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1966年のワインです。
66は非常に良い年で69と並んで60年代最高のヴィンテージです。このワインは1983年に6本、蔵出し古酒を買いました。モランはネゴシアンでその頃は結構古酒を輸出していました。モランの地下蔵で17年、私の地下蔵で26年寝てたワインの最後の一本です。
今回はこのヴィンテージに近い方のバースデーなので最後の瓶を開けることにしました。
ワインは肩を通り越してだいぶ減っています。コルクもドロドロです。
まあ見た目悲惨な状況ですが、開けて吃驚旨いですね。
非常にチャーミングで肉厚なワインです。ブルゴーニュの一級で43年経って生きているワインはDRC以外では非常に少ないので、栓を抜いた藤村ソムリエも吃驚していました。
香りが実に素晴らしく、果実感もたっぷりあって、喉越しも最高です。古酒の醍醐味が炸裂した感じですね。
甘い酸が素晴らしく、余韻も長く絶品です。
微妙に木屑の香りがするのが気になる位です。
販売店資料より
モラン ペール&フィス( Morin pere & Fils)は、ブルゴーニュ地方ニュイ・サン・ジョルジュに1822年からある歴史深いネゴシアンです。モラン社の創立者であるエドワード・モランの息子であるジャン・モランがシュバリエ・タストバンの設立に関わっていたり、1960年代にはエリゼ宮の御用達ワインとなっていたりと、ブルゴーニュの近代史と共に歩んできたネゴシアンです。モラン社のカーヴは1717年に建てられた非常に古いものでブルゴーニュの歴史的建造物に指定されており、毎年3万人もの観光客が訪れる名所となっています。モランのワインはすべて自社で醸造しており、その長い歴史とテロワールを大切にしながら造られています。
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