゴシアン系でこの地に住んでモンを作っている人は少ないです。実際ピュリニーに住み、この地でワインを醸造する有名生産者はモンを持っていないか、持っていても僅かです。ネゴシアンも畑をルフレーヴやポール・ペルノ、ソゼ、ルイ・カリヨン等この地の地の生産者に貸し出して作ってもらった方が安定して良いモンが作れる様に思います。今回もモンを飲みたいと言うリクエストでモンを開けました。ヴィンテージは当り年の02、作り手もピエール・モレと言う事で期待したのですが、ちょいと熟成が進み過ぎでした。モンは難しい!!色は黄金色、香りは軽いヒネ香、トースト、蜜感、バター感、味わいは強いミネラル、濃厚なボディー、ふくよかな酸、とろみはあって貫禄のあるワインです。ただ02としては進み過ぎで、フレッシュ感が無く、果実の余韻も無かったです。ブルゴーニュで最も偉大な白。『三銃士』で有名な文豪デュマがモンラッシェについて書いた・・・『脱帽し、ひざまづいて飲むべし・・・』と言う台詞があるほど、モンラッシェは伝説に彩られたワイン。この伝説に押しつぶされたワインの実に多い事が嘆かわしい!!販売店資料よりドメーヌ・ピエール・モレ DOMAINE PIERRE MOREY力強さ、肉質感、格段の深み、濃密さを旨とする。ここの0.3haの畑産モンラッシェは幸い求める資力のあるものにとって、秀逸な味わいと感じられるはず。特級モンラッシェには新樽を使う。瓶詰めは18ヶ月後。ワインが安定し、明澄である限り、濾過は行わない。性格は引っ込み思案なタイプでない。つまりフィネスや優雅さより、一途な力強さととびきりの濃密さを身上とする。1989年、ピエール・モレはドメーヌ・ルフレーヴの醸造長となったが、多分にそれは彼の畑の多くがこことの折半小作契約による借地だったため、期間満了に伴い所有者に返却した事情による。
2010/07/30
コメント(0)
![]()
コシュ・デュリに並び称される極めつけのワイン!ドメーヌ・ラモネ / ピュリニー・モンラッシェ・シャン・カネ [2007] CP93ラモネのシャン・カネ良いですね。特級のモンのシュヴァリエ・モンラッシェ・バタールの様にシャン・カネ・コンベット・レフェールとペリエールは上・中・下と並んでいます。地層の違いが良く出ていますね。シャン・カネはキリメリジャン的な石灰質の土壌でミネラルが強く、私の好きな畑です。このワインも実にピュリニーらしいミネラル感の強いワインで美味しいです。シャン・カネらしいワインで、ラモネらしい仕上がりです。軽い火打石香、若いライム系の香、切れの良い酸、強いミネラル、ふくらみのあるボディー、スケールの大きい、引き締まったワインです。熟成が楽しみです。販売店資料よりドメーヌの歴史シャサーニュ・モンラッシェ村は中世からその名を歴史に残す古い集落。ドメーヌ・ラモネは村の南端、細い道が入り組む小さな広場に面している。ドメーヌは1920年代前半、ピエール・ラモネ氏によって設立された。出来高制の農業従事者だったピエール氏が最初に購入したのは1.5haのシャサーニュ1級レ・リュショット。以後も畑は購入されつづけ、現在白10ha、赤7haの合計17ha、シャサーニュ・モンラッシェ村とその北隣の村ピュリニー・モンラッシェ村に23のアペラシオンを所有する。所有面積の7割をグラン・クリュとプルミエ・クリュが占めている。このドメーヌが産出する少量のレジョナル(AC Bourgogne)もシャサーニュ村の中にあり品質は高い。ブルゴーニュでも最も古い部類に入るが、ドメーヌ設立の1920年代から元詰を実現した。これが30年代にアメリカに紹介され、世界最高の白ワイン生産者の一人として今日の名声を獲得するきっかけとなった。初代ピエール氏は94年に他界するまでカーヴに立ち続けた伝説の人物で、そのワイン造りは2代目アンドレ氏、3代目ノエル氏にもそのまま引き継がれている。醸造自体は意外にもシンプル。畑での細やかな作業と産み出される葡萄の質の高さがこのドメーヌの名声を支える。ラモネの力強いワインを味わった飲み手はみな、その葡萄の力量に驚かされるだろう。現在生産は約10万本、フランスのほとんどの星付きレストランが仰々しくこのドメーヌの名をカルト・ドゥ・ヴァンに刻むが、生産の75%は海外のレストランを中心とした顧客にまわる。醸造家のプライベートヒストリー現在当主を務めるノエルは68年生の34歳。84年に義務教育を終了するとすぐに家業に入った。ワイン造りの全てを祖父と父に実地で学び、学校教育に懐疑的な姿勢だ。醸造法は伝統に忠実な反面、「今でも何かを学んでいる毎日」で機械類・ワイナリーは新しくて清潔。 96年に19歳で新たにメンバーに加わった弟のジャン・クロードは主にビューロー(オフィス)での仕事を担当。剪定など畑の仕事と最終ブレンドなどの際には現場に出ている。兄弟2人は今日も偉大なワイン造りに励む。栽培、醸造、熟成 Viticole / Vinification/ Elevageviticole剪定 ギュイヨ(白)、コルドン・ド・ロワイヤ(赤)農薬 ラ・リュット・レゾネ(対処農薬栽培)肥料 有機肥料摘芽・摘房 摘芽を厳しくして摘房はしないvinification 前清澄 なし発酵容器 コンクリート(赤)。白はステンレスタンク。逆浸透膜 なし発酵温度・期間 20~22℃で3~4日(白)、最高30度で8~10日間(赤)ピジャージュ・液循環 それぞれ1日3回、合計で6回。ピジャージュは機械で。elevage 新樽比率 新樽は30~35%樽材・焼き具合 シャティヨネ、ヴォージュ、二エーブル、トロンセ期間 12~15ヶ月(赤)、8~18ヶ月(白)バトナージュ アルコール発酵終了後開始。月1回で12~15ヶ月澱引き 1回目マロ後、2回目瓶詰め時清澄・フィルター ベントナイト・カゼイン(白)、卵白粉末(赤)で清澄、軽めのフィルター解説世界的に著名なドメーヌでありながら、ワイン造りはシンプルで基本に忠実である。剪定はコート・ドーボーヌ南部の風習に従って、シャルドネはギュイヨ・サンプル、ピノはコルドン・ロワイヤ。肥料には有機のものを使用している。摘房は葡萄樹の生体バランスを失い、樹の寿命を早めるとして懐疑的。よって夏の摘房を避けるために春先の摘芽・摘穂を5~8芽だけ残すように厳しく行なう。花ぶるい、霜の被害にあって収量が激減しても「その時は仕方ない」と考える。収量よりも、品質優先なのだ。収穫は完全に手摘で丁寧に行われる。白のは空圧式プレス機で圧搾後、前清澄を経ずにそのままステンレスタンクでアルコール発酵に入る。発酵温度は20~22度、期間は3~4日と短め。発酵終了後、オーク樽に移す。樽材はヴォージュ、シャティヨネ(それぞれバタールに)、ニエーブル(モルジョに)、トロンセ(ヴェルジェに)をアペラシオンによって分けて使用している。新樽使用率は30~35%。樽がワインに及ぼす影響に実に繊細に注意をしており、例えば地続きの隣同士の畑であるバタールとヴィアンヴニュでも樽の使用を変えている。よりエレガントさのあるヴィアンヴニュには、やはりエレガントさのあるトロンセを。より腰と肉付きのあるバタールには、より男性的で筋肉質なニュアンスのでるシャティヨネとヴォージュを使う。樽が果実やテロワールを隠すことを大変に嫌うために新樽の使用率はあまり大きくしていない。バトナージュは樽に移してから開始、月に1回、合計12~15回実施する。熟成期間はレジョナルが8~10ヶ月(旧樽のみ使用)、村名クラス・一部の1級12~15ヶ月、一部の1級とグラン・クリュ15~18ヶ月。澱引き後、カゼイン・ベントナイトで清澄し、ごく軽いフィルターをかけたあと瓶詰する。赤は50%を除梗、破砕はしない。コンクリートタンクで30度、8~10日かけてアルコール発酵する。発酵中、液循環・ピジャージュ(機械)を1日3回づつ、合計6回実施する。熟成はオーク樽で12~15ヶ月。澱引き後、卵白(粉末)で清澄し、ごく軽くフィルターをかける。所有畑農園名面積(ha)樹齢(yrs)Le Montrachet GC (*)0.2580 yrs Batard-Montrachet GC0.4050Bienvenues-Batard-Montrachet GC0.5050Puligny 1C Champ-Canet0.4010Chassagne 1C Les Ruchottes (B1.0350Chassagne 1C Morgeot (**)4.5035/40Chassagne 1C Clos de la Boudriotte(R1.0060Chassagne 1C Les Caillerets (B0.4030Chassagne 1C Les Chaumees (B0.2510Chassagne 1C Les Vergers (B0.5040Chassagne 1C Clos St.-Jean (R0.7070Chassagne Villages (***)3.4040/45Bourgogne Aligote0.4060Bourgogne Grand Ordinaire0.2330Others (PTG, etc)3.00?Total approx.17.00-(*) = in Puligny Montrachet(**) = Rouge 0.50ha, 35yrs / Blanc 4.00ha, 40yrs(***) = Rouge 2.50ha, 40yrs / Blanc 0.90ha, 45yrs
2010/07/29
コメント(2)
![]()
ラミアブル・キュヴェ・レ・メレーヌ・ブラン・ド・ノワール[2004] CP92正にブラン・ド・ノワールらしい、複雑で豊かな味わいです。豪速球のピノ・ノワールの味ですね。泡も細かく、クリーミーで、酸のキレも良く、雑味が無いのにふくよかで、リッチなシャンパンです。スッキリクッキリしているのに深みがあって複雑さがある。これは案外凄い事です。香りは軽いライチとスモークの合わさった様な香りです。今、一番好きなシャンパンです。今年で8本目です。2004 J-P Lamiable Blanc de Noirs Grand Cru Cuvee les Meslaines Wine Advocate # 186Dec 2009 Antonio Galloni 91 Drink: 2009 - 2016 $66 (66) The 2004 Brut Grand Cru Cuvee Les Meslaines emerges from a lieu-dit in Tours-sur-Marne planted with old-vine Pinot Noir. The wine reveals plenty of depth in a rich, textured expression of Pinot fruit. There is an attractive smokiness and spiciness that adds layers of complexity to the red fruit. The Meslaines needs some time to allow for the Pinot character to come through, but when it does, the wine is absolutely delicious. This is another highly recommended wine from Lamiable. Disgorged: June 1, 2009 (not indicated on the label). Anticipated maturity: 2009-2016.I was quite impressed with the two wines I tasted from Lamiable, a grower based in Tours-sur-Marne, one of the lesser known Grand Cru villages in Champagne. These wines possess impeccable breed and tons of class.
2010/07/29
コメント(0)

友人が中国から帰京したので、6人でワイン会を開きました。モンを飲みたいとのリクエストがあったので、02のモレ・ブランのモンラッシェを用意しました。 ~シャンパーニュ~ラミアブル キュべ・メレーヌ 2004 ブラン・ド・ノワール~白ワイン~ピュリニー・モンラッシェ シャン・カネ 2007 ラモネル・モンラッシェ 2002 モレ・ブラン~赤ワイン~グラン・エシェゾー 2000 ニコラ・ポテルコート・ロティ 2001 タルデュ・ローランクロワ・ド・ボーカイユ 2005お料理は生野菜のバーニャカウダーカンパチのカルパッチョジャガイモの冷製スープ サマートリュフ添え鮑のステーキ鮑の肝オマール海老のアメリケーヌ、バターライス添えチーズ
2010/07/29
コメント(0)
![]()
今回は黒葡萄を使ったシャンパンと、サンジュリアンの赤ワインです。予定ワインシャンパンJ・ラサール ブリュットラミアブル グラン・クリュ赤ワインサルジェ・ド・グリュオ・ラローズ 2007サルジェ・ド・グリュオ・ラローズ 2004クロワ・ド・ボーカイユ 2004パヴィヨン・デ・グラナ 2000レオヴィル・バルトン 20018月21日土曜 6時より 東京タヴァーンにて8月25日水曜 7時より かがり火にてお食事は旬の食材を使ったワインにあった料理をご用意します。会費10000円参加ご希望の方はメール下さい。we414243@yahoo.co.jpJ・ラサール・キュヴェ・レフェレンス・ブリュットJ・LASSALLE CUVEE PREFERENCE BRUT人気のレコルタンマニュプラン(R・M)パーカー5つ星生産者の超人気シャンパン!!シャンパン・ブリュット・グラン・クリュ/ラミアブル【楽天最安値に挑戦!】【新着ボルドー】[2007] サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ 750ml(サンジュリアン)赤【コク辛口】【楽ギフ_のし宛書】 【sybp】【w2】サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ[2005]ラ・クロワ・ド・ボーカイユ[2004]★輝かしいメドックのスターワイン★シャトー・レオヴィル・バルトン [2001]年(750ml)≪2001年ボルドー・ベスト・ワイン≫
2010/07/28
コメント(0)
![]()
クロ・デュ・マルキ[2005]Clos du Marquis【 CP93オージーワインのカベルネ、カベルネ・ブレンドに対抗して出したのが、このワインです。04は美味しくなかったですが、05,06,07と良いですよ。親分のラスカーズより個人的には好きです。ラスカーズも美味しいですが、若いと濃過ぎるし、待つと直ぐに寝たり、飲み頃に当る率が少ないので、気楽に飲めません。05も06も07も若くても飲めるように作っています。色は深く濃いガーネット色、香りは熟れたプラム、砂糖漬けのサクランボ、鉛筆、大地、革、バニラ、味わいは濃密で噛みごたえのある果実味、しっかりしたタンニン、強く繊細な酸、スケールの大きな端正なワインです。良いですね。変なワインの後だけにホットします。
2010/07/28
コメント(0)

右端のワインです。正直言って好きになれないワインです。典型的なオージー臭いワインです。ヨード、丁子・グローブ、青い茎臭さのあるワインです。私はこの臭いは土壌と、機械収穫の影響だと思います。01ですが、ワインとしても元気が無く、この臭い香りを吹き飛ばせません。オージーでは人気があるようなので、この味と香りが、現地で飲むと美味しいのでしょうね。日本では要らないワインだと思います。劣化ワインではありません。
2010/07/28
コメント(0)

右から2番目のワインです。カベルネ55%、シラーズ45%のワインです。度数14.8度です。非常に良いと思います。今日のオージーのワインでトップでしょう。全く資料が無いので分かりませんが、自然派のクリーンな赤ワインと言う印象です。透明感のあるオージーシラーズのワインです。丁子・グローブ、ヨード、茎臭さと言ったネガティブなオージーワインの癖はありません。04ですがフレッシュ感もあって、酸も切れ良く余韻も綺麗です。パワー感も結構あって、ボリューム感のあるワインです。スケール感も大きく、香りも甘いベリー香が中心で、スパイシーさもたっぷりです。ブラインドで出したらイタリアワインだと思う方もいると思いますね。元気ではつらつとした、オージーワインです。魅力的です。
2010/07/28
コメント(0)

左から2番目のワインです。耳なし芳一みたいに文字が書いてある瓶です。カベルネらしくないですが美味しいワインです。飲んで楽しいワインだと思います。丁子・グローブ、青い茎っぽさ等のオージーワイン臭さもなく、杉、カシスと言ったボルドー左岸系の香もありません。ナチュラルでフレッシュでスパイシーで濃厚な赤ワインです。ただ酸のキレが良いので、飲んで美味しいです。これが一番大事な事でしょう。ブラインドで出たら、オージーのシラーズにメルロ、カベルネでも入ったブレンド物と思うでしょう。良いワインです。日本に輸入される事を希望します。
2010/07/28
コメント(0)

左端のワインです。アーヴァインの上級キュヴェです。ボルドー左岸風のブレンドです。新樽半分、一年使用樽半分で、フランスのアリエ産の樽を使っています。アルコール度数14.5度と強い酒です。凝縮感もあって大柄なワインです。香にはオージーワイン特有の丁子・グローブ・ヨードを感じます。プラムやスパイスの香があって、強いタンニンと濃密な果実味のあるスケールの大きなワインです。寝かせると良くなるでしょう。
2010/07/27
コメント(0)
![]()
ジョルジュ・リニエクロ・ド・ラ・ロッシュ [2005]Georges Lignier Clos de La Roche オージーのピノとの飲み比べに選んだワインです。凄くパワー感のあるワインが来ると思ったので05にしたのですが、今回の相手だったら飲み頃の01でも良かった感じですね。タンニン豊富で複雑さを持ったワインです。色は濃いめのルビー色、香はラズベリー、プラム、熟れた赤黒い果実、スパイス、革、バニラ、ハーブ、赤身肉、味わいは強く太いタンニン、濃密な果実味、しっかりした酸、強いミネラル感、余韻に残る果実の甘み、薄旨とは無縁の堂々とした特級です。販売店資料より「ジョルジュ・リニエ」 ジョルジュ・リニエは、30年以上のワイン造りの経験を持つ当主ジョルジュによる、小規模ながら秀逸なドメーヌです。ボンヌ・マール、クロ・ド・ラ・ロッシュといった特級畑を広く所有しています。リニエ家は数世代に渡ってワイン造りを続けており、現在は本拠地であるモレ・サン・ドニを中心にマルサネ、ジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニィに16ヘクタールのブドウ園を所有しています。生産量の半分は有力ネゴシアンに供給される為、ドメーヌ元詰めのワインは大変少ないですが、とても品質が高く、高評価を得ています。従兄弟のユベール・リニエと共に産地を代表する生産者です。 近年日本でもクラシカルなスタイルから柔らかくジューシーな造りに変わったと評判のドメーヌを仕切るのは29歳の醸造責任者のブノワ・ステリー氏。ジョルジュ・リニエ氏の甥にあたり、23歳からワイン造りを始めました。非常に研究熱心で、フレッシュでピノ・ノワールの繊細さを表現したワインを理想とし、毎年試行錯誤しながらも常に質の高いワインを造り続けています。ピノ・ノワールの繊細な味わいを十分に表現する為に新樽はあまり使わず、グランクリュで50%、プルミエクリュで30%使用し、ヴィラージュには使いません。 《ジョルジュ・リニエ クロ・ド・ラ・ロッシュ》名手リニエが造る最も重要かつ評価の高いワイン。芳醇で力強くコートドニュイを代表する銘柄の一つです。
2010/07/27
コメント(0)

中央のワインです。これもコアラですね。美味しいとは思いませんが、真面目に作ったワインです。軽いヨード、丁子・グローブの香があって、澄んだピノの香が出て来ません。味は結構良いのですが、この数種のオージーワインにみられる香はいかんともしがたいですね。ピノは香で飲む物だと思っている私にとっては不要のワインです。シラーズ位濃いと、丁子の香も愛敬ですが、ピノやシャルドネには不要ですよ、ナルクージーさん!!分かっていますかね??
2010/07/27
コメント(0)

左端のワインです。http://www.baldrockwines.com.au/良いワインだと思います。まだ若いのでしょう。透明感があって、赤い果実の熟れた香、ジューシーでチャーミングなワインです。酸の切れも良く、飲んで美味しいワインです。ニューワールド的なワインで、ベリー系のジャムっぽさが支配的です。
2010/07/27
コメント(0)

写真右はじのナルクージーです。正にコアラです。ユーカリ、青草、ピーマン、オイル、オリーヴ・・・の香りです。味はミネラル強く、濃厚さは持っています。でも料理に合いませんよ・・・オージーでもこの手のシャルドネは少ないです。苦手なワインの一つです。
2010/07/27
コメント(0)

最初のアンゴーヴの泡は書きません。此処をみて下さい。http://plaza.rakuten.co.jp/romantei1925/diary/200904190000/http://plaza.rakuten.co.jp/romantei1925/diary/200905310001/デヴィッド・フランツのリースリングです。この人はピーター・レーマンの息子さんだそうです。良いワインを作る蔵だと思います。http://www.david-franz.com/白いTシャツにワインをたっぷり飲ませるのがお好きな様です。ボトルも全てエッチェング・ボトルでそれも自分で印刷しているようです。ボトル全面にプリントされていて、まるで刺青の様です。ワインは非常に凝縮感が強く、素晴らしいワインだと思います。価格が分からないので92点にしていますが、3800円以上の力のあるワインだと思います。とにかく凄い灯油香です。ミネラルの凝縮感も凄く、力に満ち溢れています。度数は11.3度と低く、葡萄自体の持っているパワーに度肝を抜かれました。寝かせたらもっと凄いワインに化けるでしょうね。また飲んでみたい、また買ってみたい、皆さんに飲ませてみたいと思った一本です。日本でも発売されると良いですね。人気が出る蔵だと思います。パーカーも赤ワインにはポイント付けています。
2010/07/27
コメント(0)

今回は超珍品ワインです。英国では人気のある銘柄ですが、日本には全品未入荷です。ワインは 1.Anogove Sparkling シャルドネ&ピノ・ノワール2."David Franz"Eden Valley Riesling20083."Narkoojee"Gippalamd Chardonay 20064."Bald Rock"Strathboggie Pinot Noir 20075."narkoojee" Gippsland Pinot Noir 20066.クロ・ド・ラ・ロッシュ"ジュジュ・リニエ"20057."Irvine"Eden Valley Baromess Merlot/Cabernet Franc/Cabernet 20088."David Franz" Barossa Valley Geogia's Walk Cabernet 20049."David Franz" Barossa Valley Alexander's Reward Cabernet/Shiraz 200410."Narkoojee" Gippsland Cabernet 2001 11.クロ・デ・マルキ "サンジュリアン"2005ワインのコメントは個々に書きます。 アミューズグールAmuse goule自家製サーモンマリネと季節野菜のコリアンダー風味Saumon mariné et étuvé de legumes a la coriandre 温製フォアグラと無花果のコンポートFoie gras chaud子羊背肉の燻製風味ローストCarré d'agneau fumé a la minutesチーズFromage
2010/07/26
コメント(0)
![]()
アルザスにおいて今最も光り輝く生産者!ジェラール・シュレール・エ・フィス / ピノ・ノワール・ゼロ・デゥーズ [2008] 2006 CP92あわてて出して冷やしたりしたので、澱が舞ってご機嫌斜めです。澱が舞うとタンニンが汚れてざらつき感が出るので印象が悪くなります。酸もやや立っている印象です。典型的なビオ臭、梅鰹、蛋白腐敗臭、ヘソゴマの香がします。その陰にラズベリーやダークチェリーの香があって、不思議な魅力のワインです。味は繊細で、豊かな果実味と、出し汁たっぷり、酸はやや棘があって、タンニンは多少ざらつきます。やっぱり飲む4日前からセラーで立てて置かないと駄目ですね。急に飲むのは止めましょう。私の過去の評価です。 2008/11/01 ピノ・ノワール 2006 ジェラール・シュレール CP86悪いワインではありませんが6000円出して飲むワインかと言うと考えてしまいます。シュレールはビオ系アルザスの作り手です。アルザスはビオワインが多いので私の飲むアルザスは結果全部ビオです。シュレールは酸の強いワインを作る作り手で、ちょいと酸っぱいワインが多いです。このワインは2005年を飲みましたが、もっと良かったです。舌にざらつくタンニンがあるので、もう少し寝かせれば良くなるのかも知れません。薄めのピノでドイツやオーストリアによくあるタイプです。色は淡いルビー色、香は最初ビオ的な香りがしますが、やがてベリーの甘い香りが立って来ます。フランボワーズ、獣の香りです。味わいは柔らかく繊細なピノノワールです。タンニンは舌にザらっと残ります。酸はシュレールにしては落ち着いています。ミネラル感はありますね。2009/09/06 このブログを購読する ピノ・ノワール ゼロ・ドゥーズ 2006 ジェラール・シュレール CP95これは凄いワインです。癒しのワインです。香りだけでも酔えますよ。05も飲みましたが、この06の方が良いです。08年の11月に届きたての06を飲んだのですが、その時は香りも弱くつまらないワインに思いました。私のポイントも86点でした。豹変したと言うか、これがワインの不思議さですね。色はロゼの様な薄めのピノです。ビオ臭がありますが、とにかく素晴らしい香りです。梅酢の香りもしますが、バラ、紅茶、ローズヒップの香りが素晴らしいです。ラヤスの02のヌフの香りと似ています。ボディーは弱いですが、それがまた良いですね。エレガントで繊細です。非常にチャーミングなワインです。濃いワインしか分からない人には理解できないと思いますが、此処には新しい世界があるように思います。色々アルザスやロワールのピノを飲んで来ましたが此処まで美味しいピノは初めてです。正直言って驚きました。2010/02/15 ピノ・ノワール ゼロ・ドゥーズ 2006 ジェラール・シュレール CP942次会なので珍しいワインを出してみました。若干準備不足で細かい澱が出てしまいました。すいません。このミクロな澱のサーブは非常に難しいです。ご存知の方もいらして喜んでいただけで良かったです。非常に入手困難なワインですので、知っている方がいるとホットします。シュレールはアルザスのビオの作り手で人気があります。若い頃は鋼の様なミネラルで固くて個人的には嫌いなのですが、少し寝かせると癒し系に入って来て素晴らしいワインに豹変します。ただ多くの方が若いうちに飲んでしまって、シュレールが変わる事を知らないようです。色は淡くロゼを濃くした程度のルビー色、香は素晴らしく、香だけで酔えそうです。ビオの梅酢系、梅鰹系の香りがしますが、嫌みにはなりません。繊細なバラやローズオイルの香りがします。味わいはじつに繊細で甘い余韻が素晴らしく、引き込まれます。果実感は豊富で、タンニンは繊細、酸は優しく切れもよく、喉越しもスムーズです。ブルピノとは違った世界があります。薄旨好きの方は是非一度お試しください。
2010/07/26
コメント(0)
![]()
[2007]ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ/フーリエ CP92最後に07と言う事で、07の人気者フーリエをお出ししました。これは皆さんブルゴーニュだと分かった様で、ドメーヌと村名当てになりました。非常にパワフルでいて繊細さを持ったワインです。人気になるのが分かる様な気がします。ただ07の特徴の酸はあまり感じません。まだ若いのでタンニンはざらつきが残っていますが、果実味が強いので気になりません。ジュヴレらしさもある良いワインだと思います。3年後が楽しみなワインです。販売店資料より「ドメーヌ・フーリエ」は、現在5代目のジャン・マリーが率いるジュヴレ・シャンベルタンを本拠とする生産者。 14歳(!)で4代目となった父、ジャン・クロードは「醸造するには早いうちからたくさん経験を積むのがいい」と50歳の若さで1994年にジャン・マリーに禅譲しました。 ジャン・マリーは父はもちろんのこと、あのアンリ・ジャイエの薫陶を受けたことも知られていますが、「その誰の真似でもない、自分だけのワイン造り、哲学がある」というこだわりを持っています。 高度な技術に頼らず自然に任せていた二十世紀初頭の流儀をよしとする、フーリエがこの[2007]年に大成功を収めたのは、数多方法論がはびこる現代に対する天からのメッセージだったのかもしれません。 新樽はグランクリュでも20%以下。 自然の純正さを追い求めた、フーリエの作品をお楽しみください。
2010/07/25
コメント(0)
![]()
ル・カンボン ボージョレ [2007] (マルセル・ラピエール) CP92 これはボジョレーと当てて欲しかったのですが、皆さん結構間違いました。ガメイ香が最初ちゃんとあります。イチゴジャムやサクランボのリキュール香の間に軽く焼けたガメイの香がありました。グラスを回し過ぎると駄目ですよ。セパージュを嗅ぎ分けるのは一瞬ですよ!!と教えているのですが、忘れています。もう一回これを読んで下さい。http://bit.ly/cBesT1 グラス回すと、ガメイ香は15秒で消えて、ピノの香が支配的になります。だから回しては駄目なのです。じっくりグラスから立ち込める香を嗅ぎきってからグラスは回して下さい。このワイン味も香りも15秒たったらピノです。だから長時間考えては駄目なのですよ。ピッチャーの手元からボールが離れてキャッチャーミットに収まる程度の時間の勝負なのです。リリース直後の閉じた感じは無くなって実に美味しいボジョレーです。流石マルセル・ラピエールですね。ジャムの香からラズベリー香、チャーミングな香りです。軽い腐葉土や森の下草、赤身肉の香もあります。味わいも実にチャーミングです。シャンボールの様な優しい、そしてシルキーなワインに仕上がっています。透明感もあって、ミネラルもあって、果実感も豊かで、酸も綺麗で言う事ありません。素晴らしいワインだと思います。過去の私のレポート2008/12/05 ル・カンボン 2007 マルセル・ラピエール 自然派ワインの大御所、マルセルの代表作です。この人のトップワインはこのカンボンとMMシリーズです。カンボンは2000年、2005年に次ぐ久々のリリースです。若飲みのボジョレーの中で10年以上の長期熟成に耐えられるワインとして、良い年だけにリリースされています。アルコール度数も14度で、グラスにつく、涙の雫も濃いです。非常にエキス分の高いワインです。さて久々のカンボンですが、超閉じています。ほぼ無臭です。酸化防止剤無添加ですがビオ臭も全くありません。グラスに注いで40分・・やっとベリーの香りが顔を出します。味も硬質です。全くガメイを感じないのは良いのですが、閉じています。これがカンボンだと知らないで飲んだら、つまらんワインだと思って終わりでしょう。陰に潜んだ粘着性も、ミネラル感も気づかずに終わってしまうでしょう。2005年の様な強い香はまだありませんが、きっと5年後には豹変したグランクリュを超えるワインになっている事でしょう。このワインはお休みなさいと言ってセラーに寝かせましょう。販売店資料よりフランス自然派ワインの巨匠、マルセル ラピエール。彼は、現在「自然派」と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、ボジョレーをはじめフランス各地で、彼の影響を受けた自然派生産者が活躍しています。中でも今やブルゴーニュを代表する醸造家の一人であるフィリップ パカレは、彼の甥にあたる事も広く知られています。しかし、「自然派ワインの巨匠」という大看板以前に、モルゴンの地、ひいてはボジョレーの地に深く根ざした素朴で伝統的な生産者であることも忘れることはできません。3世代にわたってモルゴンでワイン造りに携わり、この土地の個性を表現することに努めてきたラピエール家は、その歴史と経験に裏打ちされた手法でモルゴンの、そしてボジョレーのテロワールを描き出します。ヌーヴォーに代表される庶民的ワインの代表でもあるボジョレーは、早飲みでフレッシュさが特徴とされ、一般的に品質を語る物ではありませんでした。しかしラピエールのボジョレーは、そのピュアな味わいと、繊細かつ濃密で、しかも熟成する事でより一層の魅力を増す、常識を遥かに越えるものであり、新しいボジョレーの世界を切り開きました。名実ともにボジョレーのワインを代表し、自然派ワインをも代表するマルセル ラピエールのワイン。彼のワインを飲んで、真に美味しいボジョレーの存在を知り、自然派ワインの意義と、本当の素晴らしさを初めて感じたという人が日本にも多くいるというのも頷けます。それだけの魅力と実力を持った生産者である事は、言うまでもありません。自然派醸造家の系譜を辿ると、ラピエールやパカレの師匠には、故ジュール ショヴェという学者がいます。ショヴェ氏が造っていたボジョレーは、彼らにとっては今も記憶に残る最上のワインであったそうです。しかしその味をただ真似るのではなく、彼ら自身の哲学によって最高のボジョレー、すなわちその土地の個性を表現する素晴らしい味わいに仕上がった時、かつてのショヴェ氏のボジョレーをふと思い起こさせる事があると言います。これが恐らく、彼らにとっての原点となる、本物のボジョレーなのかも知れません。ラピエールは、その村や畑ごとの酵母にこだわります。ワインに本当の個性やテロワールを映し出すには、とても大事なものだからです。その為に畑では出来る限り自然な農業を行い、自然環境やその中にいる微生物を大事にしています。その自然酵母によって健全なブドウを発酵させる事で、人々の心を動かすほどの素晴らしいワインが生まれるのです。 (輸入元資料より)栽培・醸造において栽培においては、その土地の個性を十分にいかす為に、化学肥料や除草剤、殺虫剤などを用いません。健全で質の高いブドウを得る為に1981年からビオロジックによる栽培を行っており、収穫においては完全な手作業を実践しています。この事は、安価で大量生産型のワインが当たり前となってしまったボジョレーにおいては、割の合わない手間のかかる作業と言えます。しかし、ドメーヌの哲学、想いを表現するためには無くてはならない重要なプロセスです。収穫されたブドウは、印象的な天井画が描かれた醸造所に運ばれ、果皮などに付着する自然酵母の働きによって発酵させます。セミ マセラシオンカルボニックを採用し、じっくりと時間をかけて果汁がワインとなっていくのを見守ります。その後、古樽に移し澱とともに熟成を行います。醸造における全ての過程で、酸化防止剤となる亜硫酸は用いません。瓶詰めはノンフィルターで行われ、顧客の要望に合わせて若干の亜硫酸を添加します。なぜ今 ラピエールなのか近年、ラピエールのワインに「新たなる輝き」を感じます。3世代にわたってバトンをつないできたラピエール家にさらなる新世代の息吹が加わりました。現在ドメーヌでは、マルセル ラピエールの長男であるマチュー ラピエールが、マルセルの右腕となって栽培や醸造にその手腕を発揮しています。深い哲学と経験を持ったマルセルと若くエネルギーに満ちたマチュー、この二人の力によってマルセル ラピエールのワインはより一層の輝きを放ち、「自然派ワインの原点」と呼ぶにふさわしい純粋で緻密な味わいのワインとなりました。マルセル ラピエールは、現代においての「巨匠」であるのみならず、次の世代においてもリーダーと呼べる生産者である事を確信できます。 (輸入元資料より)
2010/07/25
コメント(4)
![]()
フィネスが輸入したエマニュエル・ルジェ!エマニュエル・ルジェ / ブルゴーニュ・アリゴテ [2007] CP90アリゴテです。実にアリゴテらしいワインです。でも誰も当らなかった様な・・・・種明かししてから、そうだこの味はアリゴテ以外の何物でもないと言う様な発言が出ましたが、実に高級なアリゴテらしいワインです。シャルドネが人数減った関係でリストから外れたのですが、シャルドネと思われた方も多かった様です。ブラインドの怖さですね。実にミネラルが強く、フレッシュで、ふくよかで、酸のキレが良く、力強いアリゴテです。アリゴテの見本みたいで個人的には好きなワインではありません。もう少し優しさがあっても良い様に思います。販売店資料よりエマニュエル・ルジェは最近非常に線が細くなっていますが、セラーの温度の変化がその酒質に影響を与えているようです。明らかに90年代と比べ極まってきた姿は、もうアンリ・ジャイエの素晴らしかった数年の姿に近づいています。特に素晴らしいのはクロ・パラントです。そのポテンシャルの高さは圧倒的で、若くして飲んでもあまりに物パワーと繊細さに圧倒されます。そして村名でさえもその愛らしさと酒質の柔らかさから来る上品な雰囲気に驚くはずです。まさに魅力の固まりといっても良いでしょう。ただ若い時期は線が細く感じる場合もあるのである程度ふくらみがでるまで待った方がよいでしょう。2007年のワインは驚くほどチャーミングで早熟な傾向があります。かなり早くから飲めるため村名ワインは今飲み頃に入っているワインも多くあります。ルジェのワインもそう長く待たなくても良いでしょう。このワインもいつもの年よりもはるかに早く絶品の姿を現すはずです。
2010/07/25
コメント(0)
![]()
シャトーメルシャン勝沼甲州2008年 2007 CP93凄いワインに変わって来ましたね。樽は全く使っていませんが、燻した様な香りも出て来ました。3000~5000円クラスの輸入ワインに混ざって1800円の国産ワインが力で負けていません。コスパ悪い、国産薄い!!と言われる事が多いですが、堂々とした物です。セントラル・オタゴ ドライ・リースリング 2007 フェルトン・ロードやレスプリ・ド・シュヴァリエ 2007更にはブルゴーニュ・アリゴテ 2007 エマニュエル・ルジェとも互角の風格があります。エチケット見て色眼鏡で飲まないで、ブラインドで飲むと良く分かります。と言う事で甲州と分かった人は僅かで皆さん外れて、外国産ワインだと思われた様です。熟成して良くなって来ましたね。甲州は熟成しない、美味しくならないと、昔、言っていた某大家のお言葉は嘘でした。過去の私のレポートです。2008/10/19 勝沼甲州 2007 シャトー・メルシャン CP88金賞受賞酒です。良いワインですが、このワインなら最近のレヴェルの上がった国産甲州なら似たような物が沢山あると思います。非常によく出来たシュール・リ製法の甲州です。リンゴの香りがして日本料理によく合って、楽しい食事が出来ます。ただ個人的にはもう少し個性のある甲州を幾つか知っているので、このワインは選びません。そんな事で金賞受賞酒ですが、88点にしました。 第6回 国産ワインコンクール[2008]:金賞受賞!メーカー資料より 【産地】 山梨県甲州市勝沼町 【使用品種】 甲州 【栽培方法】 棚式 【収穫】 9月下旬~10月初旬 【醗酵】 ステンレスタンク 18-20℃ 約14日間 【育成】 ステンレスタンク 6ヶ月 【アルコール度数】 13.4% 【総酸度】 6.3g/L(酒石酸換算) 【残糖度】 1.5g/L 【生産量】 約21,600本(750ml)、約3,600本(360ml) 【容量】 750ml/360ml【ヴィンテージ】ゴールデンウィーク明けより気温も高く、晴天に恵まれたため遅れぎみであった生育も回復傾向となり、各品種とも開花は平年の3日遅れであった。梅雨入りは平年より6日遅れの6月14日であったが、前半は太平洋高気圧の影響で晴天日が続き、日照時間は長く降水量は少なかった。結実期まで近年にない良い状態で生育は進んだ。その後7月は曇天、大雨、低温と栽培家は空を見上げては溜息をつく日が続いた。幸い果実がまだ若い頃であったので病気の発生は少なかった。梅雨明け後の8月以降は連日の暑さにより生育は順調に回復、残暑も9月中まで長く続いた。早生品種は生育ステージの遅れを若干取り戻せず、平年に比べて5日収穫を遅らせた。晩生品種は、10月に入り朝晩が冷涼になったため、日較差が広がり着色良好な品質の高いぶどうが収穫された。【テイスティングコメント】透明感のある淡い黄色。レモン、スダチ、グレープフルーツなどの、フレッシュで生き生きとした香りで、ピュアな印象。味わいはバランスよく、酸が爽やかで、なめらかな舌触り。そして、少し塩っぽさを思わせる旨味も感じる。また、わずかな収れん性が味の引き締め役になっている。舌平目などの白身魚のムニエル、鯵や鯛の塩焼き(グリル)、サザエの壷焼き、白魚の天ぷら、白身魚と野菜のパスタなど、あっさり系で旨味も感じられる料理が食べたくなる味わい。また、軽いおつまみ(グリーンオリーブ、ベーコンを乗せた空豆、ナッツ、オイルサーディンなど)で食前酒とするのもよさそう。
2010/07/25
コメント(0)
![]()
【全商品ポイント10倍中!!】(7/26 9:59迄)レスプリ・ド・シュヴァリエ ブラン [2007] <白> <ワイン/ボルドー>【希望小売価格より40%OFF!】 CP92フランスの本流のソーヴィニヨン・ブランの味を知って頂きたくて出しました。ソーヴィニヨン・ブランはニュージー系が流行っていますが、やはり本場はボルドーとロワールです。特にボルドーは高級品も多く、ニュージーとは全く違う味わいです。皆さん当らなかった様ですいません。本番でタジタジしない様にソムリエ試験前なのでハードル上げました。オヤジ心をお許し下さい。このワインも一年ぶりに飲みましたが良くなって来ましたね。白桃の香が出て正にネクター系です。強いミネラルの香もあって重厚です。味もオイリーで濃厚なミネラル感が支配的です。味も香りも全く他の地区のソーヴィニヨン・ブランとは違います。まだまだ若いですね。また一年後に飲んでみます。過去の私のレポートです。2009/06/14 レスプリ・ド・シュヴァリエ ブラン 2007 CP92この蔵は赤白作っていますが、白の方が圧倒的に良い様に思います。但し、赤は16万本作っていますが、白は生産量が少なく、ファースト・セカンドで1万本少々です。それで手に入り難いのが欠点です。グラーブに数ある辛口白ワインのトップクラスの蔵です。特にファーストは長命で、10年は待たないと真価を発揮しないタイプで、20年は元気に飲めるツワモノです。久しぶりにセカンドが手に入ったので買って飲んでみました。やはり固いと言うかまだ飲み頃ではありませんが、良く冷やして飲めば美味しいです。オレンジピールや蜜の感じは3年後に出てくるでしょう。葡萄はソーヴィニヨン・ブラン80%、セミヨン20%ですが、最近流行りのフルーティーなソーヴィニヨン・ブランとは全く違った堂々とした味わいです。芯のしっかりした本当にドライでミネラル感のある白ワインです。香りはハーブ系ですが、まあこれからですね。 販売店資料よりドメーヌ・ド・シュヴァリエのセカンドワイン。古典的なボルドースタイルの良さと現代的な部分が旨く融合しているワインで、ボルドーの白ならではの旨さが見事に出ている。年間生産量が500ケースというちょっと知られていないレアもの
2010/07/25
コメント(2)
![]()
【ジョスメイヤー】ピノブラン ミュズ デュ プランタン 2002 2007 CP92ジョスメイヤーのインポーターのNさんが急遽参戦されたので、オーストリーのグリューナーの予定の場所に差し替えました。ジョスメイヤーと言う作り手を当てた方は2名いましたが、ピノ・ブランが連想しなかった様です。実際の中身はピノオークセロワだそうです。まあ分かりませんよね。ブルのピノ・ブランもアルザスのピノ・ブランも特徴違うし・・・リースリングみたいな強い石油香は無いし、ミネラルも弱めですし、ピノ・グリのような強いボディーも無いし、ゲヴェルツのようなライチの香や甘い余韻もありません。何だろうでも美味しい・・・そんなワインですよね。インポーターのN氏もセパージュ外す位ですから仕方ないでしょう。N氏よりPinot Auxerroisピノ・オークセロワの由来ですが、以前はピノ・ブランの突然変異の品種だと言われていました。(ピノ系品種は全てピノ・ノワールから変異又は交配した品種。)しかし、最近のDNA技術の発達によりクロアチア原産のGOUAIS BLANC(グエー・ブランと発音?)とピノ・ノワールの自然交配品種と判明しました。同じ掛け合わせ(交配)ではシャルドネ種を含めて少なくとも16種類の品種が産まれているそうです。(他の品種は解りません。)しかし未だにピノ・オークセロワはピノ・ブランとしても販売が可能です。過去の私のレポート2009/02/02 ピノ・ブラン ミズ・デュ・プランタン 2007 ジョスメイヤー CP91 食事を美味しく楽しめるためにを大事にしている蔵です。私は和食にもフランス料理にも合う、素晴らしい癒しのアルザスだと思います。このワインは収穫の翌年の春に瓶詰したワインです。名前に「春詰め」と書かれている通りです。ボジョレーヌーボー同様新酒を楽しむワインなのですが、何故か楽天には02や04と言った古酒しか売っていません。売れないから新しいヴィンテージを仕入れないのか、インポーターの営業不足か分かりませんが、07を是非売って欲しいし、春になったら08を売って欲しいですね。熟成させても美味しいワインですが、基本は若いヴィンテージを楽しむワインだと思います。フランス料理で春を告げる料理はホワイトアスパラです。ほろ苦いエグミのあるホワイトアスパラと楽しむ事を考えて作ったワインだろうと私は思っています。今日飲んだ07は発泡性が残ったフレッシュなワインです。フローラルな香り、軽い石油香、柑橘系の香り、味わいはフレッシュな酸、程良いミネラル感、僅かな苦み、苦みのある春野菜にピッタリなワインです。新物の筍の天麩羅と合いそうです。2010/01/09 ピノ・ブラン ミズ・デュ・プランタン 2007 ジョスメイヤー CP92相変わらず美味しいワインですね。このワインは元々春詰めと言う意味で、ホワイトアスパラの為に作られたワインです。フランス人は本当にホワイトアスパラが好きで、春になると一人1kgは食べます。レストランも3~5月はホワイトアスパラのメニューが8種類位になって、本当にホワイトアスパラ一色になります。日本人は筍が出てきても一人1kgは食べませんが、彼らは好きな物を大量に食べるの好きです。ムール貝でもバケツに一杯食べますし、単品大量食いの好きな人達です。そんなホワイトアスパラ1kg食いの為に誕生したのがこのワインです。ほろ苦いアスパラとピッタリ合うように作っています。今日のフキノトウにも良く合いました。フローラル系とオイル系の香りで、フレッシュな果実味と切れの良い酸があって食欲が出るワインです。癒しのジョスメイヤーらしい、料理を引き立てる、それでいてきちんとしたミネラルとふくよかなボディーで飲み手を飽きさせません。素晴らしいワインだと思います。販売店資料より ピノブラン100%。 「ミュズ デュ プランタン」とは「春詰め」の意味。 ピノブランの特徴を生かすために、9月に収穫されたブドウを 翌年の2月下旬から3月上旬に瓶詰めしています。 早摘みブドウの軽やかさとフレッシュさを活かしたものとして 人気を呼び、フランスを始めヨーロッパでは旬をあじわう 春の風物詩となっています。 おだやかな味わいと芽吹きを感じさせるような香りは てんぷらをはじめ和食にも良く合います。
2010/07/25
コメント(0)
![]()
【楽天最安値中】1万円以上で【送料がタダ!】 フェルトン ロード ドライ リースリング[2009] 2007 CP93ブランド先ずは最初にこれをお出ししました。誰でもリースリングと分かると思って出したのですが、半分位の正解率でした。6月に飲んだ瓶より石油香が強く、灯油系の香を感じます。リリース直後より強くなっています。リースリングから何故この石油香が出るのか不思議ですね。その他香木や、ユリの香があって、軽く微妙にローストしていない白いごま油の様な香もあります。柑橘系の香りは弱くなって来ています。ブラインドで石油香の中でも灯油香がしたら、先ずリースリングと思って下さい。他のワインでもオイルは感じますが、灯油ではなく、ガソリン系やエンジンオイル系、ビニール系だったりします。味は切れの良い酸と、厚みがあって爽やかな果実味、強いミネラル、アルコール度数低めなのに力があります。総合的に見ると、大変良いリースリングです。ニュージーのトップと言って良いと思います。過去の私のレポートです。2008/01/24 フェルトンロード ドライ リースリング 2007 CP90昨日はオージーとニュージーの試飲会に行って30種類飲んで来ました。美味しかった物だけ紹介します。フェルトンロードはピノで有名な蔵です。これはリースリングですが、2種類のリースリングを作っています。これはドライと書かれた方です。実にミネラりーで奥行きのあるリースリングです。濃縮された旨みが詰まっています。花や蜜入りりんごの甘い香り、ふくらみのある果実味が綺麗な切れの良い酸に支えられています。余韻が長くワインだけでも楽しめる仕上がりです。2008/02/19 フェルトンロード ドライ・リースリング 2007 CP92実に素晴らしいリースリングです。ピリッとした辛口に仕上がっています。繊細で実に切れの良いワインで、ニューワールド的な野暮ったさは微塵もありません。山菜(タラの芽、コゴミ、フキノトウ)の天麩羅と合わせましたが、実にほろ苦い山菜とよく合います。色はかなり薄めの麦わら色、香は百合の花、タンポポ、洋ナシ、僅かな石油、味わいは生き生きとした酸がワインを引き締め、リースリング特有の豊かな果実味、濃厚なミネラルを感じる。引き締まった美味しいリースリングだ。 2008/03/28 フェルトンロード・ドライ・リースリング 2007 CP92ワイン会の料理に鮎と筍が出たので、白ワインがヒネていた時の補欠に持っていったこのワインを開けました。素晴らしいワインですが、薄味の吉兆さんおお料理にはパンチがあり過ぎました。フランスのアルザスのジョスメイヤーを持って行けば良かったと反省しました。しかし、これだけの顔ぶれの中に3800円のワインを出して負けていないのも大したものです。色はかなり薄めの麦わら色、香は蜜入りりんご、洋ナシ、マスカット、僅かな石油、味わいは生き生きとした酸がワインを引き締め、リースリング特有の豊かな果実味、濃厚なミネラルを感じる。引き締まった美味しいリースリングだ。
2010/07/25
コメント(0)

今回は7人で7種類07のヴィンテージのブラインドです。(写真は2次会のワイン含む)お出ししたワインはセントラル・オタゴ ドライ・リースリング 2007 フェルトン・ロードピノ・ブラン ミュズ・デ・プランタン 2007 ジョスメイヤーレスプリ・ド・シュヴァリエ 2007勝沼 甲州 2007 シャトー・メルシャンブルゴーニュ・アリゴテ 2007 エマニュエル・ルジェル・カンボン 2007 マルセル・ラピエールジュヴレ・シャンベルタン VV 2007 ドメーヌ・フーリエです。お食事は自家製パテとグジェール雲丹・鮑・タコ・甘海老・ジュンサイと赤ピーマンのムースのコンポートフォアグラのポワレとイチジクフランス産ウズラの丸焼き 旨いですよ!!フロマージュブラインドは本当に難しいですね。今回は2問正解が最高でした。
2010/07/25
コメント(0)
![]()
素晴らしいワインですが汚染されていました。04のポンソは先日飲んだクロ・ド・ラ・ロッシュも軽いブレタノマイセスにやられていて、最後に沢庵・糠漬・おが屑味が残ったのですが、これも同じです。So2無添加の怖さですね。これで3本ともやられていますから、樽ごと汚染されているのでしょう。だからこの人のワインはケースで買うのは怖いのです。でも稀に凄く美味しいのがあるので間違って買ってしまいます。02もロッシュ、シャルム等ブレッドでした。下記の様な事が言われていますが、残念ながら事実とは違います。樽に関しても独自の見解をもつ。「新樽はテロワールの差をなくし、酸素供給量が多いため若く飲むには好適なワインになるとしても、長熟ワインにはならない。」普通ならそうは言っても新樽比率を3割に下げる程度だが、ポンソの場合は何十年も樽を使いつづけるため、新樽は限りなくゼロに近いのだ。しかしポンソの場合不思議なことには、濁った香り、やせた果実味、ブレタノマイセスや酢酸菌の古い樽独特のクセがなく、ただ樽の存在を消しさった如き、純粋さが表現されているのみだ』ワイナート14号よりで皆さんの感想は・・土曜のチームから少し時間を置いてからがとても良かった。タバコの香、バランスは整っている。酵母の死骸の香りと、糠漬け香、くぐもった味わい、チェリーの酸味、タンニンがややざらつく。排水溝の香、ヨードチンキ、お醤油、美味しい、スッキリ、時間と共に爽やかさが出て来る。樽のバクテリア、湿った草、汗、すみれ、ベリー、ペパーミント、靴下、梅、味わいは、梅、酸はしっかり、タンニン、キレイ、癖がある、時間と共に香もしっかり、味もドンドン良くなって行く。還元香が最初する、濃い味わい、このワインが一番美味しいと思った。美味しい、獣臭あり。水曜日の方はブレッド臭が強いと思ったが時間が経つとほとんど消えた、となると還元香か・・・何はともあれ基本的には臭いが旨味のあるワイン。味わいに関しては個人的に一番好き。オレンジ色、独特な香り、醤油、チャーミングなワイン、ふくらみのある果実味、豊かなフルーツ感。「赤ワインはこんなに柔らかい世界があるんだよ」と語りかける様なワインです。獣臭さ、薬ぽい味がする、酸味と果実、複雑さもある、時間が経ったら更に美味しくなった。何時ものポンソ節というか、沢庵、馬小屋、オリエンタリーなハーブ、アルコール感、チーズ、凝縮感のある果実味、旨味に溢れるのだけど、個性的な香りで好みが分かれそう。とまあ皆さん、ポンソに甘い・・・・確かに汚染が無ければ凄いワインです。実際飲んで美味しいのですが、余韻に臭いも臭いですが、余韻に残る沢庵とおが屑が、綺麗なポンソを知っている私としては許せません。時間が経って良くなったと思ったのは鼻と舌が臭いのに慣れただけかも知れませんよ。味も香りも素晴らしい物を持っているのですが、汚染臭、葡萄由来では無い、バクテリアの死骸の腐敗香や余韻に残るブショネの様な味はいかんともしがたいのですが、ちょっとその事を忘れて飲むと飲めてしまうのがポンソの凄い所です。是非臭くないワインを作って下さいね。
2010/07/24
コメント(0)
![]()
2006 CP93非常に小さい蔵で、無名ですが、私の好きな蔵です。モレ・サン・ドニが得意ですが、ジュヴレとシャンボールに畑を持っています。このワインも樹齢65年の木から僅か7樽だけ作っています。2000本しか無いのですから、有名にもなり様が無いのです。では皆さんの感想から、先ずは土曜のチームです。弱めの梅鰹、漢方のニュアンス、バイエより厚みもあって、ミネラル感も強く、濃い味わい。ラズベリーの強い香、果実と酸とタンニンの厚みが一段上、バランス良し、とても堪能できる良いワインです。今日の一番かな。香はラズベリー、軽くて優しい、丸みのあるワインです。好みです。バニラ、青さ、スミレ、ハーブ、スモークベーコン、ミント、綺麗でシルキー、苦みが少し残る、甘い果実味がある。ラズベリーの香り、前の2つより濃い味わい。美味しい、凝縮感があり、好み水曜日のチームは今日のワインの中で一番凝縮感がある。骨格を感じる、他のワインよりもワンランク上の質感。シャンボールと言うよりもモレ・サン・ドニ、畑で言うならボンヌ・マールやレクラ。色はレンガ色、香はミント、オリエンタル、アルコール高い、カカオ、味わいは強い渋み、果実の味、豊か、キレがある、味がぶれずに安定している。スケール感のあるワインと言うのはこの様なワインなのかと思いました。重厚で軽快さもあって、バリトンと言う感じがします。タンニンと鉄分感じる、しっかり果実味がある。今日一番良かった。華やかな香り、甘く熟したベリーのフルーツ、ロースティーな樽、上の2つよりもスケールのある複雑さ、と皆さん、今日のNo1と言っている方が多かったです。皆さんが言うように村名と言うより一級と言う様な懐のあるワインです。pp評価もrwgの評価も無いので人気が無いですが、凄い実力なのですよ。堂々としたワインで噛みごたえもあって余韻も長いです。色は深いルビー色、香りはラズベリー、ブラックベリー、バラ、赤身肉、ベーコン、革、甘草、腐葉土、味わいは凝縮感のある果実味、強いが優しいタンニン、余韻の綺麗な酸、複雑さのあって余韻に甘味を感じます。このクラスの村名としては非常に素晴らしいワインだと思います。販売店資料より 2006年のシャンボール・ミュジニーは、とても良く出来たワインでフルボディなしっかりとした深い色調を持っています。新樽50%を使っている為、まだまだローストした香りが軽く残っていますが、アタック、味わい共に豊かなボリューム感をもっています。ほんのりと上品な甘味さえ感じさせてくれる。上質のタンニンはとてもシルキーで、黒や赤い果実の味わいが楽しめます。複雑な味わいを楽しませてくれるワインは、最低でも5年以上の熟成をお願いしたい本格派です。BRYCZEK ブリチェック1938年ポーランドよりフランスにワイン造りの為に渡った、ジョルジュ・ブリチェックが1953年に設立したドメーヌ。その後長男エドワード、そして2003年から孫のクリストフが中心になってワイン造りを行っている。現在3haの畑を耕作して、すべて有機肥料を使い、除草剤は使わない。ブドウ樹1株当たり収量は6~8房と収量制限を行っている。収穫はすべて手作業にて行われていて、樽熟は18ヶ月。はじめ6ヵ月は新樽にて行われる。(女性的で優しいアリエ産の樽と、エーブル産の樽を50%ずつ使用)7ヶ月目に3年目の樽に移し、樽熟成を継続する樽熟の間、2回の澱引きを経て、卵白で清澄後、ノンフィルターで瓶詰めを行う。
2010/07/24
コメント(0)
![]()
【ユドロ・バイエ】シャンボール・ミュジニー[2007](赤) CP92 06は秒殺ワインで07・08は何時でも買えるワインになってしまったユドロ・バイエの07です。良いワインだと思います。ユドロ・バイエらしさは十分にあります。甘い豊かな果実味があって、何方にも好かれるワインだと思います。今年の冬から来年の春にかけて、酸が落ち着いてもっと美味しいワインになると思います。では皆さんの感想を土曜日のチームから紹介します。梅鰹、ジャミー、綺麗な薄旨で少し水っぽさもある。酸は強め、時間が経つとより果実感が出て来る。香はジャン・タルディと似ていておとなしい静かな香り、酸は少し控え目で、やや果実味が前面に出る。綺麗でチャーミングで旨い!!丸みがあってバランスが良い、葡萄やヨードチンキ、フルーツの香り少し埃っぽい香(30分後に消えた)赤いベリー、控え目なバニラ、華やか香、樽香、バランス良く飲みやすい、薄旨系、酸・タンニン心地よい、淵が既にオレンジ色っぽい、長熟タイプではないかも。飲み心地は良い、香りは最初は弱い、シルキーなワイン、ブリチェックと比べると酸が強い(単独では感じないが)水曜日のチームは甘く滑らかな果実味があり、それによりそう酸味とタンニンもある。一言でいえばモダンで万人向けのワイン。バランスが良い。レンガ色、カシス、甘い香り、味わいはベリーの味、フレッシュ、渋み、すっきり、ややタンニンが強い様にも感じられましたが、ジャン・タルディよりもおとなしい印象も受けました。タンニン果実身が強い、香水の様な華やかな香り、高級な紅茶、純つゆ、キャンディの甘さ、ピュアーなアセロラ、チェリーの果実。以上です。バイエらしい、豊かな果実味の飲んで美味しいワインです。色は深いルビー色、香りはラズベリー、アセロラ、鉄分、ハーブ、バラ、ダージリンティー、赤身肉、腐葉土、味わいは豊かで甘い果実味、余韻の綺麗な酸、果実に包まれたタンニン、甘い余韻の残るバイエらしいチャーミングなワインです。販売店資料よりリアルワインガイド誌26号今飲んで 87+ ポテンシャル 88 飲み頃予想 今~2019 これは前回試飲時(暫定87+~88+)と同様の評価となった。 香りは今はおとなしく、少しと閉じ気味の段階。 とはいえ、美しい果実香とミネラルをキッチリと感じる。 液体はそのミネラルによるツヤ感があり、 全体的な味の乗りは中庸。 また、味わいバランスに長け、滑らかで、 ちょっとした艶かしさもある。 目の詰まり感も中庸で、 07年としては平均値以上に仕上がった村名ワインだ。<リアル・ワインガイド誌26号>シャルダーニュ、アテス、レ・バロット、レ・パ・シャット、 デリエール・ド・フォー、ル・ヴィラージュの6区画で 合計1.04ha。 平均樹齢40年。 新樽25%、1回使用樽25%、2回使用樽 50%。前日から冷蔵庫でしっかり冷やす。(8~9℃)、冷蔵庫から出しすぐに抜栓し、約1時間後に大きめのブルゴーニュグラス(ディーバ・ブルゴーニュグラス )を使用して飲み始めました。このワインの後のはユドロ・バイエのシャンボール・ミュジニー・1er・レ・シャルムを飲んでいます。(村名とプルミエの飲み比べ)プルミエのシャンボール・ミュジニー・レ・シャルムも同様の温度帯で飲み始めました。(レストラン内の温度は23℃)ワインのスタート温度は12~13℃ ●シャンボール・ミュジニー少し小粒だがとても纏まった感じがあり、とてもチャーミングな印象で飲みやすいものに仕上がっていました。ユドロ・バイエに関しては今までにそれほど多く経験していませんが、村名シャンボール・ミュジニーとしてはとてもお薦めできるものと感じました。スタート温度はやや低い方が良いでしょう。2009.09.19 ●シャンボール・ミュジニー・1er・レ・シャルム先ほどの村名クラスと比較すると明らかに濃さが違います。沈み込むようなところを感じますが、厚みと旨みがあり価格差だけのことはあります。両方を飲み比べてみるとシャンボール・ミュジニーの方がやはり少し軽く感じ、後戻しはしたくない印象です。このように飲み比べをすると非常に分かり易く、ただ単品だけを飲んだ場合では村名が軽いとは決して感じないでしょう。やはりこのワインもスタート温度は低めの方が良いでしょう。室内の温度との関係がありますので、常にそのことを考慮に入れてワインの温度を調整して頂きたいです。ワインという飲み物は、温度によって全く別物の味わいとなります。 2009.09.19
2010/07/24
コメント(0)
![]()
★シャンボール・ミュジニィらしさ溢れる作品★【50%OFF】ドメーヌ・ジャン・タルディ・エ・フィス/シャンボール・ミュジニィ・レ・ザテ [2007]年(750ml) CP93これは素晴らしいワインです。届いてから3本飲んでいます。今回2本飲んだので全部で5本です。前回飲んだ1本は酸が強く感じられましたが、残りの4本は全部当りで飲み頃です。06年から息子さんが全部任されるようになってエチケットのデザインも変わりました。味も全く変わりました。ジャイエを薄くした様な感じの現代的なワインに仕上がっています。凄く透明感があってスタイリッシュです。最も注目して良い作り手だと思います。価格的にも村名が4000円ですからお買い得で、高級ドメーヌのACブルと同じ値段ですが、このワインの方が優れている場合が多いと思います。皆さんの感想は、先ず土曜日組から。今回は順番変えずに書いていますから、同じ方のコメント見つけ安いと思います。ジャン・タルディなのに薄旨!果実味の方が前に出て来るけど、全体としてバランスが取れている。梅鰹系のニュアンス、綺麗な味。おとなしい静かな赤果実香、きれいでチャーミングな酸、まだ少し細かいタンニン、ヴォーヌ・ロマネ06より芯がある。丸く、爽やかで、青味のある葡萄、両端の苦味、好きなワインです。香はスモーキー、ラズベリー、バニラ、味は酸がスッキリ、しっかり、タンニンがバックアップ、とても飲みやすい。少し寝かせてみたいワイン。クリアーな赤、最初の香は弱い、時間と共にベリー香が出て来た。水曜のチームの感想です。香水の様なきれいな果実の香り、味わいも透明感があり、エレガントさがある。今日最も美味しいワイン。色は薄い、香はカシス、甘い香り、味わいはフレッシュで果実味があって優しい青く透明感のある香がします。タンニン、酸味、果実味のバランスの良いワインはこう言うワインなのだなと感心しました。イチゴ、あまおうの香、果実味があって、軽やかでエレガント華やかなオリエンタリーな香水ぽい香、リキュールぽい香も、アメリカンチェリーの甘い香り、優しい滑らかな滑るようなチャーミングな味わい。と皆さんの感想はこんな感じです。07とは思えないバランスの良いワインで、しっかりとした芯のあるワインです。色は黒系の薄めのルビー色、香はラズベリー、ブラックベリー、ブラックチェリー、フランボワーズのリキュール、スミレ、赤身肉、赤錆、味わいはふくよかでエレガントな果実味、強いミネラル、果実に包まれた固めのタンニン、切れの良い酸、非常に良い感じにバランスしたチャーミングなワインです。いかにもシャンボールと言うワインでした。販売店資料より■シャンボール・ミュジニィ・レ・ザテ■ 村名格のシャンボール・ミュジニィは、グラン・クリュとプリミエ・クリュの西側の、丘陵の上部と東側に広がる丘陵の下部から造られています。丘陵上部の北向きや石灰質の豊な土壌からは、素晴しいフィネスを備えたワインがうまれ、丘陵下部の緻密で厚みのある堆積土壌からは、しっかりした骨格と力強さを持ち合わすワインが生まれ、一般的に典型的な村名格シャンボール・ミィジニィには、丘陵上部とかぶの2タイプがブレンドされています。レ・ザテはシャンボール・ミュジニィの町の東側の国道74号の西側沿いに位置し、ジャン・タルディからは、美しい色調と赤い果実の複雑な芳香は印象的で、ヴォリューム感があり、なめらかでとてもシャンボールらしいスタイルのワインが生み出されています。
2010/07/24
コメント(0)
![]()
CP92良く出来たワインです。土曜日9人、水曜日6人だったので水曜日はこのワインお出ししていません。6人で8本は流石に飲めません。皆さんの感想から樽感、美味しいけど何の料理と合わせるか、イメージし難い、時間が経つと蜜の香。シャブリの様な硬質な香り、ブラインドならシャブリと言いそう。酸っぱい香りと、甘い香りが合わさって、さっぱりしていて好きなワインです。火打石、ミネラル、ナッツ、バター、バランス良いワインで美味しい。火打石、ドライフルーツの香り、僅かな苦み、バランス良く美味しい。オーソドックスな良いブルゴーニュこんな感想でした。綺麗な酸と適度な火打石香があって、フレッシュでミネラルもあって現代的な作りですが、味もあります。ニュイの白らしく硬質感もあって強いワインですが、味も乗って来て美味しいです。料理にも合うし、ワインだけでも飲めるタイプです。この作り手は赤も美味しく、今後注目したいと思っています。販売店資料より Les Monts de Boncourt(レ モン ド ボンクール)からの、珍しいコート ド ニュイ ヴィラージュの白です。25%が樹齢60年以上、残りは10年以上です。週に1回、一樽あたり2~3分かけて6ヶ月間バトナージュを行います。その後、12ヶ月間樽熟成しています(内、20%が新樽)。洋梨やピーチなどの熟した果実の香り、樽の風味が適度に感じられます。しっかりとして、バランスの取れた素晴らしい白ワインです。
2010/07/24
コメント(0)
![]()
ドメーヌ ミッシェル・グロ:ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ ブラン [2006] CP91何時もながらのミッシェル・グロのワインの味です。正にオート・コートらしい味と香りです。コート・ド・ボーヌの白と比べると香りは似ていても後ろに背負っているボディーが違いますね。ボーヌの白はふくよかなボディーがあるのですが、ニュイの白は硬質で、こじんまりとしています。ボーヌの白が自動車で言うとセダンのクラウンならニュイの白はハッチバックのゴルフみたいな感じです。皆さんの感想は、先ずは土曜日組から香りが立ち上って来る、樽、軽いヒネ感もある、06とは思えないコク、旨味がある。火打石香、(今日のワインで最も火打石香が強い)心地よい樽香、シャルドネらしい香ばしい、煙香、HCNにしては樽の厚みがぴったり利いて飲みごたえあり。花火の香り、とろみ、重み、色は濃いめの黄金色、嫌い・・・香りは樽、バニラ、スモーク、火打石、味は樽の渋み、バニラ、ナッツ、バター、トフィー、樽が強過ぎ火打石の香、樽の香り、しかしライトな味わい。水曜日のチームは最初は香控え目、温度が上がるとかなり樽のきいた香。とはいえ新世界の樽香とは異なり、好きな樽香です。味わいは、やや細いか。少し濃いめの黄色、香は少し樽、焦げた甘味、フレッシュさもある、味わいは中位の酸、大人の味わい、すっと切れる味わい。一瞬本日の昼までいた箱根の香がしました。 酸味とミネラルが帆立のポワレと調和して溶けあう感じがしました。酸もしっかり余韻もある、力強い、ミネラルを感じる、心地よい苦みフリンティー、火打石、リンゴ、梨、白い花、ミネラル、時間と共にコンポート風に甘く変身、その割に味は固くミネラリーとこんな感じです。両日とも良いワインでした。色は薄めの黄金色、香は火打石、ナッツ、キャラメル、白い花、蜜入りリンゴ、味わいは硬質感の強いミネラル、硬めのボディー、熟成感の出ている果実感、余韻の綺麗な酸、バランスの取れた、オート・コート・ド・ニュイらしいワインです。販売店資料より ディジョンとボーヌの間に広がるコート・ド・ニュイ地区。その西側の高台に広がる生産地区は、ブルゴーニュと地区名表示のワインより、一段階狭い地区を指します。 この地区にミッシェル・グロは約1.5haの畑を所有していて、土壌は泥灰土が多く、シャルドネに適しています。剪定はギヨー・サンプル式です。
2010/07/23
コメント(0)
![]()
[2005] ブルゴーニュ・ブラン ジョセフ・ロティ CP91実はこのワイン土曜と水曜で味が違いました。水曜の瓶は還元香が強く感じました。土曜日のメンバーの感想です。酸味しっかり、07より酸が強く感じる。喉越しシルキー、すっと入る、キレイ系の白。控え目でおとなしい香り、味わいは丸く広がる果実味と穏やかだが綺麗な酸がピンとしてる。料理にバランス良く邪魔せずマッチしそう。ハチミツっぽい香り、好きミネラル、まるく柔らかさがある香り、桃、アーモンド、少し臭い、味はバランス良く丸くなっている。07より香りがおさえられている。蜜の香り、バランスが良い。水曜日のメンバーです。樽が果実味にとけこみ、やや枯れてきた印象。丸くなっているが、ややダレも出ているか。少し濃いめの黄色、少し樽、落ち着いた枯れた感じ、酸は落ちついて、07より苦み、酸は続かない、甘味もあるような味わい。07との違いが十分に感じ取れませんでした。ただ後味の余韻がやや強い様に感じました。酸、果実味は少し弱くなる、余韻は07より強い、オイルぽい香りはする。料理のハーブの香りと共鳴する。熟したシックな洋梨、樽、チーズ、ミルキーのキャラメルぽい、クリーミーさ、タルト甘栗ぽい甘さ、果実感の落ち着いたシックな硬さのあるテイスト。とまあこんな感じで、瓶差が出ていますね。私は水曜のワインを基準に書きます。07よりも熟成感があって、樽香も溶け込み、やや焼けたローストしたナッツの風味を持っているワインです。コート・ド・ボーヌの白ワインと比べると個性的なワインで飲む人を選びますが、硬質感のあるミネラルが好きな方には面白いワインです。色は薄めの小金色、香りはローストしたナッツ、ハーブ、オリーブオイル、甘夏ピール、ジャスミン、味わいは香ばしい熟成香による僅かな苦み、強いミネラル、ふくよかでふくらみのあるボディー、強く余韻の綺麗な酸、コクのある大人の白ワインです。販売店資料よりピノ・ブラン100%で造られるこのワインはシャルドネより酸もあり、シャープな印象です。甘ったるさは感じず、自然な糖度ですっきりとしています。 マルサネの下に位置する畑で、そこは石がごろごろしているので、ミネラル感に富んだワインができるそうです。 スパイスや熟した白い果実のような味わいはどんな料理でも合わせられます。 ブルゴーニュ・ブランとしては珍しいピノ・ブラン100%で造られるジョセフ・ロティ。のブルゴーニュ・ブラン。また、コート・ド・ニュイのマルサネ地区で造られることもあって、ニュイの白に注目している者として期待が膨らみます。 7、8度前後で抜栓。薄いレモンイエロー、白い花、ライム、ジャスミン、タイム、バジルなど様々なスパイス、ハーブ類が感じ取れる。高い酸とミネラル分がバランス良く纏まっており、静かに流れる小川のように口の中いっぱいに透明感に溢れだして、クリーンな瑞々しさが非常に心地良いものです。この日の夕食が焼き鳥だったのですが、お互いが全く邪魔をせず、むしろワインも食も進みすぎてしまいそうです。毎晩の食卓を華やかなものにしてくれるでしょう。 追記:やはり日本人である以上、一番和食が好きなので和食に合うワインを毎日のように模索中です。このワインはまさに和食に合わせたい1本です。2010.06.19 YUI
2010/07/23
コメント(0)
![]()
[2007] ブルゴーニュ・ブラン ジョセフ・ロティ CP89ニュイの作り手の白ワインは個性的です。このワインもブルゴーニュでは珍しくピノ・ブランを100%使っています。土曜日のメンバーの感想です。やや辛口、硬質感、パイナップル、すっきりしていて05より果実感が前面に出て来る、白の中では一番厚みがある。ハーブ、茎の香り、硬質でミネラリー、豊満な感じがないが葡萄の熟度は高い。夏にキリリと冷やして飲むにはピッタリ樽の香り、生っぽいピーナツ 薄、レモンミネラル、少し樽香を感じる、濡れた藁、臭い、青いハーブ、さわやか、バラ、味わいは樽、バニラ、苦み、酸が荒い、アルコールが高めに感じる。エージングした方が良いかもフルーティー ミネラルが強い、樽香コクがあって味は好み水曜日のメンバーの感想樽香を感じながらもすっきりした印象、若干樽と果実味が分離している印象少し枯れたミドリ、ナッツの殻の香り、癖がある、酸がしっかり続く、苦みがある、若いフレッシュな味わい最初に注がれた時は爽やかな森の中に入った様な香りを感じました。とても口当りが良く、素直な味であると思います。爽やかな酸味、途中でオイルの様な香りのするワイン、果実味もある。ライムや洋梨のフレッシュ感、オイリーさやガス臭さ、ピチピチした清涼感のあるテイストとこんな感じでした。実はこのワイン土曜と水曜で味が違いました。土曜の方がスタート還元臭と微妙な埃っぽさがありました。水曜の瓶はフレッシュ感が強く元気なワインでした。総合的に書くと、色は薄めの麦藁色、香りは良質なオリーブオイル、ハーブ、ピーナツの殻、レモンピール、味わいは強い酸とミネラル、硬質感のある果実味、まだ若いが良く冷やして飲むと美味しいです。
2010/07/23
コメント(0)

セミナー&ワイン会です。早い物で1月から初めてこれで7回目です。全14回ですから丁度半ばです。皆勤の方が6名です。皆さんの感想を読むとドンドンレヴェルアップしているのが伝わってきます。私も更に勉強しないといけませんね。 今回はシャンボール・ミュジニーとニュイの白ワインです。ワインはブルゴーニュ ピノ・ブラン 2007 ジョセフ・ロティブルゴーニュ ピノ・ブラン 2005 ジョセフ・ロティオー・コート・ド・ニュイ 2006 ミッシェル・グロコート・ド・ニュイ ヴィラージュ 2007 アルノー・ショパン(かがり火では人数の関係で出していません)赤ワインシャンボール・ミュジニー 2007 ジャン・タルディシャンボール・ミュジニー 2007 ユドロ・バイエシャンボール・ミュジニー 2006 ブリチックシャンボール・ミュジニー 2004 ポンソ 土曜日の東京タヴァーンのお料理の紹介です。フランスの夏の定番のオードブル。メロン・オ・ポルト フランスの赤肉マルセイユメロンにルビーポートを注ぎました。 魚沼産・美雪鱒のポワレ 赤ワインソースとエシャロットのピュレクラシックな牛肉の赤ワイン煮込み ブルゴーニュスタイルフロマージュ水曜日のかがり火のお料理メロン・オ・ポルト 夏の定番オードブルです。帆立貝のグリル 夏野菜とレモンのソースフランス産小鶏のグリル これ旨いですね!!フロマージュ
2010/07/23
コメント(0)
![]()
ドメーヌ・マロスラヴァック・レジェブルゴーニュ・ブラン ラ・コンブ [2007]年(750ml) CP90良いワインだと思います。ただまだ味が乗って来ていない様な感じです。ただ丁寧な作りで素姓の良さを感じます。現代的な綺麗な作りのシャルドネで火打石香は弱めで、ミネラルと綺麗な酸が特徴です。じっくり飲んで行きたい一本だと思います。販売店資料よりブルゴーニュ白ワインの産地、ピュリニー・モンラッシェ村。その限られた畑は、大手ネゴシアン、非居住貴族系所有者、そして古くからの名門家(ルフレーヴ家・シャヴィ家など)に多くを占められ、独立系小規模ドメーヌが所有する畑はごくわずかにとどまる。それゆえ、世界的な価格高騰の進む著名なピュリニー村にあって、"新星"の数は少ない。そんな中、絶好の畑を数多く所有しその大部分を長年ネゴシアンにバルクで卸していたという"新星"の候補がマロスラヴァック・レジェ家。すでに目ざといワイン商や著名レストランのソムリエがこのドメーヌに殺到し始めている。当主はクロアチア系のローラン・マルスラヴァック氏。栽培面積は計8ヘクタールで、シャルドネの畑が大半を占め、アリゴテとピノ・ノワールも若干栽培している。90年代に入るまでは、ワインのほとんどをネゴシアンに販売。現在も、最高の区画の最良のぶどうのみを、ドメーヌとして瓶詰め、完全予約制で確保しそれ以外のぶどうは、やはりネゴシアンに売却している。ドメーヌ・ステファン・マロスラヴァック・トレモーは、祖父の系列のあたる。近年、クラスマンに掲載されるなどして、フランス国内での評価が高まっている。フランス有数のグラン・メゾンではオンリストされ、その品質の高さとエレガンスが認められている。ブルゴーニュ・ブラン ラ・コンブBourgogne Blanc La Combピュリニー村内の星付ホテル「ル・モンラッシェ」の裏側の区画。この畑より国道寄りにもACピュリニーがあり、ACブルゴーニュながらピュリニー村名ど真ん中にある出色の畑。フレッシュ&ミネラルに樽のニュアンスも加わりピュリニーらしさ溢れる。
2010/07/22
コメント(0)
![]()
楽天最安値に挑戦中!あくまでも上品でしなやか!魅力溢れるグランクリュ!![2002] シャルム・シャンベルタン トルトショ【あす楽対応_関東】【あす楽対応_近畿】【あす楽対応_東海】【あす楽対応_甲信越】【あす楽対応_北陸】【あす楽対応_東北】【あす楽対応_中国】 1999 CP93ひさしぶりに開けてみました。良いですね。ワイルドな特級らしい味わいです。この蔵、日本では人気がありませんが、クラスマンでも高評価です。色は深いルビー色、香りはアセロラ、火打石、僅かな乳酸、革、ラズベリー、獣、腐葉土、味わいは濃密な果実味、余韻の綺麗な酸、逞しいタンニン、3次元的な世界を持ったワインです。非常に力強く、99ですがまだ若いです。今飲んで充分満足出来ますが、5年後も楽しみなワインです。販売店資料より▼厳しい評価で知られるワイン評価誌の「ル・クラスマン」で、ドメーヌ・トルトショが高評価!!『新鮮なアロマと優雅なテクスチャーに重きを置いた造りだが、 それでいて薄くならず、タンニンがパサついてもいない。 そのうえ畑の個性もごく自然に、しかし明確に表現されている。』~フランスワイン格付け~ブルゴーニュの伝統を尊重した"ぶどう栽培とワイン造り"Domaine Tortochotドメーヌ・トルトショ前当主ガブリエル・トルトショ1865年から4世代続くジュヴレイ・シャンベルタン村の名家。数年前に亡くなった前当主ガブリエルは、栽培理事長やINAOの栽培委員も勤めた信頼の厚い人物でした。現在は、二人の娘によってこのドメーヌを運営しています。畑の総面積は11ha、1haあたり10,000株の割合で植えられており、35hl/haで収穫されます。年間生産量は60,000本。ピノ・ノワールを手摘みで収穫し、平均樽熟成期間は15~18ヶ月、ノン・フィルターでぶどうの旨みをしっかりと残したワイン造りを行い、数多くの栄誉に輝くジュヴレイ・シャンベルタン村でトップレベルのドメーヌの一つです。より良い品質を求めて、ぶどう栽培・ワイン造りはブルゴーニュの伝統を尊重した方法で行われています。熟成の平均新樽比率は、グラン・クリュで100%、プルミエ・クリュで50%です。2003年より試験的に減農薬農法を採用しており、レ・コルベのぶどう畑では、オーガニックな材料のみ(銅と硫黄)と植物からできた天然の殺虫剤を使用しています。彼らの目的は、「自然のエコシステムを守ること、地球上の動物や虫、植物の生命を守ること、土壌のライフスパンにもっと重きを置くこと」 です。化学的な除草剤を使う代わりに、土を耕し、雑草が生えるようにします。その結果土壌はナチュラルになり、個性豊かな土壌からユニークなぶどうが育ちます。ぶどうの木の根はより深い所まで根を伸ばし、ミネラル豊かな層から栄養分をとることが出来ます。このように、ぶどうの質を大いに高め、香り高く、多彩なアロマと風味に溢れた、絹のように口当たりが滑らかなワイン造りを行っています。 赤い果実、甘草やレザーの香りあくまでも上品でしなやかチャーミングな果実味広がるフルボディタイプの赤ワイン♪特級畑シャンベルタンのすぐ下に広がる、特級畑"シャルム・シャンベルタン"「シャルム」とは、「魅力」という意味。その名の通り、魅力溢れるピノ・ノワールの素晴らしさを感じていただけるワインです!ブルゴーニュの持つ様々な要素が力強く結合したワイン!是非、ゆっくりお楽しみいただきたい逸品です♪
2010/07/21
コメント(0)
![]()
ペリエ・ジュエ・シャンパーニュ・ブラゾン・ロゼ・ブリュット・正規代理店輸入品PERRIER-JOUET Champagne BLASON-ROSE Brut CP92美味しいロゼですね。メゾンの9000円前後のロゼとしては秀逸です。色はブロンズ色が入ったサーモンピンク、香りは、ハシバミ、スミレ、味はあくまでもドライでクリーミーな泡が特徴です。キレの良い酸、ふくよかなボディー、厚みのあるミネラル、堂々としたロゼシャンパンです。販売店資料よりPERRIER JOUET BLASON ROSE■ セパージュ:シャルドネ25%、ピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ25%■ ドサージュ:10g/L■ 赤ワインブレンド比率:12-15%■ 熟成:3年■ 最適供出温度:9-11℃【ペリエ ジュエが誇る勲章、ブラゾン・ロゼ】ブラゾン・ロゼは、1969年に発表されたベリエ ジュエ ベル エポックより以前から販売されていた"ブラゾン・ド・フランス"(フランスの勲章の意)というシリーズの中で唯一、今日まで残された商品です。同じロゼ・シャンパンのベル エポック ロゼが、繊細なヴィンテージであるのに対し、ブラゾン ロゼはピノの比重が75%と高く、より力強いボディの、フレッシュなノンヴィンテージ・ロゼです。【確信と伝統の名門メゾン】1811年、シャンパーニュ地方エペルネに創設されたペリエ ジュエ。その社名は、創業者であるピエール・ニコラ・ペリエとその妻アデル・ジュエに由来しています。19世紀半ばには、他社に先駆けて辛口シャンパンやヴィンテージシャンパンを発表するなど、革新的なシャンパンを造り続け、英国、ビクトリア女王やフランス・ナポレオン三世など、欧州の各国王室御用達とされてきました。200年に及ぶ歴史の中で、わずか7代目となる現在の最高醸造責任者、エルヴェ・デシャンはメゾンの伝統を守りながらも、自分の感性に従う芸術的なアプローチを取ります。ブラゾン・ロゼについても、個別にテイスティングした30ものクリュから、たった一度のブレンドで、その完璧な味わいを作り上げるのです。
2010/07/21
コメント(0)

今年食べた岩牡蠣で最も美しい牡蠣です。実に綺麗な身です。お味も素晴らしい!! 岩牡蠣特有の卵も少なく、味もクリーンです。ラヴノーの一級06と良く合いました。ご馳走様でした。自然の恵みの神に感謝!!
2010/07/20
コメント(0)
全124件 (124件中 1-50件目)

![]()
